【連載】『集大成』 第3回 光延誠

駅伝

 今季、早大のルーキーとしてただ一人、関東学生対校選手権(関カレ)、日本学生対校選手権(全カレ)、全日本大学駅伝対校選手権(全日本)といった主要大会に出場している光延誠(スポ1=佐賀・鳥栖工)。トラックシーズンはチームの主力として大活躍をするが、駅伝シーズンに入ってからは厳しい結果が続いている。しかし、このまま苦戦続きでは終われない。東京箱根関往復大学駅伝(箱根)で好走するために光延が考えることとは――。

※この取材は11月26日に行われたものです。

自信をつけた春シーズン

取材に応じるルーキーの光延

――早大競走部へ入部してから約8カ月が経ちました。これまでのシーズンを振り返ると共に現在の調子を教えて下さい

最初の方は、自分の設定していたタイムよりも良いタイムを出せていました。けれども、全日本以降から調子を落としてしまい、上尾シティマラソン(上尾ハーフ)も結局良い走りができなくて少し悩んでいた部分がありました。ですが、最近の練習では以前の調子が良かった時の走りに戻せてきています。

――これまで8カ月間早大で過ごし、何か感じる事はありましたか

高校時代から色々調べていて、入試の時にも訪問させてもらっていたので、特に戸惑う事なくやれています。

――早大に入り、メディアの注目度も高いと思いますがいかがですか

早大自体が注目されている大学なので、自分も注目されるという事は良い事ですが、裏目に出ると天狗になってしまうことになるので平常心でいたいと思います。

――4月の日本体育大学長距離競技会(日体大記録会)は5000メートル、1万メートル共に好タイムを出しました。これは高校から大学への移行がすんなりハマったということでしょうか

高校時代ではタイムも伸びずに悩んでいた部分がありましたが、早大の合宿などに参加してそこで走り込みなどがしっかりとできたので、多分高校生の時よりも走れたのだと思います。

――関東学生対校選手権(関カレ)の結果はいかがでしたか

やはり、関東の大学の素晴らしい選手たちがいる中で自分も積極的に走ることはできました。ですが、他の選手には勝たなければいけない中での12位という結果は本当に悔しかったです。でも、強い選手を前にして自分の中で挑戦する事ができたのではないかと思います。

――春先のトラックシーズンでは他大の選手たちと渡り合える自信などが付きましたか

はい。

――春先に課題などは見つかりましたか

トラックでスパート合戦になった時に他大の選手よりもスパート力がなく、最後に差されてしまうという場面があったので、そのラストの部分と、中間の走りをどのようにタイムを抑えるのかという部分を意識して練習していました。

――以前、スパートの仕掛け所を課題に挙げていました。その辺りはいかがですか

段々スパートも仕掛け所も分かってきたので前よりは良くなりましたが、まだスパート力が他の選手に比べて足りないという部分が見えてきました。最後のスプリント勝負には苦手意識があります。

――スプリント勝負で勝つために、どのような練習をしていますか

練習の一本一本をしっかりとやるのは当たり前ですが、最後の一周などで設定タイムよりも早くしたり、ポイント練習の後に徹底的に流しを入れて乳酸を溜めた状態でスパート練習を行う事で、以前よりは良くなってきたと思います。

――早大にはスパートの切れる選手が多くいますが、実際に大学に入り強い上級生と練習することで得られたものはありますか

自分は距離を稼ぐことが苦手だったので、先輩方に誘っていただいてジョグをすることによって距離を伸ばすことができました。そしてそれが新たな課題を見つけ、克服する機会にもなりましたね。

苦戦した駅伝シーズン

――それでは夏合宿に関して伺います。まずは、どのような目標を持って練習に臨みましたか

まずは夏合宿での走り込みが駅伝シーズンに直結すると聞いていました。自分の課題を夏合宿前に見つける事ができたので、その課題を一つ一つ克服するために練習を積んで、しっかりと先輩たちに追いつき、そして追い越すような練習ができたのではないかと思っています。

――夏合宿は30キロ走などがあったと思います。距離走を振り返っていかがですか

夏合宿の距離走も付く事が出来ていたのですが、所沢に帰ってきてからの距離走では、離れる場面が見られました。やはり合宿でやれてもこっちでやれなければ意味がないので、そういった部分はどの練習でも付く事が大事だなと感じます。

――それは合宿での疲れが抜けなかったという事でしょうか

そういう事ではなくて距離に対する意識が足りなかったと思います。合宿では距離を踏む事が出来ましたが、こっちに帰ってきてからは練習時間も短いので距離を踏む事ができずにいたので、その部分が帰ってきてからの距離走に出てしまったと思います。

――夏合宿での洗濯や食事当番などは大変でしたか

いえ、そこまで負担にはならずにやれたと思います。

――9月には日本学生対校選手権(全カレ)に出場されましたが、夏合宿の後半はスピード練習に移行したのですか

そうですね。距離も踏みつつスピード練習も田口さん(大貴、スポ4=秋田)と一緒にやってきて、距離走からスピード練習に変わる練習はきつかったのですが、それなりにスピードも出て動くことができたので5000メートルでもゆとりを持って走ることが出来るようになりました。

――一年目の夏合宿を振り返り、一番成長した部分、反省点等を総括して下さい

やはり大学に入り距離走も30キロ走といった高校時代には踏んだことのない距離を踏んで、心拍数なども上げることが出来たのが一番の成長だと思います。課題は合宿で結構見つかったのでこっちに帰ってきて改善することができたので良い合宿になったと思います。

――現在の課題としては、ラストのスプリント勝負での切り替えと距離走での我慢といった所でしょうか

はい。

――全カレを振り返っていかがですか

関カレでは強い大学生が終結する大会という事で積極的に行けず、拾っていくようなレースになってしまったのですが、全カレではしっかりと離れても良いと割り切って前で勝負できました。それがハマった事は良かったのですが自己ベストを更新しても他大の選手に勝てなかったという事は自分の中で何かが足りないという事だと思います。タイムが出たことに関しては夏合宿での走り込みの成果だと思いますね。足りなかったものはスピードを上げないといけない所で上げきれなかったり、上げなくていい所で上げてしまったりという無駄な動きがあった所だと思います。

――田口さんに勝利しましたが嬉しかったですか

他大の選手が一番の負けていけない選手なので勝てたことは嬉しいですが、他大のエース候補が集結していた中で自分が勝てなかった事は悔しかったです。

――チームメートからの祝福はありましたか

正直、夏合宿の疲労が残っていてタイムが出るか不安でしたが、出た時に田口さんも自分の事のように喜んでくれて良い先輩に恵まれたと思いました。

――そして、いよいよ駅伝シーズンに入るという事になりましたが、ロードとトラックではどちらが好きですか

高校時代はロードタイプで、ロードに向けた練習は出来ていたのですが、全日本、上尾ハーフでミスをしてしまって、今のところはトラックですがロードで勝たなければ意味がないので、残り1カ月しかないですが、ここでロードに適応する走りを身に付けたいと思います。

――やはりロードでの走り方は難しいですか

トラックでは反発があるのですが、ロードだとあまり反発力がこないのでそこが違いだと思います。調子が悪いと一気に崩れてしまう部分や、トラックだとタイムが分かるのですが、ロードだと時計を見なければなりません。かと言って時計を見すぎると走りのバランスを崩してしまうのでそこも難しいです。

――出雲全日本大学選抜駅伝(出雲)は中止となってしまいましたが、エントリーされた時点ではどのような心境でしたか

やはり10人のエントリーメンバーは決まっていて、走るか否かは微妙な位置にいた事は確かでしたが、練習はできていたので自信を持って走る準備はしていました。

――中止となった事で強度の高い練習をされたと思いますがいかがですか

自分でも普段の練習も追い込んで、ポイント練習も良い状況で走れていました。中止という事で悔しい思いはありましたが、全日本に向けて意識を変えました。

――出雲から全日本への調整は難しかったと思います

出雲の一週間後に早稲田大学長距離競技会(早大記録会)がありました。そこで29分14秒を出せましたが、その時点で自分の持ち味を出せずに悩んでいて不安がありました。全日本の前の練習も付く事が精一杯で、でもプラスに考える事しかできなくてという状況でそれが一番のミスだったのかなと思いました。後は体調管理が悪かったという事も課題でした。

――早大記録会を振り返るといかがですか

中盤までは設定タイム通りに走れていましたが、残り3キロ付近からフリーという指示は受けていました。ですが、そこからつけずにズルズル落ちてしまって、いつもなら付ける所で付けなくてという状況でした。自分もベストを出して喜んでいた部分もあったのですが、やはりこのレースは良くなかったです。

――全日本のエントリーは1年生で一人という事でしたが心境はいかがでしたか

少しプレッシャーはあったのですが、走るからにはしっかりと走ろうと決めていたので、メンバーに入ったからには絶対離れないという強い気持ちで臨みました。

――エンジのタスキをもらった時の心境はいかがでしたか

山本さん(修平駅伝主将、スポ4=愛知・時習館)がしっかりと順位を上げてきてくれたので、自分もその波にしっかりと乗る事を意識していましたが、調子が上がらなかったという部分がレースで出てしまい本当に申し訳ない気持ちで一杯でした。そこで何が悪かったのか考える機会にもなりプラスにはなったのですが、そこで終わってしまって行動に移せずにいて、どこが悪いのかも見つからなくて、終わってから一週間何をしたら良いのか分からないという状況でした。でも、先輩方がお前はここが悪かったなどと教えてくれたので、そういう所を一緒に最近はやっていくことができるようになりました。それがまた最近調子が上がってきている事に結び付いていると感じています。

――全日本に関してですが、入りの1キロをかなりのハイペースで突っ込みましたがその意図は何ですか

前が見えていたのでしっかりと前を追うという事をしていたのですが、渡辺さんから設定通りに行けという指示が出ていたので、途中からペースを落としました。ですが、そこが後々の走りにつながってしまいました。そうですね、最初の5キロを14分40秒で入るようにという指示の中、入りの1キロを2分40秒で入ってしまったので少し早いと思いペースを落としたらズルズルいってしまったので、やはりそこでペースを落とさずに走ることの大切さに気付かされました。

――チームとしてはどのような事を話し合いましたか

自分があのようなレースをして順位を下げ、シードも落としてしまったので、本当に申し訳ない気持ちでした。ですが、先輩方は箱根に向けて気を引き締めていて、もちろん優勝を狙ってはいますがそこで3位以内に入れば出雲、全日本のシードを得られるので前向きに言ってくれました。自分も悩んで練習で付けないという状況になってはいけないと感じていたので箱根で絶対に借りを返してやろうと思いました。

――上尾ハーフを振り返ってはいかがですか

自分の中では良いレースとは言えない結果となってしまったのですが、良い所を一つ挙げるとするならば入りの10キロまでは先頭集団で走ることができた事です。やはり20キロ以上の距離で戦っていかなければいけないので、全日本と上尾ハーフで本当に悔しい結果となってしまった事でもう一度自分を振り返ることができた事は良かったです。箱根であのようなミスをしたら致命傷になってしまうので、集中練習で体力面を強化していきたいと思います。

――では、上尾ハーフはそこまで悲観するようなレースではなく課題の見つかったレースという事ですか

前向きには捉えたかったのですが、タイムがタイムなので情けないという一言です。でも悩んでも仕方がないのでプラスに考えました。

――設定タイムなどはありましたか

63分台で走りきるというイメージは持っていました。

――同じ1年生で63分台で走った安井選手(雄一、スポ1=千葉・市船橋)には刺激を受けますか

安井の他にも他大のルーキーが良いタイムで走っていて悔しかったです。自分は5000メートルだけというイメージはつけられたくないので、箱根でリベンジしてハーフもいけるという事を示したいと思います。5000メートルからハーフまでいけるという選手になりたいと思っています。

――他大でマークする選手などはいますか

学生トップの村山謙太さんは調子が悪い時でもまとめるという走りができているので自分もそういった選手を目指していきたいと思います。調子が悪い時でもまとめられる、信頼されるような選手を目指したいです。そのためには、練習していくしかないので 、練習をすることで自信を付けて、調子が悪い時でもプラスに考えられるようにしていきたいです。

――上尾では足の甲を痛めているとの情報を聞きましたがけがの具合はいかがですか

上尾の前に少し痛めてしまいました。でもハーフマラソンに出たいという気持ちが強かったので走っている時は、痛みは気にはならなかったです。でも、どういう状況でもしっかりと走れるようにならなければなりません。今は足の痛みは完全に無くなっています。

――1年間皆勤でレースに出られていましたが、印象に残る試合はありましたか

やはり全日本での失敗が印象に残っています。大学生に入ってからあそこまでレースを崩してしまったのは初めてで、チームにも迷惑を掛けてしまったので忘れてはいけないと思いました。一番良かったレースは全カレで、積極的に行く事でタイムも出せるという事が分かったので積極的にいく事を心掛けるようにしました。

――アジアジュニア選手権に関してはどう振り返りますか

引っ張るレースになってしまってラスト離されたのですが、海外のレースで積極的に引っ張る事が出来たというのは良かったです。でも、カタール人のスパートにはさすがにびっくりして、付くことすら困難な速さだったので自分との差が出たと思います。このままだと世界に行っても勝てないという事を見せつけられてしまいました。自分も世界でしっかりと戦える選手になりたいと思いましたね。

全日本の借りを返す

全日本では後半に失速してしまった光延。箱根ではその悔しさをぶつけたいとのこと

――それでは、チームの事に関して伺います。山本駅伝主将の存在はいかがですか

山本さんは自分がレースで失敗するとどこが悪かったのか言ってくれますし、チームのこともまとめてくれるのですごくまとまりのあるチームになってきたと感じています。

――渡辺監督(康幸駅伝監督、平8人卒=千葉・市船橋)はいかがですか

渡辺さんは大学時代、世界で戦う選手で、そのような監督に指導されるという事は滅多にないので盗める所は盗んで自分のレベルアップにつなげていきたいと思います。

――相楽コーチ(豊、平15人卒=福島・安積)はいかがでしょうか

相楽さんは高校生の時にけがが多くて、練習前、後に足の心配をしてくれるので、安心して練習ができますし、痛みがあるときはすぐに言う事が出来るのでとても良い環境で練習ができていると思います。

――1年間Aチームの練習を積みましたが大きなけがは一つもありませんでした。何か特別なケアなどは行っているのでしょうか

朝練習前だとかは足首を回したり、足が固くなってしまうので緩めたりというのは徹底しています。

――監督やコーチから課される課題はどのような内容なのですか

自分はとりあえず何も考えるなという事は言われています。自分は考えたら走れなくなってしまうタイプなので、失速しても良いから先頭集団に付いて行けという事は良く言われます。

――1年生同士の仲はいかがですか

ライバル心は安井、藤原(滋記、スポ1=兵庫・西脇工)、石田(康幸、スポ1=静岡・浜松日体)とありますが、今は集中練習組の1年生で高め合ってやれています。

――私生活の仲はいかがですか

そうですね。遊びにオフの日には遊びに行ったり非常に良い環境でやれていると思います。ジョグもよくこの4人でしてアドバイスを送り合ったりしているのでホッとできる存在です。

――オフの日も陸上の話などはされますか

オフの日は陸上の事は忘れて、買い物に行ったり映画を見たりしています。入間のアウトレットにも行きます。やはりリフレッシュするときは1年生同士が多くて、渋谷などの人の多さにも8カ月が経過して慣れてきました。(笑)

――仲の良い先輩はいらっしゃいますか

田口さんに体幹や補強を教えてもらい、練習終わって寮に帰ってきてからウィイレ(ウイニングイレブン)というゲームを一戦やるぞと誘ってくれます。練習の時に聞けない事でも田口さんの部屋に行って、僕はこうしたいのですがどう思いますかなど本当に何でも聞きやすい先輩です。

――ウィイレは得意ですか

いや~。(笑)でも井戸さん(浩貴、商2=兵庫・龍野)には勝ちます。(笑)柳さん(利幸、教3=埼玉・早大本庄)と中村さん(信一郎、スポ3=香川・高松工芸)は強いです。

――さて、東京箱根間往復大学駅伝(箱根)について伺います。光延選手にとって箱根駅伝を一言で表すといかがでしょうか

全日本では自分のミスでシード落ちしたので、箱根駅伝では『自分に勝つ』というテーマを掲げたいです。

――全日本などを走られて出走も現実味を帯びていると思いますが

一回本当にどん底に落ちていて、もうこれ以上底へは行きたくないのでしっかりとチームのために、絶対に区間賞を取ってやりたいと思います。

――箱根に向けて気持ちの変化はありますか

どん底を見てきたという事をバネにして、今後の集中練習でもしっかりと成長して箱根では爆発した姿を見せたいと思います。

――チームの雰囲気はいかがですか

段々と良くなってきていて、離れた選手には付くように鼓舞し合ったり、離れた選手へはどこが悪かったのか言うような雰囲気になってきています。箱根で勝ちたいという気持ちが上級生からすごく伝わってくるので自分も勝ちたいという強い気持ちを持ってやっていきたいと思います。チームとして、総合優勝して強い早大を示したと思います。

――箱根の20キロという距離はいかがですか

今から20キロを考えると長いですが、集中練習で慣れるという事を意識して取り組んでいきたいと思います。

――具体的に集中練習は一日にどのくらい走るのですか

走り込みが自分は足りないと思っていたので、最近は一日25キロは踏むようにしていて、長い日には35キロ以上走ったりもします。

――希望する区間などはありますか

特にないです。走る事になった区間で力を全て出し切って区間賞を取りたいと思います。

――チーム内でご自身の役割はどう捉えていますか

泥臭く走っていき、任された区間で自分が思った以上に走る事が自分の役割だと思います。

――長距離の練習は辛い事が多々あると思います。何をモチベーションにして日々の練習に取り組んでいますか

応援してくれる方々、親など自分に期待してくれている方々の事を思いながら練習に励んでいます。

――他大の事は意識されますか

駒大は全日本で優勝してハーフのタイムもかなり速いですが、自分たちも持っている力をしっかりと出せば勝てるというのが箱根だと思うので、まずは自分の力を出し切っていきたいと思います。

――箱根への意気込みをお願いします

やはり『自分に勝つ』という言葉を置きたいと思います。

――最後に一言お願いします

全日本では自分のミスでシード落ちしてしまったので箱根ではしっかりと活躍して総合優勝します。

――ありがとうございました!

(取材・編集 和泉智也)

箱根への意気込みを書いていただきました

◆光延誠(みつのぶ・まこと)

1995年(平7)年7月18日生まれ。167センチ、49キロ。佐賀・鳥栖工出身、スポーツ科学部1年。自己記録:5000メートル13分54秒46。1万メートル29分14秒20。試合の日はコーヒーを飲んでから始まるという光延選手。取材後は上級生にいじられており、すっかり早大競走部に馴染んでいる様子が伺えました。箱根での『自分に勝つ』走りに注目です。