４日、Ｊ３・ＡＣ長野パルセイロがＭＦ丹羽匠（スポ４＝ガンバ大阪ユース）の来季新加入内定を発表した。早大の４年生では６人目、早大全体としては８人目のプロ内定者となった。
関東リーグ東京国際大戦で前線へパスを送る丹羽
中盤でのゲームメイクや巧みなボールコントロールが売りの丹羽。早大ではトップ下やウイングといった攻撃的なポジションを任せられることが多くあり、まさにチームの攻撃の核を担える存在だ。内定先のＡＣ長野パルセイロはここまでＪ３で７位。かつての主将、ＤＦ大桃海斗（令２スポ卒＝現ＦＣ大阪）がプロの道を歩み始めたクラブでもある。Ｊ２昇格を目指して戦う今季は残り７試合で昇格圏の２位との勝ち点差が13。昇格に向けて後がない状況に立たされている。チームとして得点力不足に苦しんでおり、今後攻撃面で丹羽の活躍に期待が寄せられる。
関東リーグ筑波大戦で戦況を伺う丹羽
持ち前の攻撃センスを発揮するためにも、まずは信頼を得てレギュラーの座を射止めたい丹羽。そしてチームの主力として定着した暁には、観衆を魅了し沸かせるプレーをオレンジに染まる長野の地で披露する。
（記事 髙田凜太郎、写真 水島梨花、湯口賢人）
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◆丹羽匠（にわ・たくみ）
2000（平12）年４月15日生まれ。172センチ。ガンバ大阪ユース出身。スポーツ科学部４年。関東大学リーグで、１部通算31試合出場