堀江・宮浦・中村がU23日本代表に選出!

男子バレーボール

 U23男子日本代表は2月11日から15日にかけて、今年8月にジャカルタで開催される予定のアジア競技大会の公式テストイベントに参加した。本イベントに参加した日本チームは大学生のみで構成され、早大からは堀江友裕(スポ2=和歌山・開智)、宮浦健人(スポ1=熊本・鎮西)、中村駿介(スポ1=大阪・大塚)の3人が選出された。日本、インドネシア、ホンコンチャイナから計4チームが参加し、日本チームは2勝3敗の3位という成績で銅メダルを獲得した。

 11日の初戦の相手はホンコンチャイナ。サーブミスなどで第1セットを失うものの、2セット目以降は宮浦や小澤宙輝(筑波大)の力強い攻撃でブレイクを重ねる。中村と永露元稀(東海大)両セッターの落ち着きのあるトスワークで3セットを連取し、セットカウント3-1で見事勝利した。12日から14日にかけて行われた対インドネシア戦は3戦ともに惜敗したものの、うち2試合はフルセットまでもつれこむ熱戦を繰り広げた。最終日に行われた3位決定戦では、3日間の敗戦の雪辱を晴らすように、初戦で勝利をあげたホンコンチャイナに1セットも与えずセットカウント3-0のストレート勝ち。サーブを効果的に機能させ、どのセットも相手に15点以上の得点を許さない安定感のある試合を展開した。

表彰台に登り、銅メダルを手にした選手たち

 春季関東大学リーグ戦(春季リーグ戦)を1カ月半後に控えるこの時期に連日にわたって海外のシニアチームと対戦したことで、多くの課題と収穫を手にした。秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)及び全日本大学選手権(全日本インカレ)の『覇者』として2018年度を迎える早大。プレッシャーのかかる試合が続くことは間違いない。全日本ジュニア代表として確実に多くの経験を積んできた堀江・宮浦・中村が、春季リーグ戦でどのようなプレーを見せるのか。今後の3人の活躍に期待したい。

(記事 松谷果林、写真 本人提供)