来年度に向け、さらなるレベルアップを誓う

男子バレーボール

 平成29年度全日本大学選手権(インカレ)優勝、及び秋季関東大学リーグ戦(秋季リーグ戦)全勝優勝を記念した優勝祝賀会が2月4日に開催された。スクリーンには選手の活躍をまとめた映像が映し出され、部長である上村達男氏、早稲田大学稲門体育会会長の河野洋平氏、早稲田大学理事の村岡功氏、全日本大学バレーボール連盟会長の市川伊三夫氏のあいさつの後、早稲田大学競技スポーツセンター所長の岩井方男氏による乾杯の音頭が取られた。

 監督・主将挨拶では、松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)は、「勝つための行動が人をつくる。夢が人生をつくる」という言葉をつねに選手に投げかけてきたという。「いろいろな困難が待ち受けているが、1日を大事に、仲間を大事にしながらプレーしてほしい」と選手を鼓舞した。また主将の喜入祥充(スポ4=大阪・大塚)は「伝統のある早稲田大学で、4年ぶり5度目の優勝という歴史をこの代で刻めたことを本当にうれしく思っている。後輩たちは今年度以上にプレッシャーがあると思うが、それをはねのけて2連覇という最終目標に向けて頑張ってほしい」と笑顔で話した。

 今回の祝賀会で男子バレーボール部の新体制が発表され、主将を藤中優斗(スポ3=山口・宇部商)、副将を小林光輝(スポ3=長野・創造学園)、主務を熊野秀人(スポ3=大阪・河南)が務めることになった。今年度の男子バレーボール部は「人としての成長」に重きをおく。藤中は「一人一人が人として成長できるようなチーム作りをしていくとともに、最終的には全日本インカレ(全日本大学選手権)での優勝を目標に1年間精進していきたい」と決意を語った。小林は「今年度の目標は、2連覇という新たな目標を目指す集団のなかで、個人一人一人が人間力を高められる環境を自分たちがつくること」と力強く宣言し、また、熊野は「本年度の目標は、日本一を目指すうえで人間関係の構築という点に注意をしていきたい」と述べた。再び大学の頂点を目指すために、ワセダバレーはさらなるレベルアップを図る。

たくさんの祝賀会参加者とともに笑顔の監督と選手たち

(記事 松谷果林、写真 倉持永氏提供)

※掲載が遅れたことをお詫び申し上げます