第57回東京六大学対校 4月6日 神奈川・日吉陸上競技場
今シーズン初の対校戦となる東京六大学対校が開催された。早大は3種目でワンツーフィニッシュ、3種目で男女アベック優勝を果たすなど、多くの選手が躍動。男子は12年ぶりの総合優勝、女子は連覇を果たし日吉の地をエンジ色に染め上げた。
閉会式後の集合写真
(記事、写真 飯田諒)
★鷺が2連覇達成! 男子は自己新も悔しさ残る(男女100メートル)
ゴール後の鷺
男子100メートルには、千田杜真寿(スポ4=茨城キリスト教学園)、関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟)が出場。千田は1組3着、関口は2組2着で決勝進出を決めた。迎えた決勝。千田、関口共にスタートと同時に飛び出し、両者ほぼ横並びで先頭争いを展開。このままワンツーフィニッシュもあるかと思われた。しかしゴール直前に慶大の選手に抜かれ、0.01秒差で2着に千田、3着に関口という結果に終わった。タイムとしては、自己新のみならず、日本学生対校選手権(全カレ)の標準記録Aを突破した両選手。しかし千田は、「0.01秒差で優勝を逃したことが悔やまれる」と振り返った。
女子100メートルは決勝のみ行われ、連覇をかけて鷺麻耶子(スポ4=東京・八王子東)が出場。不調明けで不安があったというレースは、1・8メートルの追い風が吹く中行われた。今年から大きく変えたスタートがうまくハマり、先頭に立つ。終盤には法大の選手が迫ってきていたが、トルソーで0.01秒の差を制し、連覇を果たした。
鷺は優勝、千田、関口は2着、3着と明暗の分かれた結果となったが、3選手ともに更なる飛躍の余地は大いに残されている。千田、関口も前述の通り標準記録Aの突破など、収穫も大きかった今レース。次なる関東学生対校選手権(関カレ)に向けて、3選手の活躍に期待は膨らむばかりだ。
(記事 長屋咲希、写真 會川実佑)
★眞々田、寺澤がワンツーフィニッシュ 清水奈も終始独走で優勝!(男女400メートル)
レース後の眞々田(写真左)と清水奈
男子400メートルタイムレース決勝には、1組目に寺澤大地(スポ3=京都・洛南)、2組目には眞々田洸大(スポ4=千葉・成田)が、女子400メートル決勝には清水奈々子(文構3=北海道・札幌南)がそれぞれ出場。昨年の日本学生対校選手権(全カレ)400メートル覇者である眞々田は堂々の1位、そして寺澤は47秒90で自己ベストを更新し、2着を飾った。また、女子も清水奈が優勝。短距離陣の強さが際立つレースとなった。
最初に女子400メートル決勝が行われた。スタートから飛び出した清水奈は、他を寄せ付けない走りで終始独走をキープする。そのまま1着でフィニッシュし、早大に3点を寄与。自己記録の更新は次戦以降への持ち越しとなったものの、清水奈はチームに貢献できたことに対し、安堵(あんど)する様子を示した。
続いて行われたのは男子400メートルタイムレース決勝。1組目に出場した寺澤は、前半200メートルでスピードを上げきることができずに後半に突入する。一方、後半では意地のスパートを見せると、1着でフィニッシュするとともに、先週行われたTOKOROZWAゲームズに続く自己ベストを更新。全体では2位、タイムは47秒90と、手ごたえを感じるレースとなった。2組目に出場した眞々田は、スタートで勢いづくと、バックストレートに入りさらに加速。そのまま1着でフィニッシュし、全体で1位、46秒89の好記録をマークした。
400メートルにおいて男女アベック優勝に輝いた今レース。各選手がタイムやレースに課題を残したものの、対校戦初戦としては上々の出来を見せた。この勢いをモチベーションにつなげ、個の目標、チームの目標に向けまい進する姿に注目したい。
(記事 草間日陽里、写真 佐藤結)
★ルーキー立迫が初エンジで優勝!新田、筒井も2着と意地を見せる(男女800メートル)
健闘をたたえ合う立迫(写真手前)と筒井
女子800メートルには新田望(スポ3=神奈川・法政二)が出場した。序盤から慶大と立大の選手が飛び出すと、新田は後方から徐々に加速。200メートル付近で立大の選手を抜き去り慶大の選手に追いつくと、次第に後ろを引き離していき、そこからは2人での優勝争いに。600メートルで慶大の選手がさらにスピードを上げたが、新田も懸命についていく。しかし、ラストスパートで大きく差をつけられ、2位でフィニッシュ。悔しい2位となった。
一方、男子800メートルには筒井航佑(スポ4=愛知・時習館)、立迫大徳(スポ1=鹿児島城西)が出場。立迫は、高校生で日の丸を背負いU20アジア選手権800メートルで優勝、また、同種目高校歴代4位の記録をもつ強力ルーキーだ。レースでも、1年生らしからぬ積極的な走りを見せた。レース序盤、後方から加速し、一気に先頭に躍り出る。先頭で集団を引っ張っていたものの、400メートルで他大の選手がスピードを上げると、一時は7位まで後退。「位置取りが悪く」、前に出ることができなかったという。そのような状況の中でも、早めにスパートをかけることで、再び首位に。集団の後方でレースを進め、早い段階でスパートをかけた筒井も立迫にすかさず反応。ラストの直線は2人のデッドヒートになったが、立迫が0.04秒差で筒井に競り勝ち、優勝。初めての大学陸上の舞台で、憧れのエンジのユニホームを身にまとい、華々しいデビューを飾った。
立迫は優勝に喜びを感じるとともに、「ポケットされてしまったので内容としては良くないレースになった」と冷静に振り返る。鮮烈なデビューに、来たるU20のアジア選手権、そして、今後の4年間に期待が大きく膨らむ。新田、筒井も苦しく悔しいレースとなったが、上級生らしい走りを見せてくれた。今シーズンはまだまだ始まったばかり。今回の結果を糧に、次なるレースに向けて、彼らはさらに強くなる。
(記事 佐藤結、写真 飯田諒)
★吉倉が優勝し岩下が2位に エンジデビューの2人が大奮闘(男子1500メートル)
ゴール手前で競り合う吉倉(写真左)と岩下
男子対校1500メートル決勝は、下級生の活躍ぶりが光る試合となった。早大から出場したのは、初エンジとなった岩下和史(スポ2=神奈川・神大附)と吉倉ナヤブ直希(社1=東京・早実)の2名。2023年のU 20日本選手権1500メートルで5位の実力を持つ吉倉は、大学入学後初のレースとなった。終始トップを守った吉倉は、岩下との1位争いを振り切り優勝。岩下も吉倉に続き2着に入り、早大勢がワンツーを占める獅子奮迅の活躍を見せた。
スタートすると前半、吉倉は先頭、岩下は集団の3番手につける。「スタートで前に出て、引っ張りきるというレースプランをたてていた」と話した吉倉は、その言葉通り、盤石な走りで終盤まで集団を引っ張り続けた。集団のペースが上がったラスト1周。一時は岩下が、先頭の吉倉を猛追し交わす場面が見られたものの、ラストの直線でギアを上げ、再度トップに出た吉倉はそのまま1着でフィニッシュ。それに続いた岩下が2着でゴールし、早大勢の白熱した先頭争いで会場を沸かせた。
今レースは、吉倉にとって華々しいデビュー戦となった。一方、今季好調ぶりをうかがわせる岩下の方も、後輩の活躍に負けてはいられない。対校戦初戦を終え新入生を迎えた今シーズン、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、早大を盛り上げていってほしい。
(記事 草間日陽里、写真 佐藤結)
★追い上げを見せた間瀬田が優勝! (男子5000メートル)
1着でゴールする間瀬田
応援団の力強い応援の元行われた男子5000メートルには、間瀬田純平(スポ3=佐賀・鳥栖工)と工藤慎作(スポ2=千葉・八千代松陰)が出場。両選手とも集団の中で粘り強い走りをして、間瀬田はトップ、工藤は6位でゴールした。
序盤は間瀬田が集団の前方、工藤が集団の後方でレースを進める。5周目から間瀬田は先頭の後ろにつき、工藤は第一集団と第二集団の間でレースを展開した。間瀬田は3000メートルを8分23秒で通過すると、次の1周で先頭の選手を抜き一時トップに躍り出る。工藤も第一集団に追いつき、後方で粘り強い走りを見せた。しかし10周目でまたしても先頭が変わり、4200メートル地点では先頭に大差をつけられる。独走状態かと思われたが間瀬田はラスト1周で先頭の選手を猛追。ラスト200メートルでさらに加速すると最後の直線で先頭を奪回し、自己記録での優勝を果たした。途中まで後方でレースを進めていた工藤も追い上げ、6位でのフィニッシュとなった。
今シーズン初のエンジを背負った大会で自己ベストを更新し見事優勝した間瀬田。粘って自分の底力を見せた工藤。これからの大会につながる良い滑り出しとなった六大学となった。
(記事 會川実佑、写真 草間日陽里)
★男女ともに早稲田が優勝!(男子110メートル障害、女子100メートル障害)
優勝インタビュー後に談笑する西(写真左)と林
男子110メートル障害には西徹朗(スポ3=愛知・名古屋)と盛岡優喜(スポ3=千葉・八千代松陰)が出走。両者とも着順で決勝に進出し、西が1着、盛岡が4着でフィニッシュ。そして、女子100メートル障害に出場したルーキー林美希(スポ1=愛知・中京大中京)も1着を飾り、見事アベック優勝となった。
男子予選1組に出場した西は思い描いた走りができなかったと言うが、地力の強さを見せ1着でゴール。続く2組の盛岡も後続の選手を離し2着に入った。迎えた決勝では、序盤から先頭に立った西がそのまま1着でゴールラインを通過。「絶対に勝つことを意識していた」(西)と、昨年は2着に終わった種目で1年越しの優勝を果たし、最優秀選手賞を受賞。盛岡は必死に前の選手の背中を追ったが惜しくも4着でのフィニッシュとなり、「実力不足」と振り返った。また、女子の決勝1本のみとなったレースに臨んだ林は、終始隣レーンの川越美咲(法政大)と並び合ってトップを争う形とかたちに。しかし最後まで先行を許さず1着でゴール。西と同様に最優秀選手賞を受賞した。
いよいよ本格的に始まったトラックシーズン。六大学でのスタートダッシュは成功したと言えるだろう。現状に満足せずさらなる高みを目指す選手たちの、今シーズンの活躍から目が離せない。
(記事 髙杉菜々子、写真 草間日陽里)
★内藤が対校戦初優勝!男子では渕上がエンジデビュー(男女400メートル障害)
ハードルを跳ぶ内藤
400メートル障害(ヨンパー)では、対校女子で内藤香乃(スポ2=兵庫・北摂三田)が初優勝、タイムレースで開催された男子は盛岡優喜(スポ3=千葉・八千代松蔭)が1組目1位、全体2位、渕上翔太(スポ1=東福岡)が2組目2位、全体3位に入った。
女子400メートル障害には内藤が出場。内藤はスタート直後から先頭に立ち、2台目付近で早くも外のレーンを走る清水美甫(慶大)を捉え独走態勢に入る。しかし5台目で歩数が合わずペースを落としてしまう。内藤も「きついレースになった」と語るように後半は苦しんだが、それでも後続を寄せ付けない盤石の走りを披露。タイムは1分02秒34で2位の選手に2秒以上の差をつけ初の対校戦優勝を飾った。
男子400メートル障害は1組に盛岡、2組には初めてエンジをまとった新入生の渕上が出場。盛岡は左ハムストリングに違和感があり、万全とは言えないコンディションだったが序盤から前に出て積極的にレースを進める。3台目過ぎからは白勢和馬(法大)との激しい競り合いとなり、8台目付近で一時先頭を奪われる。しかし、「前にいかれるとは思っていなかったが、焦らず走ることはできた」と落ち着いてゴール前で先頭を奪い返し、1組目のトップでゴールした。レース後盛岡は「後半テンポをキープさせることができなかった」と今後に向けた課題を口にした。2組目では昨年の日本学生対校選手権(全カレ)王者、豊田兼(慶大)が序盤からトップを走る展開となるが、渕上も懸命に食らいつく。終盤には井之上駿太(法大)との熾烈(しれつ)な2位争いを展開し、10台目を過ぎても全く差が無い中、ゴール前10メートル付近で渕上がわずかに前に出て2位でゴール。タイムは51秒52で初のエンジでのレースを終えた。
男女共に全カレ王者を輩出した世代が卒業し、新世代の台頭が待たれる早大ヨンパー勢。今大会は下級生の積極的な走りが光った一方、各選手の課題も明確になった。来月に迫る関東学生対校選手権(関カレ)、そして全カレでの躍進に向け、選手たちはさらなるレベルアップを図る。
(記事 植村皓大、写真 髙杉菜々子)
★競り合いを制し2年ぶりの優勝!(男子4×100メートルリレー)
トップでゴールした千田
男子4×100メートルリレー(4継)は1走から髙須楓翔(スポ2=千葉・成田)、島田開伸(スポ4=静岡・浜松湖東)、関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟)、千田杜真寿(スポ4=茨城キリスト教学園)のオーダーで出場。アンカー千田が明大を抜き去り、2年ぶりの優勝を果たした。
まずは1走の高須がスタートから勢いよく飛び出し、2走の島田にいい流れをもたらした。続く島田は、強みである素早いピッチを生かした走りで立大を抜き、バトンを3走の関口へ。3走の関口は、すぐさまトップスピードに入る走りで明大と競り合いながら4走の千田にレースを託した。バトンパスで少しロスがあったものの、4走の千田は不満の残った100メートル予選から走りを修正。残り50メートル付近で明大の上新魁を追い抜くと、ガッツポーズと共にトップでゴール。個々の実力を発揮し39秒69のタイムで優勝を果たした。
昨年の全カレ(日本学生対校選手権)で1走だった千田を4走、3走だった島田を2走に持って来て臨んだ今レース。優勝こそしたものの、全体的に満足の行くバトンパスとはならず伸びしろを感じさせる試合となった。これから先の関東学生対校選手権(関カレ)、全カレへの期待がますます膨らむばかりだ。
(記事 谷田光太郎、写真 會川実佑)
★大接戦の末1着でゴール! 「勝ち切る」レースで六大学を制す (男子4×400メートルリレー)
Wポーズをする男子マイルメンバー
六大学対校陸上(六大学)の最終種目として行われた男子4×400メートルリレー(マイル)。六大学男子の総合優勝もかかったレース、最後は慶大と熾烈(しれつ)な争いを繰り広げ見事優勝を飾った。
マイルは1走から眞々田洸大(スポ4=千葉・成田)、寺澤大地(スポ3=京都・洛南)、石原慎也(法3=京都・洛南)、 渕上翔太(スポ1=東福岡)のオーダーで出場。1走の眞々田は400メートル王者らしく貫録のある走りを見せ1位でバトンを渡す。2走の寺澤は眞々田が作ったリードを広げるようにスパートをかけ1番手でのバトンパス。3走の石原も更に後ろとの差をつけ1番手でつないだ。4走の渕上は100メートル過ぎで他大学に迫られるも、なんとか振り切り1着でゴール。「『勝ち切る』レースを4人で出来たのは大きな収穫」と1走の眞々田はマイルリレーを振り返る。競る展開で勝ち切ったことは大きな財産となりそうだ。
今大会のマイルリレーでは早大らしいレースをするための収穫もあり、またスピード感を高めるための課題も見つかった。関東学生対校選手権(関カレ)や日本学生対校選手権(全カレ)に向け、早大のレーススタイルを確立していく第一歩となった。
(記事 會川実佑、写真 飯田諒)
★終盤の逆転劇! 清水奈が法大を交わし連覇達成(女子4×400メートルリレー)
Wポーズをする女子マイルメンバー
昨年、優勝を果たした女子4×400メートルリレー(マイル)。連覇を狙う今年は、昨年も走った2走の新田望(スポ3=神奈川・法政二)、4走の清水奈々子(文構3=北海道・札幌南)に加えて1走に山本真菜(スポ2=三重・伊勢)、3走に千葉史織(スポ1=宮城・仙台一)が起用された。レースは、3走まで法大に先行を許す苦しい展開に。しかし、4走の清水奈が見事な逆転劇を披露し連覇を果たした。
対校戦では初のマイル出場となった1走・山本。序盤から冷静なレース運びを見せ、他チームとほぼ同時にバトンを渡した。続く2走・新田は積極的にペースを刻み、200メートル手前でトップに躍り出る。しかし後半に脚を溜めていた法大に交わされると、ホームストレートで慶大にも抜かされてしまった。そんな苦しい状況で走り出した3走・千葉。エンジデビューの1年生には少し荷が重い局面に思われた。しかし千葉が見せたのはルーキーとは感じさせない、のびのびとした走りだった。すぐに慶大を捕らえると、バトンを貰った時には4秒差があった前の法大をぐんぐん追いかける。残り100メートルでさらに差を詰め、ほぼ差がない状況でアンカー・清水奈へ。清水奈は余裕を持って法大の後ろにつくと、バックストレートで逆転。その後もさらに差をつけ、1位でフィニッシュした。
昨年マイルのレギュラーだった川村優佳(令6スポ卒)、津川瑠衣(令6スポ卒)が卒業し、さらに経験豊富な山越理子(人3=東京・富士)、大川寿美香(スポ3=東京・三田国際学園)を欠いた今大会。そんなフレッシュな顔ぶれで早大が見せたのは、層の厚さだった。来る対校戦では誰がマイルメンバーに選ばれるのか。激化するメンバー争いに注目だ。
(記事、写真 飯田諒)
結果
▽男子
▽100メートル
予選(2組3着+2)
千田杜真寿(スポ4=茨城キリスト教学園) 10秒53(1組3着)(+0・4)決勝進出
関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟) 10秒41(2組2着)(+1・5)決勝進出
決勝(+0・8)
千田杜真寿(スポ4=茨城キリスト教学園) 10秒33(2着)自己新
関口裕太(スポ2=新潟・東京学館新潟) 10秒35(3着)自己新
オープン
鶴巻陽太(スポ1=新潟・三条) 10秒76(1組2着)(+0・5)
大竹春樹(商4=東京・早実) 10秒61(2組1着)(+1・7)
伊橋璃矩(スポ1=千葉・成田) 10秒86(2組4着)(+1・7)
平野智也(文構4=京都・洛南) 10秒99(3組2着)(+0・8)
水野琉之介(スポ1=北海道・立命館慶祥) 16秒82(3組4着)(+0・8)
由井響(スポ2=山梨・都留) DNS
▽200メートル
予選(2組3着+2)
島田開伸(スポ4=静岡・浜松湖東) 21秒26(1組1着)(+1・0)決勝進出
髙須楓翔(スポ2=千葉・成田) 21秒30(2組2着)(+0・9)決勝進出
決勝(+0・8)
髙須楓翔(スポ2=千葉・成田) 21秒39(3着)
島田開伸(スポ4=静岡・浜松湖東) 21秒60(5着)
オープン
寺澤大地(スポ3=京都・洛南) 21秒44(2組1着)(+0・6)
間渕秀康(政経2=京都・洛南) 21秒59(2組2着)(+0・6)
千田杜真寿(スポ4=茨城キリスト教学園) DNS
▽400メートル
タイムレース決勝
寺澤大地(スポ3=京都・洛南) 47秒90(1組1着 全体2位) 自己新
眞々田洸大(スポ4=千葉・成田) 46秒89(2組1着 全体1位)
オープン
石原慎也(法3=京都・洛南) 48秒07(1組1着)
安心院大渡(スポ1=大分舞鶴) 48秒63(1組3着)
佐藤カルタ(スポ4=神奈川・厚木) 48秒83(2組2着)
清水友彬(スポ3=三重・伊勢) 49秒44(2組3着)
金本昌樹(スポ4=東京・日大桜丘) DNS
竹一虎(スポ3=滋賀・草津東) DNS
▽800メートル
決勝
立迫大徳(スポ1=鹿児島城西) 1分51秒72(1着)
筒井航佑(スポ4=愛知・時習館) 1分51秒76(2着)
▽1500メートル
決勝
吉倉ナヤブ直希(社1=東京・早実) 3分48秒60(1着)
岩下和史(スポ2=神奈川・神大附) 3分49秒15(2着)
オープン
日野斗馬(商4=愛媛・松山東) 3分56秒29(5着)
▽5000メートル
決勝
間瀬田純平(スポ3=佐賀・鳥栖工) 13分55秒61(1着) 自己新
工藤慎作(スポ2=千葉・八千代松陰) 14分08秒48(6着)
オープン
栗原周平(創理2=栃木・真岡) 15分15秒39(1組3着)
川端春叶(スポ2=北海道・北見北斗) 15分06秒01(1組2着)自己新
浅川京平(スポ1=東京・早実) 16分15秒09(1組8着)
小平敦之(政経2=東京・早実) 14分45秒47(2組3着)
宮本優希(人2=智辯学園和歌山 ) 15分00秒91(2組9着)
門馬海成(政経3=福島・会津) 15分03秒07(2組12着)
髙尾啓太朗(商2=千葉・佐倉) 15分03秒90(2組13着)
安江悠登(法2=埼玉・西武文理) 15分29秒46(2組19着)
藤本進次郎(教3=大阪・清風) 14分07秒59(3組1着)自己新
和田悠都(先理4=東京・早実) 14分24秒69(3組6着)自己新
瀬間元輔(スポ1=群馬・東農大二) 14分35秒22(3組11着)
宮岡凜太(商3=神奈川・鎌倉学園) 14分37秒07(3組13着)
武田知典(法2=東京・早実) 14分39秒59(3組16着)
伊藤幸太郎(スポ3=埼玉・春日部) 14分41秒91(3組19着)
菅野雄太(教4=埼玉・西武学園文理) 14分07秒65(4組4着)
伊福陽太(政経4=京都・洛南) 14分18秒25(4組8着)
増子陽季(人2=栃木・大田原) DNS
増永峰土(商3=神奈川・逗子開成) DNS
長屋匡起(スポ2=長野・佐久長聖) DNS
▽110メートル障害
予選(2組3着+2)
西徹朗(スポ3=愛知・名古屋) 14秒02(1組1着)(+1・3)
盛岡優喜(スポ3=千葉・八千代松陰) 14秒01(2組2着)(+1・7)
▽110メートル障害
決勝(+0・9)
西徹朗(スポ3=愛知・名古屋) 13秒69(1着)
盛岡優喜(スポ3=千葉・八千代松陰) 14秒09(4着)
オープン
池田海主将(スポ4=愛媛・松山北) DNS
▽400メートル障害
タイムレース決勝
盛岡優喜(スポ3=千葉・八千代松陰) 51秒27(1組1着 全体2位)
渕上翔太(スポ1=東福岡) 51秒52(2組2着 全体3位)
オープン
平田和(スポ2=鹿児島・松陽) 51秒50(1組2着)
▽3000メートル障害
決勝
草野洸正(商4=埼玉・浦和) 8分57秒20(3着) 自己新
須山向陽(スポ3=鹿児島城西) DNS
▽4×100メートルリレー
決勝
早大(高須ー島田ー関口ー千田) 39秒51(1着)
▽4×400メートルリレー
決勝
早大(眞々田ー寺澤ー石原ー渕上) 3分10秒08(1着)
▽棒高跳
予選
佐々木秀晟(スポ1=香川・高松一) 4メートル60(1位)
▽走幅跳
予選
佐々木悠人(人2=岩手・一関一) 6メートル93(+1・6)(5位)
片山大地(スポ2=東京・八王子) 6メートル54(+0・2)(6位)
▽三段跳
決勝
棚井将輝(スポ3=埼玉・大宮北) 14メートル34(-1・0)(3位)
▽やり投
予選
鶴澤元基(スポ3=東京・富士森) 60メートル31(1位)
梅澤祥吾(スポ3=神奈川・金沢) 53メートル07(5位)
▽女子
▽100メートル
r決勝
鷺麻耶子(スポ4=東京・八王子東) 11秒78(1着)(+1・8)
オープン
中村真由(政経4=東京・早実) 12秒37(1組1着)(+0・6)
林美希(スポ1=愛知・中京大中京) DNS
山越理子(人3=東京・富士) DNS
▽400メートル
決勝
清水奈々子(文構3=北海道・札幌南) 56秒58(1着)
オープン
山本真菜(スポ2=三重・伊勢) 57秒11 (1着)
▽800メートル
決勝
新田望(スポ3=神奈川・法政二) 2分11秒85(2着)
オープン
鈴木翼沙(スポ2=東京・日大桜丘) 2分15秒50(1着)
武田亜子(スポ1=静岡・日大三島) 2分17秒70(3着)
生田桃子(人4=愛知・時習館) 2分29秒30(4着)
▽1500メートル
オープン
始関千華(政経1=北海道・札幌南) 4分50秒04(1着)
▽100メートル障害
決勝
林美希(スポ1=愛知・中京大中京) 13秒49(1着)(+1・0)
オープン
イベル聖羅(商1=京都橘) 14秒34(1組2着)(+1・8)
大川寿美香(スポ3=東京・三田国際学園) DNS
後藤紗衣(スポ4=福岡・西南学院) DNS
▽400メートル障害
決勝
内藤香乃(スポ2=兵庫・北摂三田) 1分2秒34(1着)
オープン
千葉史織(スポ1=宮城・仙台一) 1分0秒48(1組1着)
▽4×100メートルリレー
決勝
早大(鷺ー内藤ー中村ー清水奈) 46秒99(2着)
▽4×400メートルリレー
決勝
早大(山本ー新田ー千葉ー清水奈) 3分46秒37(1着)
▽走高跳
予選
矢野夏希(スポ2=愛知・時習館) 1メートル65(1位)
▽走幅跳
決勝
中尾心春(スポ2=兵庫・長田) 5メートル58(+1・4)(1位)
▽三段跳
オープン
伊藤凜(スポ3=福岡・明善) 11メートル38(-0・9)(1位)
▽やり投
決勝
鈴木真帆(スポ2=茨城・水戸一) 3メートル72(2位)
コメント
鷺麻耶子(スポ4=東京・八王子東)
――今日のコンディションはいかがでしたか
先週末の所沢は足の不調で棄権したため、あまり練習を積むことができず不安のある状態でした。
――レースを振り返ってください
全体に落ち着いて自分の走りができたレースだったと思います。今年からこれまでと大きく変えたSD(スタートダッシュ)が練習でやってきた動きになったので焦らずに加速に乗ることができました。3年ぶりに11秒7台に乗ることができて嬉しかったです。
――終盤法大の選手が迫ってきていましたが、心境はいかがでしたか
隣でピッチも揃ったのでどうやって前にでようか考え、真下についてタイミングだけを考えて変に力まないように動きました。最後は普段あまりしないトルソーで突っ込んだので、0.01秒の差を制するレースができて安心しました。
――4×100メートルリレーの走りを振り返ってください
自分の走りとしてはよく動いており、楽に大きく加速できました。自分の調子が思ったよりよかったせいで想定よりもさらに内藤(香乃、スポ2=兵庫・北摂三田)と詰まってしまったことが勿体無かったです。
――女子主将として、今回の女子総合優勝をどう見ていますか
優勝種目数が11種目のうち7種目という強さを実感できる形での総合優勝となったことが特によかったと感じています。1ヶ月後に控えた関カレに向けてチーム全体に良い流れをもたらせた優勝でした。
――今後の目標を教えてください
まずは関東インカレ(関東学生対校選手権)で100メートル・200メートル・4×100メートルリレーで優勝することを掲げて取り組んでいきます。
千田杜真寿(スポ4=茨城キリスト教学園)
――今日のコンディションはいかがでしたか
絶好調とまではいかずとも疲労感もなく、動けていたため、良い状態でした。
――100メートルは惜しくも優勝を逃したものの自己ベストを更新しました。レースを振り返っていかがですか
予選では上方向に力を逃してしまい、酷いレースでした。決勝ではそこを修正し、前方向に力を持っていくことに集中しました。
――自己ベストとなる10秒33でしたがいかがですか
もともとのベストが10秒50だったこともあり、驚きもありましたが、何より0.01秒差で優勝を逃したことが悔やまれるレースでした。
――4×100メートルリレーではアンカーとして出走されました。アンカーを走った理由は何かありますか
もともと走りの適性が4走向きであることもあり、アンカーとして出走しました。
――アンカーとして明大の上新選手を追い抜いてゴールしましたが、4×100メートルリレーを振り返っていかがですか
コーナーを抜けた時点で上新選手が横目に見えていました。後半には自信があったので、引き離すことができました。全体としては、個々の走力は確実に上がってきているものの、バトンパスがまだまだ攻めきれておらず、伸びしろを感じるレースでした。個人としては、100メートルの予選が悪かったぶん、修正しのびのび走ることができたと思います。
眞々田洸大(スポ4=千葉・成田)
――まずは男子対校400メートルについてお伺いします。今日の調子はいかがでしたか
正直、この一週間身体が思う状態にならず不安な気持ちではありました。しかし当日は自分の思う動きと身体の動きが上手く一致してくれたので、不安は消え動く身体になりました。練習でやり続けてきた内容をレースで実践する、というシンプルな考えのもと、(試合に)臨みました。
――レースプランはどのように考えていましたか
監督やコーチと話をするなかで自分が今後戦うための前半200メートルと後半200メートルのタイムを設定しました。前半は決めたタイムの中で余裕を持った走り、後半200メートルも決めたタイムの中で最後まで脚が動かせる走りを考えていました。個人的にシンガポールの反省もあったので、意識していたのは300から350あたりの走りでした。
――全体1位という結果になりましたがご自身のレースを振り返っていかがですか
最初で最後の対校400メートルだったのですが、優勝できて率直に嬉しいですし、1組の寺澤(大地、スポ3=京都・洛南)と総合ワンツーできたのが嬉しいです。しかし、レースを振り返ってタイム的なところで見ると前半と後半の設定やそのかたちが上手くハマりきらなかったのが課題として浮き彫りになりました。シンガポールの課題は解消出来ましたが、1周として考えた時に部分的に課題が残る走りにはなりました。
――次に対校4×400メートルリレーについてお伺いします。今回の走順はいつ決まりましたか
正式に発表があったのは先週だったかと思います。短長ブロックの選手を見ると苦戦している者も多かったので、誰にでも走るチャンスがあったことから、各週の記録会で結果が上位だったメンバーが選ばれました。走順に関しては、早大らしいレースを作る中で今できる最高の走順でこのようになりました。
――ご自身の役割はどのような事だと考えていましたか
先頭でバトンを渡すことは絶対条件としていました。早大らしいレースの流れを作るのは1走が最も重要というのは僕が対校戦で戦いはじめてから感じ続けてきたことでもあり、いい意味でも悪い意味でも僕の走りが流れを決めると思っていたので、チーム状況も考えて先頭かつ貯金を作って次につなぐことだと考えていました。
――ご自身の走りを振り返っていかがですか
対校400メートルの反省を1走を通じて修正する、また来週の出雲のレース(出雲陸上競技大会)に向けてのポイントとすることを目的としたのですが、理想とするレーススタイルは作れたものの、全体的なスピードが高まらずレースにおける攻めた走りができなかったため悔しい思いが大きいです。
――対校4×400メートルリレーの結果としては慶大と競っての1位でしたが、この結果についてはどのように考えていますか
「勝ち切る」レースを4人でできたのは大きな収穫です。最後競る形になるのも想定内であったので事前に渕上(翔太、スポ1=東福岡)とも話をした上であのレース展開でした。個人毎のラップは4人ともまだまだギアを上げていかなければいけないので、この早大のレーススタイルを崩さず4人、またはマイルに絡んでくるメンバーのレースのスピード感を高めていきたいなと思う反省点も見つかりました。
――また、六大学を通したチーム全体の結果を振り返って、副将として何か感じたことはありましたか
男子は12年振りの優勝、女子も連覇と結果が出たことが何より嬉しいです。優勝種目が増えたことや上位入賞が増えたことが結果につながったと思います。その背景には池田(海、スポ4=愛媛・松山北)主将が中心となって言い続けた男女、短距離長距離の壁を越え一つのチームとして戦う、という部員の意識による一体感が強化されたことが大きなポイントかなと思います。各々が臙脂に対する覚悟を持って責任を果たすことができたと感じました。しかしただ満足するだけでは組織のレベルアップにもつながらないので、ここから部の最終目標に向けて全員の意識の方向性と競走部への帰属意識をより一層高めていかなければいけないとも感じます。
――最後に、今シーズンの目標を教えてください
直近で言うと出雲グランプリがあるのでそこでしっかり勝ち切り、世界リレーの代表選考に絡むことが目標です。中・長期的な目標としては「勝ち続ける」ことです。両インカレ(関東学生選手権、日本学生対校選手権)は個人・リレーともに2冠や連覇はしたいですし、チームの目標であるインカレ総合優勝は達成したいと思います。自分の背中を見て後輩達が何を感じ取ってくれるのか。競技力に加えて人間性での強さも磨きをかけていけるシーズンにしたいです。
西徹朗(スポ3=愛知・名古屋)
――今日の調子はいかがでしたか。
理想としていた動きはできませんでしたが、体はしっかりと動きました。
――どのようなレース展開を想定していましたか。
2、3台目あたりで先頭に出てそのまま突き抜ける展開を想定していました。
――昨年も同種目に出場されていましたが、今日のレースで特に意識していたことはありましたか。
絶対に勝つことです。
――予選を振り返っていかがですか。
色々と噛み合わず内容もタイムも振るいませんでしたが、少し修正すればもっと良いタイムにできる感覚がありました。
――予選から決勝で修正した点はありましたか。
試合に臨むメンタルと走りの際の重心位置です。
――決勝を振り返っていかがですか。
ある程度想定していたレース運びができたと思います。内容はまだまだでしたが、今の状態でこのタイムが出せたことは今後の自信につながりました。
――今後の目標を教えてください。
各グランプリや日本選手権でしっかりと決勝に残り、今年のうちに日本のトップで戦える力をつけることです。
清水奈々子(文構3=北海道・札幌南)
――先週の記録会を経て今日の調子はいかがでしたか
来週の出雲(出雲陸上競技大会)に合わせているのであまり調整せずに臨んだ試合ではありましたが、身体の調子はそこまで悪くなかったです。
――4×100メートルリレーを振り返っていかがですか
全体的な流れとしては課題が残りましたが、個人の走りに関しては悪くなかったと思っています。
――400メートルを主戦場としている中で距離に対する難しさはありましたか
練習でも短短メンバーに混ざってスピードメニューを多く取り入れていたので、特に抵抗なく走りきることができました。
――400メートル、4×400メートルリレー(マイル)ではともに優勝されましたがどのようなお気持ちですか
タイムには満足していませんが、チームに点数を持って帰ることができて安心しています。
――400メートルは独走になりましたが振り返っていかがでしたか
前半から攻めたつもりでしたが体感よりも前半200メートルのラップタイムが遅かったので、スピードやレース感覚に課題が残る結果となりました。
――マイルは逆転での優勝になりました。バトンを受ける前の心境を教えてください
千葉(史織、スポ1=宮城・仙台一)が前との差を大きく縮めてくれたので、焦ることなく落ち着いて自分の走りをしようと思っていました。
――マイルではどのようなレースプランを考えていましたか
前半から攻めのかたちで入り、ラストのカーブ抜けからギアを上げるイメージでいました。
――抜いた時のお気持ちを教えてください
早稲田の陣地が見えて、いい所を見せたくてやる気がみなぎった感じです。
――次戦以降の意気込みを教えてください
来週の出雲GPではハイレベルな選手が多く出場されますが、臆することなく積極的に追いかけていきたいです。
寺澤大地(スポ3=京都・洛南)
――400メートル出走の意図を教えてください
先週のTOKOROZAWAゲームズの走りを踏まえて監督、コーチ陣に抜擢していただきました。自分自身も選ばれたときは正直驚きでした。
――TOKOROZAWAゲームズに続く、400メートル自己ベスト更新となりましたが、それについてはいかがですか
今回は対校戦ということで、先輩の眞々田さん(洸大、スポ4=千葉・成田)とワンツーすることだけ考えていました。その結果タイムがついてきたという感じです。欲を言えば関東インカレ(関東学生対校選手権)A標準記録の47秒80を突破したかったところではありますが47秒台は素直に嬉しいです。
――400メートルの振り返りをお願いします
自分は400mの選手と比べてスピードがある方だと思うので、前半の200mを怖がらず突っ込むというレースプランでした。しかし怖さが少し出てしまい、前半突っ込みきれずという展開にはなりました。ですが、逆にそれが功を奏したのか、後半粘ることができたため400m全体を見てみるとまとまったレースだったのではないかと感じています。
――200、400メートル後の4×400メートルリレー(マイル)は、疲労などの面でいかがでしたか
TOKOROZAWAゲームズで400mと200mをこなすことができたため、今回もいけるかなと思っていましたが、今回は正直かなり疲労がきていました。それでも春季オープンでバトンミスをしてしまった分、マイルに賭ける想いは強かったので何とか走りきれたという感じです。
――2走を出走されていましたが、マイルの走順に意図などはあったのでしょうか
2走にスピードのある選手を起用するのが最近の早大のマイルの特徴なので、僕が2走を走ったという感じです。
――マイルでのご自身の走りを振り返っていかがですか
前半から突っ込むことをイメージして臨みましたが、やはり疲労がきていて思ったように走れませんでした。しかし、疲労で走れなかったというのはただの言い訳にしか過ぎませんし、自分のタフさが足りなかったということで悔しい気持ちが大きいです。
――今後の対校戦ではどの種目の出場をお考えでしょうか、目標も合わせて教えてください
今年は200mで対校戦に出場して点数を稼ぎたい気持ちが強いので200mで関東インカレ、日本インカレ(日本学生対校選手権)に出場したいです。自分の場合200mが走れての400mだと思うので、まずは200mを重視して取り組んでいければと思います。目標としては200mで自己ベスト更新、20秒台への突入を第一として、その後の対校戦で早大に貢献したいと考えています。
内藤 香乃(スポ2=兵庫・北摂三田)
―― コンディションはいかがでしたか
悪くはなかったです。
―― 400メートル障害では中盤から後続を引き離すレース展開となりましたが、レースを振り返っていかがですか
前半の流れは良かったのですが、5台目で歩数が合わなくなり勢いが止まってしまい、きついレースとなりました。前半5台の流れを固め、後半の走りに繋げたいと思います。
―― 4×100メートルリレーでは2走を走れましたが、レースを振り返っていかがですか
急遽(きゅうきょ)、出場させていただきました。大学で、さらに臙脂を着てリレーに出場するのが初めてだったのでとても緊張しました。練習よりも良い感覚で走ることができました。貴重な経験になりました。
―― 女子は総合連覇となりました、チームの戦いを振り返っていかがですか
出場する人しない人もみんなが一丸となって挑めた結果、総合連覇に繋がったと思います。応援やサポートが自分の力になりました。
―― 最後に今後の目標をお願いします
関東インカレ(関東学生対校選手権)などの対校戦が続いていきます。しっかりチームに点数を持ち帰ること、100メートル障害、400メートル障害、走幅跳で自己ベストを更新することが今後の目標です。
間瀬田純平(スポ3=佐賀・鳥栖工)
―― 今日のコンディションはいかがでしたか
今日のコンディションは良くもなく、悪くもなくという感じでした。
―― レースプランはどのように考えていましたか
どんな展開でも勝ち切ることだけを考えていました。
―― 序盤は集団前方でレースを進めていましたが、前半のレースを振り返っていかがですか
ペースが良い感じだったので余裕を持って走れました。
―― ラスト2周のところで1人ランナーが飛び出しましたが前のランナーを意識することはありましたか
ラストで刺せると思ってたのであまり気にせず冷静にレースを進められました。
―― 終盤でトップに立ちましたが、ラストスパートの手ごたえはいかがですか
ラストでしっかり足を動かせたので良かったと思います。ただまだキレは出せると思うのでしっかり練習を積みたいです。
―― 12年ぶりの男子総合優勝となりましたが、チームの戦いを振り返っていかがですか
チーム一丸となって良い雰囲気で戦えたと思います。関東インカレ(関東学生対校選手権)、全日本インカレ(日本学生対校選手権)につながる良い結果だったと思います。
―― 今後の目標をお願いします
5000メートル、1万メートルで大幅に自己ベストを更新できるように頑張ります。
盛岡優喜(スポ3=千葉・八千代松陰)
―― 今日のコンディションはいかがでしたか
左ハムに違和感がありコンディションとしては良くありませんでした。足を攣りそうな感覚もあり、やりきれない気持ちです。
―― 400メートル障害では法大の選手と競り合う展開になりましたが、レースを振り返っていかがですか
前に行かれるとは思っていませんでしたが、焦らず走ることはできたと思います。しかし、後半テンポをキープさせることができなかったので今後の課題としていきたいです。
―― 110メートル障害のレースは4位という結果になりましたが、レースを振り返っていかがですか
自分の実力不足を感じました。決勝はスタートから離されてしまい、周りと勝負させてもらえませんでした。関東インカレ(関東学生対校選手権)ではこのような不甲斐ない結果に終わるわけにはいかないので、見つめ直していきたいです。
―― 2種目のレースに出場されましたが、最後の110メートル障害決勝の時疲労などはありましたか
400メートル障害から110メートル障害決勝まで45分しかなかったこともあり、体への負担は大きかったです。しかし、トレーナーさんのサポートもあり走り切ることができました。
―― 12年ぶりの男子総合優勝となりましたが、チームの戦いを振り返っていかがですか
再び男子総合優勝できたチームの一員であったこと誇りに思います。各個人が自分ができることをこなすという、当たり前だけれども難しいことを全員がやってのけた結果だと思います。自分たちの代になってもこの流れを切らさず絶対に男女優勝したいです。また、それができるチームを作っていきたいです。
―― 今後の目標をお願いします
まずは関東インカレ 2種目入賞。これは絶対に達成しなければならない項目です。そしてその後に続く日本選手権、全日本インカレ(日本学生対校選手権)でも活躍して存在感を示していきたいと思います。
立迫大徳(スポ1=鹿児島城西)
――入学早々、初エンジとなりました。初めてエンジを身につけて、どのような気持ちですか
僕は小さな頃から箱根(東京箱根間往復大学駅伝)でエンジのユニホームを見てかっこいいなと、憧れがあったのでそのユニホームで走ることができて、すごくうれしかったです。
――今日のコンディションはいかがでしたか
今回のコンディションとしてはあまり調子が上がりきっていなかったですが、しっかりと持ち味のスパートを出せたので良かったです。
――レースプランはどのように考えていましたか
レースとしてはついていきラスト仕掛ける予定でしたが、位置取りが悪くラストポケットされてしまったので内容としては良くないレースになりました。
――早めにスパートをかけたように見えましたが、想定通りでしたか
ポケットされたことで早めのスパートをかけざるを得ない状況だったので、できればもう少し溜めたかったです。
――優勝した率直な気持ちを聞かせてください
大学初レースで優勝を飾れたのはすごくうれしいですし、次のレースに向けても自信になったので、良かったです。
――最後に、今後の目標を教えてください
今後の目標は、またすぐにU20アジア選手権があるので、しっかりと調子を上げて優勝できるように頑張っていきたいです。
林美希(スポ1=愛知・中京大中京)
――今日のコンディションはいかがでしたか。
身体の痛いところもなく、風も追い風だったのでコンディションは良かったです。
――初めてのエンジとなりましたが、何か感じたことはありましたか。
憧れていたエンジのユニフォームを着る事ができて嬉しかったです。競走部の伝統を感じられました。
――今日のレースで意識していたことはありますか。
自分に集中して最後まで失速しないように意識しました。
――決勝を振り返っていかがですか。
スタートで出遅れてしまい3台目まで先行されるレースでしたが、4台目以降は落ち着いて走る事ができました。
――終盤まで、法政大学の川越美咲選手と並ぶようなかたちになっていましたが、どのような心境でしたか。
川越選手と競る事でリズムが安定しました。相手のことは考えすぎず自分の走りをしようと思っていました。
――今後の目標を教えてください
13秒3をアベレージに出来るようにし、対校戦でチームに貢献します。
吉倉ナヤブ直希(社1=東京・早実)
――初の対校戦での優勝となりましたが、優勝した時の率直な気持ちを教えてください
思い通りのレースができたので率直に嬉しかったです。
――エンジデビューの心境を教えてください
早実のときとユニホームの色合いが逆だったので、エンジのユニホームを着て新鮮な気持ちで楽しく走れました。幸先の良いスタートをきることができました。
――終始トップで押し切るレースが印象的でしたが、レースプランなどはありましたか
スタートで前に出て、引っ張りきるというレースプランをたてていたのでその通りに走れて良かったです。
――岩下和史(スポ2=神奈川・神大附)選手との競り合いを振り返っていかがですか
一度抜かされてしまいましたがまだ余裕はあったので、ラスト100メートルでギアをもう一段階上げ、抜き返すことができて良かったです。
――今シーズンのトラックは1500メートルを中心に出走されるのですか
1500メートルを主にやりながら、5000メートルも13分台を狙っていきたいです。
――今シーズンの目標を教えてください
1500メートルでは3分45秒をきって日本選手権に出場することです。また、夏以降は長距離の練習もして駅伝で活躍することです。