【連載】関カレ特別企画 新体制対談『一新』 第3回 工藤慎作×長屋匡起×山﨑一吹

陸上競技

  今年も、全国屈指の有力ルーキーが早大の長距離に加入した。菖蒲敦司駅伝主将(スポ4=山口・西京)は今年の1年生をこう評す、「とにかく強い」と。工藤慎作(スポ1=千葉・八千代松陰)は、すでに1万メートルでチーム2位のタイムをたたき出し、山﨑一吹(スポ1=福島・学法石川)は5000メートルで自己記録を2度更新。長屋匡起(スポ1=長野・佐久長聖)は、大学入学後やや苦戦しているが、名門佐久長聖高校で副主将を務めた有望株だ。そんな3人に、これまでの陸上人生、そして彼らが大学生活で描く青写真について伺った。

※この取材は4月29日に行われたものです。

個の強さを磨くために早稲田を選んだ

取材に応じる工藤

――まず、左隣の人の紹介をしてください

工藤  長屋は競技面だと、探求心の強い選手です。生活面ではツンデレですね。

長屋  山﨑は大学入学してからも、上手く走れていて、同い年ですけれどすごく尊敬できる選手だと思います。生活面の方は、食堂とかで見るといつも眠そうにしています。寝癖がひどいので、それまで寝ていたのかなと分かりますね。

山﨑 工藤の印象はあんまりきついとか考えていないのかなという印象です。走っているときもきつい顔をしないで淡々と走っているので、楽しんでそうですね。

工藤  練習にまだ余裕はあるのかなという感じです。

――お互いの存在はいつ頃知りましたか

長屋   全国高校駅伝ですね、お互いに活躍しているのは目にするし、耳にもしますし。あと大きな大会でいうと、インターハイ(全国高等学校陸上競技対校選手権大会)と、山﨑とは伊那駅伝もです。お互いにある程度活躍していた方なので、顔は合わせてはいないのですけど、(存在は)お互いに知っていました。

――3人が一番初めに会ったのはいつですか

工藤  入学試験のときで、顔を合わせたのはそれが初めてでした。

――そこから印象が変わったことはありますか

長屋  俺は印象通りかな。

山﨑 長屋がかなり陸上好きなことですね。もちろんみんな好きなのだろうけど、先輩に「休みの時何しているの」って聞かれたときに、「陸上のYouTubeを見ます」と答えていて。

長屋  好きというか、自分のレース動画をこまめにチェックはしますね。

――工藤選手の印象はいかがですか

長屋  都大路(全国高校駅伝)の3区で留学生もいるなか、果敢(かかん)に突っ込んで勝負するということはすごいなと。頭のねじが良い意味で外れているのかなと思います。

――次に早稲田大学の志望理由を聞かせて下さい

工藤  私は早稲田大学が個々を重視しているところに惹(ひ)かれたというのがあります。特に早大はスピードを結構得意としていて、自分の課題がそのスピードなので、弱点を補ってより大きな選手になりたいと思いました。

長屋  自分も工藤が言っているように個々というのを重視していて。箱根(東京箱根間往復大学駅伝)だけではなくて、トラックも含めて個人として成長できるからです。あと、僕は佐久長聖高校出身なのですけど、そのOBでもある大迫傑先輩(平26スポ卒=現Nike)に憧れて。高校大学と同じ道を進んできて、やはり大学卒業後も競技をやりたいと考えた時に、その考えと大学のビジョンが一致したからというのもあります。

山﨑 僕も二人と同じようなことになってしまうのですけど、一人一人が強くて自分が強くなるために必要なことを皆がわかっている、そういうチームだと前から思っていました。僕はスピード練習が得意で、それがスピードを活かしていく早稲田の練習に合っているのかなと思ったので、早大に入学しました。

――進学するにあたって高校の先輩である、長屋選手は伊藤大志選手(スポ3=長野・佐久長聖)、山﨑選手は山口智規選手(スポ2=福島・学法石川)の影響はありましたか

長屋  伊藤大志先輩だったり、教育実習で中谷雄飛先輩(令4スポ卒=現SGホールディングス)が高校に来てくださったりする機会があって、早稲田の雰囲気や練習を聞かせていただきました。いい意味で一人一人に合った自由な練習ができる反面、自立しないとこの環境では伸びないというのは聞いていたので、それも含めて自分に合うのかなと思い入学しました

山﨑 大学1年生の山口先輩から、高校3年生のときによく言われていたのが、来年から早稲田は強くなると言われていてそこに惹(ひ)かれたというのがあります。

――工藤選手は先輩がいない中で不安はありましたか、また同じ県出身で参考にした人はいましたか

工藤  八千代松陰高校からは長距離では誰もいないのかなと思うのですけど、新しい道を切り開けたらなとも考えていました。千葉出身だと渡辺康幸さん(元駅伝監督、平8人卒=千葉・市船橋)がいてそのくらいの選手になれるように頑張りたいです。

――次に、普段の生活について伺(うかが)います。大学生活は慣れましたか

工藤  入寮する時期をなるべく早めにしていたので生活自体は慣れていて、それに授業が入ってきても最近はそこそこ対応できています。

長屋  高校は先生から決められた教科を受動的に受けていただけだったのですが、大学に入って自分の興味がある勉強や好きな勉強をできるというのは刺激があっていいなと思います。

山﨑 僕も自分の興味ある科目を自分で取って、やりたい勉強をできているので大学生活は楽しいなと感じています。

――そのなかで、興味ある授業や楽しい授業はありますか

工藤  体を実際に動かすスポーツ方法実習は、大学の設備でやるので楽しいです。また、座学の方でも研究施設が充実しているので、将来的に専門分野を学べたらなと思います。

長屋  スポーツ方法実習は、忙しいというか大変な部分もあるのですけど、スポーツ科学部は陸上だけでなくて、いろいろな競技のアスリートと活動できるので面白さがあります。

山﨑 教育基礎論とか解剖学とか、スポーツ方法実習とかいろいろ取っているのですけど、教授の話は中学高校よりも深い話が聞けるので面白いです。

――次に寮生活について伺(うかが)います。皆さんは、高校時代は寮でしたか

工藤  自分は自宅から通っていました。

長屋  寮です。

山﨑 自分も寮です。

――工藤選手は、寮生活を実際にしてみていかがですか

工藤  そこまで順応に苦しんだというのはなくて普通に馴染むことができたのかなと思います。

――高校と大学で違いを感じる点はありますか

長屋  高校の寮は結構厳しい寮でした。ここの寮は高校と違って学生主体でいろいろ、寮則や当番を決めているのですごいことだなと思いました。逆に寮の当番は1年生が入るので、慣れない部分もあるのですけど、寮に入らせてもらっているのはありがたいことだと感じています。

山﨑 高校から寮に入っているので、寮生活にはすぐに慣れることができました。高校と変わった点は先輩が結構優しいことです。高校の寮に入ったときは先輩もかなり厳しく、怖くて。それで生活に慣れるのに苦労したのですけど、大学の先輩たちはすごくよくしてくれています。あと、ご飯が美味しくてしっかり栄養バランスの取れたものを3食とることができていて、良い環境だなと思います。

――好きな寮飯はありますか

山﨑 全体的に美味しいのですけど、肉じゃがみたいで、肉じゃがではない何かが好きです(笑)。

長屋  自分は毎週出るカレーが好きです。あと、ポークソテーは、毎回味付けが変わっていて美味しいです。

工藤  味付けがしつこくない焼き魚系が好きです。

――部屋のメンバーや、お付きの先輩はどなたですか

工藤  3年生の石塚さん(教育3=東京・早実)と、2年生の山口さん、あともう一人新入生の高尾(啓太郎、商1=千葉・佐倉)です。最初の2週間行動を共にした、お付きの先輩は間瀬田さん(純平、スポ2=佐賀・鳥栖工業)でした。

長屋  自分は部屋長が菅野(雄太、教3=埼玉・西武文理 ) さんで、宮岡(凜太、商2=神奈川・鎌倉学園)さんと伊藤大河(教2=福島・会津)さんが一緒の部屋でした。お付きは須山(向陽、スポ2=鹿児島城西)さんでした。

山﨑 僕は、4年生の栁本(匡哉、スポ4=愛知・豊川) さんと2年生の間瀬田さんでした。お付きは山口先輩でした。

――高校が一緒だと優先的に選ばれるのですか

山﨑 そこのところはよくわからないです。高校の時から仲良くさせてもらっていたので、あんまり気を遣わないといったらおかしいですけど、フレンドリーに接してくれたので生活しやすかったです。

――部屋の先輩との思い出はありますか

工藤  部屋では、特に何かするわけではないのですけど、話すときは山口さんや石塚さんとかも含めて話します。先輩方に結構仲良くしてもらったので早く、部活で馴染めたのかなと思います。

長屋  菅野さんはよくピアノを弾かれるので、練習前とか休みの時はピアノの音色を聞きながらリラックスさせてもらっています(笑)。春休み期間中は宮岡さんと一緒に出掛けたこともあります。お付きの須山さんとは生活リズムが合わなくて苦労した部分もありました。

山﨑 僕の部屋は栁本さんと間瀬田さんがすごく仲が良くて。2人で一緒に遊んでいるところに、よく僕も誘ってくれて、サッカーのゲームなどをして楽しく生活させてもらっています。お付きの山口先輩は外に遊びに行くのが好きな人なので、 お付きが終わってからも誘ってくるので休日も楽しいです。温泉や、ポケモンカードを買いに行くと言って連れて行ってもらいます。

花田監督とは密にコミュニケーションを取っている(長屋)

冷静に話す長屋

――ここからは競技のことについて伺(うかが)います。まず、陸上を始めたきっかけを教えて下さい

工藤  特別なきっかけというのはなくて、小学校の時のマラソン大会で、当時陸上をやっていたというわけではないのですけど、そこそこ上位で。それもあって、中学で部活を決める際に球技はやっていないから厳しいのかなと思ったので、陸上部に入りました。

長屋  自分は始めたのは小3の時で、 習い事とかを特にやっていなかったので、祖母から地元のランニングクラブを勧められたというのがきっかけです。

山﨑 僕が陸上を始めたのは中1の頃です。小学校のときにトライアスロンをやっていて、中学校に入った時に、自転車競技一本に絞ってやっていたのですけど、その体力作りで始めました。始めているうちに陸上の方が自転車よりも楽しかったので、陸上に絞りました。

――長屋選手と山﨑選手は県外の高校に通われていましたが、その高校を選んだ理由はありますか

長屋  自分が佐久長聖に入った理由としては全国でも強豪というのが大きかったです。出身の富山はは全国と比べて陸上のレベルがあまり高くないので、中学のときも全国大会に出たのですけど通用しなくて。環境のせいにするわけではないのですけど、やるならもっとレベルの高いところでやりたいなと思っていたので佐久長聖に入りました。

山﨑 僕は栃木出身なのですけど、栃木県の高校も全国高校駅伝ではあまり高い順位で走ることができていなくて、高いレベルで挑戦したいと思っていました。ちょうど、学法石川から声がかかってきて全国でもすごい高校だと知っていたのでトップの人たちと練習できればと思い、入学を決めました。

――工藤選手はなぜ、千葉県には強豪校が多数ある中でも八千代松陰を選ばれたのですか

工藤  千葉県内は陸上が強い高校が多いのですけど、自分は最初からまずはある程度勉強のできるところがいいなと思っていました。それで八千代松陰の特進コースに入りました。陸上の方でも青山学院の佐藤一世選手と順天堂大学の石井一希選手という強い2人が(自分が入学するタイミングで)抜けて、逆にそちらの方が自分にとって成長できる、とびぬけるためにいい環境なのかなと思ったというのもあります。

――勉強との両立はどのようにしていましたか

工藤  結構、通学時間が長かったので、そこで小テストの勉強をしたり、昼休みに課題をおわらせたりとうまく時間を確保していました。

――高校時代に思い出に残っている試合はありますか

工藤  印象に残っているのは2年生のインターハイです。普通に予選で落ちてしまったのですけど、そこから陸上に対する意識が変わって走るようになって、その年の冬に全国高校駅伝で結果を出すことができました。そのきっかけとなる試合だったのかなと思います。

長屋  自分は2年生の伊那駅伝です。1カ月前まで故障していて、上手く走れていない時期があったのですけど、何とか調子を合わせました。区間賞は取れなかったですが、そこまでのプロセスからも納得のいく結果が出て、チームも優勝できたので印象に残っています。

山﨑 僕の印象に残っているレースは2年生の、日体大記録会(日本体育大学長距離競技会)です。 そこで初めて、5000メートルで14分を切ることができて。あとゴール地点で山口先輩が胸を広げて待っていてくれておめでとうと言ってくれたのが、とても嬉しかったです。そのあと、山口先輩も当時日本高校歴代3位のタイムで走っていて、印象に残っています。

――早稲田の練習を1カ月以上経験されて、高校時代の違いを感じるところはありますか

工藤  高校の時よりもスピードやポイント練習の質が高いというのは感じていて、そこは自分の課題でもあったのでうまく取り込めているのかなと思います。

長屋  高校の時に比べて、スピードも、一回に走る距離も長くなっています。インターバルにしろ、短い距離を走るにしろ、大会に合わせてメニューをいろいろ工夫しながら、練習しているのが見てわかるので、すごく学びになっています。その点では大学の練習にうまく適応していかなくてはいけないなと思っています。

山﨑 やはり、スピード練習が多くて高校時代もスピードをガンガンやるタイプだったので練習は似ていて、練習に適応するのに時間はかからなかったなという印象です。ただ、花田さん(花田勝彦駅伝監督、平6人卒=滋賀・彦根東)の教え方というは高校と違っていて、細かく指示されるのではなく、自分で考えて成長できることをやりなさいと言う感じで、その点にはすごく違いを感じています。

――今、花田監督の話が出てきましたが、残りのおふたりは花田監督はどのような印象を持っていますか

工藤  結構引き出しが多いのかなというのがあります。こうしたら良くなるとかも話してくださりますし、最後は自分で考えることになるのでそのバランスが絶妙だなと思います。

長屋  花田さんはオリンピックに出場されていて、トップで活躍されていた選手なのに威張るのではなくて学生の目線まで下りてきて自分たちの意見を汲(く)み取ってくださいます。密にコミュニケーションを取ってああしたい、こうしたいと話ができるのは高校とは全然違うなと思います。

入学してからは順調にきている(工藤)

取材に応じる工藤

――次に早稲田に入ってからのご自身の結果についてはどのようにとらえていますか

工藤   先日、日体大記録会があって、1万メートルで28分31秒で走ることができました。その時に花田さんに、「冬には27分台、その付近のタイムを出せる選手になれる」と言って頂きました。今はやはり、高校時代のレベル的にトップで活躍するのは無理だと思うのですけど、ステップアップの試合としては順調に来ているのかなと思います。

長屋  入学してから、記録ないし結果はあまりふるっていないです。けれども、高校の時みたいに大きな大会の前に故障して結果が出ないということに比べたら練習は順調に来ているので、今は貯めの期間なのかなと思って練習に取り組んでいます。

山﨑 僕は、大学に入ってから全ての大会で自己ベストで走ることができているのでやはり早稲田の練習と花田さんの指導が合っているのかなと思います。このまま練習を続けていたら、確実に成長できると感じています。

――ご自身の走りの強みはありますか

工藤  先ほども、留学生と競り合っているという話がありましたが、やはり駅伝で前半から攻めることには自信があって、アグレッシブなところです。

長屋  自分は高校の時からロードや長い距離が得意な方かなと思っています。でも、それだけでは通用しないので短い距離やトラックでも活躍できるようなオールラウンダーな選手になりたいです。

山﨑 トラックや集団について、耐えるというレースが得意なのですけど、駅伝になると一人で走ることが多くなると思います。一人で走る練習もしっかりこなして、長い距離に対して苦手意識があるのでそこもしっかりととっていけたらなと思います。

――ライバルはいらっしゃいますか

工藤  明治大学の新入生の綾一輝です。八千代松陰高校の同期で、まだ直接対決はないのですけど、対決するときは負けたくないかなと思います。

長屋  この人というライバルはいないですけど、同学年の選手には負けたくないです。でも、ロードに強い選手もいればトラックに強い選手もいて、全部ひっくるめてうまく勝負できるようになりたいです。

山﨑 明治大学にいる大湊柊翔です。学法石川出身で、チームの中心となっていた選手です。高校時代はほとんど勝つことができなかったので、同じレースになったら負けたくないです。

――長屋選手は先ほど、憧れの選手に大迫選手を挙げていました。工藤選手と山﨑選手はいらっしゃいますか

工藤  特に箱根駅伝を見て憧れて育ったというわけでもないので、憧れの選手はいなくて。同じスタートラインに立ったら戦わなくてはいけないので、特にいないです。

山﨑 僕は山口先輩です。高校時代から周りと比べて抜けているところがあって、速さもあるしラストのキレも他の人と全然違います。いつかは勝ちたいなと思っていますが、憧れている面もあります。

――大学4年間での目標を教えて下さい

工藤  自分はフルマラソンをやりたいと考えています。2028年のロサンゼルスオリンピックの、日本代表選考会、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)があるのでそこの出場権を得られたらなと思います。もし、そのレベルにいかなくても、将来的に狙えるように下地作りの4年間にしたいです。

長屋  大迫選手や竹澤さん(平21スポ卒=兵庫・報徳学園) 、花田さんのような国内だけではなく、海外のレースにも出場して活躍する選手になりたいです。ただ今の段階ではそんなことは言えないので、ケガをなくして結果を残すことが第一に頑張りたいです。

山﨑 目標としているのは、箱根で区間賞を取ることです。陸上をやっていて、人に活躍をしているところを見せることができていないので、親に感謝を伝えるために、喜ばせるためにというのがあります

――それを達成するために、最後に今年1年間の抱負を教えて下さい

工藤  今年1年間は耐える年だと思っています。上に3学年もいて思うようにいかないこともあるなかで、冬には駅伝で区間3番以内を狙っていけるような選手になっていたいと思います。

長屋  自分も1年目から活躍したいというのはあります。1年目から狙っていかないと3年、4年では狙い始めては遅いので、そのためにまずはケガをせず練習を継続できるようにしたいです。

山﨑 初心を忘れないようにしたいです。今はすごく周りの環境に感謝しながら陸上に取り組めていますが、結果が出てきたときに慢心しないように少しずつ成長できたらなと思います。

――ありがとうございました!

(取材・編集 飯田諒、戸祭華子、写真 堀内まさみ)

◆工藤慎作(くどう・しんさく)(※写真左)

2004(平16)年11月10日生まれ。168センチ。千葉・八千代松陰出身。スポーツ科学部1年。自己記録:5000メートル13分56秒60 1万メートル:28分31秒87。高校時代からメガネランナーとして有名な工藤選手。実は、度付きのサングラスの購入を検討しているそう。走りはもちろんのこと、見た目もさらにパワーアップした姿に期待です!

◆長屋匡起(ながや・まさき)(※写真中央)

2004(平16)年8月19日生まれ。172センチ。長野・佐久長聖出身。スポーツ科学部1年。自己記録:5000メートル14分06秒75 1万メートル:29分42秒54。佐久長聖高校では坊主だった長屋選手は、髪を今伸ばしているのだとか。高校の先輩の伊藤大志選手とは反対に(?)ナチュラルな髪型に憧れているそうです!

◆山﨑一吹(やまざき・いぶき)

2004(平16)年7月14日生まれ。171センチ。福島・学法石川出身。スポーツ科学部1年。自己記録:1500メートル:3分54秒07 5000メートル:14分18秒07。小学生の頃から、ポケモンゲームブラックをやっていたという山崎選手。対談の際、最初に選んだポケモンが長屋選手と同じという、思わぬ共通点を発見していました。これからの4年間で、お互いの知らないところをたくさん見つけていってほしいです!