【男子サッカー】 第100回関東大学リーグ開幕 オープニングゲームで昨季王者筑波大に勝利を飾る

ア式蹴球男子
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JR東日本カップ2026|関東大学リーグ戦 第1節

2026年4月4日(土) 12:00 KO

@早大・東伏見グラウンド

早稲田大学 2ー1 筑波大学

(2-1 / 0-0)
試合写真
前半2分早稲田 伊藤猛志(柏木陽良)Goal
伊藤猛ゴール
今節2得点の伊藤猛
前半22分早稲田 伊藤猛志(柏木陽良)Goal
伊藤猛ゴール
アシストをした柏木
前半34分筑波大学Goal
後半30分交代|早稲田 11 久米遥太 → 23 浦川舜Sub
後半42分交代|早稲田 15 高橋作和 → 18 山田皓生Sub
山田
ボールを運ぶ山田
後半43分交代|早稲田 6 神田拓人 → 17 秋山虎之亮Sub
後半44分交代|早稲田 9 伊藤猛志 → 19 青柳龍次郎Sub
後半45+4分交代|早稲田 12 谷岡拓 → 2 野田隼太郎Sub

試合記事

関東大学サッカーリーグ戦(リーグ)が今月4日開幕した。昨季3度目の正直で昇格を果たしたア式蹴球部(ア式)。王座奪還へ向けた新たな旅が幕を開けた。100回の記念大会となる今季のリーグ戦のオープニングゲームとなった今節。ア式は前半から相手に襲いかかる。2分に、MF柏木陽良(スポ4=鹿島アントラーズユース)のクロスに胸でFW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)が合わせて先制。22分には柏木のスルーパスに伊藤猛が裏に抜け、キーパーを冷静にかわしゴールに流し込みこの日2点目。しかし、昨季リーグ戦覇者の筑波大も黙ってはいない。34分にコーナーキックの流れから1点を返される。しかし、その後の攻撃はア式ディフェンス陣によりシャットアウト。前半を折り返す。後半に入り、追加点を狙いに行くア式だったが、なかなか得点が決まらない。段々と相手にボールを握られだし、後半終了間際には相手にビッグチャンスが訪れる。しかし、GK海本慶太朗副将(スポ4=大宮アルディージャU18)を中心とした守備でゴールラインを割らせず。このまま試合が終了。昨季王者相手に大金星をあげた。

久しぶりの1部リーグ、勢いに乗りたいア式は、開始早々の2分。右サイド抜け出した柏木のクロスに伊藤猛が胸で合わせ先制点を奪う。更に22分には、柏木のスルーパスから伊藤猛が抜け出してキーパーを交わし無人のゴールへ流し込み2点目。柏木、伊藤猛のラインで序盤から2得点を奪う。しかしただやられっぱなしで終わるわけにはいかない昨季覇者筑波大。27分、29分とア式ゴールに迫る。そして34分、コーナーキックの流れから、相手に押し込まれ失点を喫する。なんだか嫌なムードが漂い始めるも、集中を切らさなかったア式ディフェンス陣。その後の攻撃は海本、DF金指功汰(商4=東京・早実)、DF尾崎凱琉(スポ3=大阪桐蔭)を中心に強力筑波大攻撃陣をシャットアウトし、前半を終える。

後半、追加点が欲しいア式は51分。右サイドDF谷岡拓(社4=静岡学園)のクロスに中でMF高橋作和(法4=東京・国学院久我山)が合わせるも相手に当たり枠には飛ばない。54分には柏木がミドルレンジからシュートを放つも、相手に当たり枠外に。56分には左サイドDF伊藤稜介(スポ3=ジュビロ磐田U18)のクロスに最後はMF久米遥太(政経3=東京・早実)が飛び込んで合わせるも枠内に飛ばない。なかなか追加点が奪えないア式は75分に久米に変え、MF浦川舜(政経4=埼玉・早大本庄)を投入する。その浦川が交代直後にシュートを放つも相手に当たりコーナーキックに。このコーナーキックのこぼれ球を高橋がボレーで狙うも味方に当たってしまう。筑波大ゴールに迫るもあと一歩が届かないア式。すると、試合は段々と相手にボールを握られだす。そして、84分相手にビッグチャンスが訪れる。ア式左サイドを突破されクロスを上げられる。これを中でドンピシャで合わせられるも海本のスーパーセーブ。そして86分は相手にミドルレンジからシュートを打たれるもこれも海本のスーパーセーブで難を逃れる。その後もゴールラインを割らせることはなく試合終了。昨季日本一となった相手に大きな勝利をあげた。

今シーズン、ピッチに立っているものは誰も知らない未知の舞台での戦いが始まったア式。リーグ戦のオープニングゲームとなる開幕戦で優勝候補筑波大に、特大勝利をあげた。しかし、まだ1節が終わったにすぎない。次節はホーム東伏見。この1勝が大きな意味を持つのは第2節の結果次第だ。4年前の絶望。2、3年前の悲劇。それらを乗り越え、帰ってきたこの舞台。たった1年で逆戻りするわけにはいかない。我々に新たなるア式の力を見せてくれることを期待する。

(記事:安田直樹、写真:和田昇也、綿貫竜之介)

先発メンバー
Pos.背番号選手名
GK21海本慶太朗
DF3伊藤稜介
DF4尾崎凱琉
DF5金指功汰
DF12谷岡拓
MF6神田拓人
MF8柏木陽良
MF10鈴木大翔
MF11久米遥太
MF15高橋作和
FW9伊藤猛志
リザーブ
Pos.背番号選手名
GK1雨野颯真
DF2野田隼太郎
DF22林奏太朗
MF17秋山虎之亮
MF18山田皓生
MF19青柳龍次郎
MF23浦川舜
MF25小西正之輔
FW27大西利都

インタビュー

兵藤慎剛監督(平20スポ卒=長崎・国見)

ーー開幕戦に向けてどんな準備をしてきましたか

プレシーズンが結構長く取れたので、そういう部分では個のベースアップのところからというところと、それから攻撃と守備としっかりとチームのプレーモデルを確認しながら、ミーティングも多めに入れながらしっかりとやってきました。

ーー今日の試合を振り返ってください

立ち上がりのところでしっかりと相手を勢いで飲み込めたというところはすごくポジティブかなというところはあります。ただ2ー0になった後に、やっぱり自分たちの流れ、ボールを持っての流れを作りたかったっていうところが、ちょっと自分たちが慌てて、ちょっと簡単に前に出すぎたりだとか、やっぱりゲームコントロールっていうところはまだまだ若さが出たのかなっていうのはありますね。

ーー強力なタレント陣を有する筑波大学相手にどのような対策をしてきましたか

1対1を11個作ると、なかなか勝つチャンスっていうのは難しいっていうところもあったので、それをどれだけやらせないかというところです。守備ではしっかりとユニットで守るっていうところ。それから個人のところもまず戦うってベースがありながらも、味方と繋がって攻守ともにやるっていうのが自分たちのスタイルなので、そういう部分では相手の良さを消しながら、逆にこっちのユニットで相手のブロックを破壊していくっていうところでは、できた部分もありながらも、まだまだ足りないかなっていうのもありますかね。

ーー最初の交代が70分頃だったと思います。スターティングメンバーから交代はしにくかったでしょうか

そうですね。どのタイミングでっていうところではあって、流れがどっちつかずの後半で、どういうふうに流れを持っていこうかなという時に、向こうもどこかのタイミングで代えてくるっていうところので、コーチ陣とも話しながら、今ここかなっていうところで変えました。長く引っ張った部分もありますけど、けど代わりに出た選手たちがそれぞれの役割をしっかりと全うしてくれて、そこからパワーを出せたっていうところは、開幕戦で一つポジティブな要素かなっていうのはありますね。

ーー対談の際に、選手たちは緊張するだろうという話がありました。どのような言葉で選手たちを送り出しましたか

緊張感含めて、いろんな感情があるのはすごいわかるけど、まずここでできているっていうのは、去年の4年生がここにしっかりと舞台を整えてくれたというところがあるっていうのは、まずやっぱりそこをしっかりと感謝の気持ちを出そうと。そのためには、全力でやるしかないっていうところと、夢中になれば緊張とかも全て忘れるっていうところになってくるから、夢中になれるように自分たちでしっかりとアップから作っていこうっていうところを伝えて、しっかりとやるべきことをやってくれたかなというふうに思いますね。

ーー来週に向けてどんな、どんな準備していきますか

ただ22分の1が終わっただけだよというのは学生にも伝えてます。この勝ちを次につなげることで、この勝ちがさらに生かされるっていうところは伝えてるんで、やっぱり自信を持つことは大事だけど、過信になりすぎないというところは学生にしっかりと伝えました。

監督の写真
指示を出す兵藤監督

GK海本慶太朗副将(スポ4=大宮アルディージャU18)

ーー今日の試合振り返っていかがですか

自分たちは下から上がってきたチームで、絶対難しいゲームになることはわかっていましたが、全員で戦って勝つことができました。やはり初戦は大事だと思うので、全員で練習して戦いました。

ーーどういう準備をしてきたか、教えてください

いつも自分たちがやっていることと変わらないですが、前からハイプレスをかけてボールを奪うというところと、後ろから、キーパーから繋ぐということをやってきました。

ーー終盤にはスーパーセーブを連発していました。その時の気持ちを教えてください

自分の中でスーパーセーブだとは思っていなくて、しっかり止めれるところを止めるということ、みんながしっかりコースを限定してくれたので、セーブはそこまで難しいものにはなりませんでした。

MF柏木陽良(スポ4=鹿島アントラーズユース)

ーー今日の試合振り返っていかがですか

今日は入りのところでいい入り方できて、そのまま2点取れてっていうところは良かったです。ただ、その2ー0になってからの戦い方っていうところが少し全体的にふわっとしてしまったかなというところがあって、それもあって失点してしまってたので、そこの戦い方っていうのは、もう少し統一していかなきゃいけないかなというふうに思います。

ーー得点シーン振り返ってください。まず1点目のシーンをお願いします

猛志の位置が見えていて、ピッチが濡れていたっていうこともあったので、鋭いボールをイメージして、それでうまく猛志も合わせてくれたので良かったなと思います。

ーー2点目のシーンは伊藤猛志選手の裏への抜け出しに合わせたパスでした。あそこはやはり狙っていましたか

そうですね、自分が持ったら猛志が動き出してくれるので、動き出したところに出して、それがうまくアシストにつながって良かったなと思います。

ーー今シーズンの意気込みをお願いします

自分たちが目指しているのは優勝なんで、まだ初戦勝っただけです。ただいい入り方はできたと思うので、この流れに乗って優勝をしっかり狙っていきたいなというふうに思います。

FW伊藤猛志(スポ4=ジュビロ磐田U18)

ーーこの試合に挑むにあたってどんな準備をしてきましたか

プレシーズン、チームとしても個人としてもうまく調整して入れたっていう自信があったので、相手は強かったですけど、すごい自信を持って、臨めたかなと思います。

ーー今日の試合を振り返ってください

雨という天候もあって、絶対試合の入り30分は硬い試合になると分かってたので、その中で相手の隙を逃さずに2点取れたっていうのはすごい大きかったなと思います。

ーー得点シーン振り返っていただきたいです。まずは1点目、柏木選手からのクロスに胸で合わせましたが、あのシーンはどうでしたか

陽良が一人で持ったらいいボール入るので、あと相手の準備遅かったんで、そこは駆け引きして、最後は気持ちでした。

ーー2点目は裏への抜け出しからでした。得点シーン以外にも裏への抜け出し何個か見られたと思うんですけど、そこはやはり狙っていたのですか

そうですね。陽良が持ったら裏出してくれるっていうのはもうずっとやってきてわかってるんで、陽良が持ったらもう前に抜け出せばパスを出してくれると思うので、走りました。そこの信頼関係を今日出せたかなと思います。

ーー今シーズンの意気込みをお願いします

チームとしてはもう優勝ですし、個人としてはもう自分の進路もかかってるので、毎試合点取り続けたいです。