堀江・本間の2名が全日本代表に選出!

男子バレーボール

 全日本バレーボール協会は、3月19日に2018年度全日本バレーボール代表チーム、龍神NIPPON及び火の鳥NIPPONのメンバーを発表した。早大からは堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)、卒業生の本間隆太(平26スポ卒=現ジェイテクトSTINGS)が選出された。2人はそれぞれ2013年、2017年に秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)及び全日本大学選手権(全日本インカレ)の優勝を経験しているリベロで、常にチームを支えてきた陰の立役者だ。

 堀江は正リベロとしてほとんどの試合に出場し、ワセダバレーの売りである「粘り強さ」を体現する。リベロながら183センチという高身長を生かし、数多くのスパイクを拾ってきた。きょねんの秋季リーグ戦や全日本インカレでも、ブロックとレシーブの関係を意識した守備位置で、コートの後ろからチームのピンチを何度も救った。また、積極的にチーム内で声を出し、団結力も高めてきた。4月7日から開幕する春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)や4月30日から大阪市中央体育館で開催される黒鷲旗全日本選手権大会でも粘り強いレシーブに期待したい。

秋季リーグ戦で力強いレシーブをみせる堀江

 また卒業生の本間も、同期の吉村康佑(平26スポ卒=現パナソニックパンサーズ)や、七里幸洋(平26社卒=大阪・清風)らとともに秋季リーグ戦では27年ぶりの優勝、さらに全日本インカレでは61年ぶりの優勝へとチームを導いた。卒業後の所属先であるジェイテクトSTINGSでも、2016/17シーズンにV・プレミアリーグ全体でサーブレシーブ成功率通算5位になるなど、活躍を見せている。

 全日本の戦いは、まず5月のFIVBバレーボールネーションズリーグから始まる。その後は、8月にアジア大会(インドネシア・ジャカルタ)や、9月には4年に1度の世界選手権(イタリア、ブルガリア共同開催)も控えている。早大の1番の強みである「つなぐバレー」に欠かせない存在であるリベロが全日本代表に選出されたことは、早大バレー部にとっても非常に価値のあることだ。数々の勝利をつないできた2人は、今後どのようなプレーを見せるのだろうか。

(記事 松谷果林、写真 杉山睦美)

※学年は2017年度のものです

※掲載が遅れたことをお詫び申し上げます