コメント
神樹里乃(スポ3=北海道・とわの森三愛)
――大学女子日本代表として国際大会を終えて、どのような大会だったか振り返っていかがですか
自分の未熟さを感じられた大会だったと思います。毎日ソフトボールのことだけに時間を費やすことができて本当に楽しいなと幸せを感じていた一方、国際大会の経験が少ないため、いざ試合になると緊張してしまい身体が固くなって、思うようにプレーできていなかったなと思います。その中でも、全試合でスタメン出場させていただけたことはありがたく思っています。
――他大でともにプレーした中で刺激を受けた選手などはいましたか。また、それはどのような部分に刺激をうけましたか
周りの選手全員です。本当にソフトボールに対する意識が高いし、その中でしっかり結果も出していて、先輩後輩関係なく仲間としてソフトボールできた事自体が私にとって刺激になりました。
バットの出し方やボールの待ち方、守備の動きなど技術面ではもちろん、どんな時でも最後まで全力でプレーするという選手として当たり前と言われることの徹底力と、勝利への強い執着心が、特に強豪校から来ている選手はすごいと思いました。また、身体のケアや栄養バランス、道具の管理の仕方などグラウンド以外の時間の使い方において、ソフトボール選手として必要なことを、自然とやっていたりはっきりと言葉にして互いがより強く意識できるようにしたりしていた部分は大きな刺激になりました。
――3位に終わった大会の感想をお願いします
最終的に数字を出せば4割越えでフォアボールもとれてという内容でしたが、先述したように、なかなか思うようにバッティングできない場面があったなと思います。相手ピッチャーのデータや癖が全く分からない状態での対戦だったので、とても打ち返すのが難しかったです。初戦の第一打席にタイムリー3ベースでチーム初得点に絡めたことは良かったです。
――来季、神選手は最終学年となります。大学ラストイヤーに向けた抱負をお願いします
インカレ(全日本大学選手権)優勝を常に心に秘めて、ワセダが勝つために時間を使っていきます。もう負けたくないので、他大の倍速でチームとして成長していって、追い越せるようにしたいです。ソフトボールができることに幸せを感じながら、支えて下さる方々へ感謝の気持ちを忘れずに、チームが優勝できるように精一杯努力します。