関東学生リーグ戦 6月8日 日本体育大学健志台プール
TEAM | 1P | 2P | 3P | 4P | 計 |
早大 | 1 | 1 | 3 | 3 | 8 |
慶大 | 2 | 3 | 3 | 1 | 9 |
関東学生リーグ戦(リーグ戦)の第6節、上位進出をうかがう早大は慶大との一戦に挑んだ。試合は序盤、慶大の激しい攻撃に苦しめられ、2-5で前半を折り返す。後半は攻撃のリズムを取り戻し、第4Pには1点差まで迫る。しかし、反撃及ばず、8-9で試合を落とした。
第1Pのセンターボールを慶大の選手が取り、試合が開始。序盤は両者なかなか得点が決まらない中、迎えた2分過ぎ、慶大のボールをインターセプトし、中村大智主将(スポ4=埼玉・秀明英光)が至近距離でシュートを決め先制する。しかし、その後は決定力を欠き追加点を奪えない。すると4分に同点に追いつかれ、第1P終了間際にも失点、1-2で第1Pを終えた。第2Pも突破口を見いだせない展開が続く中、2分と4分に遠目からのループシュートを沈められるなど3点を失う。早大は加納恒心(スポ2=東京・明大中野)のロングパスを受けた斎藤昂泰(スポ1=神奈川工)のゴールの1点にとどまり、2-5で前半を折り返した。
ゴールを狙う古谷
流れを引き寄せたい後半、徐々に攻撃が形になり始める。第3P開始から1分、永野冬惺(スポ2=東京・明大中野)が右サイドからゴールを決め反撃開始。2分にも永野のパスから斎藤が決める。更に6分には加藤旺道(スポ2=静岡・磐田)がゴール前でロングパスを受けると、マークにつく相手選手を反転してかわしシュート。技ありの一撃を決めた。一方の慶大も終了間際のペナルティゴールを含め3点を追加し、5-8で最終ピリオドを迎える。
パスを受ける曳地
逆転を狙う第4P。早大が怒涛(どとう)の追い上げを見せる。2分には永野がゴール正面から鮮烈なミドルシュートを決め、さらに2分半には加納のシュートも決まりついに1点差。そして3分、カウンターアタックの中でペナルティシュートをゲット。決めれば同点の状況だったが、中村主将の放ったシュートは慶大キーパーの好セーブに阻まれてしまう。すると直後、慶大が9点目を挙げゲーム流れは再び慶大へ。それでも5分、永野が浮き球のシュートを、ゴールから背を向けた状態でタッチしコースが変わる。ボールはゴールに吸い込まれ再び1点差に。残り3分、早大は懸命に攻撃を仕掛けたが反撃はここまで、8―9で惜しくも敗戦となった。
ゴールを守る加納(凪)
(記事 植村皓大、写真 河邨未羽、指出華歩)
コメント
加藤旺道(スポ2=静岡・磐田)
ーー今日の試合全体を振り返っていかがですか
自分たちが最初やろうと言った決まり事を丁寧にやりきれなかった部分のが目立ってしまったので、 次の試合に向けて見直し、それをしっかり徹底してやって勝てるようにしたいです。
ーー特に第4ピリオドでは早稲田が追い上げていましたが、手ごたえはありましたか
最初の方で目立ったミスを後半でなんとか修正して、得点することができたので、次戦はそれを最初からしっかりできるように頑張りたいです。
ーー今日の個人のプレー振り返っていかがですか
自分は少し雑な面が見えてしまいました。シュートミスなども多かったので、そこをもっと丁寧に、 確実に決定率を上げていけるようにしたいです。
ーー最後に次戦への意気込みをお願いします
少しでも自分の仕事を果たしてチームに貢献できるように頑張ります。