強打、小技の多彩な攻撃！初戦突破！

※特別ページシステム・・・リーグ戦終了後、その順位に応じてトーナメントが組まれ試合が行われる。特別ページシステムでの結果、上位５チームが全日本大学選手権への出場権を獲得する。

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コメント

金子祐也主将（スポ４＝長崎・佐世保西）

――きょうを振り返って

きょうは打順を一新して、今までとは少し違った組み方で、初回に点を取り切るという意図で打順を変更しました。しかし、初回に２点しか取れていないというのはちょっと課題なのかなと、１，２，３，４番で２点取れたのは良かったのですがそこからの打線のつながりがなかったのは少し残念というか、細かいところで言うと課題だったのかなと思います。チームとしては３回コールドで勝ち切りたかったのですが、結果的に５回まで試合をしてしまったというのはまだ理想通りに行けていないのかなと思いますね。

――特別ページシステムからこの試合までに取り組んだことはありますか

これまでは小技系の技術のところでうまくいっていなかったと思っていたので、基本的には『ワセダメソッド』という吉村正先生（昭４４教卒＝京都・平安）直伝の練習方法を中心に小技系の練習をとにかく徹底してやってきました。ということで、今日はこういう打順になってしまいました。こういう小技系の打者が打線の中にいることで、強打ができてバントや小技系の攻めもできるという機能が増えたおかげで良い打線になっているのではないかと思います。

――きょうはその打線がうまく機能したということでしょうか

はい。そう思います。

――きょうの試合で選手をほめるとしたら、どなたを挙げますか

川上（卓也、スポ１＝岡山・新見）の二打席目のセーフティーバントですかね。

――自分の役割に徹してくれたということでしょうか

そうですね。相手の弱いところに確実に転がして出塁する。相手の守備を崩して、次の打者につなげる。この２つの意味で良い仕事をしてくれたんじゃないかなと思います。

――逆に、選手を叱るとしたら、どなたを挙げますか

３番松木俊皓（スポ４＝宮崎・日向）のフライアウト２つは一つ目の課題です。松木はアウトカウントを増やさず出塁してくれる、そういう打者だと思うからフライアウト２つというのはもったいないと思います。続いて、塩沼泰成（スポ３＝福島・安積）、初回のチャンスで確実に結果を出してほしかった。５番といってももともと３番を打っている打者でチーム内でも上位のバッティングセンスを持っていると思うので、やっぱりここはフライではなくヒットでつないでほしかったなと思いますね。あと、萩野谷知大（人３＝茨城・水戸一）と鳥岡健（スポ２＝岡山・高梁）の１死のチャンスで三振やフライに倒れているところですね。ソフトボールって結構、距離が近いので１死のチャンスと、２死のチャンスとではヒットになる確率がかなり異なります。そこで簡単に三振やフライアウトに倒れてしまうと、２死になってしまい続く打者が、投手との対決に勝たなければ点を取れなくなります。１死で取り切るという課題を持っていた中で、そういう風に簡単に終わってしまったというのは課題だと思いますね。

――あすの２回戦以降で、日体大もしくは国士舘大との対決が見えてきました。それについては

春季リーグ戦を２試合行って、どっちのチームも負け越しているチームなのでその借りを返す絶好の機会なのかなと思います。あと、この大会の後、公式戦で次に戦うのは東日本大学選手権か全日本大学選手権のどちらかになると思うのでしっかり勝つイメージを持ちたいというのと自分たちの戦い方が通用するというところを一回証明して、借りを返したい。そういうイメージでいます。

――勝てる自信はありますか

あります！

――明日への意気込みを教えてください

自分はチームのパーツでしかないので、そのパーツとしてチームに貢献すること、そしてそれをまとめる主将として勝てるような雰囲気づくり、イメージづくりをしっかりさせること。そして、ここ数年勝てていないこの大会でこのチームを優勝に導いていけたらと思っています。

鳥岡健（スポ２＝岡山・高梁）

――きょうの試合振り返ってみていかがですか

社会人相手で向こう側がゆっくりした雰囲気というか向こうのペースにあわせないように自分たちのペースでいこうという中でちょっとどうしても向こうのペースにあわせてしまって自分たちのペースでできなかったところがあるのでそこは一つ反省かなと思います。勝ちきったことは良かったかなと思います。

――きょう打順が変わったと思いますが、それについて何か思うところはありますか

そこは４年生中心にいろいろ考えてくださっていると思うので自分としては与えられた打順の役割を果たすというのと自分がその打順に入った時にどういう役割を求められているのかというのをしっかり４年生と確認して、金子主将と確認してそれを徹底してやらないといけないかなと思います。

――具体的に２番の役割というのはどういうことがありますか

きょうに関してはしっかり水本将文（スポ４＝長崎・佐世保西）さんと僕が１，２番ということでしっかり打って出るという、今までの１，２番は小技系で確実に塁に出るということだったんですけど、僕らがガンガン打っていくという役割でした。

――同じ岡山県出身の川上卓也（スポ１＝岡山・新見）選手が活躍したと思います。それについては

こっちに来て間もないと思うのですが、しっかりと思い切りプレーしてくれて結果も練習でも出してくれているので僕らとしても刺激になるし僕らも２年生になって下の代もできたので川上に限らず１年生が良い刺激を与えてくれてるので僕たちも頑張んないといけないなと思います。

――最後にあすへの意気込みをお願いします。

きょうちょっと個人的にもチーム的にも求められたこととかチームとしてやろうとしたことができてないのであすが本番になると思うので２試合あるのでしっかり２試合通じて自分たちのソフトボールをして優勝したいなと思います。

川上卓也（スポ１＝岡山・新見）

――きょうの試合を振り返っていかがでしたか

いままで何度か代打という形でリーグ戦に出させてもらっていたのですが、今回の予選でDPという形で起用してもらいました。春季リーグ戦の時は一本打てなかったというのが自分の中にあって、きょうこそはと思っていました。その中で打てたというのは大きかったです。しかし、個人的にはこれで満足できないと思っています。

――春季リーグでは代打での起用が目立ちましたが、きょうはスタメンでの起用でした。ご自身どんな気持ちでしたか

代打では１打席勝負ですが、DPは１試合に３回は打席が回ってきます。３回のうち１回でも結果が出せればいいので、代打よりは楽な気持ちで臨めたと思います。

――きょうの試合を決めたと言ってもいい満塁ランニングホームランでしたが、ご自身公式戦では初の本塁打でしたか

そうですね。公式戦では初めてでした

――では本塁打を打った瞬間について教えてください

自分では会心の当たりとは思わなかったのですが、一塁線を抜けていって、もしかしたらランニングホームランいけるかなと思いました。ランナーコーチも回してくれたので、走った結果ランニングホームランという形になりました。

――あすも大会は続きますが、意気込みをお願いします

やっぱりチームとしての目標は優勝ですし、自分も優勝したいと思っているので、機会が与えられたら仕事ができるよう精一杯プレーしていきたいと思います。