6月26日から7月7日にかけて中国・成都で行われるFISUワールドユニバーシティゲームズ(ユニバ)の陸上日本代表選手が18日、発表された。早大からは主将の三浦励央奈(スポ4=神奈川・法政二) が200メートルで、稲毛碧(スポ3=新潟・東京学館新潟)が100 メートルで、それぞれ代表に選出された。代表選考会となった日本学生個人選手権(個人選手権)の3000メートル障害で優勝した菖蒲敦司(スポ3=山口・西京)は、派遣標準記録も突破していたが選出とはならなかった。
今季初めから目標としてユニバ日本代表を掲げていた三浦。代表選考会となった個人選手権では2着に入り、代表選出。見事に有言実行を果たした。チームを引っ張る主将である三浦の選出により、チームにも良い影響がもたらされることが期待される。
一方の稲毛は、ユニバ争いは意識していなかったというが、個人選手権準決勝で派遣標準を切る10秒32の自己ベストをマーク。勢いそのままに決勝でもセカンドベストをマークし、3着ながら今回代表に選出された。
ともに今季の調子の良さや、更なる記録更新への自信がうかがえる2人。普段早大を背負って戦う2人が世界の舞台でどんな活躍を見せるのか。ユニバ男子100メートルは6月30日、男子200メートルは7月2日から行われる。
100メートル代表
◆稲毛碧(いなげ・あおい)
新潟・東京学館新潟出身。スポーツ科学部3年。自己記録:100メートル10秒32。2022日本学生個人選手権100メートル2位(3着)
200メートル代表
◆三浦励央奈(みうら・れおな)
神奈川・法政二出身。スポーツ科学部4年。自己記録:200メートル20秒77。2022日本学生個人選手権200メートル1位(2着)。
(記事、写真 及川知世)