ジャパンオープン2014(50メートル)2日目。ワセダは男子100メートル背泳ぎの多田邦徳(スポ4=埼玉・春日部共栄)や女子50メートル平泳ぎの杉山沙侑南(スポ4=静岡・日大三島)などの実力者が惜しくも決勝進出を逃す中、女子100メートル背泳ぎに出場した山口真旺(スポ1=兵庫・須磨学園)が唯一決勝へと進んだ。結果は7位と表彰台へと上がることはできなかったものの、健闘の泳ぎで期待のルーキーがワセダに光を照らした。
健闘が光ったルーキー山口
予選タイム1分01秒77の全体3位で決勝進出を決めた山口。予選では、前半を30秒16とレースプラン通りの30秒前半で折り返し、後半もペースを崩さない好調な泳ぎを見せる。「それを出さないと決勝に残れない」(山口)と目標に掲げていた1分1秒台で、同じ組の赤瀬紗也香(日体大)に続いてのフィニッシュとなった。迎えた決勝、表彰台へ上がるためには予選同様に隣のコースの赤瀬に必死で食らいついていきたいところだったが、スタートで少し出遅れ徐々に突き放されてしまう。ターン後の後半もなかなか思いどおりの泳ぎができず、結果は7位。しかし、4位の選手とは0.13秒とほとんど差はなかった。表彰台へはあと一歩届かなかったが、日本選手権から確実に成長を見せた。
4年生で競泳生活を引退する杉山は、人生最後の女子50メートル平泳ぎのレースを迎えた。人一倍強い思いで挑んだ予選だったが、予選9位とわずか0.01秒の差で決勝に残れず。だが、B決勝では予選から気持ちを切り替えて臨むことができたといい、1位。その実力をしっかりと示した。思い入れ深いこの種目の集大成のレースについて「あっけなく終わってしまった」と振り返る一方で、まだ「インカレでは100(メートル)と200(メートル)があるので、自分の持ち味であるスピードを勝ちにつなげられたら」と気持ちは今後のレースへと前向きだ。
50メートル平泳ぎはラストレースとなった杉山
今大会も折り返し地点を迎え、あすで大会3日目。男子100メートル背泳ぎでB決勝1位となった多田は「50(メートル)はジャパンオープンは相性が良いので、しっかりと表彰台を狙って頑張ります」と、続く50メートル背泳ぎに向けて意欲をのぞかせた。また、疲れが出てきょうの自由形では力を発揮できなかった瀬戸大也(スポ2=埼玉栄)も、出場を予定している男子200メートルバタフライでは日本選手権に続く優勝の期待がかかっている。一体どんなレースが繰り広げられるのかーー。ワセダの選手から目が離せない。
(記事 河野美樹、写真 谷田部友香)
★久々の自己ベスト更新!
男子50メートル平泳ぎでB決勝に進出した上野聖人(社2=神奈川・法政二)。スタートから勢いよく飛び出すと、その後もテンポ良く掻いていく。そのまま最後までスピードを落とすことなく泳ぎ切り2位。予選からタイム、順位ともにステップアップさせてみせた。この結果、高校2年時ぶりのベストタイム更新となり、「素直にうれしい」と喜びもひとしお。レース前には奥野景介監督に指摘された頭の入水角度など細かい部分を再確認し、「いまできる最大の泳ぎができた」と納得の表情。重点を置いて取り組んできた100メートルの強化が50メートルの成績にも結びつき、実りあるレースとなった。
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結果
決勝
▽女子100メートル背泳ぎ
山口 1分01秒88【7位】
B決勝
▽女子50メートル平泳ぎ
杉山 32秒16【1位】
▽男子50メートル平泳ぎ
上野 28秒28【2位】
▽女子400メートル個人メドレー
森川愛理(スポ4=東京・淑徳巣鴨) 4分52秒67【8位】
▽男子200メートル自由形
瀬戸 1分50秒42【3位】
▽男子100メートル背泳ぎ
多田 54秒96【1位】
予選
▽女子50メートル平泳ぎ
杉山 32秒28【9位】
久保まりな(スポ4=東京・帝京大高) 33秒78【49位】
▽男子50メートル平泳ぎ
上野 28秒47【14位】
林和希(スポ4=愛知・豊川) 28秒70【22位】
三島英彰(スポ4=千葉・市船橋) 29秒23【45位】
▽女子400メートル個人メドレー
森川 4分50秒50【15位】
▽男子200メートル自由形
瀬戸 1分50秒06【12位】
柴田慎一郎(スポ4=愛知・豊川) 1分51秒54【27位】
坂井聖人(スポ1=福岡・柳川) 1分52秒00【36位】
中村克(スポ3=東京・武蔵野) 1分56秒47【60位】
▽女子100メートル背泳ぎ
山口 1分01秒77【3位】
▽男子100メートル背泳ぎ
多田 55秒36【10位】
安田純輝(スポ2=千葉商大付) 56秒89【29位】
コメント
◇決勝進出者
山口真旺(スポ1=兵庫・須磨学園)
――決勝はどのようなプランで臨まれましたか
前半から入って0秒台を出したいなと思っていたのですが、残念でした。
――前半と後半でスピードなど泳ぎに変化はありましたか
前半行けたと思ったですが、ターンしてからあまり思うように伸びなくて、後半は結構泳げる方なのですがそれも上手いこといかなかったなという感じです。
――隣では赤瀬選手(紗也香、日体大)が泳いでいましたが、何か意識されることはありましたか
最初からついていってどこまで食らいつけるかなという感じだったのですが、すぐ離されて見えなくなってしまいました。
――予選、決勝を終えてきょうの試合、どのように振り返りますか
色々と課題なども見えてきたので、それをあしたまでに直すのはきついですが50(メートル)で改善して、50(メートル)ではしっかりと決勝に残って表彰台を目指していきたいと思っています。
――具体的に課題は何ですか
スタートの反応がとりあえず遅かったので、予選の時にすごく最初で出遅れていたので、そこが1番の課題かなと思います。また、浮き上がりが苦手な部分なのでそこは課題かなと思います。
――ターンはいかがでしたか
ターン後は泳ぎも大分ぶれずにスムーズに泳げるようになってきたので、それは日本選手権の課題でしたが直されてきたと思うのでそこは良かったと思います。
――日本選手権から調子が上がってきたように感じますが、その要因はどこにあると思いますか
日本選手権前は環境が変わりすぎて自分がついていけていなくて、そのまま来たという感じで準備もしっかりとできていなくて、気持ち面でもできていなかったと思うので、それが特に後半などで表れてきて、少し最悪な結果になってしまったのですが。その部分が大学も大分慣れてきたので、落ち着いてきたのかなと思います。
――きょうの決勝では4位以下が0.13秒で団子状態でしたが、タッチの差だったという感じは自分でもありますか
最後の5メートル辺りですごくばててしまって、そこを踏ん張れば食い込めたかもしれないのでそこも改善したいきたいです。
――最後にあすの50メートルへの意気込みをお願いします
50(メートル)は好きなので、一瞬で終わるので一個一個しっかりスタートから気をつけてやっていきたいなと思います。そして、決勝で表彰台へ行きたいです。
◇B決勝進出者
杉山沙侑南(スポ4=静岡・日大三島)
――B決勝を終えて今のお気持ち教えて下さい
あまり結果としては良くなかったですが、予選、百分の一秒で決勝に残れなかったことからは切り替えて臨めたかなと思います。
――スタートはいかがでしたか
もともとスタートと浮き上がりは下手くそなので、せめてB決勝では1番速く、1番遠い位置で浮き上がってこれたらなとは思っていました。
――これが50メートルでは人生最後のレースとなりましたが、ご自身ではどのように評価されますか
なんかあっけなく終わってしまったなという気はあるのですが、この後大きな試合インカレでは100(メートル)と200(メートル)があるので、自分の持ち味であるスピードを勝ちにつなげられたらいいなと思います。
――今後に向けて
色んな選手と比較して自分自身に足りないところが沢山見えてきたので、試合で得たものを改善してインカレに臨めるように頑張りたいと思います。
多田邦徳(スポ4=埼玉・春日部共栄)
――レースを終えての感想はいかがですか
54秒台は出ましたけど、54秒9なので…。B決勝はバサロ(バサロキック)を増やそうと思ったんですけど、増やせずいつもどおりの回数で終わってしまったので、練習になるようなレースになりませんでした。普通に泳いで終わってしまったなと感じています。
――バサロキックの回数が増やせなかったという点にも関連するかもしれませんが、スタート直後の浮き上がりで少し出遅れた印象もありましたが
スタートのときに隣の画面が光って見えてしまったので少し戸惑ってしまった部分もあったのですが、スタートはいつも遅いので(笑)。ある程度は落ち着いてできていたとは思います。ただスタートが遅いと入りにもつながってこないので改善しなければならない点だなと思っています。
――それでも最終的には1位。追い上げを見せた後半の部分での良さは何でしょうか
テンポがそこまで落ちずに泳ぎきれたかなと思います。その面ではこれからのレースにつながってくるかなと思います。
――予選後には54秒台の前半が目標だというお話がありました。そこまで達しなかった要因は
スタートのスピードとターン後のバサロがどれだけ伸ばせるかというところにかかっていますね。
――その点の強化は今後どのようにやっていきたいですか
距離を潜れるだけでは遅いので、スピードもつけながらやっていくことができれば簡単に53秒台は出ると泳いでいて感じました。バサロがどれだけ速くできるかだと思います。
――予選から修正してきた点は
バサロの回数や打ち方、ストロークの打ち方だったりをもうちょっと落ち着いてやろうと思っていて、そこでできたので54秒台になったのかなと思います。
――教育実習もあった中での調整はどのように進んだのですか
泳ぎだけは崩さないようにと思ってやっていたので、それがなんとなくできたのかなと。それができていたからここまでタイムを落とさず泳げたのかなと感じています。
――あすの50メートル背泳ぎでのポイントは
朝一番でどれだけ(体を)動かせるかというところだと思うので50(メートル)はジャパンオープンは相性が良いので、しっかりと表彰台を狙って頑張ります。
――目標タイムはありますか
どれだけ24秒に近づけるかというところが目標です。練習でも一回54秒台が出ていますし、どれだけ練習通りに泳げるかというところが勝負どころです。
森川愛理(スポ4=東京・淑徳巣鴨)
――レースを終えての感想は
タイムを大幅に落としてしまったので、まだまだだなと思っています。
――予選後、監督から何かお話はありましたか
予選も最後の自由形とかはバテてしまっていたので最後までキックをしっかり打てるようにアップでも気をつけてという指示を受けました。
――そのなかでB決勝のレースプランは
自分の持ち味が後半の2種目なのですが、そこで思うように上げられなかったというものありますし、前半から出遅れてしまったところも今後の課題だと思っています。
――今後の強化ポイントは前半ということになりますか
私は背泳ぎを苦手としていて、バタフライもそこまで得意ではないので、そこの2つで離されてしまうと平泳ぎである程度のタイムで泳げても追いつききれないところがあるので、やはり理想としては周りと同じくらいで入って、後半自分が抜けていくというレースプランなります。後半の2種目の強化もありますが、前半の2種目の強化を重点的に9月に向けてはやっていきたいと思います。
――1種目を泳いで200メートル向けての収穫はありましたか
就活などもあり、ゴールデンウィークは十分に強化できなかったので、練習量が落ちているのではないかという点が不安要素としてあったんですが、それが思ったよりは落ちていなかったというのは予選を泳いで感じたので、200メートルは距離も短いですし、自信持って臨みたいと思います。400で2回泳いでタイムを落としてしまったので、最低B決勝に残ってタイムを0.01秒でも上げるということを目標にしたいです。
――200メートル個人メドレーの予選ではまずどれくらいのタイムを目指されますか
16秒台で残れるか、残れないかわからないですが、16秒台を出して(午後のレースに)残れたらいいなと思います。
――今大会は「インカレへの弾みにしたい」というお話がありましたが、インカレに向けて得られたものは
400メートルはインカレまでないので今回見つけられた課題というのをあと2カ月ちょっとの練習で強化してきたいと思いますし、200メートルはまだいくつか試合もあるので、一つ一つステップを踏んで最終的にはインカレでベストを更新してワセダの女子の目標としているシード権を守るというところに大きく貢献したいです。
――森川選手自身はインカレシード権獲得に向けても大きな期待を背負われているのではないでしょうか
最上級生として同期とチームを勢いづけていきたいと言っているので、私自身も個人種目2種目で決勝に残って、競技力の面でもチームを勢いづけられたらと思っています。
上野聖人(社2=神奈川・法政二)
――B決勝を終えての感想は
とりあえず結果自体がベストで、高校2年生以来のベストだったので(笑)、それが素直にうれしいです。
――B決勝はスタートからはまった印象がありましたが
そうですね。スタートが予選よりも随分うまく決まって、序盤からスピードに乗っていけたということで、それがベストにつながったのかなと思います。
――予選後、監督と話し合った点などは
奥野監督に上半身の使い方、頭の突っ込み具合や角度といった部分を指摘されていたので予選とB決勝の間のアップではそこを意識して泳ぎました。
――自己ベストですが、タイムに納得されていますか
とりあえずベストはベストなのですごくうれしいですけど、上にはまだ何人もいるので次回には決勝に残れるようにさらに上のタイムを出したいというのが正直な気持ちです。
――予選後には「焦ってしまった」というお話がありましたが、B決勝では落ち着いて泳げましたか
ちょっとまだ、焦りというか舞い上がっている部分があります。落ち着いてはいけなかったかなと。そこがまた課題になってくる部分だと思いますね。
――そのなかでもまとめられたという感じでしょうか
そうですね。奥野監督(景介、昭63教卒=広島・瀬戸内)に言われた部分だとか、いまできることをやって、いまできる最大の泳ぎができたと思います。
――今大会はワセダの中ではインカレの選考となっているそうですが、ご自身が出場する全レースが終わって今大会をどのように振り返りますか
今回は50メートルと100メートルの2種目だったんですけど、インカレ種目は100だけで50メートルはないので100メートルに照準を合わせてきました。100も最低限の結果が出せましたし、100に合わせてきた中で50もベストが出せたことは大きな収穫でした。
――距離が長くなると体力的な課題も出てくるというお話を以前されていましたが、その点の強化はどのように取り組んでいきますか
今後は泳ぎ込みですかね。僕は普段の練習中、弱くて…(笑)。本当に弱くて、先輩に「お前なんでそんなにバテるんだ?」とか言われているんです。普段の練習から一つ一つ丁寧にこなして、まずは練習をこなせるようになってから試合につながる体力をつけていきたいです。
――ワセダのブレストチームは層が厚いですが、チームメイトはどんな存在ですか
先輩方は本当に大学入る前から知ってる憧れの方々ばかりなので、お手本にさせていただいている部分もありますし、後輩も入ってきて、初めての後輩なのですごく良い刺激になっています。これがまた練習に強くて…。大変なんですけど(笑)、良い刺激になって良い環境でできていますね。
――今後に向けて
最終的にはインカレでB決勝、A決勝に残ってワセダに少しでも貢献できるようにすることが最大の目標なので早慶戦など間の試合は着実に強化をしつつ、一段一段ステップアップしていくために頑張ります。
瀬戸大也(スポ2=埼玉栄)
――B決勝のレースを振り返って
タイムを予選よりも落としてしまいましたし、前半からも行こうと思ったのにあまり行けずにあまり良いところがなかったです。少し疲れが出てきているという感じなので、早くダウンして休みたいなと思います。
――後半7、8コースの選手と競っていましたが、最後はどのような気持ちで泳がれていましたか
とにかく上がらなかったので、競っていたのも見えていたのですが、少し体がきつかったのでそこまで上げにいった感じでもなくて、消化レースという感じになってしまいました。本当はもう少し前半からパーンと抜けていきたかったのですが、少し疲れている感じなのでしっかり休んであしたに備えます。
――コンディション面では今後どのように強化していきたいですか
200(メートル)は4番手でリレーで選ばれて、B決勝ですし、B決勝でも1位を取れていないので、少し足手まといにならないように、7月にクラックスタッフで高知合宿に行くのでそこでもう一度泳ぎこんで、自由形でも世界の人たちと戦えるように強くなっていきたいなと思います。
――アジア大会、インカレに向けて強化したいことは
一緒です。最後の持久力と競った時に負けない気持ちを持って攻めたいなと思います。
◇予選後コメント
柴田慎一郎(スポ4=愛知・豊川)
――予選を泳いでの感想は
狙っていたタイムよりも全然遅いですし、調子も正直あまりよくありませんでした。2週間前の公認記録会の時もあんまりタイムは良くなかったので、何秒出るか分からないなかで泳ぐことになりましたが、自分のなかで想定していたくらいのタイムにはなったのでそんなに落ち込んではいないですね。
――どんなレースプランでしたか
2週間前の試合ではスピードが出ていなかったので、なんとか前半から積極的に攻めようという気持ちはありました。そこから粘るレースをしたいというのは考えていたので、それは少し克服できたのかなと思います。
――あすの400メートル自由形について
あした(男子400メートル自由形)は、日本選手権のときはB決勝に残れたので、ここでもしっかりと決勝に残りたいと思っています。
――どんなところがポイントになりそうですか
僕の組を見ている限りではそこまでタイムが速い選手がいないので、そこでしっかりと上位に入って、2回目が泳げるように頑張ります。
中村克(スポ3=東京・武蔵野)
――泳いでみての感想は
200(メートル)は100とか50とは全く泳ぎ方が違うので、面白さとやっぱり恐怖がある種目ですね(笑)。タイムはすごく悪かったですけど、インカレ(日本学生選手権)の8継を見据えて200のレース感覚は覚えておかなければいけなかったので、200メートルのきつさというのを久しぶりに味わったのでいいかなと思います。
――何かつかめたものはありましたか
今回はベストから離れたタイムになってしまったんですけど、体調不良もありましたし、今後これ以上きついことはないかなと思います(笑)。収穫ではないですけど、そういう感じはあります。
――ワセダから複数選手の出場となった種目でしたが
大也(瀬戸、スポ2=埼玉栄)も含めて4人ですが、ワセダから出ている3人で誰が一番になるかという会話をしていました(笑)。ちょっとこのタイムだと話にならなかったですけど…。
――3人の中では柴田選手が一番という結果でしたね
そうですね。そこはやっぱり先輩の意地があったと思いますね。僕も3年生の意地を見せたかったですけど、ちょっとこれは…。
――体調は回復状況にありますか
きのうの夜が一番体調は良くなかったんですが、今朝起きたときはめまいや頭痛もなかったです。ただ疲労がすごく残っているかなというのはあります。最終日の50メートル(自由形)にはしっかりとした状況で臨めるようにしたいです。
――あらためて最終日のレースへの意気込みを
ベストなコンディションではありませんが、出るからには優勝を狙って、自分ができるベストパフォーマンスをしたいです。
安田純輝(スポ2=千葉商大付)
――予選のレースを振り返って
少し調子が良かったと思ったので、前半が上手く入れたのは良いのですが、少し隣と競りたいという気持ちがあって、後半力んでしまって、少し泳ぎが崩れてしまったという感じがありましたね。
――このレースはどのような目標で臨まれましたか
とりあえずB決勝に残れるようにという感じでやったのですが、少し厳しいですね。タイム的にもきょねんよりも全然レベルが上がっているみたいなので、まだまだ少し実力が足りていないなというのは実感しました。
――またあした、あさってに向けて
きょねんは50(メートル)の種目で大ベストを出してB決勝に残れたので、あしたの半バックではそのきょねんの自分を越えられるように、そして、必ずB決勝、願わくばA決勝に行けるようにしていきたいと思います。
坂井聖人(スポ1=福岡・柳川)
――予選を終えて
全然ダメだったと思います。
――目標としていたタイムはありますか
(1分)50秒を割ることを意識していたのですが、全然体が動いていなかったですね。
――200メートル自由形に出場された理由は
インカレで多分リレーメンバーに入っているので、それを見据えてやっていたのですが、あまり(タイムが)上がらなくて悔しいです。
――今後のレースに向けて
とりあえずあしたの200メートルのバタフライと4日目の1バッタ(100メートルバタフライ)に向けてしっかりと調整していこうと思います。