関東大学女子リーグ戦 前期第3節
2026年4月18日(土)13:00 Kickoff
@埼玉・東京国際大学坂戸キャンパス第3グラウンド
試合結果
| チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 早大 | 3 | 0 | 3 |
| 東京国際大 | 0 | 1 | 1 |
得点者
前半
1分 小島世里
25分 OG
27分 三宅万尋
後半
24分 坂ふみか(相手)

甲府で昨年度の全日本大学女子選手権(インカレ)王者に完封負けを喫した屈辱から1週間。悔しさを胸に練習を積み上げたア式蹴球部女子(ア女)は、東京国際大との関東大学女子リーグ戦(関カレ)の前期第3節に挑んだ。試合開始直後にア女が先制し、主導権を握ると、前半のうちに追加点を挙げて優勢をキープする。後半に入ると相手にスーパーゴールを献上するが、最後までリードを死守。課題であった「決定力」を克服したア女が複数得点で白星を挙げた。

試合が始まって、わずか15秒で得点が生まれる。キックオフ直後、GK福田真央(スポ1=JFAアカデミー福島)が放った前線へのロングフィードをDF吉田玲音(社3=新潟・帝京長岡)がヘディングでつなぐ。ボックス内に侵入したFW三宅万尋(スポ3=東京・十文字)の折り返しに反応したのはMF小島世里(スポ2=東京・十文字)。選手が密集するゴール前でボールを押し込んで電光石火の先制点を挙げた。ア女は相手の最終ラインを狙うロングボールが機能し、試合を掌握する。そして、25分に待望の追加点が訪れる。CKを獲得したア女は、ショートコーナーからMF福島茉莉花(スポ2=東京・十文字)が左足でクロスを上げる。これが相手選手のオウンゴールを誘い、2点目を奪った。その直後、再びCKのチャンスを迎える。こぼれ球に素早く反応した三宅が押し込んで、チームに3点目をもたらした。怒涛(どとう)のゴールラッシュでリードを広げたア女がゲームを支配し、前半を終えた。

迎えた後半、ア女は東京国際大の反撃を受ける時間帯が多くなる。60分、立て続けにピンチを招くも、DF陣の細かいパスワークで相手のプレッシャーを回避。直後に与えたCKも、福田のナイスキャッチで危機を脱した。しかし、69分に相手選手のショートパスによる裏抜けからゴールの左上隅に強烈なシュートを決められ、失点した。その後のア女は攻守ともに選手交代を行いながら、チームの活性化を図る。81分、スローインから途中出場のFW千葉梨々花主将(スポ4=東京・十文字)が相手選手を背負いながらボールをフリック。パスを受けた吉田が至近距離からシュートを打つも、相手GKに阻まれた。結局、追加点を許さなかったアウェーチームが2点差を守り切り、試合終了。ア女が3-1で勝利を収めた。

前節の課題であった「決定力」を見事に克服したア女が複数得点で勝ち点3を手にした。しかし、後半には相手に攻勢を許し、ゴールを許した。その上、後半の45分間で無得点だった点の2つは課題となる。次節は昨季2戦2敗とシーズンダブルを喫した神奈川大が対戦相手だ。昨季のリベンジへ、引き続きゴールラッシュでの勝利を期待したい。
(記事・写真 堤健翔)
※掲載が遅れてしまい、申し訳ありません
早大出場メンバー
GK21福田真央(スポ1=JFAアカデミー福島)
DF2新井みゆき(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
DF3杉山遥菜副将(C)(スポ4=東京・十文字)
→88分、MF28牧野生成(社1=大阪・大商学園)
DF4佐溝愛唯(社3=大阪・大商学園)
DF5吉田玲音(社3=新潟・帝京長岡)
MF7米村歩夏(スポ3=宮城・聖和学園)
→70分、DF33宮武つぐみ(スポ1=広島・AICJ)
MF13福岡結(スポ3=岡山・作陽学園)
→62分、DF30尾辻夏奈(スポ1=静岡・藤枝順心)
MF19福島茉莉花(スポ2=東京・十文字)
→88分、MF14望月美希(スポ3=INAC東京レオンチーナ)
MF22小島世里(スポ2=東京・十文字)
FW10﨑岡由真副将(スポ4=埼玉・浦和レッズレディースユース)
FW11三宅万尋(スポ3=東京・十文字)
→70分、FW9千葉梨々花主将(スポ4=東京・十文字)
試合後インタビュー
MF福島茉莉花(スポ2=東京・十文字)
ーー試合を振り返っていかがですか
前半は自分たちが攻めて、3点をセットプレーとかで取れました。(前半が終わって)3-0で満足しないで、勢いをもって、また重ねて点を取っていこうとなりましたけど、後半は流れで点を取ることができなかったし、逆に1点取られてしまったというところで、勝ったけど自分たちの課題が見えた試合になりました。
ーー前半と後半の内容はどのように違ったと考えていますか
単純に準備のところと、具体的には(ア女が)攻め切って、相手(GK)が(ボールを)キャッチした時の自分たちの守備の準備とか、自分たちがキーパーが(ボールを)持った時の準備とか、シンプルに遅いというのと、あとパスの質とところ、中盤のボールの失い方とか、自分たちのミスからというところが、後半は増えたかなというのは感じました。
ーー普段は何を意識してプレーしていますか
個人では、まず誰よりも走るというところで、気持ちを上げて、常にゴールを見ながら、自分の良さはゴールに貪欲に行くところだと思うので、そこを意識しながらプレーしています。
ーー関カレでは今季何得点を目指しますか
去年、関カレでは点取ってないですけど、全体で3点2アシストという結果だったので、まずそこの倍(のゴール数)を取ろうとなって6点を取ろうという勢いで頑張っています。
ーー次節に向けた意気込みをお願いします
前節負けて、今回は勝ったというところで、ここからはもう負けたくはないので、毎週この1週間の練習が本当に大事になってくるので、自分を含めチームでも、もう1個課題を見つけて、全員がその課題に高い意識を持って練習できる良い1週間にしたいなと思います。
DF宮武つぐみ(スポ1=広島・AICJ)
ーー今節が関カレ初出場でしたが、手応えはいかがですか
関東リーグでデビューした時に1点決められて、良いイメージを持って練習もできていたので、やっぱり自分の強みを活かせるチャンスが何回かあったんですけど、そこでまだ質も足りていないなと思いました。
ーーご自身の強みを教えてください
サイドで(ボールを)持った時に、クロスとかシュートで、左利きなので思い切って振り抜けるところだと思います。
ーーピッチに入る際にコーチ陣からどのような役割を言い渡されましたか
1点決められて、流れが悪い中で、一緒に交代で出たりりさん(千葉主将)もフォワードにいたので、積極的にクロスを上げて、もう1回流れを戻せるよう言われました。
ーー今季のご自身の目標を教えてください
自分の持ち味をもっと活かせるようなプレーをしていくことで、その中でチャレンジし続けていったら結果も出てくると思うので、そこを練習からもっとこだわってやっていきたいと思います。