一時優勢の展開も流れを渡し中大に敗戦

男子バレーボール/特集中面

Sprout Camp/中大戦 3月15日 慶應義塾大学日吉記念館

≪記事一覧に戻る

 スプラウトキャンプ第2戦では中大と対戦した。早大は、1試合目の順大戦の敗北から悪い流れを断ち切れず1セット目を落とす。2セット目でメンバーを変更し立て直しを図ったが終盤でミスを連発。そのままセットカウント0-2(19-25、20-25)で敗北した。

 中大の先制点で1セット目は始まった。長いラリーの末、ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ2=茨城・土浦日大)のクイック、小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)のパイプ攻撃で会場を沸かせるも、ブロックアウトやミスがかさみリードを許す。その後早大は小野のパワーの乗ったスパイクを含む3連続得点で巻き返しを狙う。伊東昌輝(商3=山梨・日本航空)の積極的な声かけもあり点差を詰めるも、中大のダイレクトやサイドからの力強い攻撃を食らう。勢いを抑えることができず、1セット目を19-25で終えた。

セッターとして出場した大坊

 1セット目の失速を断ち切りたい2セット目。徳留巧大(スポ2=長野・松本国際)がコーナーにスパイクを打ち込み幕開け。その後もローゼンのスパイクや佐藤遥斗(スポ3=東京・駿台学園)の軟打などで3連続得点を決め好調な滑り出しを見せる。板垣慧(政経4=京都・洛南)のクイックや布台聖(スポ3=東京・駿台学園)のレセプションからの徳留のスパイクなどで良いリズムを作るが、中盤、背中をとらえられる。サーブミスで同点に追いつかれると、そのまま追い抜かれ16-19。その後布台が相手のクイックを拾い徳留がスパイクを決める場面もあったが、ブロックに捕まり自分たちの攻撃が展開できない。挽回叶わぬまま、20-25で敗北を喫した。

レセプションをする布台

(記事 河野紗矢、写真 井口瞳、高津文音)

 

セットカウント
早大 19-25
20-25
中大
出場選手
前田凌吾(スポ4=大阪・清風)
板垣慧(政経4=京都・洛南)
伊東昌輝(商3=山梨・日本航空)
佐藤遥斗(スポ3=東京・駿台学園)
菅原啓(教3=山形南)
布台聖(スポ3=東京・駿台学園)
小野駿太(スポ2=静岡・聖隷クリストファー)
大坊心彩人(商2=岩手・不来方)
徳留巧大(スポ2=長野・松本国際)
ローゼンマーク有廉ジュニア(スポ2=茨城・土浦日大)