アスリート×パティシエ サッカー部員のスイーツで笑顔を届ける挑戦

ア式蹴球男子

 アスリートからパティシエへ。華麗なる転身を遂げた男がいる。1日、GK谷口智洋(商4=近大和歌山)がパティシエを務め、そしてDF小山修世(商4=東京・早実)が運営に携わるフードトラック、『見習いパティシエの学生工房』が営業を開始した。想定を遥かに上回る売れ行きで、18時までの営業ながら14時過ぎにはスイーツが完売。最高の滑り出しを飾り、順調にフードトラックは走り始めた。

(インタビューはオンラインで実施いたしました)

青いフードトラックが目印だ

 「特製シュークリーム」「フォンダンショコラ」「チーズテリーヌ」の、3種のスイーツを準備した『見習いパティシエの学生工房』。こだわりは3種全てにおいて玄米粉を用いており、『グルテンフリー』であることだ。「アレルギーの心配がある方や、健康面で気を使っている方、より多くの方に自分のスイーツを食べてもらいたい」とパティシエの谷口は語る。

 営業初日となった1日は、高層マンションロータリーでの出店となった。手で持って食べられるワンハンドフードのイメージであったものの、マンションでの販売という事情からテイクアウト客が大半を占め、「急いでテイクアウトできる準備をした」と発案者の高瀬司さん(法4)。初日ゆえのハプニングこそあれ、大きなアクシデントは起こらず、瞬く間に準備した100食強が完売となった。

チーズテリーヌとドリンク

 谷口パティシエにイチ押しを尋ねると「シュークリームが自分の中では自信作でオススメです。ただ、チーズテリーヌは普通のチーズケーキとは違った一品ですし、フォンダンショコラも冬ならではの温かいスイーツで、バレンタイン期間もありますし」と、笑顔で3種類全てをオススメ。

 出店期間は3月下旬まで。フードトラックの特性を生かし、都内の様々なスポットで出店予定だ。体育会サッカー部員の作る絶品スイーツ、ご賞味あれ。

(記事 橋口遼太郎 写真 ア式蹴球部提供)

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