大学勢初の3戦全勝!いざ、決勝トーナメントへ

男子バレーボール

 きのうの劇的勝利から一夜明け、早大はきょうC組1位を懸けて富士通カワサキレッドスピリッツ(富士通)と対戦した。V1の格上相手に2戦連続で勝利を収め、快進撃を続ける早大。要所でのブロックポイントや宮浦健人(スポ3=熊本・鎮西)のクロススパイクなどで第1、第2セットを連取するも、対応できずにいた相手のライトの勢いを止めることができず第3セットを落としてしまう。しかし、第4セットは武藤鉄也副将(スポ4=東京・東亜学園)の3本のサービスエースを含む怒涛(どとう)の8連続得点で流れを一気に引き寄せた。セットカウント3-1(25-22、25-21、22-25、25-15)で勝利し、現行方式になった2007年以降、大学勢として初の3戦全勝で決勝トーナメント首位通過を決めた。

 早大のスパイクミスと相手のフェイントでいきなりの3連続失点と、序盤の入りに苦しんだ第1セット。しかしすぐに落ち着きを取り戻し、いつもの早大ペースをつかんでいく。今回の黒鷲旗でも大車輪の活躍を見せているルーキー大塚達宣(スポ1=京都・洛南)が2本連続でスパイクを決めるなどして10-9と逆転に成功すると、大塚、宮浦、村山豪(スポ3=東京・駿台学園)の3枚でのブロックポイントを含む4連続得点でリードを3点にまで広げた。センターへの相手のマークが厚くコンビをなかなか合わせらない場面もあったが、その分大塚、宮浦らサイド陣が奮闘し、このリードを奪われることなく第1セットを25-22で獲得した。第2セットはセンター線を少しずつ通すことができ始める。セッターの中村駿介(スポ3=大阪・大塚)は武藤副将と息の合ったCクイックを通し調子の良さをうかがわせた。試合中盤まで13-15と2点差をつけられていたが、村本涼平(法4=京都・洛南)のサーブから5連続得点で一気に逆転。中村・村山の2枚ブロックがサイドラインぎりぎりに決まり盛り上がりを見せると、最後は村本のブロックを抜いた技ありのスパイクで25点目を獲得した。

技ありスパイクを決めた村本

 第3セットは第1セット同様、序盤に連続失点を喫し富士通を追いかける展開に。「『勝てるかもしれない』と気持ちがうわずった」(中村)。富士通のライト中川をなかなか止めることができず、何度も力強いスパイクを決められてしまう。「自分たちが抑えたいところと違うところから攻撃を決められてしまった」と村本が振り返るように、ブロックが割れ、攻撃や守備がかみ合わない。一時5点差をつけられる苦しい展開となった。途中出場の重藤トビアス赳(スポ1=神奈川・荏田)のサービスエースなどで追いすがるも、結局22-25で第3セットを落としてしまう。何としても取り切りたい第4セットは早大の3連続得点から始まった。このセットの勝因は、やはり武藤副将の緩急をつけたサーブ。外側に曲がる左利き独特のコースで相手のレシーブを何度も乱した。3本のサービスエースと2本のブロックポイントなど8連続得点で一気に16-6と10点差まで広げて流れを引き寄せる。余裕を持った点差になったところで、村本に代えて重藤、武藤副将に代えて岩本大吾(スポ1=兵庫・市立尼崎)、宮浦に代えて中島明良(法1=京都・洛南)と大幅にメンバーチェンジ。重藤は思い切ったサーブで再度サービスエースを獲得した。マッチポイントを迎えると、中村に代えて仲濱陽介(スポ2=愛知・星城)も出場。最後は村山、中島のブロックを相手が拾うことができずに試合終了。セットカウント3-1で勝利し、首位通過を決めた。

サービスエースを決めた武藤副将のもとに集まる選手たち

 春季関東大学リーグ戦を2日間戦い、中2日で挑んだ黒鷲旗全日本男女選抜大会もあすで4日目を迎える。体育館の端から端まで諦めずにボールを追いかけ、格上チーム相手に全力でスパイクを打ち込む姿は、これまで多くの観客を魅了してきた。しかし、疲労が見え隠れする選手たちのコンディションも気になるところだ。あすはベスト4を懸けた大一番で、東レアローズ(東レ)と対戦する。昨年の黒鷲旗での東レ戦は、すべてのセットを2点差で落とす悔しい結果だった。「勝ちに行きます」(堀江友裕主将、スポ4=和歌山・開智)。リベンジを果たすためにも、きょうのように気持ちを切らさず、全員が1つになって立ち向かっていきたい。

(記事 松谷果林、写真 萩原怜那)

セットカウント
早大 25-22
25-21
22-25
25-15

富士通カワサキレッドスピリッツ
スタメン
レフト 村本涼平(法4=京都・洛南)
レフト 大塚達宣(スポ1=京都・洛南)
センター 武藤鉄也(スポ4=東京・東亜学園)
センター 村山豪(スポ3=東京・駿台学園)
ライト 宮浦健人(スポ3=熊本・鎮西)
セッター 中村駿介(スポ3=大阪・大塚)
リベロ 堀江友裕(スポ4=和歌山・開智)
コメント

松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

もう少し力が出せたはずですが、自分たちの中で全部出すということをちょっと忘れてしまったセットもありましたね。ただそういったことがしっかりできれば自分たちの力はあるんだという両面があった試合だったと思います。

――きょうの試合では一年生など途中出場の選手が多くいらっしゃいましたが起用された意図は

これから早稲田を背負ってもらいたい、活躍してもらいたいという思いでまずは大観衆の目の前で自分のプレーができるかどうかそこを見てみたかったですね。

――ここまでの3試合点数をつけるならばいかがですか

(堺)ブレイザーズはきつかったので100点ですね。(豊田)合成(トレフェルサ)戦については90点、きょうに関しては30点です。

――決勝トーナメントへの意気込み

今回どれだけできるかということが楽しみで来たものですから、あす自分たちの練習でやってきたことがどれだけ出せるか、あるいは全部出してもらいたいです。楽しみにしています。

堀江友裕主将(スポ4=和歌山・開智)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

試合の入りも悪かったですし試合中も自分のことでいっぱいいっぱいになってしまいキャプテンとしての仕事ができていなかったので反省しています。

――具体的にどのような点を反省していますか

自分がボールを触れない中でどう他の人を動かすかという所に集中できず、自分がイライラしてしまいました。もっと盛り上げようと抽象的なことを言っていた点が僕のストレスにもなっていたしチームのストレスにもなってしまっていたかなと思います。

――3セット目取られてからどのような点を修正していきましたか

気持ち的な部分がよくなかったのでもう1回スイッチを入れ直そうということとライト攻撃をうまく対応できなかったのでストレートによく決められていたからブロックをしっかりしようという点を意識しました。

――連日試合が続いて体力戦になると思いますがいかがですか

それはすべてのチームで一緒だと思いますし、僕らのほうが若いのでパワーはまだ残っているのでぶつけていきたいと思います。

――3連勝で予選を終えてみていかがですか

3連勝というか1戦1戦戦った結果だと思うので、特に3連勝したという感覚はないですね。

――あすへの意気込み

相手は外国人が二人いるので手ごわいと思いますし、きょうはサーブがダメでしたが自分たちの武器であるサーブでしっかり攻めて得意のディグから切り返していけばチャンスはあると思うので勝ちに行きます!

武藤鉄也副将(スポ4=東京・東亜学園)

――予選1位通過となりましたが、振り返っていかがですか

きのう、おとといと格上のチームに勝っていて。きょうは(きのうとは)1つ違うカテゴリーのチームでしたが、自分達のプレーが全然出来なかったのでそこは反省したいです。疲れも相当溜まっていると思うので、あすに向けてまた切り替えて良い試合をしたいと思います。

――きょうも相手のブロックの間を抜くスパイクがありましたが、ブロックはよく見えていましたか

相手はわかりやすくてコミット(ブロック)だったので、それを考えて打ち分けられたと思います。

――第4セット、3連続でサービスエースが決まりました

あんまりサーブの調子が良くなくてずっと入れるサーブを打っていましたが、今まで練習でしっかりやってきたので、最後は自信を持って自分の得意なコースに決めました。

――あすから決勝トーナメントが始まりますが、意気込みをお願いします

あすは東レさん(東レアローズ)かJTさん(JTサンダース)か分からないですが、見た感じというか僕の感覚でいうと今までの2チームよりは格段にレベルが上がると思うので、そこに1点でも多く取れるように向かっていきたいです。サーブもスパイクも攻めるし、負けて元々でこの大会に来ているので1つでも大きく成長出来るようにまたあす自分達のバレーをしたいです。

村本涼平(法4=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返って

自分たちが最初おさえようとしていたところと違うところでスパイクを決められてしまって、それをずっと変えずにいて、ちゃんと対応できなかったところが反省点です。僕と相手のオポジットが前衛であまり重ならないようにという意図でローテーションを半分回しましたが、あまり上手くいかなかったですね。

――立ち上がりで連続失点する場面が多かった点については

どうしてもみんな疲れがあって、体が動いていないなという感じではありました。自分たちのやりたいことがあまりできていなかったです。

――疲労も溜まる中、スパイクを打つ時に気を付けたことはありますか

僕は疲れていても疲れていなくても意識していることはあまり変わらなくて。ブロックや相手をしっかり見て打つことを意識しています。

――具体的に今日の反省点を教えていただけますか

相手の1番に決められすぎたことがまず反省点の1つです。また、自分たちもサーブであまり崩すことができず、ブレークもなかなかとることができませんでした。ずるずるいってしまって、自分たちがミスを出してしまったという感じで。サーブが1番良くなかったです。サーブのミスも多かったですし、攻めたジャンプサーブが入らなくて効果を出せなかったかなと。

――3連勝という結果を受けて

3連勝できたことはすごく良かったですが、1戦1戦自分たちのバレーボールをして、自分たちを鍛えていくという意味では、グループ戦で最後にこのような形になってしまったのは反省しないといけないなと感じています。あすも自分たちが成長できる試合になるよう、自分たちがやりたいことを明確にして臨みたいと思っています。

村山豪(スポ3=東京・駿台学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

勝てば1位通過できるということで力が入りすぎたというか自分自身もプレーが全然ダメだったので反省しています。

――具体的にどのような点を反省していますか

全部のプレーがひどかったので、サーブも全然入らず、スパイクも決まらなかったですし、ブロックもワンタッチも取れないしみたいな感じでした。

――押し込みなどはできていた印象を受けました。

いやでも一本出されたりもしていたのでうまくいかなかったなという試合でした。

――明日以降も連日試合があり体力戦になると思いますが意気込みをお願いします。

あすから本当に強い相手になるので大学生らしく相手のほうが高さとかパワーとかは上だと思いますが負けないように頑張りたいです。

――最後にチームの状況を教えてください

3連勝しているということでチームもいい状態なのであしたもチャレンジャー精神を持って頑張りたいです。

宮浦健人(スポ3=熊本・鎮西)

――グループ戦を3連勝で終えました。きょうの試合を振り返っていかがですか

きょうの試合は勝てましたが、内容を見たらまだまだです。立ち上がりが4セット目はよかったんですけど、最初から3セット目くらいまでなかなか自分らの持っているものを出せずに相手に合わせてしまった感じがあって、そこが課題かなと思います。

――クロススパイクやブロックでの活躍が見られましたが、ご自身のプレーを振り返っていかがですか

きょうはブロックに捕まっていたりミスをしてしまったりという印象の方が自分の中では強くて、相手が今までよりブロックがあまり高くなくて、そういう相手もこれからリーグとかであるので、そこでどうやってやっていくのかということをもう一回考え直したいです。

――おとといは第5セット、きのうは第4セットと続き、体力を使う疲れの出る試合だと思いますが、いかがですか

試合に100パーセント出さなければいけないのでそのための準備をしっかりと取り組んできたつもりですが、きょうは疲れが見えてしまっていました。あしたからトーナメント戦になりますが、きょうの夜とかのケアを大事にしていきたいです。

――グループ戦を3連勝で終えて、チームの雰囲気はいかがですか

3連勝しましたが、まだチームとしては課題がいっぱいあって、今ゴールではないので、またここで課題を出してこれから課題を一個一個潰していこうという感じです。

――あすからはトーナメント戦です。意気込みをお願いします

どんな相手が来るかわからないですが、自分たちがどこまでやれるかというのを、同じように100パーセント出してチャレンジしていきたいなと思います。

中村駿介(スポ3=大阪・大塚)

――きょうの試合終えての感想をお願いします

勝てたことはすごく嬉しいんですけど、2、3セット目では特に自分のトスが良くなくて健人(宮浦、スポ3=熊本・鎮西)が決められなくなってしまっていました。そこはしっかり反省してあすに繋げます。

――試合中、宮浦選手がアタックを決められるように修正したことはありますか

自分のトスが短くなったことで打つコースが限定されて捕まっているように感じたので、トスを少し伸ばすようにしていきました。4セット目くらいからかみ合ってきたので良かったと思います。

――試合を振り返ってみるといかがですか

2セット目までは割といつも通り、Vリーグのチームと対戦しているにも関わらずいい形だったと思います。ただ、3セット目が始まる時には「勝てるかもしれない」と気持ちがうわずってしまって集中し切れていませんでした。

――きょう富士通と対戦するにあたり意識していたことはありますか

ライトのオポジットの選手がかなりいい所に打ってくるのでそれを抑えるのと、自分たちができることをしっかりやろうと確認していました。

――4月末に行われたリーグ戦よりきょうまでかなり試合が続いていますが、チームの雰囲気はいかがですか

リーグ戦から試合が続いていますが、黒鷲旗に入ってから第1日目、2日目といいチームワークができてきていると思っています。あす勝つことができれば、それは自分たちにとってこの上ない経験になりますし、もし勝つことができなくても必ず自分たちの糧になるので、続けていきたいです。

――あすからは1敗もできないトーナメント戦が始まります。意気込みをお願いします

対戦はどちらに決まってもプロのチームになりますが、この3日間のようにやってきたことを出せれば勝てると思うので、勝負どころを逃さず、全力で頑張ります。

仲濱陽介(スポ2=愛知・星城)

――見事グループ1位で決勝トーナメント進出を決めた今の気持ちは

試合に出場する機会はあまりないのですが素晴らしい舞台でVのチーム相手にこのような(予選の3試合)試合ができていることは素晴らしい経験をさせていただいているなと思います。

――途中出場されていましたが会場の雰囲気というものはいかがでしたか

控えでいる場所とコートに出た時とでは全然見え方というか観客もそうですし緊張ではないですがこれがコートかという印象でした。

――途中出場する機会が多くあると思います。どのようにチームに貢献していきたいと考えていますか

自分はピンチサーバー(リリーフサーバー)であったり中村さん(駿介、スポ3=大阪・大塚)とセッターを交換したりと色々な場面で仕事をしなければいけないなと思っていますがピンチサーバーであったら一本で流れを変えるものや、チームを勢いづけるものを打ちたいと考えています。セッターで変わったら中村さんとは違ったいいところをチームに還元出来たらなと思います。

――あすへの意気込み

あすの相手もレベルの高い相手になると思うのですが最初に出ているメンバーだけでなく僕のような控えで出ているメンバーもしっかり準備して全員で勝てるようにまた頑張りたいと思います。

大塚達宣(スポ1=京都・洛南)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

2勝して決勝トーナメントが決まっているということできょうの相手は今までの戦ったチームよりは倒しやすいチームだと思っていたことが原因で1セット取られてしまい、修正できなかったことが反省点です。自分のプレーとしてはきのうに続いて思い切ってできたのでそこは良かったと思います。

――攻撃面を振り返っていただけますか

相手のブロックの間隔が大学生と近い部分があったので大学生相手の場合では自分たちの攻撃力は高いほうなので自分たちの攻撃は通用しやすいこともあったと思うのですがあすからの相手はまたVリーグのチームでぜんぜん(攻撃力が)通用しなくなるのでそこはもっと考えて工夫してやらなければいけないなと思います。

――ここまで連日戦ってきて、疲れもたまっていると思いますが疲れが試合に影響することはありましたか

疲れは試合中にはあまり感じていないですね。

――グループ戦3連勝という結果をどのようにとらえていますか

正直1位通過することはなかなかないことなので自信もつきますし、またVリーグのチームとやらせてもらう機会が増えたのでそこは良かったなと思います。

――あしたからはトーナメント戦です。意気込みをお願いします

8チームの中で一番自分たちが力がないということはわかっているのでチャレンジャー精神を持ってどれだけ立ち向かえるかだと思うので思い切って頑張りたいと思います。

岩本大吾(スポ1=兵庫・市立尼崎)

――きょう、試合に出ていかがでしたか

準備は出来ていたのでいいプレーが出来たかなと。ボールを触ることがなくサーブだけだったのですが良く出来たと思います。

――試合前から出場することは伝えられていたのでしょうか

最終日残ることが決まってきのう、おとといのチームよりはちょっと下がるというか。2セット目3セット目辺りから、ベンチメンバーも出すかもしれないということを聞いていたのでアップするようにしました。

――ことし入学されて、どのような点が高校と大学で違うと感じますか

バレーに対する考え方とかがすごく違っていて。早稲田はリードブロックでバレーをしていると思うのですが、高校の時は考えてやっていなかった部分も多かったのでそこは大きな違いかなと思います。

――今後四年間での目標はありますか

まだ自分の中で明確にはなっていないですが、いろんな人に憧れられる選手になりたいです。チームとしては今、3連覇がかかっているのでそこを6連覇7連覇くらいまでいけるように頑張りたいです。

――今後もリーグ戦などを通じて出場機会があると思いますが、どのようにチームに貢献していきたいですか

セット後半からミドルでの出場になると思うんですけど、 交代で入った選手に出来ることとなるとまずは雰囲気作りだと思うので、その中でチームとして点が取れるようにしたいです。

重藤トビアス赳(スポ1=神奈川・荏田)

――きょうの途中出場を振り返って

1つ目は負けているところ、2つ目はほぼ勝っているところだったので、気持ち的には楽でした。負けている時は僕のサーブでムードを良くしようと思っていましたが、ミスをしてしまって。次からはそこが課題になってくるかなと思いました。

――きょうは2本のサービスエースを獲得されていました

1本は手に当たらなくて、「あ、ミスったな」と思ったら入っていたんですよね。ラッキーなポイントでした。もう1本はしっかり攻めてエースを取ることができたので、良かったです。

――おととい、きのうの2日間、近くで試合を見ていていかがでしたか

やっぱりVリーグに所属している人たちの高さやスピードなどはこれまで近くで見る経験があまりありませんでした。良い経験になったなと感じています。

――ここまでグループ戦で3戦全勝という結果については

そうですね、驚いています。みんな結構驚いていると思います。もちろん勝ちに来ましたけど、まさかここまでうまく勝てるなんて思っていなかったので。

――あすからの決勝トーナメントに向けて

グループ戦では、外国人の選手が1人ずつでしたが、あすはJT(サンダース)か東レ(アローズ)ということで、どちらにせよ2人ずついます。このあとのケアをしっかりやって、体力を回復させたいです。外国人選手に負けないようにみんなで頑張って戦っていきたいと思います。