22日、なでしこリーグ2部のスフィーダ世田谷FCがMF熊谷汐華主将(スポ4=東京・十文字)の来季新加入決定を発表した。早大からは1人目のなでしこリーグ所属チームへの加入決定となる。
ア式蹴球部女子の主将を務める熊谷は、2017ユニバーシアード日本女子代表選手に選出された経験を持つ。力強いドリブル突破が持ち味で、左サイドからの攻撃に必要不可欠な存在だ。チームが苦しい時には積極的に声を出して士気を高め、関東女子リーグ10連覇、関東女子選手権連覇に大きく貢献した。皇后杯全日本女子選手権や全日本大学女子選手権でも、その活躍が期待されている。
熊谷は早大の左サイドに欠かせない存在だ
スフィーダ世田谷FCは、なでしこリーグ2部に所属しており今季は8位でリーグ戦を終えた。熊谷と同期入団として、共に2017ユニバーシアード日本女子代表に選出されたFW大竹麻友(帝京平成大)の加入も決定。切磋琢磨(せっさたくま)できる環境が整ったと言えるだろう。早大の主将として戦う時間も残りわずか。さらにレベルアップをして新天地での活躍を目指す。
(記事、写真 下長根沙羅)
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◆熊谷汐華(くまがい・しおか)
1996(平8)年5月24日生まれ。160センチ。東京・十文字高出身。スポーツ科学部4年。MF。関東女子リーグ戦で通算48試合13得点(11月22日現在)。関東大学女子リーグ通算33試合5得点。