4日、J3のいわてグルージャ盛岡はMF小松寛太(教4=東京・早実)が2024シーズン加入内定したことを発表した。今季のア式の4年生では4人目のJリーグ戦内定者となった。
ドリブルをする小松
今季のア式では主に左サイドを主戦場としていた小松。シーズン前半まではなかなか出場機会を得られなかったが、夏以降は定位置の座をつかむと、後半戦だけで3ゴールの活躍。終盤はレギュラーとして完全に定着を果たした。
小松の売りは足元の技術と球際の強さ。持ち前のテクニックを生かしたボールコントロールで相手をいなすプレーを見せれば、対人でも相手の大型DFに負けない強さを見せその存在感を発揮している。
ゴールを喜ぶ小松
小松が内定したいわてグルージャ盛岡は今季のJ3で10位。昨年までJ2にいた中、1年での復帰とはならなかったが、また来年以降J2そしてその上のカテゴリーを目指していくチームだ。
加入に際し小松は「自分が大好きで愛しているサッカーで岩手の方々にそして日本中の人たちに活力を与えられる選手を目指します」とコメント。総理大臣杯でもプレーしたいわぎんスタジアムの地で、新たなサッカー人生をスタートさせる小松の活躍にぜひ期待したい。
(記事 髙田凜太郎)
◆小松寛太(こまつ・かんた)
2001(平13)年9月22日生まれ。176センチ65キロ。東京・早実出身。教育学部4年。関東大学サッカーリーグ2部通算15試合出場、3ゴール。