出雲全日本大学選抜駅伝では入賞を逃し9位、全日本大学駅伝対校選手権(全日本)ではシード権に届かず7位。学生三大駅伝の内、2つは戦力がそろわずチームとして最大限の力を発揮できなかった。「ことしの早大は大丈夫なのか」。そんな声も聞こえたが、それでも東京箱根間往復大学駅伝(箱根)総合優勝の目標は引き下げなかった。そして迎えた当日は4年生を中心に各々が力を発揮。総合優勝こそ叶わなかったが、下馬評を覆し総合3位でゴールした。さらには全日本の推薦権も獲得。『臙脂』の意地を見せた彼らは今、何を思うのか。箱根路に立った選手たちの胸の内に迫った。
『臙脂』の意地
【第1回】渕田拓臣(2/1)
【第2回】大木皓太(2/2)
【第3回】太田智樹(2/2)
【第4回】清水歓太(2/3)
【第5回】永山博基(2/3)
【第6回】石田康幸(2/4)