「一日一日を一戦一戦を大事に」(岩本)/ 第1回 秋季リーグ戦前インタビュー

男子バレーボール

 春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)を2位、東日本大学選手権(東日本インカレ)を3位で終え、早大にとって悔しさの残る春シーズンとなった。その悔しさを糧に鍛え抜いた夏を過ぎ、秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)が目前に迫っている。秋季リーグ戦では春のリベンジを果たし、目標とする全日本大学選手権(全日本インカレ)6連覇へと良いかたちで突き進んでいきたいところ。明日、開幕する秋季リーグ戦に向けての意気込みを早大男子バレーボール部に伺った。

 

※この取材は9月2日にオンラインで行われたものです。

 

「一日一日を一戦一戦を大事に」(岩本)

春季リーグ戦でクイックを打つ岩本主将

 

MB岩本大吾主将(スポ4=兵庫・市尼崎)

――春終わりに課題として挙げられていた4年生のリーダーシップの部分について現状いかがですか

 まだまだ完璧ではないところが多いのですが、少しずつ変わってきている部分はあります。例えば、前までは心のどこかで達宣(大塚達宣副将、スポ4=京都・洛南)がいないからということを理由にしていた部分があったのですが、それが今できるメンバーでどうにかしていこうという方向性になってきているので、その辺りについては良くなっているのかなと思います。

 

――8月はチームビルディングを行っていたと伺いました

 8月には合宿にも行っていて、早大として合宿できるのも3年ぶりで自分自身が合宿に参加することも初めてでした。自分の同期たちしか合宿がどういうものかを知らない状況の中でチーム作りをしていくことはすごく難しかった部分もありました。ですが、企業さん相手にゲーム数をこなしていく中で、プレーのこともプレーじゃないことについても、課題が出てそれを潰したらまた新しい課題が出て。そういったサイクルができていたので、8月の合宿期間は有意義だったのかなと思います。

 

――夏の期間に基礎練習を重点的に行っていたと伺いましたが、そのあたりの手応えは

 個人的にはミドルブロッカーとして、ブロックの基礎を見直してきて、ステップや手の出し方などの基礎のところからやってきました。それが少しずつではありますが、企業さん相手に通用するところも感じましたし、チームとしても基本的なプレーの質が高まっていると感じたので、それは秋リーグ以降にまた自分たちがどこまでできるのかというところが楽しみではありますね。

 

――全日本インカレでの優勝に向けて、現状のチームの完成度は

 完成度で言うと、半分に満たないくらいかなと思っています。それは前田(前田凌吾、スポ1=大阪・清風)と大塚がいなくて、今できるメンバーで(チームを)作っているというところもあるのですが、これからの伸びしろも考えての半分にいかないくらいかなと思っています。非常に伸びしろはあると思うのですが、今できるメンバーでしっかりとチームを作ってきたので、彼ら(大塚、前田)が戻ってきたときに、どういった化学反応を起こせるかというか、どういった重なり方をして全日本インカレに向かっていくのかというところは楽しみな部分ではあります。

 

――完成度を高めていくために、大塚選手と前田選手以外の今チームに足りない要素は何ですか

 1年間シーズンを通して正式なかたちで試合ができていたのは、自分たちが1年生のときぶりなので。そういったところの経験であったり、あとは公式戦の中で出てくる課題はあると思うので、あと2、3カ月の間に出た課題をどれだけ潰すことができるのかが重要になってくるのかなと思います。

 

――秋季リーグ戦で個人としてこだわりたいところは

 春リーグでは、サーブとブロックを掲げて挑んだのですが、結果的に全部中途半端に終わってしまいました。春の後半からはコンディションもあまり良くなかったこともあったので、まずはしっかりと秋リーグを万全な状態で終えることです。チームとして大きなケガや離脱がなく戦い抜くことが個人としてもですが、チームとしてもテーマとして臨みたいなと思っています。

 

――秋季リーグ戦でのチームの達成目標は

 春は望んだ結果を出すことができなかったですし、試合をやる中でもチームの進むべき方向があいまいになっていたところがありました。それをもう一度見直して、自分たちの代でまだ結果を残せていないので、とにかく全日本インカレに向けて良い弾みをつけられる大会になればいいなと思っています。

 

――秋リーグに向けての意気込みを!

 早大でこのメンバーでプレーできる期間もあと少しですし、一日一日を一戦一戦を大事に、全日本インカレに向けての良い大会にしたいです。

 

 

「やってきたことを全部発揮したい」(重藤)

最後のリーグ戦に挑む重藤

 

OP重藤トビアス赳(スポ4=神奈川・荏田)

――春シーズンのご自身のプレーを振り返って

 安定思考に走っていたので、プレーで崩れることはあまりなかったのですが、逆にいえば大爆発することもなかったです。常にほぼほぼ一定でプレーをすることができたと思います。

 

――それは個人的には良かった点ということですか

 そうですね。どんな状況であれ、ある一定のレベルをずっと発揮できたということが良かったかなと思います。その一定のレベルをもう一段階、二段階上げていくことが今の課題なのかなと思います。

 

――春の反省点と良かった点を踏まえて夏は何を個人のテーマとして練習してきましたか

 今までであれば、つなぎにいくようなボールで点を取りにいくことを自分の中で決めていました。あとはサーブを入れにいくのではなく、スピードを上げることを意識してどんどん攻めていくことに取り組んでいました。

 

――その手応えはいかがですか

 自分のサーブのマックススピードは速くなったのですが、それによって安定性が少し下がったので、スピードを上げつつサーブの質も上げていけるようにしたいと思います。

 

――現状でのチームとしての課題は

 相手に合わせずにということは少しずつできてきてはいるのですが、(早大が)相手に対応した後に再び相手が仕掛けてきたとき、すぐに対応できないということです。

 

――秋季リーグ戦でのチームとしての目標は

 秋リーグで対戦するのは1回以上当たっている相手なので、おそらくお互いに対策しあう中での試合になります。相手が対策してきたことに対して、その場で臨機応変に対応していった上で、自分たちがやってきたものを全部だして、全部勝って優勝できればいいなと思います。

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みを!

 自分が選手として出る最後のリーグ戦となります。楽しみながら結果を追い求めつつ、やってきたことを全部発揮したいと思います。

 

 

「誰が出ても強いチームを作る」(荒尾)

守備の要としてチームを支える荒尾

 

L荒尾怜音(スポ3=熊本・鎮西)

――春シーズンを振り返って

 自分たちがどういうバレーをしたいのかが定まりきれなかった上半期でした。その中でも課題が毎回、毎回出ているのは良いことなのかなと思います。

 

――個人としてはいかがですか

 春はサイドアウトをしっかりとるということがチームの目標でした。そのためのサーブレシーブであったり、1本目の精度という部分では安定できていなかったのかなということが自分の中の課題です。それは自分一人だけではなく、周りをしっかり動かして、レセプションしやすい環境作りがチームとしてもできていなかったと思うので、個人としてもチームとしてもそういったところが優勝できなかった要因なのかなと思います。

 

――早慶戦後にトータルディフェンスがまだまだという話を伺いましたが、その部分での成長はいかがですか

 夏合宿もあって実戦形式が多くなったのですが、その中で上半期に続いてレセプションからの攻撃はしっかりとかたちを作れてきたのかなと。チームとしてもレセプションの安定や、どういうパスをするのかということが一貫してできているので、そういう面では良いのかなと思います。あとはブレイクした場面でのブロックとの関係を、リベロの布台(布台駿、社3=東京・早実)とも話しながら、チーム全員で誰が出ても勝てるように、しっかりとみんなで意見を出し合っています。そういう部分ではチームとしてまとまってきたのかなと思います。

 

――ディフェンスについて手応えは感じましたか

 上半期は何のためのディフェンスかではなく、ただディフェンスをすることだけで終わっていました。夏合宿を通して、この後の攻撃のためだとか何のためのディフェンスかということを、試合に出ているメンバーが再確認できたのかなと思います。

 

――今の状態はいかがですか

 あまり良くないのかなと思うのですが(笑)。大学に入ってから、調子が良い日というのがなかなかなくて、仕方ないというか割り切って、できないことはできないからできることをやろうと思っています。明日からリーグが始まりますが、まずは自分の強みで勝負をして、できない部分を他の人にカバーしてもらって、雰囲気を作るところだけでもしっかりとできるようにしたいです。

 

――全日本インカレ前の公式戦となりますが、秋季リーグ戦でどんな収穫を得たいですか

 インカレは一発勝負になりますが、リーグ戦は全部で11試合あるので、その日その日によって人それぞれコンディションや調子も変わってくると思います。その中でもインカレ前にしっかりと誰が出ても強いチームを作ることを目標として、みんなが同じ準備をして誰が出ても活躍できるような雰囲気作りやチーム作りを4年生と一緒にできたらいいなと思います。今年はまだ優勝がありませんが、インカレでしっかり勝って笑顔で4年生を送り出せたらいいのかなと思っています。

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みを!

 目標は優勝ですが、松井先生(松井泰二監督、平3人卒=千葉・八千代)も「勝ち負けがすべてではない」とおっしゃられていて、勝ち負けにこだわるところはこだわって、自分たちのできることを全部出せるように。自分のできていないところを、インカレまでに秋リーグを通して成長できるように一戦一戦戦っていきたいです。

 

 

「成果を秋リーグで発揮したい」(伊藤)

春季リーグ戦でクイックを打つ伊藤

 

MB伊藤吏玖(スポ3=東京・駿台学園)

――春シーズンを経て個人としての課題は

 春は相手に対して受け身の姿勢をとってしまって、相手にやられてしまってからどうしようという風になってしまいました。後手に回ってしまったような試合展開も多くて、自分としてもチームとしても対応力が足りないことに気づかされた期間でした。

 

――早慶戦後にはブロックディフェンスを課題として挙げられていましたが、その部分は夏を経ていかがですか

 夏合宿を通してブロックディフェンスの強化をしていくということが、自分の中での目標でした。個人個人の役割を明確にして、コート上で一人一人がチームの目的やコンセプトに対して100パーセント役割を全うすれば、良いブロックディフェンスが成り立つと思って練習してきました。合宿を終えて、ある程度はコート上の6人が自分の役割を理解して、ディフェンスをできるようになったのかなと思います。

 

――ブロックにおいて、個人として目標やこんなプレーがしたいというのはありますか

 自分はそんなに高さのある選手ではないので、とにかくミスを減らして一つ一つのブロックの質を高めたいです。ブロックタッチやブロックの決定本数が増えればいいのかなと思います。あとは自分がブロックするうえで、フロアにいるプレーヤーがレシーブをしやすい環境を作りたいので、ブロックをむやみやたらにするのではなく、きれいにまっすぐ手を出すことを心掛けたいです。

 

――夏の期間を経てクイックの幅についてはいかがですか

 今までほとんどがAクイックが中心でバリエーションがあまりありませんでした。助走の距離や入るスペース、タイミングがバラバラだったので、それが原因で打てていないこともありました。夏を通してバリエーションを増やすことや、入るスペース、自分のタイミングを見つけて、一定のリズムでプレーすることを意識して取り組んできました。まだ完璧に克服できたわけではありませんが、少しずつ改善できているのかなという感覚はあります。

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みを!

 春と東日本を通して出た課題を夏取り組んできたので、その成果を秋リーグで発揮したいです。それを発揮した上でチームが勝つことができればいいなと思います。

 

「全部出すというところを目標に」(水町)

バックアタックを打つ水町

 

OH水町泰杜(スポ3=熊本・鎮西)

――春シーズンを振り返ってどんなシーズンでしたか

 春リーグが2位で、東日本インカレが3位で大事な試合で2点差を取り切ることができないのがチームの課題として出たシーズンでした。

 

――それを踏まえて夏の期間どこに重点を置いて練習してきましたか

 コート内で大事な1点の取りどころというか、チームとして勝負するところはどこなのか、ここが1点取りに行くところだとか勝ち負けを左右する大事な1点をチームの中でしっかりと共有して、合宿のなかでコミュニケーションをとってやってきました。

 

――その大事な1点を託される場面もあると思いますが、そちらについてはいかがですか

 大事な場面で良い選択というか、大事な場面で託された人が決められるように前半までのゲーム展開をしっかりとやっていくことだとか、あとは(トスが)上がってきたときにはしっかりと準備をして、大事な1点を取りに行く意識を持つようにしたいです。チーム全体として、誰がその1点を打つかはまだ明確ではありませんが、誰に(トスが)上がっても打ちぬけるようにしっかりと準備しているところです。

 

――今の状態はいかがですか

 バレーをしていない期間もあって100パーセントではありませんが、徐々に良い感じで上がってきているのではないかと思います。

 

――明日から開幕する秋季リーグ戦に向けて今のお気持ちは

 全日本インカレ前の最後の公式戦になるので、全日本インカレに向けて良い準備と収穫ができるように、充実した大会になればいいなという気持ちです。

 

――秋季リーグ戦での目標と意気込みを!

 チームとしては全部出すというところを目標に。それが結果的にどうであれ、今までやってきたことが出せるような試合ができればと思います。

 

 

「チームを勢いづけられるようなプレーを」(山田)

高さを武器にチームを勢いづける山田

 

OH山田大貴(スポ3=静岡・清水桜が丘)

――春に課題として挙げられていたレシーブについて、夏の期間を経て手応えは

 春の期間を通して、結果はどうであれやり抜いたということは自信になっているのでそういった気持ちの面では崩れていないです。レシーブも前ほどは崩れることはなくなったのかなと思います。

 

――夏の期間はどこに重点をおいて練習されましたか

 夏はチームを作るというところに重点を置いていました。レシーブはまだ鍛え切れていないかなというのが本音ですね。

 

――持ち味の高さや得点能力についての手応えは

 それは合宿の中での試合を通して自信になりました。サーブでもだんだん手応えを感じてきているのかなと思います。

 

――明日から秋季リーグ戦が開幕しますが、今のお気持ちは

 上半期は悔しい思いが多かった分、秋リーグではやってきたことを発揮して全日本インカレに向けての布石にしたいと思います。最後にチームを完成させるところに向けて良い大会になればいいなと思います。

 

――春からスタメンで出場されたことで、昨年度と今年で秋リーグに対して意識の違いはありますか

 自分がどういう役割であるのかということを春に認識して、自分が何ができていなくて何ができるのかがわかったので、秋もチームを勢いづけられるようなプレーをしたいです。

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みを!

 春と東日本は負けているので、挑戦者としてどんなチームにも向かっていきたいと思います。

 

「試合の中で成長できるように」(馬渕)

東日本インカレでトスを上げる馬渕

 

S馬渕純(スポ2=岐阜商)

――スタメンで出場した早慶戦を振り返って

 早慶戦が初めてスタメンとして出場した試合だったので、すごく良い経験にはなったのですが、結果としてセットを取り切ることができませんでした。自分が終盤にミスを多発してしまったところがあって、そこが課題だと思いますし、悔しさが残りました。そこを秋リーグで発揮するために今まで頑張ってきたので、早慶戦の悔しさを糧にして秋リーグ頑張っていきたいなと思います。

 

――早慶戦に出た課題は夏の期間に修正できましたか

 絶賛練習中です(笑)。完璧に修正できたわけではないのですが、松井先生や先輩方にご指導いただいたりして、自分の中で少しずつ力がついてきているのかなというところはあります。ただ他のチームの選手や前田と比べて、自分はセッターとしての経験が少ないので、人一倍練習してそれを自分のものにしていかなければいけないという自覚はあります。とにかく練習して、失敗したらそれを次に生かしてという意識でやっていますね。

 

――正セッターに前田選手がいるなかで、自身の強みとして発揮していきたい部分はどこですか

 前田よりは高さがあるので、ブロックポイントやワンタッチを取った後の切り返し、あとはネット際の凌吾(前田)が触れないボールでも僕が触れることがあると思うので、そこは自分の良さだと思います。自分の良さを生かして、周りがプレーしやすいようにできたらいいなと思います。

 

――スパイカーとのコンビはいかがですか

 前よりは良くなってきたのかなと思っています。スパイカーの選手たちは、僕からすると経験値があって、僕が良いトスを上げればしっかり決めてくれる選手ばかりなので。あとは自分のトスの精度を高めて、いかにスパイカーの強さを生かせるかということがカギになってくるのかなと思います。

 

――そういった選手にトスを上げることは緊張やプレッシャーはあるのですか

 そういう選手に(トスを)上げたときにシャットアウトを決められたりすると、僕のトスが短かったのかなとか思います。スパイカーのミスは全部僕のミスだと思ってやっています。

 

――全日本インカレに向けてどんな秋季リーグ戦にしたいか

 どれだけ出場回数があるかはわかりませんが、秋リーグは最後の公式戦になります。上半期は凌吾が一人で上げきって、辛い思いとかもしていたと思うので、自分が凌吾に勝つとかではなく、僕は少しでも凌後の力になれたらなと思っているので、自分の良さを生かしつつチームが良いかたちになってていければと思っています。秋リーグの一戦一戦でチームとしてのまとまりや、自分のレベルアップを図って良いかたちで全日本インカレに入りたいです。

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みを!

 今まで出場回数が少ない中で、出場させていただける機会があるのでそこで自分をしっかりアピールしたいです。上手くいくかはわかりませんが、自分にとってすごく良い経験になることは間違いないので、それを生かして試合の中で成長できるように頑張っていきたいと思います。

 

「何か変わったと思ってもらえるように」(前田)

正確なトスでチームをけん引する前田

 

S前田凌吾(スポ1=大阪・清風)

――高校と大学のバレーボールの違いを感じたという話を伺いましたが、その部分は春の期間で対応しきれましたか

 試合を重ねるにつれて、どうやったら勝てるのかということで対応することはできたのですが、やはり最後のところで勝ち切ることができなったので、そこはまだまだだなと感じています。

 

――勝ち切れなかったことが課題ということですか

 はい。やはり25-23だとか2点差の試合を取れていなくて。やはりU20のときもそういう場面が多くあったので、いかにチームを上手く回すかというところはもっと考えながらやらなければいけないなと感じています。

 

――U20でチームを離れられていた期間は練習を見たり、早大のチームメイトとコミュニケーションを取ったりしていましたか

 少し試合は見ていましたね。ただコミュニケーションは全然とれていなくて、その時期はU20に集中していました。

 

――コンビネーションはこれからまた合わせていくのですか

 そうですね。もうリーグが始まってしまいますが、チームとしての完成度は(夏の期間に)高まっていて、一人一人のレベルも上がっていると思うので、自分もU20での経験を生かしてそこに追いつけるようにしたいです。あとはU20の経験をチームにいかに還元できるかというところをコミュニケーションを大切にして、やっていきたいと思います。

 

――全日本インカレ前の最後の公式戦ですが、どんな秋季リーグ戦にしたいですか

 春リーグと比べて僕たちもできることが多くなっているので、もっと組織として動けるようになってたら良いなと思います。僕自身もU20を経て何か変わったと思ってもらえるように、チームとしても個人としてもレベルアップするリーグにしたいです。

 

――秋季リーグ戦に向けての意気込みを!

 リーグ戦ということで長くはなると思うのですが、一戦一戦大事に戦って、できないこともあると思いますが、春のように対応しきれない状態のままにするのではなく、強い相手に対してもしっかり対応して勝ち切れるように力を出していきたいです。

 

 

――ありがとうございました!

(取材・編集 山田彩愛)