新体制初試合・順大戦 新たな顔ぶれと共に挑んだ

男子バレーボール/特集中面

Sprout Camp/順大戦 3月15日 慶應義塾大学日吉記念館

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 Sprout Camp第1戦は順大戦。新体制が始まって初の試合となった。1セット目は前半にミスが連続し、そのままの流れで順大に献上。2セット目は、今年早大に入学する新たな顔ぶれも登場し、気持ちを切り替えて臨むも流れを断ち切ることができず、セットカウント0-2(18-25、22-25)で敗北した。

 早大の3連続失点から始まった1セット目。小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)のストレートに打ち切るスパイクで悪い流れを断ち切ると、そのままサーブでも魅せる。相手守備を崩し、2連続得点で2ー3に。しかし、菅原啓(教3=山形南)のクイックがブロックに捕まるなど、思うようにいかない展開が続く。相手チームの強烈なサーブ、スパイクに対応できない中、畑虎太郎(スポ4=福井工大福井)、佐藤遥斗(スポ3=東京・駿台学園)の迫力あるパイプ攻撃で応戦。良い流れのまま行きたい早大だったが、点差を詰めきれず7点差でセットを渡した。

スパイクを打つ畑 

 気持ちを切り替えたい2セット目。メンバーを入れ替え、新入生の本多心(教1=東京・早実)、瀬川桜輝(スポ1=宮城・東北)が早大バレー部として、ユニフォームを身にまとい大学バレーデビュー。序盤は両校ミスが続き、点差が開くことなく進む。5ー7の場面で、瀬川の1本目で上げたトスを、小野がパイプで打ち込むという連携プレーで会場を沸かす。中盤、11ー11の局面で相手サーブに押され、痛恨の5連続失点。危機迫る中、梶村颯汰副将(スポ4=東京・安田学園)のスパイクを皮切りに4連続で得点し、18ー18と背中を捉える。しかし、粗いプレーが続出し、22ー25で試合を終えた。

レシーブをする本多

(記事 井口瞳、写真 河野紗矢、高津文音)

 

セットカウント
早大 18-25
22-25
順大
出場選手
前田凌吾(スポ4=大阪・清風)
梶村颯汰(スポ4=東京・安田学園)
畑虎太郎(スポ4=福井工大福井)
麻野堅斗(スポ3=京都・東山)
大谷陸(スポ3=埼玉・川越東)
佐藤遥斗(スポ3=東京・駿台学園)
菅原啓(教3=山形南)
布台聖(スポ3=東京・駿台学園)
小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)
ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ2=茨城・土浦日大)
瀬川桜輝(スポ1=宮城・東北)
本多心(教1=東京・早実)