力の差を見せつけ圧勝!勢いそのまま3回戦に臨む

男子バレーボール

 昨日開幕した東日本大学選手権。きょうは第2、3回戦が行われる。第2回戦の早大の相手は春季関東大学2部リーグ戦で11位だった桜美林大だ。相手のミスにより早大ペースで試合は進む。攻撃面、守備面共に力の差を見せつけた。最終セットは控え選手の活躍もありセットカウント3ー0(25ー15、25ー17、25ー18)で危なげなく勝利を挙げた。

  第1セットは序盤、拮抗(きっこう)したゲーム展開を見せる。しかし、相手のサーブミスが重なると次第に流れは早大サイドへ。山﨑貴矢(スポ3=愛知・星城)のクイックで得点を挙げ、15ー11で迎えた中盤。山口頌平主将(スポ4=長崎・大村工)のサーブでレシーブを崩すと、チャンスボールから攻撃を組み立て、喜入祥充(スポ3=大阪・大塚)のバックアタック、藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)のスパイクで一気に相手を引き離す。その後もリードを重ね、10点差でこのセットを奪取した。続く第2セットも終盤に藤中のブロックポイントなどで連続得点を挙げるときっちりとこのセットも手に入れた。

サービスエースを決めた山口

 勝利を確信した最終セットは本日の第3試合に行われる3回戦に向けて控え選手を投入。それでも、セッターの小林光輝(スポ2=長野・創造学園)が的確に配給し、加賀優太(スポ3=東京・早実)、廣瀬雄大(法3=京都・洛南)、鵜野幸也(スポ2=東京・早実)、武藤鉄也(スポ1=東京・東亜学園)らスパイカー陣が奮闘し、ストレート勝ちとなった。

気迫のこもったスパイクを打つ加賀

 春季関東大学リーグ戦では格下の相手に序盤うまくいかないことが原因でそのまま負けてしまうという試合が幾度もあった。しかし、きょうしっかりと粘り、後半自分たちのペースで試合を進め、勝てたことは大きいだろう。また、チーム力や層の厚さというのも感じられる試合となった。次の対戦相手は慶大だ。気持ちと体をリフレッシュし、次の試合も勝ちに行く。

(記事、写真 藤原映乃)

セットカウント
早大 25-15
25-17
25-18

桜美林大
スタメン
レフト 喜入祥充(スポ3=大阪・大塚)
レフト 藤中優斗(スポ2=山口・宇部商)
センター 加藤久典(スポ4=東京・早実)
センター 山﨑貴矢(スポ3=愛知・星城)
ライト 田中健翔(スポ4=熊本・鎮西)
セッター 山口頌平(スポ4=長崎・大村工)
リベロ 堀江友裕(スポ1=和歌山・開智)