【特集】競走部特別インタビュー『WとJAPAN』

陸上競技


 『ワセダから世界へ』――。日本陸上界をけん引し続けている早大競走部が掲げる、重い、重い言葉だ。早大競走部は世界への登竜門。伝統と実績を持ち合わせているからこそ、エンジの選手には高いステージで活躍することが常に求められてきた。

 ことしの早大は実力者がそろい、部全体で『国際大会に5人輩出』と目標を定めた。しかし故障で代表選考に絡めず悔しい思いをする者も多く、そう上手くはことは進まない。このまま終わってしまうのか…。そんな暗い雰囲気を打ち破るように、最後の最後で、4年生二人が世界への切符をもぎ取った。石田裕介主将(スポ4=千葉・市船橋)と野本周成(スポ4=愛媛・八幡浜)。激しい国内選考を勝ち抜き、二人が世界で見た景色とは。そして直前に控えた引退試合・日本選手権リレーへ懸ける思いとは。『JAPAN』を経験し、ついにエンジに別れを告げる二人に、話を伺った。

『WとJAPAN』

【世界選手権】
石田裕介主将(10/23)

【ユニバーシアード】
野本周成(10/23)