関東大学女子サッカーリーグ 後期第6節
2025年9月28日(日)18:00 Kickoff
@東海大学湘南キャンパスサッカー場
試合結果
チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
---|---|---|---|
早大 | 2 | 2 | 4 |
東海大 | 0 | 0 | 0 |
得点者
前半
13分 佐溝 愛唯
16分 生田 七彩
後半
55分 福岡 結
57分 生田 七彩
関東大学女子リーグ(関カレ)の中断期間が明けた。上位進出を目指す早稲田大学ア式蹴球部女子(ア女)は、アウェイで東海大と対戦。試合は立ち上がりからア女が支配。前半のうちにDF佐溝愛唯(社2=大阪・大商学園)とFW生田七彩(スポ4=岡山・作陽学園)の得点で2点のリードを確保する。後半に入ってからも攻勢を緩めずに追加点を決め、4-0で完勝を収めた。

試合開始直後からア女がボールを保持した。CBのDF杉山遥菜(スポ3=埼玉・浦和レッズレディースユース)とDF小林睦(スポ1=湘南ベルマーレU18ガールズ)が高いDFラインを維持して、ボールを即時奪回。常に敵陣でボールを回した。13分、左サイドでパスを受けた佐溝が左足を振り抜く。強烈な一撃がゴールネットへと突き刺さり、先制に成功した。続く16分、左サイドで細かいパスをつなぐと佐溝がサイドを突破して中央へクロス。ペナルティーエリア内で生田が押し込んで追加点を挙げた。そのままア女が攻勢を続けて試合はハーフタイムに進んだ。
後半も前半同様に敵陣でボールを回すア女。ピッチを幅広く使った攻撃で相手ゴールへと迫った。55分、右サイドで相手DFの裏へMF米村歩夏(スポ2=宮城・聖和)が抜ける。米村がそのままクロスを送ると、一度は味方に合わなかったものの、こぼれ球をMF福岡結(スポ2=岡山・作陽学園)が拾ってシュート。3点目を決めてリードを広げる。57分には、敵陣中央で前を向いた生田がスピードを生かして一気にペナルティーエリア内へ侵入。そのままボールを流し込み、4点目を決めた。その後もフレッシュな選手を投入して、勢いを維持したア女が、敵地で勝ち点3を確保した。

中断明けの初戦をア女が制した。本選出場を決めた皇后杯予選の勢いそのままに、複数得点かつ無失点で相手を圧倒した。スタメン出場となった小林やMF福島茉莉花(スポ1=東京・十文字)、後半途中から出場してキレのあるドリブルを披露したMF小島世里(スポ1=東京・十文字)と1年生の台頭も目立つア女。少数精鋭ながらもチームの総合力を高めている。
(記事 荒川聡吾、写真 高橋彗人)
早大メンバー(◎はキャプテン)
GK 1 田村亜沙美(スポ3=ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18)
DF 2 新井みゆき(スポ3=埼玉・浦和レッズレディースユース)
DF 3 杉山遥菜(スポ3=東京・十文字)
DF 13 佐溝愛唯(社2=大阪・大商学園)
→88分、淀川知華(商4=山梨・日本航空)
DF 25 小林睦(スポ1=湘南ベルマーレU18ガールズ)
DF 30 吉田玲音(社2=新潟・帝京長岡)
→57分、小島世里(スポ1=東京・十文字)
MF 11 三宅万尋(スポ2=東京・十文字)
→70分、川本美羽(社3=新潟・帝京長岡)
MF 17 米村歩夏(スポ2=宮城・聖和)
→66分、福島茉莉花(スポ1=東京・十文字)
MF 19 福岡結(スポ2=岡山・作陽学園)
→70分、河合結月(スポ2=福井工大福井)
MF 24 福島茉莉花(スポ1=東京・十文字)
→HT、千葉梨々花(スポ3=東京・十文字)
FW 9◎ 生田七彩(スポ4=岡山・作陽学園)
→63分、小島世里(スポ1=東京・十文字)