MF山市秀翔のJ1・川崎フロンターレへの2026シーズン加入が内定!

ア式蹴球男子

 4日、J1・川崎フロンターレは、MF山市秀翔主将(スポ4=神奈川・桐光学園)の2026シーズンからの加入内定を発表した。ア式蹴球部(ア式)からは今季初のプロ内定となり、川崎フロンターレには今季より加入したDF神橋良汰(令7スポ卒)に続き、2シーズン連続での加入となる。

 山市の持ち味は、「球際・切り替え・運動量」、そして「チームを鼓舞し続ける声」だ。大学1年からトップチームで出場機会を得ると、2年時には主に右サイドハーフとしてリーグ戦19試合に出場し、4ゴールを記録。アミノバイタル®︎カップでは5試合で3ゴールをあげる活躍を見せた。昨季は背番号10を背負い、ポジションを本職のボランチに戻してプレーしたが、怪我の影響もありリーグ戦出場は10試合にとどまった。それでも新体制となり今季は主将に就任すると、昨年末に行われた天皇杯予備予選から攻守に渡って存在感を発揮している。また、今年の2月から3月にかけて開催されたデンソーカップチャレンジには、高校選抜時代から4年連続で出場。関東選抜Aの主将としてチームを優勝に導き、自身も最優秀選手賞となる宇野勝賞を受賞した。続く3月20日に行われた第24回大学日韓定期戦に、全日本大学選抜の主将として出場し、ここでも優秀選手賞を受賞。大学年代を代表するファイターとして、着実に力をつけている。

今季は主将に就任 昨年に引き続き10番を背負うことになった山市

 山市が内定した川崎フロンターレは、近年のJリーグでも屈指の強豪だ。直近2シーズンこそ8位に甘んじたものの、今季は長谷部茂利新監督の下、強固な守備を軸に快調なスタートを切っている。第8節終了時点(4月4日現在)で1試合未消化ながら勝ち点差2で3位につけ、失点数もリーグ最少となっている。

 今回の決断に至った要因として、山市は「川崎の施設や試合を見学する中で『ここでやりたい』という思いが芽生えた」と語る。「球際・切り替え・運動量」に加え、前への推進力やピッチ内外でのリーダーシップが評価されてのオファーだった。Jリーグで勝ち続けてきたクラブから声がかかったことを「嬉しかった」と語ると同時に、「1年目から主力選手として活躍する」と意気込みを示した。

 サッカー選手としての目標を「日本代表の中心選手になって、ワールドカップで優勝すること」と力強く話した山市。川崎の街から、世界の舞台へ――その歩みがいよいよ始まる。

(記事 和田昇也)