【特集】『コロナ禍で問う 今の大学バレーの在り方は?』

男子バレーボール

 

 新型コロナウイルスが猛威を振るい始めてから早1年。プロスポーツを筆頭に有観客での試合が多くなり、スポーツはかつての盛り上がりを取り戻しつつある。対して大学スポーツはどうだろうか。野球やサッカーなどの屋外競技では大会が開催されている一方、バレーボールのような屋内競技は大会の中止を余儀なくされている。大学バレーでは、4月に春季関東大学オープン戦が開催されたものの、5月に緊急事態宣言が発出され大会が中断された。さらに例年開催されている東日本大学選手権も2年連続で中止に。コロナによる打撃は今も続いている。落胆の気持ちはもちろんある。だが早大はここで立ち止まらず、前を見据えていた。「大会がない今、自分たちにできること」を探し、最善を尽くす努力をしてきた。大会がないからこそ形作られた、今の大学バレーの在り方に迫る。

【第1回】吉田悠眞主将

【第2回】佐藤裕務ストレングスコーチ×村本勇貴メディカルトレーナー

【第3回】松井泰二監督