第3回は3年生対談PART1。チームの守備には欠かせない存在・GK木付優衣(スポ3=ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)、DF三浦紗津紀(スポ3=浦和レッズレディースユース)、DF渡部那月(社3=日ノ本学園)、MF安倍由希子選手(スポ3=宮城・聖和学園)の4名が登場。3年生となり、ますますチームの主力として活躍を見せる選手たちの素顔に迫った。
※この取材は12月10日に行われたものです。
「前がしんどい時にこそ、後ろがしっかり支えないといけない」(木付)
――まずは、いままでの試合について振り返っていきます。最初に2つのリーグ戦の結果についてです。これについてはどう受け止めていますか
木付 後々に響いてきたかなとは思います。最初の方の結果が。
渡部 両方そうだったね。
木付 関東リーグ(関東女子リーグ戦)は早いうちに優勝を決められなかったし、関カレ(関東大学女子リーグ戦)も東京国際大とかに負けていなければ最後の試合の前にしっかり決められていたかなと。
渡部 トーナメントは負けたら終わりという感じがあるんですけど、リーグ戦は次があると思いがちで。ことしは特に1試合1試合きっちりやらないとなと感じました。
三浦 大事な試合で勝てなかったなという印象です。日体大に勝っていれば積み重ねも関係なく優勝できていたと思うし、関東リーグも優勝争いをしているチームとの対戦で結果を出せなかったので、そこがことしのチームの弱さかなと思います。
安部 関カレの最後の日体大戦なんですけど、私は積み重ねてきたからこそ最後まで優勝争いをできたと思う部分もあります。でもそこで勝てなかったというのはくやしかったですね。
――2、3年目のシーズンですが、気持ちも部分での変化などはありますか
三浦 自分のことだけになれないなと。周りのことも少し見れるようになったかなとは思います。
安部 自分はこの3人よりも1、2年からレギュラーとして出ているわけではないので1、2年生のころよりも与えられたチャンスをしっかりものにしようと思うようになりました。
木付 自分は2年目で、きょねんは自分が1年生のころにできなかったこと、試合に出るだとかサッカーを楽しむだとか、そういうことをやろうと思っていました。ことしはきょねんとあまりチームが変わっていない中で、どう改善していかないといけないのかとか、どういう方向性でいくのかとか、そういったことを考えるようになりました。
渡部 3年間ア女として活動してきてだんだんチームを知るようになったし、思い入れが強くなってきた分、1つ1つの試合を勝ちたいと強く思うようになりましたね。
――後ろから見た今のチームは
木付 リーグ戦に関しては攻めてる試合が多かったと思うんですけど、そこで決め切れない時間帯がある中後ろで失点してしまって流れをもっていかれちゃうだとかがあったので、前がしんどい時に後ろが支えてあげるように結果で応えないといけないなと思います。前は前線から守備とかしてくれているので、最後の最後自分たちがしっかりとカベになることでまえにやりやすさとかを作れると思うので。しっかりやっていかないといけないと思います。
渡部 しんどい時間帯でチームの勢いも乗っていかない中で、後ろはしっかり我慢していかに自分たちに流れを引き寄せられるかというところだと思うので。その点が入らない時は特に意識してやっていました。
三浦 前の選手はとても上手なので、点を取ってくれると信じているので、しっかり守ってそこまでボールをつなぐということは意識しています。だからこっちが失点をなくして抑えたらロースコアでも勝ってくれると思っています。そういう試合だからこそ生まれる信頼感というのも結構大きいなと思いますね。
――システムの変更もありました。安部選手、これについては
安部 変わった時はもう何がなんだか(笑)。
一同 (笑)。
安部 何したいいんだろうと。でも海外の同じシステムのチームの試合とかを見てやっていました。自分の中で一番大きく変わったのは守備の意識ですね。1ボランチになったことで切り替えだとか、次どこにボールが出てくるとかの予測も大切だなってあらためて感じました。声掛けの部分とかも自分がしっかりやらないとってさらに思うようになったので、そう考えると自分を成長させてくれたシステムだと思います。
――練習の内容とかも変わりましたか
三浦 変わってないですね。試合の中で覚えていくという感じで。
リーグ戦を振り返る安部(右)と三浦(左)
――話は変わりますが、皇后杯の結果についてどう感じていますか
木付 INACに勝ったというのは自身にしていいと思うんですけど、正直たかがベスト8という感じで、目指すべきところはもっとあったし、結局きょねんと同じようなスコアでノジマ(ノジマステラ神奈川相模原)に負けてしまったというのは自分の中では腑に落ちないという感じです。周りはすごいと言ってくれるけど、実際まぐれで勝ったと言われても仕方ないですし、次に力を証明できなかったというのはくやしいです。
――DF陣としてはかなり苦しい時間帯ばかりだったのではないでしょうか
三浦 INAC戦は常にしんどかったですね。でもINACを抑えたらすごいじゃないですか。だからやっていて本当に楽しかったし、1対1になってもチャレンジできるという意識だったので自分の実力も試すことができましたし。すごく楽しい試合でした。
渡部 いつものリーグ戦よりもチームの中でやるべきことがはっきりしていたので、全員が同じ意識でやっていた印象があります。それがうまくいくとすごく達成感があるんだなと感じましたね。ノジマとの試合に関しては少しズレがあったかなと思いました。
――そして日程もタイトなものになっていましたね
三浦 (渡部を差しながら)私たち、あの連戦全部出たよね。
木付 本当に良くがんばってくれた!(笑)。
渡部 福井行って、福井から帰ってきて、すぐ試合だったからね。
三浦 きつかったね、あれは。
渡部 初めてでした、こんなに移動して試合してっていうのが。
三浦 ケアする時間もなかったですね。とりあえず寝るだけって感じで(笑)。
木付 チームの中で食事の面とかは気を使うようになったかなとは思いますね。スタッフの方とかも資料作ってくれたりして。
――ことし1年間で変わったこととかはありますか
渡部 1年生とかがいっぱい試合に新しくでている人もいるので、そこはアクセントになってるかなと思います。
「(木付は)本当にうまいと思う」(渡部)
――それではア女から見たア女というところもうかがっていこうと思います。まずお互いのプレーや内面の印象はどうですか。まず三浦選手の印象からいきましょう
渡部 安心します、いてくれるだけで。全部のボールをはね返してカバーリングも、本当にいつもありがとうございます(笑) 。
木付 頭で(考えて)サッカーをしているし、サッカーについてよく知っているのでGKからすると相手に打たせる守備もできるし体張る部分もあるのでやりやすいです。CBから1つ2つ前への声掛けもできますし、私もしなければいけないですがそこから発信してくれているのでそこはありがたいなと思います。
安部 後ろからの声は本当に助かっています。最後の砦のようにどっしり構えてくれているので助かります。ただどっしりかまえていながらもCKから点を決めてくるのでなくてはならない存在です(小声)。
木付 そこはっきり言いなよ(笑) 。
安部 いや近かったので恥ずかしくて(笑) 。
――お三方から印象を伺いましたがどれがうれしいとかありましたか
三浦 基本CBが意識していることとか理解してもらえないので(笑)。ただ「安心感」というフレーズは最大級の賛辞というか。でも私が活躍してしまうのは基本ダメな試合なので。CBが頑張ってしまう試合状況は。だからみなさんお願いします(笑) 。
――では次、安部選手に向けての印象はどうですか
渡部 守備への意識が強くなったと思います。全てのボールを追いかけるので献身的なプレーが頼りになっています。
三浦 体を張った守備が印象的です。そこが一番変わった部分だと思いますね。
木付 私もその部分が変わったと思っています 。以前よりその守備の部分でいい意味で変わりました。だからお願いします(笑)。
――「献身的な守備」というのはご自身で意識されている部分ですか
安部 ことしはシステム変更でボランチが2人から1人になったということもあり左のスペースをつぶしたと思ったら右のスペースが空くのでつぶさないといけないので、必死になって消しているうちにすべてのボールを追いかけていると思います。それが私の役割だと思っているので。
――では木付選手の印象はどうですか
三浦 最後方からの声で全体が締まります。声もよく通るので。
安部 声もそうですしセービングの技術ももちろん高いですが、私はゴールキックやパントキックの精度が高いと思っています。私はそれがはじめの攻撃だと思っているので、攻撃のスイッチを入れてくれるので。空いているスペースに精度の高いキックを入れてくれるのでそれは凄いと思います 。
渡部 後ろからの声が一番ですね。声がよく通るので全体が締まりますよね。そこはありがたいです。プレー面も全体的なレベルが高いので、本人は基準が高いので満足していないですが本当にうまいと思います。強烈なシュートもファインセーブではなく余裕でセーブしてくれるので、最初の一歩やポジショニングなどがうまいと思います。高校からずっと一緒にやってきてるんですけどそう思いますね。
――ゴールキックから攻撃への流れは意識されている部分ですか
木付 実はゴールキックがあまり好きではないんですよ。ただトレーニングの中で「ディストリビューション(GKの攻撃参加)」というものがあり、中盤の選手へピンポイントで渡すことができれば一気にチャンスに持ち込めるので。ただまだ100%の精度ではないので私自身も武器だと思っているからこそ、そこは日々精進しなければならないですね。
――では次渡部選手への印象はどうですか
三浦 本当に足が速いよね~ 。
木付 守備だけではなく得点やクロスの精度も高いですよ。守備でもみんながしんどい時間で裏抜かれそうな場面なのにいてくれるのでそういったカバーリングも助かります。
三浦 なつ(渡部)が速いとわかっているからこそのポジショニングもあるので 信頼しています。
安部 なつがもし敵だったら、そのサイドから攻めるのは嫌だなと思います(笑)。裏に抜けても追いつかれてしまうし、1対1でも負けないので。
――「スピード」が渡部選手の武器だと思いますが、皇后杯でプロと実際やってみてどうでしたか
渡部 高瀬選手は本当に速かったですよ(笑)。
三浦 本当に速かったよね(笑)。
渡部 試合中私のずっと隣にいるんですよ(笑)。いつ飛び出されるのか恐怖でした。ただそのおかげで裏の対応というかタイミングをつかめた試合でもあったので良かったです。さすがに私が一番速いということはないので 。
三浦 実際勝てると思った?ちゃんとしたスピード勝負にはならなかったけど。
渡部 速いプラス強いんですよ。せって走ったら押し負けそうですね。その時速いだけではダメだなと思いましたね。最初のポジショニングをいかにうまく取れるかが大切だと感じました 。
日ノ本学園同期コンビ・木付(左)と渡部(右)
――次の質問はみなさんGK、DF、ボランチというポジションですが、1日だけチームのこの選手になりたいというものはありますか
木付 私はなつになりたいです。なぜならば足が速いからです(笑)。めちゃくちゃ速くなってみたいです(笑)。ランメニューとかを余裕でこなしてみたい(笑)。
三浦 トミー(DF冨田実侑、スポ1=岡山・作陽)みたいに「走るの楽しい」とか「疲れない」とか言ってみたいよね(笑)。
渡部 あの人はやばいですよ(笑)。クロスカントリーというトレーニングがあるのですが、ずっと一定のスピードでずっと走ってましたからね。あの人重力感じてないと思う(笑)。
安部 しお(MF熊谷汐華、スポ3=東京・十文字)とかにもなってみたい。ゴリゴリ行く感じで。あと有沙さん(MF松原主将、スポ4=大阪・大商学園)とか 。
三浦 有沙さんのキックも欲しい。1蹴りでポンって渡すからね 。
木付 GKだからあのキックは欲しい。尚更欲しい。
三浦 GKがあのキックあったら最強だよね。
木付 どうしたらいいんだろ。鍛えても足太くなるだけなんだよな~(笑)。
――元々キックに苦手意識があったのですか
木付 高校の時は苦手でした。先輩に「木付が持ったら相手に捕られるからはけろ」とか言われていました。ただその先輩がいたからこそもっと練習しなきゃと思えるようになりましたし、今では飛距離は出ないにしろ自分が武器だと思えるまでに成長できたので、その点に関しては高校の先輩には感謝しています。
三浦 飛距離はないけどコントロールはいいもんね。
木付 蹴るときは選手の頭の上を狙うようにしています。
――やはり皆さんの中ではキックのうまさと特に「足の速さ」が大きなポイントみたいですね
三浦 足が速いのはそれだけで大きな武器になりますからね。
木付 後はずっとGKなのでシュート能力がめちゃめちゃ高くなってみたいと思います(笑)。
――やりたいポジションはどうですか
三浦 私ボランチやってみたいです。それこそ1ボランチ
安部 あ~よさそう。変わる?(笑)。
――なんでそんな簡単に明け渡しているんですか(笑)
一同 (笑)。
三浦 (笑)。私海外サッカーをよく見るんですけど。ブスケツわかりますか?あの選手は賢いプレーをするんです。そういう選手が好きで、身体能力が高くないからこそ頭を使ってサッカーをする選手が好きなのでいつも学ばしてもらっています。そういうプレーがしやすいのは1ボランチだと思うので、見えない苦労人というか。ただ私はそんなに走れないので(笑)。だからやることができないです(笑)。
安部 私はボランチが一番好きかな。足も速くないし、高くも跳べないし…。
――そんな悲観的にならないでください(笑)
一同 (笑)。
安部 なんだろ、自分を最大限に表現できるのがボランチかなと思います。他のポジションをやっている姿が想像できないです。
三浦 私もできない 。
安部 でしょ 。
――木付選手はどうですか
木付 私は小2からサッカーを始めてそのときからGKだったんですけど、そのとき掛け持ちでフィールドにも出ていてその時は足も速くてガツガツいけていたのですが・・・(笑)。もう一回あの頃に戻りたいです(笑)。
渡部 私は中学ではトップ下もやっていたのでいろいろオールマイティーにやってきてSBに落ち着いているのでどこに行っても楽しそうだなとは思います。GKは特別なのであれですけど、フィールドならどこへいっても楽しいと思います。どこでもやってみたいと思います。
木付 確かに。高校はSBじゃなかったしね。
渡部 出身が島根なのでそこまでレベルも高くないですし中盤やったり、FWやったりしていました。いろいろ経験していたのでどこもやりたいです 。
「無失点で優勝します」(三浦)
――インカレについてもうかがっていきます。まず組み合わせについてはどうですか
三浦 勝たなきゃいけない組み合わせだなと思いました。余裕というわけではありませんが、勝たなきゃア女の看板が崩れてしまうと思います。ただその中でやるので責任は大きく感じます。
木付 皇后杯とは違うよね。逆の立場というか。
三浦 昨年がきつかったよね 。
渡部 1年生の時は前年度が1回戦負けでチャレンジャー精神が大きかったですが、優勝してきた分周りが本当のチャレンジャーとして臨んでくるので、その気持ちの部分で負けずに勝ち上がっていかないといけないと思います。チャンピオンって難しいですよね 。
木付 私もチャレンジャーとして臨むほうが好きだな。
渡部 追われる気持ちでプレーすることは難しいですね。
木付 ただやっていくうちにその意識は薄れていきますけどね 。
――2連覇しているということはあまり意識していないということですか
木付 チャンピオンですけど、いい意味付けをすれば私たちも3連覇を目指す「チャレンジャー」なので。そう意味ではチャレンジャーですね。
――今大会のキーマンになりそうなプレーヤーはいらっしゃいますか
木付 1人に絞るのは難しいですね。ここ最近でチームに定着していいえ起用を与えているのは真帆(MF村上、スポ1=東京・十文字)かなと思います。だけどここっていう場面で決めてくれるのはみっちゃん(MF中村みづき、スポ4=浦和レッズレディースユース)であり朱里(FW河野、スポ3=静岡・藤枝順心)でもあるので・・・難しい(笑)。
安部 ア女はみんな1人1人個性を持っていてそれぞれが100%の力を出せば負けないと思います。みんながキーマンです 。
渡部 誰がいいとかではなく、みんな良かったらいけます。
三浦 私が期待しているのは松本(MF松本茉奈加、スポ1=東京・十文字)です。今まで悩んできた事も知っていますし、ケガもありながらも頑張っていたので。今の結果に満足できていないと思いますし、インカレで持ち味を存分に発揮すれば結果はついてくると思います。
――3連覇がかかるインカレですが、みなさんにとってインカレはどういう存在ですか
渡部 大学1年の集大成となる大会だとは思いますし、締めくくりとなる大会だと思います。優勝したいと毎回思います。
木付 チーム全員が勝ちたいと思う前提で、私はこのア女というチームに入ったということ、自分が選んだ道が正しかったということを証明する場だと思っています。自分で自分を肯定してあげられるように、みんなの喜んだ顔が見られるように一生懸命闘いたいと思っています。
安部 シーズン最後の大会ですし、どんな試合でもこのメンバーでできる最後の大会なので、最大限の力を発揮して最後は優勝したい次の年につなげたいですね。このメンバーで闘うことは最後でもア女はどんどん続いていくので、次につなげたいですね。勝つことも大事ですけど成長できる大会にしたいです 。
三浦 大学の部活でやっている以上、一番目指しているタイトルです。同期とは4連覇を目指しているので。少し軽い言い方になってしまいますけど、ここまできたら4連覇したいです 。
――最後にインカレに向けて意気込みをお願いします
木付 決勝まで勝たなければいけない試合が続くので、失点することなく、どんなミスが最後に起ころうとも自分がミスを帳消しにできるようにしたいです。
渡部 相手の勢いにのまれず、自分達らしいサッカーを悔いなくやりたいと思います。最後なので悔いを残すことなく、納得いくようなサッカーがどんな状況でもできればいいなと思います。そして勝ちます。
安部 余すことなくワセダの良さを1試合1試合出して勝っていきたいです 。
三浦 無失点だったことないので、大会無失点で優勝します。
――これで以上になります、ありがとうございました
(取材・編集 高橋弘樹、篠原希沙)
2人ずつ同じポーズで決めてくださいました!
◆木付優衣(きつき・ゆい)(※写真左)
164センチ。兵庫・日ノ本学園高出身。前所属・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース。スポーツ科学部3年。守護神としてチームを後ろからまとめ上げる木付選手。しかし対談中には天然発言も飛び出し、終始対談を沸かしてくれました。どんな発言だったかは本人に聞いてみてください(笑)。
◆三浦紗津紀(みうら・さつき)(※写真右)
身長162センチ。浦和レッズレディースユース出身。スポーツ科学部3年。1年生からSBを任されている三浦選手。プレーの安定感は絶大でディフェンスの欠かせないピースとなっています。目標の「無失点優勝」に向け邁進していきます。
◆渡部那月(わたなべ・なつき)(※写真中央左)
身長160センチ。兵庫・日ノ本学園高出身。社会科学部3年。落ちつきのある姿が印象的ですが、その印象からは想像もできないほどのスピードでグランドを駆け回ります。スピードスターの渡部選手に期待しましょう。
◆安部由希子(あべ・ゆきこ)(※写真中央右)
身長163センチ。宮城・聖和学園出身。スポーツ科学部3年。「自分には1ボランチが一番合っている」と語っていただいた安部選手。どんなボールにも食らいつき、ピンチの芽を摘んでくれることでしょう。