今季最後の大会となった日本学生ハーフマラソン選手権が2日に行われた。ワセダからは東京箱根間往復大学駅伝(箱根)でも活躍した主力選手をはじめ、多くの選手が出場した。自己新記録更新者が続出した今大会では、田口大貴(スポ3=秋田)が部内トップ、学生全体では2位に入り、続く3位には駅伝でも主力の一人として活躍した井戸浩貴(商1=兵庫・龍野)が食い込む健闘をみせた。
ラストで後続を離し見事2位に入った田口
先月の大雪の影響により千葉国際クロスカントリー、青梅マラソンともに中止となり、箱根以来約2ヶ月ぶりのレースとなった今大会。天候に恵まれないレースとなったものの、序盤からハイペースでレースは進み、上位10名が62分台の好タイムを叩き出す大混戦となった。箱根で注目を浴びた山中秀仁(日体大)が序盤からトップに立ち集団を引っ張ると、レース中盤からは田口や井戸、三浦雅裕(スポ2=兵庫・西脇工)が先頭集団に加わりワセダの選手同士で激しい先頭争いを繰り広げた。
そんな中、2位でフィニッシュした田口は「積極的なレースがしたいと思っていた」と語った通り、序盤から果敢に攻め、トップ山中に食らいつく積極的な走りを見せた。田口自身も納得のいくレースとなったが、2位という順位は「ひとつの成果」と語るとともに、トップと差がついたことに少し悔しそうな表情も浮かべた。来季はワセダの主力選手の一員として、他大のエース級選手と渡り合う姿を見せてくれるはずである。田口と3秒差でゴールした井戸は、良いコンディションの中でレースを展開することができ、自身の走りを「合格」と評価する納得の走りができた。急成長を遂げた井戸だが、自身のハーフマラソンに強い選手というイメージを払拭(ふっしょく)するべく、「トラックでも主力として活躍したい」と来季のトラックシーズンへの意気込みも語った。9位でフィニッシュした三浦は、「箱根以降練習が積めていなかった」と語るが、きょねん同大会で自己記録を更新した感覚でレースに臨み、きょねんの記録を39秒上回る62分52秒の自己新記録をマーク。一方、中村信一郎(スポ2=香川・高松工芸)や平和真(スポ1=愛知・豊川工)は「15キロまでは積極的なレースが出来たが、その先からが課題」と語るように後半、先頭集団からは遅れをとってしまった。今レースでは終盤の粘りが結果の明暗を分けるかたちとなった。
下級生の井戸と三浦が存在感を示した
今大会ではBチームの選手も多く出場し、17人もの選手が自己新記録を更新したことは、来季のトラックシーズンへ向けて良い収穫になったに違いない。今回の結果で自信をつけ、トラックシーズンに対して意欲をみせる選手たちの今後に期待したい。
(記事 管真依子、写真 松田萌花、井上義之)
結果
▽男子ハーフマラソンの部
田口大貴(スポ3=秋田) 1時間2分30秒 (2位) 自己新記録
井戸浩貴(商1=兵庫・龍野) 1時間2分33秒 (3位) 自己新記録
三浦雅裕(スポ2=兵庫・西脇工) 1時間2分52秒 (9位) 自己新記録
柳利幸(教2=埼玉・早大本庄) 1時間3分04秒 (12位) 自己新記録
中村信一郎(スポ2=香川・高松工芸) 1時間3分07秒 (14位) 自己新記録
平和真(スポ1=愛知・豊川工) 1時間3分22秒 (17位)
臼田稔宏(基理3=長野・佐久長聖) 1時間3分55秒 (43位) 自己新記録
佐藤淳(スポ1=愛知・明和) 1時間4分13秒 (53位) 自己新記録
藤岡孝彰(商2=東京・早実) 1時間4分40秒 (88位) 自己新記録
鳥山賢(教2=岡山城東) 1時間5分33秒 (153位)自己新記録
高橋広夢(スポ3=東京・東大附) 1時間5分59秒 (200位)
前野陽光(スポ2=神奈川・多摩) 1時間6分16秒 (231位)自己新記録
鈴木洋平(スポ1=愛媛・新居浜西) 1時間6分24秒 (239位)自己新記録
川村裕幹(基理1=和歌山・桐蔭) 1時間6分48秒 (289位)自己新記録
柄本勲明(スポ1=早稲田佐賀) 1時間8分46秒 (441位)自己新記録
安田匡(商2=福島・安積) 1時間8分48秒 (444位)自己新記録
佐藤征昭(スポ1=福島・安積) 1時間9分18秒 (481位)自己新記録
本郷淳(スポ1=岡山城東) 1時間9分54秒 (519位)自己新記録
福井創一(スポ2=大阪・北野) 1時間11分00秒(583位)自己新記録
中村駿介(社2=愛知・岡崎城西) 1時間14分35秒(722位)自己新記録
コメント
田口大貴(スポ3=秋田)
――きょうのレースを振り返っていかがですか
いままで消極的なレースが多くて、これを期に積極的なレースがしたいと思っていたので、そういうレースができて良かったです。
――積極的なレースというのは山中秀仁選手(日体大)が出た後のことですか
いや、もう全体的に自分で行けると思った時に行こうと思っていたので。山中選手が出た時に対応できなかったことは課題ですけど、その後に集団で自分がいけると思った時はガンガン前に出て、積極的に入れたので。そういうレースができたので良かったかなと思います。
――山中選手が出た時は対応ができなかった
できなかったです。
――その後、井戸浩貴(商1=兵庫・龍野)選手と駒大の馬場翔大選手と競る場面がありました
その時も、自分がきつい状態だったので少し距離を空けてしまったんですけど、そこでなるべく差を開かないようにということだけを意識してやっていました。たまたま下り坂で体が楽になるところがあったので、そこの部分を使って距離を縮めました。まあ後は縮めたら出るしかないと思っていたので、そのままの勢いを使って、ガンガン自分でいけるときは行こうと思ってやっていました。
――井戸選手を離したのはどのくらいですか
多分ラスト300メートルとかです。本当にちょっと手前くらいで仕掛けて離しました。
――その結果2位につながったということですか
だと思います。2位になったのはそこの部分かなと思います。
――自己ベストを更新されたと思いますが、いかがですか
そういう練習もできていたので、自己ベストは出るだろうなと思いながら走っていた部分もあったので、その通りになってどちらかというと安心した感じです。
――それは以前仰っていた動きを大きくするということがつながった結果ですか
いや、そういうわけではないんですけど。体も色々変えてたりとかもしたりしているので、そういった部分の取り組みも少し出たかなと思います。まだまだなんですけど。上尾シティマラソンの時は、練習しない中でぽっとタイムが出たんですけど。今回はちゃんと集中練習も終わって、そこからしっかりと練習を継続してやれていたので。まあだからこそ出るだろうなっていう自信もありましたし、まあ、タイムに関してはこれくらいは出るだろうなと思っていたので。まあ安心したっていうほうが大きいです。
――日本学生ハーフマラソン選手権で今季が終わったと思いますが振り返っていかがですか
エンジを着る試合で走れていないので、一概に喜べないかなと思います。まあでも成長できている試合もありましたし、ダメだった時も、ステップアップしていまにつなげてはきているので。自分なりに振り返って来季につなげることができればなと思います。
――何度も仰っていると思いますが、来季こそ主力ということですか
来季こそは他大のエースの選手と渡り合えるくらいのレベルにはいきたいなと思っています。2番でこれたのはひとつの成果だと思っているので、それはそれで少し喜んで、まああとはトラックに向けて頑張ります。
井戸浩貴(商1=兵庫・龍野)
――きょうのレースを振り返っていかがですか
前半から勝負をするという指示が渡辺康幸駅伝監督(平8人卒=千葉・市船橋)からあって、その通りの走りができて後半もそこそこ粘れたので、自分としては合格点が与えられる走りだったのではないかなと思います。
――どのようなレースプランで臨まれたのでしょうか
僕自身のレースプランも最初から先頭に山中さんっていう優勝された強い方がいらっしゃったので、そこにできるだけ勝負できるようについていくってことでレースプランを組んでいましたね。
――実際のレース展開は思うようにいったのですか
ある程度自分が思った通りには出せたと思います。
――東京箱根間往復大学駅伝(箱根)後はきょうまでどのように調整してきたのでしょうか
本当は千葉国際クロスカントリー(千葉クロカン)に出る予定があったのが雪でなくなっちゃって、試合感覚がなくなったりちょっと難しいところもあったんですけど、それはしっかり自分で何とかできたのがこの結果だと思っているので良かった、自分で調整できたんだと思います。
――きょうのタイムはどう捉えていますか
タイムは自己新記録でとりあえずは喜んでいるんですけど、コンディションが良かったっていうのが1番大きいので、そこで満足せずにっていうことは思っています。
――今後のトラックシーズンに向けての抱負をお願いします
ハーフっていうイメージが部内で付いちゃっているので、トラックでも主力で走れるっていうところをしっかりアピールできるように今シーズン頑張っていきたいですね。
三浦雅裕(スポ2=兵庫・西脇工)
――きょうのレースを振り返って
思ったよりいいペースで走ることができたので、自分でも少しびっくりしています。
――レースプランは
日体大の山中に、「自分は後ろにつくから引っ張ってくれ」と頼んでおいてあったので(笑)、山中にどれだけついていって粘れるかということを意識していました。
――終盤やや失速したような印象がありましたが、何か原因等考えられますか
最も考えられるのは、箱根が終わってから少し休みすぎてしまったことですね。距離が積めていなくて、それが後半の走りに影響したのかなと思います。
――雨というコンディションへの対策は
寒かったのでやはりアップを長めにしたり、しっかり防寒対策をしたりしてレースに臨みました。でもやはり寒かったです。
――レース中の影響はありましたか
そうですね。寒かったので、足が冷えてしまって固まってしまうのが少し早かったです。
――62分台という好タイムが出ました
いまの力では出すことができるとは思っていたので想定内とはいえます。この結果に満足せずトラックでも記録を残していきたいと思います。
――きょねんも自己記録を更新した大会でしたが、得意意識はありましたか
きょねん好タイムが出たことによってやはりいい印象があったので、その感覚でレースに臨んで走ることができたのは良かったなと思います。
――今後のトラックシーズンに向けて
ことしは5000メートル13分台と1万メートル28分30秒切りを目標に頑張っていきます。
柳利幸(教2=埼玉・早大本庄)
――出場が予定されていた千葉クロカンが中止になりましたが、今大会にはどのように調整してきましたか
千葉クロカンは12キロということでガンガンスピード練習をやっていて、ハーフは走らずに千葉クロカンを走って春のトラックシーズンに入る予定だったのでそういう練習しかしていませんでした。千葉クロカンが中止になってからハーフを走ることになってポイント練習自体はいままで通りスピードの練習がメインだったんですけど、自分なりに朝のペース走とかジョグで走り込んでハーフに対応できる体をつくろうと思ってやってきました。
――目標やレースプランはどのように考えていましたか
先週まで練習で追い込んでいたので正直きょうも体が重かったんですけど、それでもどれだけ先頭集団で戦えるかというのとチーム全体としてどれだけ順位にこだわれるかというところを課題にしていました。最後まで先頭集団についていきたかったですけど力及ばず個人としては10番台の成績で終わってしまいました。でも井戸であったり田口さんであったりワセダの選手が上位に多く食い込んでくれたのはチームとしてはいい収穫だったのかなと思います。
――10キロあたりで先頭集団から遅れ始めたように見えたのですが、調子はいかがでしたか
前日までずっと動きが重いなあと感じていたのでもっと序盤で失速してしまうのではないかと恐れていたんですけど、いざ走ってみたらある程度体が動いたので自分の中ではきょうはいい方だったのではないかと思います。
――終盤は前を走っていた中村信一郎(スポ2=香川・高松工芸)選手に追いつき勝利しました。同じ2年生として意識している部分はありましたか
あまり意識はしていなかったんですけど最後の1、2キロぐらいで前にいたので追い付いて一緒に行こうということで、僕が前に出て引っ張ったり、お互いに刺激し合って一つでも上位に上がろうと思って終盤はレースをしていました。
――タイムは63分04秒で自己新記録でした
今回は時計を付けずに自分の感覚で走ることを自分の中での課題としてやっていたんですけど、体が重いなりに自己新記録を出せました。いままでハーフマラソンとか長い距離では途中でタイムを見ながら一喜一憂していた部分が少なからずあったので、そういうところでこれから自分の長い距離に対する姿勢ややり方が見えたかなと思います。
――それでは良いかたちでトラックシーズンに臨めますね
そうですね。今後は合宿もありますし、そこで十分にスピードを磨きたいです。千葉クロカンの前からずっとスピードを磨いていたのでそれを春先に一気に爆発できればいいかなと思います。
――次に照準を合わせるのはどの大会でしょうか
まずは4月のはじめにある六大学対校大会の5000メートルで自己ベストを更新したいです。そこから色々な大会に出場させていただく予定なのでそこで徐々にではなく10秒、20秒と記録を更新できるように頑張っていきたいと思います。
中村信一郎(スポ2=香川・高松工芸)
――きょうのレースを振り返っていかがでしたか
15キロまでは先頭で走れましたし、前半も積極的に走れました。でもタイムが62分台にいけなかったのが残念なんですけど、残り5キロが本当に課題かなと思います。
――タイムでは62分台を目標にされていたということですが、チーム内での目標はありましたか
そうですね。タイムは62分台が目標で、チームというよりかは、62分台の中でも他大の選手に競り勝つということが目標だったんですけど、やはりラストでいろんな選手に抜かれましたし、そういった中ではまだまだかなと思っています。
――天候の関係で2月中はレースが中止となってしまいましたが、その間はどのように過ごされていましたか
日曜日が雪で2回とも潰れてしまったんですけど、その代わりに月曜日にポイント練習をしたりとか、あと自分なりに朝のペース走の距離を増やしたりとかしていたので、距離に対する不安はなかったです。あと、治療にも定期的に行くようにしてケガをしないようにしていました。
――小雨の中のレースでしたが、コンディションはいかがでしたか
ちょっと寒かったんですけど、僕は暑いのが苦手なので、僕の中では環境としてはきょうは良かった方なんじゃないかなと思います。
――これからトラックシーズンまで、どのように過ごしていきたいですか
やはり昨年と違って、Aチームとして練習をしていく中で、もっと積極的にいってチーム全体を上げられたらいいなと思います。3月の中旬から下旬に鴨川合宿があるんですけど、それは明大との合同なので、そこで一緒に明大の選手と刺激し合えたらいいなと思っています。それでトラックに移行できたらいいなと思います。
平和真(スポ1=愛知・豊川工)
――きょうのレースを振り返っていかがですか
15キロまでは動きも良かったですし、余裕持っていけたんですけど、そこからいつもなのですが前に進まないというか、へばっちゃった感じです。上り下りもあってそこでだいぶ失速してしまいました。
――先頭集団から遅れたのは何キロぐらいでしたか
15キロすぎぐらいです。
――そこまでは余裕持って行けたということですか
はい。13キロぐらいからだんだん余裕が無くなってきたのですが、15キロまではついて行けました。
――香川丸亀国際ハーフマラソン(丸亀ハーフ)からきょうまで、どのような調整をしてきましたか
今回に向けて作るというよりも、春を見据えてスピード重視の練習をしてきました。きょうはそのかいあって足は結構動いたのですが、後半持ちませんでした。あまりここに向けてビシッとやってきたわけではないので、そういうところが後半の失速になりました。
――ゴール後には悔しそうな表情でした
ほかのワセダの選手から遅れているというのはレース中に分かっていました。15キロの通過が44分10秒ぐらいでかなりいいペースだったので、62分台行けるだろうと思って走っていました。しかしラスト5キロで自分が思っていた以上にたれてしまい、ゴールしてから時計を見てがっかりしました。
――丸亀ハーフの時も最初先頭にいて後半離れてしまうというレースでした
今回もそうですね。僕の負けパターンだと思います。
――それを払拭(ふっしょく)しなくてはいけないということですか
そんなに簡単には変えられないので、来季、弱いところを直せればいいかなと思います。
――これからはトラックに向けてやっていくということですか
はい。まずはトラックの目標を立ててやっていきたいです。
臼田稔宏(基理3=長野・佐久長聖)
――きょうのレースを振り返って
調子があまり良くなかった割りには自己記録が更新できたので、良かったと思います。
――前回のレースから1カ月、どのように調整しましたか
あまり調子が良くなかったのですが、1カ月間で色々と肉体改造に取り組んだ結果が記録に結びついたのだと思います。
――具体的にはどのような練習を行いましたか
走りよりも、体幹やお尻周りの筋肉の補強を中心にトレーニングしました。
――きょうのレースプランなどはありましたか
本調子ではなかったことと、先頭が速くなるということを予想していたので、1キロを3分ペースで押して行く形になりました。
――レース展開はいかがでしたか
ずっと3分ペースで終始落ち着いて進めることができました。渡辺監督からは積極的に行くように言われていて、その中で自分のペースに入ってしまったのはあまり良くなかったですが、冷静に自分の力を見極めてレースを進められたことは良かったと思います。
――次回のレース予定は
次はトラックレースに出場する予定です。
――目標をお願いします
5000メートルで高校からまだ自己ベストを更新できていないので、ベストの更新、14分1ケタを狙っていきたいと思います。
佐藤淳(スポ1=愛知・明和)
――ハーフマラソンの完走は初めてでしたが、いかがでしたか
15キロからきついとコーチなどに言われていたので、15キロまでは良いペースで押せたんですけど、初めてということでそこからがうまく行かなくてペースが下がってしまい、後半失速してしまったのでそこが次への課題かなと思います。
――ケガをしていたそうですが、その影響などはありましたか
11月の上尾シティマラソンでケガをしてしまって、一カ月くらい走れなかったんですけど、最近しっかり練習し出してからまだ一カ月くらいなので、正直急ピッチで仕上げた感じなんですけど、その割には走れたかなと思います。
――今回のハーフマラソンの途中展開などはどのようでしたか
正直足などもまだ不安だったので、前半は前の方でレースをしようとは思わなかったので、始めはゆっくり入って中盤くらいから上げていくという感じだったんですけど、8キロくらいで先輩たちが見え始めたときは少し元気になって、そのまま調子よくいけました。
――今回の順位やタイムに満足はされていますか
15キロまでは63分台狙えるペースだったので、コーチなどにも途中、「63分台いけるぞ」と言われていたので、63分台が出なかったのは少し悔しいですけど、ケガで全然走れなかったので、これがいいきっかけになってまた調子を上げていけば良いかなと思います
――今後の課題について教えて下さい
ケガをして同じ1年生の平や井戸たちにかなり差を付けられてしまったと思うので、ここから焦らずに、でもゆっくりもしていられないので、少しずつ差を詰めて追いついて追い越していければいいかなと思います。