前回の東京箱根間大学駅伝(箱根)は出走が有力視されながらも、直前に交通事故で負傷し、無念にも出場を逃した吉田匠(スポ3=京都・洛南)。チームも13年ぶりにシード権を落とす屈辱を味わった。今季は全日本大学駅伝対校選手権(全日本)や箱根の予選会、そして全日本に出場してきた吉田に、ここまでの振り返りや箱根への意気込みを伺った。
※この取材は12月4日に行われたものです。
トラックシーズンを振り返って
質問に答える吉田
――きょうはどのような練習をされましたか
きょうは2万3000メートルで、最初の2000メートルは突っ込んで、ペースを一回落としてからペースを刻んでいく、速いペースで入ってからどれだけ維持できるかという実践に近い練習だったと思います。
――集中練習が始まっていると思いますが、消化具合はいかがですか
始まってまだ1週間くらいで、完璧にはこなせていない部分もあるんですけど、きょうは全部できたので、ここからまた量を増やしていけたらと思います。
――集中練習で重点的に取り組んでいることはありますか
5区を目指しているので、集中練習のメニュープラス、山に向けたトレーニングとして、スレッドを引いたりとか上り坂とか意識してプラスアルファで取り組んでいます。
――現在のチームの雰囲気は
集中練習が始まって、今まで以上にちょっとずつ緊張感は出てきていると思います。良い練習もできていますけど、まだまだ良くしていける部分もあると思います。
――今季のトラックシーズンを振り返っていただきます。今季はトラックでどのような目標を設定されていましたか
トラックシーズンは大体3000メートル障害をメインでやっているので、それはもちろんだったんですけど、今回に関しては全日本(全日本大学駅伝対校選手権)の予選会があって。今年は初めて3000メートル障害に加えて1万メートルも走らないといけないという状態でした。3000メートル障害と1万という全然違う種目をどのように対応していくかというのが求められたシーズンになったので、そのあたりは意識しながらやっていきました。
――終わってみて、その対応の部分はいかがでしたか
結果を見てしまえば、練習も多めにしてたんですけど、3000メートル障害もやっていたというのもあってまだ1万メートルを走る体ができていませんでした。全日本予選会では自分の思うような走りができなかったですし。満足できる結果にはならなかったんですけど、その代わり3000メートル障害は良い方向に行って。両立は難しかったなと思います。
――今季の初戦であった東京六大学対抗大会(六大学)で自己新を記録、関東学生対校選手権(関カレ)3位入賞などを振り返って
六大学は正直そこまでタイムが出ると思っていませんでした。シーズンが始まってどのくらい走れるのかを試すくらいの感覚で行ったのですが、結構タイムが出ていい感じで走れたので、そういう面ではいいシーズンのスタートになったと思います。ただ、その割にタイムが思ったより伸びなかったというか、最終調整もせずに(自己ベストが)出たんだったら、8分40秒を切れると思っていたのに、そこまでは届きませんでした。そのあたりでは納得できない部分もあったんですけど、関カレ入賞とか日本選手権で決勝に行ったりとか、最低限目標にしていたところには行けたので、タイムが付いてこなかったんですけど、結果としては良かったのかなと思います。
――日本選手権は決勝進出を目標に掲げていたのですか
全日本予選会の4日後に日本選手権の予選があって、それはだいぶ前からわかっていたのですが、どっちも出るというのを1週間くらい前に決めて挑んだ日本選手権になったので、もう全力を尽くすしかないと思っていて。決勝に残るのもしんどいくらいのレベルで、決勝は経験として走れればいいやと思ったので走れてよかったんですけど、やっぱりそういう気持ちがあったからちょっと駄目だったのかなとか、1週間で3本というタフな試合をして駄目でも仕方なかったかなと、ちょっと弱気な気持ちの中で、終わった後も周りの相楽さん(豊駅伝監督、平15人卒=福島・安積)からも「よく走ったよ」というふうには言ってもらえたんですけど、今考えたら本当に強い選手だったらそこでも結果を残すのかなと考えたりもして。決勝進出という目標達成はよかったんですけど、これからは決勝で戦えるような選手を目指していきたいなと思います。
――全日本予選会は3位通過でしたが、チームとして振り返るといかがですか
あまりよくはないんですけど、初めての予選会で枠も5枠しかなくて少なくてすごく心配な気持ちがあって。出だしが悪かったというのもあるんですけど、ちょっとほっとしたというか、通ってよかったなという気持ちはありました。でもやっぱり終わってからチームで振り返った時に、予選会トップを目指していたチームなのにほっとしている人の方が多いというのは気持ちとして足りなかったんじゃないかと。3番だったけど、1番を取れなかったと悔しがるのが強いチームだと思うので、ほっとはしたんですけど、自分たちの弱さというか、力が足りないんだなと感じました。
――トラックシーズンを総括すると、ご自身ではあまり納得がいっていないということでしょうか
そうですね。3000メートル障害はタイムは微妙だったんですけど、大幅ベストも出たので合格点という感じです。それ以外の1万メートルと5000メートルは1本しか走ってないんですけど、そちらはいまいちだったので3000メートル障害だけじゃなくて、もっとフラットで強い人がいっぱいいるところで戦えるような選手にならないといけないのかなと感じました。総括すると中の上くらいの感じで、納得はできないけど部分的にはよかったかなという感じです。
――昨年は3000メートル障害でアジアジュニア選手権2位、U20世界選手権5位などの実績を収めましたが、国際大会での経験から今に生きていることはありますか
大舞台で戦えたという自信は付きました。U20世界選手権でもあまり緊張せずいつも通り走れましたし。その前後からかもしれないんですけど、緊張は全然しなくなって、どんなに大きなレースでも落ち着いて挑めていますね。緊張してたとしてもそれはそれで緊張を受け入れるというか、メンタルコントロールができるようになったのかなと思います。それはやはり世界大会の経験が大きいと思っていて、いろんな人がよく「箱根はちょっと違う」、「緊張して上がっちゃう」みたいなことを言っているのを聞くんですけど、3年目なので初めてだろうが外せる箱根じゃないと思うので、今までの経験を生かして結果を残せるようにしたいなと思います。
「(箱根予選会は)ここ最近で1番悔しかった」
2週連続の20キロとなった全日本では粘りの走りを見せた
――今年の夏合宿では充実した練習はこなせましたか
途中で1回脚を痛めて練習を飛ばしたこともあったんですけど、それも1週間ないくらいの期間でしたし、基本的に練習は積めて距離も積めました。箱根予選会があったので距離を今まで以上に積むというのをチームとしても個人としても目標にしていて、過去最高に距離を積むことができたので、長い距離に今まで以上に対応できる合宿になったんじゃないかなと思います。
――夏合宿から箱根予選会までの調子はいかがでしたか
練習はすごくできていて調子は良かったんですけど、差し込み(腹痛)に悩まされた時期がありました。差し込みは呼吸ができなくなったり上半身の動きが固まってしまったりとか、走るのに悪い影響を及ぼします。故障まではいかなかったのですが、差し込みの疲労とか練習が消化しきれないとか、そういった面があって箱根予選会はよくなかったので、持って行き方としてはあまり良くなかったのかなと思っています。
――差し込みはどのように対処していったのですか
いろいろできることを尽くしましたね。上半身の疲労を抜いたり、内科的なものがあるんじゃないかということでスポーツ科学部のスポーツクリニックみたいなのに通って内科診断もしてもらいました。1、2カ月でようやく克服できて、(再び差し込みを)出さないように今はそれを全部継続してやっている状態ではあります。
――箱根予選会でのご自身の走りを改めて振り返ると
目標としては63分を切るとか、チームを引っ張って太田さん(智樹駅伝主将、スポ4=静岡・浜松日体)の次か、なんなら太田さんを抜くくらいの心構えで挑んだレースだったんですけど、ふたを開けてみれば全然駄目でした。最初の5キロくらいできつくなって、10キロからも大幅にペースダウンしてしまって、全然通用しなくて。自分の力不足や調整不足というか、解決するところが多すぎて、このままじゃ駄目だなとすごく感じたレースになりました。そこだけを見たらチームとしても個人としても良くなかったですけど、それを箱根の前に経験できたというのはポジティブに考えたらよかったのかなと。予選会から本戦までの期間が2カ月くらいあって、残り1カ月になりましたけど、その期間でどう対応していくか、弱点を克服していくかというのが箱根には必要になるのかなと思います。
――9位通過という点は現在どのように受け止めていらっしゃいますか
終わった時は本当にお葬式状態みたいな感じで、喜んでいる人なんかいませんでした。通るのは当たり前で、1番をどう取るかという感じで、どれだけ外しても3、4位だろうという慢心というかそういう気持ちがみんなあったので、9番で落ちそうなくらいギリギリですごくチームとしても個人としても反省点が多くて、ここ最近で1番悔しかったんじゃないかという結果になってしまいました。
――全日本では8区を任され、シード権を守ったかたちとなりましたが、振り返るといかがですか
結果を見ても、抜かれたのは外国人だけで、後ろから国学院大が来ていたけど逃げ切った、みたいな感じでいいふうに映っているかもしれません。でもペースはそんなに速くなかったですし、30秒前くらいでタスキを受けた駒大は3番まで行っているので、僕がもっと走れれば目標の3番ももしかしたら見えたかもしれないということを考えれば、最低限の仕事はしたかなと思うんですけど、全然目標に届かなかったので自分の中では納得できる結果ではなかったです。悲観的になりすぎたら駄目なので最低限のことはしたなと捉えてはいたんですけど、箱根予選会と一緒で、力がないと箱根では勝負できないなと改めて実感しました。
――夏合宿でのインタビューでは、長い距離への対応について課題を挙げていましたが、現在はいかがですか
だいぶ対応できてきたかなとは思うんですけど、距離走やペース走などのゆっくりのペースなら誰でもできると思うので、やはりどれだけ速いペースで長い距離をキープできるか、というスピード持久力が必要になってくると思います。特に相楽さんもよく言っているんですけど、箱根では持久力だけじゃなくてどれだけスピードを出して走れるかというのが大切になってきます。これから実戦に近い練習が何本も入ってくると思うんですけど、そこで特に距離への対応プラス、レースに近いペースでどれだけ行けるかを意識してやっていきたいなと思います。
――今季ここまで、ご自身の中で強みになったり自信が付いた部分は
トラックシーズン、駅伝シーズンを通しても一番タフな仕事はしたかなと自分では思っています。全日本予選会が終わってから日本選手権を2レース走るとか、箱根予選会の一週間後に全日本で一番長い距離を任せてもらったりとか、そういうところを考えたら距離への対応については自信になったと思いますし、タフさは箱根でも必要になってくるので、そこは自信にしていいのかなと思います。
――3000メートル障害と駅伝は通じる部分がありますか
スピードとか障害を越えるとか、そういうのは正直関係ないと思うんですけど。3000メートル障害はきつい種目で結構地味でやる人も少ないので、周りからは軽視されがちなんですけど、本当に脚が止まってきた中どれだけ耐えられるかというタフさや、きついときに我慢する力は長い距離にも生かされるかなと思います。
――今年度から3年生ということで、上級生になって意識が変わった部分はありますか
2年まではそんなに考えずに結構自分のことをやっていればいいのかなというのはありました。今年も4年生がいたので頼っていた部分も大きかったんですけど、それでも3年目になったということで今までよりはチームのことを考えるようになったので、徐々に変われたのかなと思います。
――吉田選手から見て太田智樹駅伝主将(スポ4=静岡・浜松日体)はどんな主将ですか
すごくストイックで自分にも周りにも厳しくて、周りにも結構いろいろ言うんですけど、文句を言わせないくらい自分がやってるというタイプの人なので、そういう部分は見習えるなと思います。すごく背中で引っ張るタイプの人だと思うので、誰もが付いていくというのはやっぱりああいう人なのかなと思います。
――吉田選手は来年度の駅伝主将就任が決まりましたが、決定する前から意識はされていましたか
そうですね、多少は。でもすごくビジョンを持っていたわけではなかったので、就任が決まってからちょっと困った部分もありました。なるだろうなとなってからは徐々に変わっていかないといけないなと感じる部分も多くありました。
――現時点での理想の主将像などはありますか
太田さんみたいに背中で引っ張れるほど実力はないですし、今のチームは1個下がすごく強くて自分の学年はあまり強くありません。本来は結果で引っ張るのが一番だと思うんですけど、力が足りなかったとしてもしっかりやることをやって見本になるように、行動面などは絶対に気を抜いては駄目だなと思っています。今まで以上にチームのことも考えて、妥協せずにやるべきことを徹底的にやっていって、もちろん僕が引っ張るという気持ちもあるんですけど、(来年度の)4年生全体で引っ張っていけたらなと思います。
「どういう順位で来ても巻き返せるような選手になりたい」
――箱根についてのお話に移ります。前回の箱根は出走とはなりませんでしたが、どのような思いでご覧になっていましたか
シード落ちしてしまって、自分も走りたかったですし出られなかったのは僕が完全に悪かったので、自分としても悔しいですし、チームにも申し訳なかったです。なんと言ったらいいかわからないんですけど、もどかしい気持ちというか、自分が出ていたらどうだったんだろうとかいろいろ考えてしまって。そういう悔しさとチームに対しての申し訳なさを持って見ていました。
――今回出走となれば初出場となりますが、現在の心境は
今はメンバー争いに力を入れているんですけど、走りたいと思っているうちは結果が出ないと思うので、(箱根に)出た時にどう走るか。それはチームの中でよく言われていることなんですけど、戦う相手は他大なのでチーム内で争っても仕方ありません。今のうちから自分の目指す区間を考えてライバルになる選手を考えて、その選手にどう勝つか自分の走りたい区間をどう走るかとかそういうのを考えていくのが大事かなと思います。
――先ほど5区を目指しているとおっしゃっていましたが、何か理由はありますか
高校の時にちょっと上りが得意だったので。全国高校駅伝は大体3区が上りで4区が下りと言われるんですけど、2年連続3区を走っていて、地区予選の京都府駅伝大会でも上りの区間を走って、知らないうちに自分の中でも「上りが得意なんじゃないか」という気持ちも出てきて、大学に入った時に5区を意識していました。目指していく中で走りたくなったというのもありますし、一番大きいのは1年の時に4年生だった安井さん(雄一、平30スポ卒=現トヨタ自動車)がキャプテンで上りを走っていて、その姿にすごく憧れて。山に強い選手が一人いるだけで、チームの安定感がこんなに違うんだなと、今特に感じています。5区を走れる選手が一人いるだけで、他の区間の選手が「5区にあいつがいるから外せない」とか「おれがここで絶対順位を上げないと」とかそういう気持ちも少なくなるのかなと思っていて、どういう順位で来ても巻き返せるような、そういう選手になりたいと思って5区を目指すようになりました。
――安井選手を目標の選手に挙げていましたが、今も交流はあるのですか
そんなにないですけど、たまにインスタグラムとかツイッターでDMを送ってくれたりしていて気にしてはくれていると思います。あとこの前全日本に応援に来てくださっていたので、終わった時に久しぶりに話しました。大学で1年間しか一緒ではなかったんですけど、当時から結構仲良くさせてもらっていたので、憧れですし、良い先輩です。
――山上りについて何かアドバイスを頂くことはあるのですか
もらってないです。もし決まったら聞こうかなと思っています。
――先ほど上り区間に向けた対策を行っているとのお話がありましたが、他に意識していることはありますか
走力も必要になるので、山はもちろんですけど、距離走とか集中練習をこなすことにプラスして、いつも以上に距離を積まないと駄目かなと思っています。なので自分で距離を伸ばしたり、プチ夏合宿じゃないですけど、夏合宿にやっていたような長い距離への対応としての基盤づくりをもう一度今やっています。
――5区で意識している他大学の選手はいますか
浦野さん(雄平、国学院大)だったりとか法大の青木(涼真)さん、東海大の西田(壮志)あたりかなと思います。浦野さんや青木さんは強いのでもちろん意識しているんですけど、西田は同期で、高校の時にインターハイ(全国高校総体)で0.04秒差で負けたんですよ。日本人1位2位争いで、僕が2位だったんですけど、その借りをまだ返せていなくて。たぶん5区に来ると思うので負けたくないなと思います。
――現時点で、5区でどのような走りをしたいというようなイメージはありますか
理想は往路の優勝テープを切りたいというのがあって。でもそこは1区から4区の流れもありますし、どういう位置でもらえるかという部分もあるんですけど、先ほど言った通りどんな位置でもらっても上げられるというのが必要になってくると思います。チームは3番以内を目指しているので、どんな順位で来ても3番は意識して、もし無理だとしても復路で3位に付けるくらいの良い位置でゴールできるようにしたいと思っています。
――箱根に特別な思い入れはありますか
正直、高校の時からの憧れはあまりなくて、大学に入ってきてから箱根への気持ちが高まりました。「小学校のころから目標にしていました」とか「中学校から早稲田を目標にしてやってきました」という人は結構いるんですけど、そういう感じではないですね。
――高校時代も駅伝よりトラックがメインだったということでしょうか
そうですね。関東の大学に行くか関西の大学に残るかでも迷ったくらいで、関東に行くなら箱根目指すかみたいな感じで入ったら、やっぱり関東の大学はみんな「箱根、箱根」という感じで。その環境に置かれることで、いつの間にか箱根が大きな存在になったなと思っています。
――早大の目標である3位を達成するためには何が必要だと思いますか
往路でどれだけ良い順位でゴールできるかということを一番に考えています。さっきも言いましたけど、もし往路優勝ができたら、3番以内という目標には大きく近づくと思いますし、最低でも3番かなと思っていてそのあたりは太田さんとも話しています。流れがあるのでどうなるかはわからないんですけど、往路の走り次第で大きく結果は変わってくるのかなと思っています。
――箱根では区間順位など個人の目標はありますか
区間3位を目標にしています。5区で言えば、前回は71分を切ったあたりが区間賞だったので、71分前後の力は必要になってくるかなと思っています。
――最後に、改めて箱根への意気込みをお聞かせください
箱根をずっと目標にはしてきたんですけどまだ一度も経験できていません。もちろん力を付けるという意味での残り1カ月大事にはなると思うんですけど、昨年のミスのようなものがあったら箱根は遠ざかってしまいます。本番は力を出し切るだけになので残り1カ月の準備をしっかりして、当日自信を持ってスタートラインに立てるような1カ月にしていきたいなと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 加藤千咲)
『登り調子』で初めての箱根に挑みます!
◆吉田匠(よしだ・たくみ)
1999(平11)年3月25日生まれ。172センチ、57キロ。京都・洛南高出身。スポーツ科学部3年。自己記録:5000メートル14分07秒40。1万メートル29分58秒90。ハーフマラソン1時間3分55秒。中学生までサッカーをやっていたという吉田選手。地元のクラブである京都サンガF.C.の存在を気にかけているそうです。「J1で見られたらいいなと思っています」と話してくれました!