2014年最初の試合はアリーナ杯東京六大学冬季対抗戦。新体制で臨む初の大学対抗戦だ。男女共に目標を『優勝』と据えた中で、各々が冬場のトレーニングの成果を図る場ともなった。早大の総合成績は男子部が優勝、女子部が2位。男女アベック優勝はならなかったものの、新年最初の試合で幸先の良いスタートを切った。
チームをけん引する林主将
久々の優勝を狙った男子部。まずは主将に就任した林和希(スポ3=愛知・豊川)が魅せた。100メートル平泳ぎでは両隣の選手の追撃をかわしトップでフィニッシュ。ケガの影響が懸念されたが、林自身が「意地」と語ったようにその不安を払拭(ふっしょく)する力泳で50メートル平泳ぎとの二冠を達成した。多田邦徳(スポ3=埼玉・春日部共栄)や中村克(スポ2=東京・武蔵野)といった実力者も躍動。中村は50メートル自由形において、25メートルを折り返した時点で後続から一等身のリードを奪ってみせた。圧巻のパフォーマンスで大会新記録を樹立し、順調な調整ぶりをうかがわせた。
専門種目の個人メドレーを始め、最多7種目にエントリーした瀬戸大也(スポ1=埼玉栄)は大会記録を3つ更新。最後に出場した1500メートル自由形のレースではさすがに疲れが見られ、脚がつってしまうというアクシデントに見舞われたが、「(隣の選手に)最後絶対に負けないと思って泳ぎきれた」(瀬戸)と仲間の声援を受けて4位を死守。7種目中6種目で1位となり、その実力を遺憾なく発揮した。安田純輝(スポ1=千葉商大付)ら下級生の健闘も光った早大は、最終的に2位に60点の差をつけ6年ぶりの総合優勝を成し遂げた。
男子部優勝に大きく貢献した瀬戸
一方、杉山沙侑南(スポ3=静岡・日大三島)率いる女子部は森川愛理(スポ3=東京・淑徳巣鴨)、佐藤恋(スポ3=東京・藤村女子)ら最上級生がチームを引っ張る。森川は大会記録を更新するタイムで2位となった400メートル個人メドレー以外に、800メートル自由形でも2位に入る活躍。多くの種目に出場した選手が多かったが、体力的にも厳しい中で奮闘を見せた。惜しくも四連覇は逃したが、目標に設定した308点を上回る322点という総合得点を獲得したことには手応えを感じたようだ。また100メートルバタフライを制した田村美紅(スポ1=埼玉栄)など下級生の好成績は明るい材料。さらなるレベルアップを図り、次の対抗戦では1位の座を奪還したい。
今季掲げる『結束』というスローガン通り、チーム力も見せつけた今大会。試合後、奥野景介監督(昭63教卒=広島・瀬戸内)はこれからの一年間について、選手たちには「1日1%の努力を」と着実な成長に期待を寄せた。「(インカレ)総合3位を取って、優勝する時が近いっていうのを証明したい」(林)。「終わった時にこのチームで良かったと全員が思えるようなチームにしていきたい」(杉山)。決意を新たに、新生ワセダの一年がいよいよ始まった。
(記事 荒巻美奈、写真 田島光一郎、角田望)
結果
総合成績
▽男子 優勝
▽女子 2位
個人各賞
男子優秀選手 瀬戸大也
OB会長賞 安田純輝(スポ1=千葉商大付)
アリーナ杯第21回東京六大学冬季対抗戦 | ||||
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男子 | 女子 | |||
順位 | 学校名 | 総合得点 | 学校名 | 総合得点 |
1位 | 早大 | 345 | 法大 | 369 |
2位 | 法大 | 285 | 早大 | 322 |
3位 | 明大 | 252 | 立大 | 206 |
4位 | 慶大 | 202 | 慶大 | 127 |
5位 | 立大 | 158 | 東大 | 85 |
6位 | 東大 | 79 | 明大 | 40 |
コメント
奥野景介監督(昭63教卒=広島・瀬戸内)
――今大会を総括して
今季初戦ということでとても気合が入っていました。男女共に優勝を目標にこの大会に臨み、男子は目標を達成できました。女子は惜しくも2位でしたが、それぞれレースの中でチームへの貢献度や自分の取り組みを見て、次に向けての課題を見出していくということもこの大会を通して把握できるようにしようと話をして臨みました。そういう意味では結果が伴っている場合や、惜しいレースなど様々ですが、次のレース、日本選手権、国際大会、インカレに向けて良いスタートを切れたのではないでしょうか。
――まず男子部について、得点源となった瀬戸大也選手(スポ1=埼玉栄)は7レースの出場となりました
大也自身はたくさんの種目に出て、レース数を多くこなすことで競技会の中で強化していくことを考えて臨んだので、しっかりと自分の課題を見据えてちゃんと強化できたので明るい材料ですね。
――主将となった林和希選手(スポ3=愛知・豊川)や中村克選手(スポ2=東京・武蔵野)もチームをけん引する役割を果たせれていました
林は故障が響いていて、これから調子は上がってくると思います。中村は少し疲れ気味ではありましたが、良い泳ぎができていたと思います。
――一方、女子部の選手の状態についてはどのように捉えていらっしゃいますか
自由形で佐藤(恋、スポ3=東京・藤村女子)などがいますし、彼女もきょうは良い泳ぎで課題が明確になったと思うので、このあたりがしっかりと引っ張っていってほしいです。インカレなどは自由形の選手が出場するものも多くなるのでより一層のレベルアップを図る必要がありますね。
――ことしのスローガン『結束』にはどのような思いが込められているのですか
他大に比べると活躍する人数も限られているかもしれませんが、一人一人が頑張って、チーム力の部分で1+1が2以上になるように結束力を高めてチーム力を向上させて、チームとして頑張っていこうという意識の表れだったので、新年からそういった部分では良かったなと思います。
――これから選手の皆さんに期待することは
1日1%ずつ努力をしていくとその積み上げたものが、やがて何日か経ってとてつもない成果になっているということですね。最初から高い目標を見据えていくとすごく遠くに感じてしまいますが、一日1%の積み重ねということをもう一度大切にしながら、きのうよりはきょうという気持ちで毎日続けていこうということを伝えたいです。
林和希主将(スポ3=愛知・豊川)
――六大学対抗戦を終えて感想をお願いします
率直に言って、新しいシーズンに入って総合優勝できたというのは、うれしいです。
――新チームの初戦ということでしたが、どのような意気込みで臨まれましたか
新チームになって勢いが欲しかったので、男子は絶対総合優勝するぞ、女子は目標の得点を達成できるようにという意気込みで取り組みました。絶対優勝するという気持ちを全員が持っていたので、この結果が出せました。本当に良かったです。
――新チームが始まってから、ここまでのチームの状態としてはいかがですか
きょねんの代から良い勢いをもらっていたので、その勢いを殺さず、絶やさずそのまま良いかたちでつなげて、新チームを作っていきました。いまはシーズンではなく鍛錬期になりますので、追い込みながらというかたちではあったのですが、その中でも各自が結果を出そうという努力ができていました。また、そういう行動が一人ではなくて何人もができていた結果がまさしく出たかなと思います。
――一年の滑り出しとして優勝できたことは大きかったですか
やっぱり大きいと思いますね。他大学からも六大学を優勝したチームと見られるのもそうですし、なにより自信をつけることが大事だと思うので。練習で自分に自信をつけるということはできるとは思うのですが、練習の雰囲気とかで良いチームになっていって、こういう結果がかたちとなって見えた方がより大きな自信になってくると思います。そういった面で僕たちは六大学の一番強いチームなんだという自信を持てたことと、その自覚を全選手がきっと持ってくれると思うので、強いチームという意識を持ってくれるきっかけになったのは良かったです。
――林選手ご自身の泳ぎはいかがでしたか
僕の泳ぎはダメダメだったんですけど、鍛錬期で鍛えている中で調子が上がりにくいというのもありました。もちろんそれを言い訳にしてはいけなくて、その中でもやっぱり勝たなければいけないので、100メートルと50メートルは意地というか。普段は自分の泳ぎをきれいにしようと思ってやっているのですが、もうがむしゃらにという感じで(笑)。泳ぎのフォームを課題にしているにも関わらず、パワーでいってしまったというのはありました。もう少し頑張らないとなというのが率直な感想です。
――大会前にケガをしていたようですが、その点はいかがでしたか
やっぱり、年々自分も年老いてというか(笑)。ある程度ケアとか対策とかしているのですが、僕はすごくパワーを発揮しやすいタイプなので関節にもすごい負担がかかりますし。ただその中でも、それと向き合っていかなければいけないので、そこから見えてくるフォームの欠点だとか自分の弱いところとかもたくさんありますし、そこで上手く付き合いながらという感じです。今はシーズン初めでケガを治すことで少し出遅れた状態になってしまっていて、もうほかの人より追い込まないといけないと思って自分でも追い込んでいますので、疲れはあった中での試合になってしまいましたが、それでももう少し結果を出したかったですね。
――ここまで主将としてやってきて、ご自身の考えるチームに反映していきたいことはだんだんと浸透できてきましたか
9月のインカレが終わって、10月くらいからスタートしているのですが、もちろん簡単ではないと思います。徐々にという形であまり目に見えてできているなというのはなかったのですが、最近少しずつ良くなってきました。きょうの試合とかでも応援を頑張ってくれている1年生だとか、1年生もチームに馴染んできてそういった行動が少しずつとれてきているなというのがやっと感じられました。もっと良くなるとは思うのですが、成長してくれて安心したというか、もう少しこの調子でいきたいなと思いました。
――昨年のチームとことしのチームの違い、どんな色を出していきたいですか
昨年は「楽しく目標達成して幸せになる!」みたいなのを目標にされてやっていたと思うのですが、もちろんことしもそういった勢いとか考え方というのは失くさずに、そういう面も加えて総合3位とか総合優勝を狙うとなると、危機感とか緊張感とか各自一人一人が目標達成するために動かなきゃいけないんだということを自覚してやっていってほしいです。 いまこうやって立っているとか、電車の中とか、食事を取るとか、どんなことでも普段から目標達成するために、インカレで総合3位を取るためにいまこういうことをしなきゃいけないんだというのを持ってもらうために、いろいろな工夫とか話だとかをして、チーム作りをしています。そこが大きくというか、より一人一人が考えるようにというのが違いですね。
――日頃の生活や練習から、常に目標に向けて行動するということですね
そうですね。もう練習中とかは「お前はそのタイムでいいのか!」とか(笑)。それをまず自分から思えるようにする。その他にも例えば、一緒に食事に行ったら、「お前そんな油もの食べていいのかよ!もっとしっかり食べろよ」だとか。そうやって意識の面から変えていけるように取り組んでいます。
――最後に、これから一年間の抱負と意気込みをお願いします
昨年の先輩方は総合5位というのを目標にされていまして、なんで1番とか総合3位以上じゃないのという話になると思うのですが、やっぱりいきなり優勝というのは難しいということですね。そこで段階を踏むということで、まずは総合5位で目標達成できるという自信と優勝や3位を狙うための段階になるというのを目標にされてやっていました。そして僕たちがそれを受け継いで総合3位を取って、優勝する時が近いっていうのを証明したい。そのための総合3位を取って、絶対に後輩に良い形でつなげていきたいです。そのためにも良いチームを作り、こういうことをしなければいけないだとか、全員が完璧に一人一人の自覚ができるチームになれば、次の代もやりやすいと思うので、後輩にもつなげたいですし、遠ざかっている総合3位を取りたいです。
杉山沙侑南(スポ3=静岡・日大三島)
――きょうの試合を振り返っていかがですか
先輩方が何年も総合優勝を積み重ねてきてくださったものが今回準優勝という結果になってしまったのですが、私たち学生の中では308点という点数にこだわって女子全員レースに臨んでいたので、その結果からすると322点という形で14点上回ることができたので、まだまだ改善する点は多いと思いますが、いまの時点では私自身は満足しています。
――監督賞を受賞されていましたね
監督賞は本当に周りに支えられていただけた賞だと思っているので、私一人で取った賞ではないと思っていますし、本当に女子の選手は人数が少なくて自分の種目以外のレースに出なくてはいけないという現状があったんですけど、チームのためになるなら、という思いでみんなが出てくれたので、本当に周りに恵まれて取れた賞だなと思っています。
――女子主将として初めて臨む団体戦はいかがでしたか
主将として何か残せたというものはないと思うんですけど、最上級生として、自分がインカレで目標を達成するためには1点というものがすごく大切で、その1点というものを行動で示そうと思って、私自身も5レース出場したり、308点という点数をみんなに提示して細かい部分まで作戦を立てたりという面で少し役割を果たしたと言えると思います。女子主将だから何かできたというものはまだまだあまりないかなと思っています。
――チームの雰囲気は
女子は学校で練習している人とスイミングで練習している人がいて、練習場所がばらばらでなかなか集まる機会がないのですが、集まるといつも楽しい雰囲気でやるときはやる、というけじめはきちんとできていると思うので、いま以上にこのチームが良くなっていけるように私も頑張りたいと思います。
――どのようなチームを作っていきたいですか
終わった時にこのチームで良かったと全員が思えるようなチームにしていきたいです。
――女子チームの目標は
最終的な目標はインカレでシード権を取ることなんですけど、その過程ではたくさん達成しなければならない目標があると思いますし、いまの時点での目標は、一人でも多く日本選手権とジャパンオープンの標準記録を突破することが競技の面での目標なので、水泳は泳いでいるのは1人ですが、雰囲気とか声掛けとかそういうもので気持ちの部分とかが変わってくると思うので、私も少しでもその一人の選手のために貢献できるように頑張っていきたいと思っています。
――ご自身の目標は
私自身は大学に入ってから思うような結果が出ていないので、今まで応援してくださっている方々や先輩方に目の前で貢献するという形でいいところを見せることができなかったので、最後に後輩にいいところを見てもらえるように、まずはインカレで2種目A決勝に残れるようにこれから頑張っていきたいと思います。
中村克(スポ2=東京・武蔵野)
――チームが優勝しましたが、いまのお気持ちは
やはり新チームになってから六大学で絶対に優勝しようというつもりでチーム一丸となって練習してきたので、チームで総合優勝できてよかったです。
――新体制となり初の公式戦でしたが、雰囲気はいかがでしたか
きょねんのチームとはまた違った雰囲気で、すごく良い雰囲気でみんなが結束して、良いレースができていたと思いますし、応援の方も、レース終わった人はすぐ戻って応援するというのが、良い雰囲気につながったと思います。
――大会新記録を2つ出しましたが、ご自身の泳ぎはいかがでしたか
強化の途中での出場だったので特に目標は無かったのですが、タイムも良かったので、すごく今後の自信になりました。
――個人メドレーなど普段出場されない種目も泳がれていました
本当は出るつもりはなかったんですけど、同期の雨谷(拓矢、スポ2=神奈川・桐蔭)がケガをして出れなくなってしまったので代わりに自分が出ることになりました。個人メドレーはすごく苦手だったのですが、大也(瀬戸、スポ1=埼玉栄)の次の2番でチームに貢献できたので良かったかなと思います。
――「強化の途中」とおっしゃっていましたが、具体的に冬の練習で意識している事は何ですか
まずウエイトの回数を週2回から週3回にして、あとキャッチの向上と、爆発的なスプリント力をつける事をすごく意識しています。(きょうの結果は)その成果が徐々に出始めでいるのかなと思います。
――BHP5カ国対抗戦の日本代表メンバーに選出されていますが、それに合わせている面はありますか
そうですね、どういった状態で参加するかはこれから監督との話し合いで決めるのですが、そこでも引継ぎのタイムだったら日本のトップクラスなので、歴代最速のタイムで泳ぎたいなと思います。
――最後に、今年度の目標は
今後としては4月に長水路の試合で48秒台をキープして(ユニバーシアードの)代表入りをすることで、あとはやはりコンスタントに高いタイムを維持してもっともっと強い選手になりたいと思います。
瀬戸大也(スポ1=埼玉栄)
――今大会を終えての感想をお願いします
7種目7冠をしたかったのですが、最後に負けてしまいましたね。でも、隣の選手と競って負けなかったところはとても良かった点だと思います。今回の大会は勝負感覚を養っていきたいと考えていたので、多くの種目に出て6冠できたことも良かったですし、きょうのこのトレーニングが自分の経験値に少しでも足せられたらいいなと思っています。これから4月の選考会(日本選手権)に向けてどんどん調子を上げていきたいです。
――きょうは7レースで2700メートルを泳いだことになりますが、体力面ではいかがでしたか
いい感じに戦えていたのですが、最後の1500メートル自由形のレースの時に200メートル位の時点で脚がつってしまって。そこからはすごく長かったですね(笑)。なんとか泳ぎきろうという気持ちで隣の選手と競って、最後絶対に負けないと思って泳ぎきれたことは本当に良かったですが、そこで7冠を達成できなかったのはまだまだ甘い部分ですね。最後まで目標を達成できる選手になりたいので、そこは今後の課題だと思います。
――きょうはどのレースでも後半にかけてギアを上げていくような印象もありましたが、ご自身が意識していたことはありましたか
レース感覚や勝ちにこだわっていたので、前半は温存して後半にさすようなレースをしてしっかり勝てました。全体的に良い試合だったので、これが自分の財産になればいいなと思います。
――メインとしている個人メドレーについて振り返って
400(メートル)は朝一番ですごく体が重たくて、無理して上げずに勝ちを意識していました。100と200もタイムとしては満足していませんが、大会新が出たので良かったです。
――お話にあがった大会新記録は3つ。これは狙っていたのでしょうか
すべての種目で大会新を出す実力はあるので、調子が良ければと思っていました。全部を全力で泳ぐことはきついことなんですが、六大学対抗戦は4年生の春まであと3年あるのでそこでも大会新記録を出して自分の名前を残していけたらいいなと思っています。
――この冬場は具体的にどのような練習をなさっていたのですか
グアムに行って持久力のトレーニングが中心に、またパワートレーニングもしてきました。
――ここまでその練習の手応えは感じていますか
きょねん以上に頑張れていますね。4月、体が楽になった時の自分の力を早く見てみたいなと、すごく楽しみにしています。
――今後のレースの予定は
まずは来週大阪で行われるコナミオープンですね。一日3種目出て、タフなものになると思います。長水路の試合になるので、そこでまたレース感覚を研ぎ澄ましていきたいです。
――国際大会としては1月下旬に迎えるBHP5カ国対抗戦が次のレースとなりますか
そうですね。BHP5カ国対抗戦では各選手泳ぎ込みできつい時期ではあると思いますが、そこでどれだけタイムが出せるかというところがポイントですね。レベルは本当に高いと思うので、自己ベストを目指したいです。そこで自己ベストが出たら4月はもっと楽しみになりますし、4月に良い記録が出れば、夏はさらに良いタイムが期待できると思います。
――ことしの目標は
アジア大会とパンパシフィックがメインの大会になるので、しっかりと代表に入ることが最低条件です。アジア大会に行ったらきょねんの記録をしっかりと上回って、自分が納得できる泳ぎができたらいいなと思います。納得できたら金メダルは取れると思うので、メダルを取れるように頑張っていきたいです。