早慶女子定期戦 監督・出場選手コメント全文

ア式蹴球女子

川上嘉郎監督(昭51商卒=神奈川・横浜緑ケ丘)

――勝利おめでとうございます。今の気持ちいかがですか

ありがとうございます。勝ててよかったです。

――きょうの試合を迎えるにあたって、チームの雰囲気はいかがでしたか

サッカーは気持ちが強い方が勝つので。試合に臨む意欲が強い方が勝つと思うので、その点ではよかったと思います。

――前半で3得点を奪いました

何よりですね。点差をつけられてよかったです。

――きょうはベンチ入りした4年生全員を起用しましたが、事前に決めていたのですか

いえいえ全然です。やはり試合には勝たないといけないので、状況に応じて各メンバーを送り出しました。

――4連覇という結果についてはいかがですか

今年は得点差はつきましたが、早慶戦では気を緩めた方が負けてしまうので、そういう点でも勝ててよかったです。

――今後のリーグ戦に向けて一言お願いします

明後日(14日)なので、厳しいんですよ。回復は厳しいかもしれませんが、そこはチーム全員で頑張ります。

MF高瀬はな主将(スポ4=ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU18)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

自分もこの雰囲気の中で試合をするのが初めてだったので、正直立ち上がりで緊張した部分もあったのですが、自分で勢いを持って戦えたことは、気持ちの部分でも負けてなかったですし、よかったと思います。

――前半バタつく場面も見られましたが、やはり緊張していた部分があったのでしょうか

緊張もそうですし、声が通らずお互いの指示がかみ合わない部分がありました。ですがお互いを信じてやるしかなかったので、結果につながってよかったと思います。

――前半で3得点を奪いました

きょうはけっこう(ピッチが)スリッピーで、結衣(中條、スポ4=JFAアカデミー福島)のゴールがそうなのですが、あのようなグラウンダーのシュートを狙っていこうという意識はありました。狙ったかたちでも点が取れましたし、すぐに関東リーグもあるので、そこに向けていい勢いがつけられたと思います。

――後半はなかなか攻め切れない場面が目立ちました

後半はなかなかシュートまでのかたちがつくれなかったのですが、4年生のメンバーが多く入って、自分たちがやりたいことは明確になっていましたし、回す部分ではうまくできていたので、シュートまで持ち込みたかったなと思います。

――今お話にあったように、きょうはベンチ入り4年生が全員出場しました

こういう機会はなかなかないので、すごくうれしかったです。だからこそ点を取って結果を出したかったというのが一番ですが、一緒にできたというのはうれしかったです。

――早慶戦で初めてプレーしてみて改めていかがですか

プレーする前にアップでピッチに入った時にいつもとは全然違うことはわかりましたし、この雰囲気の中で勝って終われたことはうれしいですし、自分の中で自信になったと思います。

――4連覇という結果についてはいかがですか

連覇はあまり意識していなかったのですが、4連覇と聞いて素直にうれしいですし、来年も再来年も勝ち続けてほしいなと思います。

――今後への意気込みをお願いします

早慶戦の後すぐに関東リーグがあることは毎年の日程でしょうがないので、できるだけしっかりと疲れを取って、選手一丸となって戦っていくしかないので、言い訳せず必ず勝って終われるように頑張りたいと思います。

MF中條結衣副将(スポ4=JFAアカデミー福島)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

立ち上がりでうまくいかない時間帯が続いた中で先制できて、めっちゃ疲れたのですが勝ててよかったです!

――今お話にあったように、序盤は慶大の圧力に押し込まれるシーンが目立ちました

相手の方に勢いがあって、球際もガツガツきていたので、それでうちらの方が受け身になってしまいました。

――自分たちのペースにするために何か変化を加えたりしましたか

慶大の足が急に止まり始めたというか。自分たちのサッカーがはまりだして(ボールの)取り所もはっきりし始めたので、そこからスムーズに攻撃に転じることができたと思います。

――きょうの中條選手はミドルシュートへの意識が高いように見えましたが

試合前に「ノルマは5本」と言われていたので、そのうち1本でも入ればいいなと思って結構打っていました。

――見事なゴールを決められましたが、振り返っていかがですか

もちろん狙ってはいたのですが、入ってびっくりしました(笑)。うまくいきすぎて(笑)。

――守備面ではいかがですか

あれだけリードしている状態で、途中から入ってきた選手も前への意識が強い選手が多く、守備がおろそかになったというよりは、攻撃に行き過ぎてネガティブトランジションが遅れたかなと思いました。その時のボランチ2枚も二極化したポジショニングだったので、もっとバランスを取れればなと思いました。

――失点のせいか、試合後は浮かない表情をしているように見えましたが

うれしかったのですが、勝ててよかったという安堵感ですね。あとしんどかったです。その疲れです(笑)。

――最初で最後の早慶戦となりましたが、何か意気込んでいたことはありますか

絶対に勝たなければならないというのはもちろんでした。、4年生が何人ベンチに入れるかというのが最後までわからない状況でした。(4年)みんなで出たい、勝ちたいという思いもあったので、そのために自分たちが点差をつけなければいけないと思っていました。最後の方に4年生全員でピッチに立った時は本当にすごくうれしくて…。試合中なのに一人で泣きそうになっていました(笑)。

――今まで早慶戦で負けたことがないという事実はプレッシャーになっていましたか

いつも通りのア女であれば負けることはないと思っていましたが、誰も経験したことのないこの雰囲気の面と、指示の声が全然通らない中での(連携が)合わなかった時の不安はありましたが、勝てる自信はありました。プレッシャーもありましたが、楽しみでしたね。

――早慶戦というイベントそのものを振り返って

めっちゃ楽しかったです。勝ったことはもちろんですし、最後に4年生と一緒に試合できたのが本当にうれしかったです。

――明後日にはリーグ戦があり過密日程となりますが、今後への意気込みをお願いします

関東リーグも絶対負けられない試合が続くので、連戦がどうのこうの言っている場合ではないので頑張って勝ちます。

GK川端涼朱(スポ3=東京・十文字)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

試合の立ち上がりは相手にプレッシャーをかけることができず、よくない流れでしたが先制点を取れたことで落ち着いてプレーできるようになったのがよかったと思います。

――本日の試合はどのような意気込みで臨みましたか

自分は本来の正GKが怪我しているために試合に出れているのですが、そういうことは考えずに自分のできることをしっかりとやろうと臨みました。キーパーが変わることはチームにとって重要なことだとと思うので、自分がどれだけ落ち着いてプレーできるかが鍵だと感じてました。

――前半攻め込まれた場面でも落ち着いて対応していました

自分たちのミスからのピンチが多かったのですが、GKの自分は内心焦っていても顔に出さないように、落ち着いているように振る舞いました。

――後半にもナイスセーブがありました

相手の選手が中に切り込んでシュートを打つ予測はできていました。また、守備している選手もコースを限定してくれたので、自分としてもよかったと思います。

――失点を振り返って

後半はバタバタした試合展開で、パスミス、トラップミスが目立った中での失点だったため、早い時間帯から簡単に後ろに下げるようにしてよかったなと思います。そういった細かいところで、全体の流れが良くても失点することで流れが変わってしまうので改善していきたいです。

――早慶戦4連覇を達成していかがですか

今までは運営側で、今年は運営にも少し関わらせてもらって、試合にも出場することができ、改めてこの試合の偉大さを感じました。連覇のことというよりも、早慶戦が開催できることの素晴らしさを感じました。

――今後の目標を教えてください

個人としてはもっと安定したプレーができるようになること、チームとしては勝ち切ることと、試合全体を優位に進められるようになることです。

DF源関清花(スポ4=ちふれASエルフェン埼玉)

――きょうの試合全体を振り返っていかがですか

最初は調子良い感じでしたが、声が聞こえない分、後半になるにつれて中盤が間延びしてスカスカになっていたので、そういったところの質も上げていかなければいけないと思いました。

――途中から出るにあたって、どういった修正をチームに施そうとしましたか

とりあえず攻めようと思っていて、声じゃ伝わらないのでプレーで示すしかないと思っていました。伝えられない部分が大きかったので今後修正していかなければいけないことだと思います。

――最後の早慶戦に臨むにあたって何か意気込んでいたことはありますか

この試合はいろんな人が関わって、いろんな人が準備してきてくれた特別な試合なので。気持ちのこもったプレーを見せていかないといけないと思ったので、みんなの思いを背負って全力でプレーしなければと思っていました。

――結果的に4連覇を達成しました

それはよかったのですが、1失点したのでスッキリしないです(笑)。

――途中出場が続いていますが、今後に向けてお願いします

今は出られていないですが、自分のプレーをもっと磨くことと、課題を練習の中でクリアしていって、チームに貢献できるプレーヤーになるように努力していきたいです。

DF小林菜々子(スポ4=ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

絶対に勝たなきゃいけない試合ですごい緊張感はあったのですが、試合が始まってみるといつも通りプレーできてすごく楽しかったです。

――どのような意気込みで臨みましたか

私は個人的にセンターバックで4年生なので、絶対に失点しないという目標を立ててやっていました。

――結果として終盤に1失点となりましたが、その場面を振り返っていかがですか

ディフェンスラインもいつもと違うメンバーが出ていたりして直前に合わせたりしていたので、そこの部分で連携のミスがあったかなということと、こうやって0で勝てる試合で失点してしまうのはいつもの自分たちの弱さが出てしまったかなと思います。

――セットプレーから積極的にシュートを狙っていた印象でしたが、振り返っていかがですか

身長もあるので、セットプレーは得点したいという思いがあって常に狙っていますし、きょうもキッカーの結衣(中條)のキックがすごくよかったので、点を決めたいなと思ってたのですが、決められなかったです。

――守備の面を改めて振り返っていかがですか

全体的に見て、課題はいっぱいあるなと思いました。人が多くて声が通らないゲームは去年の早慶戦以来だったので、そういう時の連携はもっと共通認識とか練ってやらないといけないと思いました。

――最後の早慶戦で勝利を収めたことについてはどのように感じていますか

伝統的な試合に出させてもらえたことに感謝しかないですし、4年間負けてないという結果で終われたことは自分自身誇りに思います。

――今後の目標をお願いします

いま関東リーグで首位を取っていて、絶対に負けられないのでもう1回守備の課題を一つ一つ潰して自分が引っ張っていけるように頑張りたいです。

DF中田有紀(スポ4=兵庫・日ノ本学園)

――きょうの試合振り返っていかがですか

早慶戦という、絶対に負けられない伝統ある試合でしっかり勝ち切れたのはよかったと思います。

――中田選手にとって最後の早慶戦となりましたが、何か意気込みはありましたか

素直に勝ちたいという気持ちはすごくありました。1年生の時からこのピッチの雰囲気は経験していましたが、今年は一番緊張したというのもあるので、勝ててホッとしています

――その緊張というのは『早慶戦で負けたことがない』という要素も絡んでいたりしますか

それはすごくありますね。ずっと慶大に勝っていたというプレッシャーはやっぱりありました。

――前半から果敢な攻撃参加が目立ちました

点に絡めるような攻撃のスイッチに自分がなりたいと思っていました。

――すぐクロスを上げるのではなく、中央へのカットインを意識しているように見えました

狙えるならゴールも、という意識はあったので、チャンスだなと思えばゴールへ向かうことは意識していました。

――最終ラインの一員として、きょうの守備面はいかがですか

最後失点してしまったということを振り返ると、ああいう苦しい時間帯に全体が間延びしてしまったことで失点してしまったので、そこはもっと追求していくべき課題だと思いました

――4点目を早い時間に取ってから慶大にペースを握られた感じがありました

自分たちが攻撃している時に、落ち着かせる時間が少なくなってきて、判断し切れなくなったのが、相手に流れを渡してしまった要因だと思っているので、守備もですがマイボール時のチームの落ち着かせ方はもっと突き詰めなければいけないと思いました。

――残りのア女生活での目標や意気込みがあればお願いします

明後日も関東リーグがあって、この連戦の中でもきょう出た課題を改善できるようにしたいです。自分たちの目標はまだまだ達成できていないので、そこに向かって勝ち切っていきたいです。

DF黒柳美裕(スポ2=宮城・聖和学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

去年は試合を見てすらいなかったので、この早慶戦のピッチに立てるということがまずすごくうれしかったです。自分自身ミスが目立つ場面が多かったのですが、ディフェンスの人や4年生、キーパーの涼朱さん(川端、スポ3=東京・十文字)が声をかけてくださって、ミスしても最後までやり切ることができたかなと思います。

――ミスが目立ったのは具体的にどういった場面でしょうか

声が届かなくてのミス、例えばどっちが行くかとかのミスだったり、あとはパスミスですね。

――早慶戦の雰囲気は独特でしたか

めちゃくちゃ声を出しているけど応援で聞こえないことが多かったです。

――どのような意気込みで試合に臨みましたか

初めての早慶戦だったので、早稲田の代表としてエンジのユニフォームを着たからには絶対に負けないという強い思いと、みんな運営してくださったりしているので、みんなの思いも背負って戦いました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

ビルドアップで間延びしちゃっていて、1人ひとりの距離も遠かったので、ミスが多かったと思います。

――守備の面では慶大のロングボールを落ち着いて処理している印象でしたが、いかがでしたか

自分たちのラインが低くて前からプレッシャーをかけられなかったということが前半の課題としてあったので、なるべくラインを上げようというようにディフェンス陣で話しました。

――久々のスタメンでしたが、調子はいかがでしたか

体は軽かったかなと思っていて、きょうの最後は自分と涼朱さん以外みんな4年生で、その中で出してもらえたことに感謝しかないです

――今後の目標をお願いします

和夏(船木、スポ1=日テレ・メニーナ)もいるし、菜々子(小林)さんも安定しているので、そこに食い込んで自分も試合に出られるように、自分の武器をもっと磨いていきたいと思います。

DFブラフシャーン(スポ1=スフィーダ世田谷FCユース)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前半点が入るまで時間がかかったのですが、そこから前半のうちに3点決めることができたので、よかったと思います。

――どのような意気込みで試合に臨みましたか

自分は特に慶大に双子がいるので、そこで絶対負けたくないなという気持ちでいきました。

――サイドバックとして攻撃参加が目立ちました

慶大が結構前に人数をかけてきていた分、カウンターに甘いと感じたので、そこはどんどん仕掛けようと思っていました。

――ブラフフェイ選手(1年)とのマッチアップもありました

本当に一瞬だったのですが、対戦できてよかったなと思います。

――初めて早慶戦でプレーしてみていかがでしたか

いつもとは違う環境でやっていたのですが、思っていた以上に緊張とかはさほどしなかったので、いつも通りできたかなと思います。

――今後の目標をお願いします

自分が試合に出ることもそうなんですけど、チーム全員でしっかり関東リーグを後期全勝して優勝することです。

MF秋山由奈(スポ4=東京・八王子)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

試合に向けての準備はしっかりスカウティングして対策を練って、メンバーはいつも通りに準備していたのですが、部全体として見ると去年から動いてくれていて、早慶戦にかける思いがどんどん強くなっているなというのをずっと感じてきていたので、それに携われてうれしいなという感じです。

――どのような意気込みで臨みましたか

一選手としてサッカーを楽しめたらなということをずっと思っていて、出場機会をいただけたのでありがたく思っています。

――早慶戦独特の雰囲気を感じましたか

声が全然届かないというのが初めての感覚だったので、やってみると難しくてなかなかうまくいかなかったなという印象です。

――途中出場でしたが、入る時に指示されたことや意識したことはありましたか

気負わずに、自由にというか、スタッフの方は私の独特なリズム感のあるプレーを見てくれていて、緊張せずにそれを出してくれたらいいよというように伝えられました。

――4連覇を達成しましたが振り返っていかがですか

3年間ずっとメンバーに入ったことがなくて裏方だったので、こういうかたちで優勝したのは初めての感覚だったので、4連覇という意識はあまりないです。でも裏方と選手とどっちも経験できたのはみんなができることではないだろうし、どっちも知れたというのはよかったなと思います。

――最後に今後の意気込みをお願いします

まだシーズンも残ってますし、自分も1選手としてまだまだ成長していきたいと思いますし、シーズン始まる時にみんなで決めた目標を達成するためには、1から組み立てていく必要があるのかなと思います。

MF田中実夏(スポ4=セレッソ大阪堺レディース)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

勝てたのはよかったですが、最後に失点してしまったことで課題が残ったかなと思います。

――試合後は浮かない表情が目立ちましたが、その失点が理由でしょうか

そうですね、やっぱり(無失点で)勝ち切りたかったので。勝てはしましたが後半苦しい時間が続きましたし、もっと高いレベルに行くにはあそこの失点はなくさなければいけないと思います。

――早慶戦に臨むにあたって意識していたことは

同期の中でけがをして出られない選手、メンバー外の選手がいる中で、最後の早慶戦という意味でも、みんなの思いを背負ったプレーをピッチで表現できたらなと思っていました。

――実際にピッチに立ってみて、そういったことは表現できましたか

そうですね、ゴールを取れたら一番よかったですがチームとして勝ち切れたし悔いなくやれたのでよかったかなと思います。

――見事4連覇達成です

今まで負けたことがないというので、自分たちの代でその伝統を崩すわけにはいかなかったので、勝ててよかったです。

――今後に向けてお願いします

今は途中出場が多いので、スタメンで出て勝利に貢献できるように個のレベルを上げていきたいと思います。

MF森田海(スポ4=JFAアカデミー福島)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

最初の方は慶大もガツガツ来ていましたし、ちよっと慌てた部分もあったのですが、全体として早稲田が優位に運んだのかなと思います。試合終了間際に失点してしまったのですが、そのあたりは結構バタバタいってしまった感じで、はっきり試合が進められなかったかなという感じです。

――ご自身としては試合展開に不満が残ったということでしょうか

そうですね、というかア女のサッカーが出来なかったなという思いがあって、それも早慶戦独特の雰囲気によるものなのかなと思います。

――この試合にはどういった意気込みで臨みましたか

もし試合に出たら全力で、120%の力を出そうという気持ちでした。

――途中出場するにあたって意識していたことはありますか

きょうの勝負は独特なものなので、気持ちで負けないというか全力でやるというようなことをずっと心に決めていました。

――4連覇を達成していかがですか

とにかくうれしいです。紺碧の空をまた歌えたことがうれしかったです。

――紺碧の空を歌っている時は感極まったような表情に見えましたが、いかがでしたか

これまで4年間早慶戦に裏方として関わってきて、インカレとかもあまり出る機会がなかったので、スタンドから見て一緒に歌うのではなくてピッチで歌っているということにちょっと感極まってしまいました。

――今後の目標をお願いします

きょうの試合でも戦術を超えたものがあったと思うのですが、今後試合をしていくにあたって、こういう雰囲気で試合をすることもあると思うので、特別な一戦の時にちゃんと自分たちのゲームができるようにまたこれから頑張っていきたいです。

MF阪本未周(スポ3=大阪・大商学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

4年生にとっては最後の早慶戦だったので結果で勝ちたいということと熱い試合をしたいという思いがあったので、それが果たせてよかったです。

――早慶戦に対して何か意気込みはありましたか

絶対負けたくないというのはありました。

――自身のプレーを振り返っていかがですか

サイドで一回タメをつくったり、突破したり、サイドから崩したいというのがあったので、それをサイドバックのシャーン(ブラフ、スポ1=スフィーダ世田谷FCユース)と連携しながらできたことはよかったと思います。ですが、個人的にはもっとクロスを上げ切りたかったり、点に直接貢献するようなプレーをしたかったです。

――きょうの勝利で早慶戦4連覇達成ですが、その点についてはいかがですか

最近の試合とかで勝ち切れないことが多かったりして、勝つということの難しさを痛感しているので、ここできちんと4連覇という結果を残せたことはよかったです。

――今後の目標をお願いします

個人としては、最近試合に出させてもらっているのですが、評価されるプレーや周りと合わせるプレーはどんどんできるようになってきて、試合を重ねるごとに自分でもつかめてきているなという感覚はあるのですが、点を取り切れていないことが多くて、アシストで終わってしまうことが多いので、次は点を決められるようにしたいです。チームとしては、試合ごとにメンバーが変わって、その中でもっと競争しながらチームの総力戦で勝ちたいと思います。

MF並木千夏(スポ2・静岡=藤枝順心)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

前半にかなり点を取れたので、後半余裕をもって試合ができたことと、メンバーに入った4年生が試合に出られたことがうれしかったです。

――試合前の意気込みを教えてください

去年も先発で出させてもらって、すごく楽しかった記憶があったので、今年もそういったことを感じられたらいいなとワクワクしていました。

――2点目のアシストについていかがですか

自分で前を向くことができて、自分は落とすプレーが得意なので、シュートも考えましたが、結果的にパスを出して中條(結衣)選手が点を取ってくれたのでよかったです。

――4連覇となりましたが改めていかがですか

来年へのプレッシャーにもなるのですが、それも含めて来年も楽しみたいなと思います。

――今後の目標をお願いします

とりあえず関東リーグで自力優勝、最終的にはインカレで優勝したいと思います。

MF高橋雛(社1=兵庫・日ノ本学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

まずは勝ててよかったです。4年生が最後という試合で全部4年生の点だったのでうれしかったです。

――スタメンでの出場でしたが、どんな意気込みでプレーしていましたか

初めての早慶戦ということで、自分でも想像以上の雰囲気で、楽しもうという思いで入りました。

――想像以上の雰囲気とは

こんなにも熱い応援があって、盛り上がりがあって、すごいものなんだなと実感しました。

――出場した前半の自分のプレーを振り返って

いつも通りゴールは狙っていたのですが、なかなかそういう場面も少なかったのですが、その分守備でカットなどして頑張ろうという思いもあったので、自分が点を取るだけじゃなくて味方のためにプレーできたと思います。

――今後の目標を教えてください

明後日もまた関東リーグがあるので試合の勝ちにこだわってプレーできればいいなと思います。

FW土居明日香(スポ4=ちふれASエルフィン埼玉)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

早慶戦ということで独特な雰囲気の中の試合で、初めての体験だったので、気持ちが大事だと思ったので気持ちを入れてやりました。

――きょうに対して何か意気込みはありましたか

本当に初めてだったのでやれることを出し切ろうと思っていました。

――前半にポストプレーが目立ちましたが

他の人が裏に抜けてくれたのでその空いたスペースで受けることができたと思います。

――1点目の得点シーンを振り返って

高校からやっている菜々子(小林)のところに当たって折り返してくれていたのでただ当てるだけでした。

――2点目は相手のスキをついたいいプレーだったと思うのですがいかがですか

慶大が後ろでビルドアップしていてキーパーも慌てていたので狙っていました。

――全体的に前からプレスをかけていましたが

今ア女でも前から前からという意識があるのでそれを意識しました。

――初めての早慶戦でMVPを取りましたが

みんなが4年間やってきたのになんか申し訳ない部分もあるのですが、すごく良い雰囲気の中で早慶戦という大舞台で戦うことができて結果すごく調子が良くいいボールも来て点も取れてMVPも取れたのでとてもみんなに感謝しています。

――最近の公式戦ではスタメンではない中で早慶戦でスタメンとして結果を残しましたが、今後に向けてはいかがですか

ヒロ(廣澤真穂、スポ1=ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)とかが代表から帰って来たばかりということでスタメンに入らなくて。自分にできることとヒロにできることは違うと思うので、自分にできることを伸ばしていきたいです。

FW山田仁衣奈(スポ4=大阪・大商学園)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

負けなしの状態で早慶戦に臨んで、しっかり勝ち切ることができたのはよかったと思います。

――どのような意気込みで臨みましたか

自分自身最初で最後の早慶戦だったので、ワクワクした気持ちと、いつもにない緊張感がありました。

――早慶戦特有の雰囲気を感じましたか

ピッチに入ると声が通らなかったのと、いろんな人たちが来てくれているのをピッチから見て、笑顔になれました。

――途中出場になりましたが、調子はいかがでしたか

フォワードで出たんですけど、前の選手の仕事である点を取ることができなかったので、そこはこれからの課題になってくるなと思います。

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