加藤がU-23日本代表に!

男子バレーボール

 日本バレーボール協会はきょう8日、第1回アジアU-23男子選手権に出場する代表12名を発表した。早大からはミドルブロッカーの加藤久典(スポ3=東京・早実)が選出。また、松井泰二監督(平3人卒=千葉・八千代)もコーチとして代表チームに帯同することが決まった。第1回アジアU-23男子選手権は今月の12日から20日まで、ミャンマーのネピードーで開催される。

世界を相手に活躍が期待される加藤

 193cmの高身長に345cmの最高到達点と、かねてから将来を期待されていた加藤。2月に行われたU-23のキューバ遠征にも参加し、現地の選手とのフレンドリーマッチも行った。「高いレベルを知ることができた」と、多くの経験を積んだ。春季関東大学リーグ戦(リーグ戦)ではここまで6試合全てに先発出場。センターを軸に攻撃を展開する早大にとって、その存在はすでに欠かせないものとなっている。

 代表に選ばれたことで、加藤と松井監督はリーグ戦を3試合欠場することとなる。中心選手と指揮官の離脱はチームにとっては痛手だが、日の丸を背負う経験は必ずや後に生かされるに違いない。なお、今大会の上位2チームには第2回世界U-23男子選手権の出場権が与えられる。

★OBの専田も日本代表に選出される!

 7月から韓国の光州市で開催される第28回ユニバーシアード競技大会(ユニバーシアード)。その日本代表に、専田和也前主将(平27スポ卒=現パナソニック)がリベロ登録で選ばれた。現在所属するⅤ・プレミアリーグのパナソニックでは、リベロとしてもプレーする専田。まずはユニバーシアードの前哨戦として、今週末からモンゴルのウランバートルで開催される2015東アジア地区男子選手権に臨む。2020年の東京五輪出場を目指す専田が、日本代表としての一歩目を踏み出した。

(記事 谷口武、写真 渡辺新平)