JR東日本カップ2019 第93回関東大学リーグ戦 第6節 | ||||
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早大 | 0 | 0-0 0-1 |
1 | 駒大 |
【得点】 (駒大)62’森本 ヒマン |
全日本選手権(天皇杯)への切符を失った東京都トーナメント決勝から一週間が明け、フォーメーションを変更して挑んだ関東大学リーグ(リーグ戦)第6節。FW加藤拓己(スポ2=山梨学院)が待望の公式戦初出場を果たすなど期待が高まったものの、昨年一度も勝つことのできなかった駒大の壁は大きかった。前半から相手に押し込まれる時間帯が続く中で体を張って耐えたが、62分にFW森本ヒマン(3年)に先制点を与えてしまった。その後はビルドアップから積極的に攻める姿勢を見せたものの、試合は終了のホイッスル。得点力不足と止まらない失点に苦しむ早大は今季5敗目を喫し、リーグ戦未だ勝ちなしとなった。
サイドから積極的に攻撃に関わる杉田
今季初出場のMF杉田将宏(スポ2=名古屋グランパスU18)や加藤など先週からスタメンを5人入れ替え、フォーメーションも3バックを敷く布陣に変更して迎えた。しかし前半立ち上がり早々にMF江崎巧朗(2年)にシュートを打たれ、続く3分にも自陣左サイドからMF米田泰盛(3年)にクロスを上げられたところを、DF大桃海斗主将(スポ4=新潟・帝京長岡)がクリアするなど緊張感が走った。8分、立て続けにペナルティーエリア内を攻め込まれるも、DF陣が体を張って幾度もチャンスを潰した。耐える時間が続く中、早大も負けじと前を向く。17分、中央でボールを受けた加藤が杉田へつなぎ、右サイドを抜け出したMF牧野潤(スポ4=JFAアカデミー福島)へとパスを出そうとするも、これは相手DFにカットされタッチラインを割ってしまう。20分には左サイドを抜け出した加藤がクロスを上げ、中央で待っていたMF鍬先祐弥(スポ3=東福岡)がダイレクトでこの日初めてのシュートを放つもネットを揺らすことは出来ない。続く25分にはセンターサークル付近から出されたMF金田拓海(社4=ヴィッセル神戸U18)のパスに反応した杉田が抜け出すが、相手GKにキャッチされる。しかし27分、相手CKからニアで合わせたMF荒木駿太(2年)がバー直撃のヘディングを放ち、こぼれ球をゴール前の混戦の中でGK山田晃士(社3=浦和レッズユース)を中心に体を張ってピンチの中ゴールを守り抜いた。しかし駒大は攻撃の手を緩めることはなかった。30分、32分、33分と立て続けに駒大はCKを獲得し、その度にDF杉山耕二(スポ3=三菱養和SCユース)らがクリアしてゴールを割らせない。前半終了間際の44分にも、FW高橋潤哉(4年)の打ったシュートのこぼれ球を拾われ、右サイドから上がったクロスに反応した森本がヘディングでゴールに迫る。相手に押し込まれる時間が長く苦しい状況ではあったものの、前半は無失点に抑えて折り返した。
初スタメンながら存在感を発揮した加藤
後半開始と同時にDF工藤泰平(スポ3=神奈川・日大藤沢)に代わってDF坂本寛之(スポ3=横浜F・マリノスユース)が3バックの左に入った。46分、左サイドにいた加藤からMF山下雄大(スポ1=柏レイソルU18)へつなぎ、杉田が抜け出すもボールは相手に渡る。続く47分には相手FKからゴール前で混戦が生まれ、最後は荒木にシュートを打たれるも、杉山のスライディングによって左ポスト脇へ逸れピンチは免れた。数多くの窮地を全員で体を張って耐えてきた早大だったが、ついに均衡が破れる。63分、右サイドから米田がクロスを上げ、一瞬の隙を突かれニアに詰めた森本が頭で合わせゴールに流し込み駒大が先制する。失点したはしたものの、勇気をもってビルドアップをし、積極的にボールを回していく早大。67分には鍬先がMF大里優斗(社4=鹿島アントラーズユース)と連携を見せ、最後は自らシュートに持ち込むもネットは揺らせず。70分、右サイドを崩され米田と一対一になるもここは山田のビッグセーブで危機一髪。75分には途中出場のFW武田太一(スポ4=ガンバ大阪ユース)が相手DFの間を通しスルーパスを出すが、杉田へはつながらない。「杉田のシーンだったり、牧野がクロスを入れたりとかはあったのですが、さらにもう一個前に進まないとゴールが見えてこない」と外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)が話すように、なかなかシュートまでは持ち込むことができない。アディショナルタイム3分、山下の蹴ったFKに右サイドで待っていた坂本が得意のヘディングでゴールを狙うも相手GKに止められ、そのまま試合は0−1で終了。またしても白星をあげることはできなかった。
ここまでリーグ戦6節を終えて、総得点はリーグワーストの2得点と深刻な得点力不足に悩まされている。とはいえ毎試合DF陣が体を張って守り苦しい時間帯を耐えている中で、一瞬の隙を突かれて失点するというかたちがあるのも課題の一つだ。最後の最後まで全員が守り切って後ろを0に抑え、その上でゴールにつながるプレーを仕掛けていくことは勝利をつかむためには必要条件であろう。しかしプラス材料ももちろんある。「チームの中にしっかりとした競争を生み出してその競争が個人としての挑戦でもあるし、チームとして前に進むための要素」(外池監督)と、誰が試合に出てもおかしくない中でチーム内が競争をしていくことで、互いに刺激し合い確実にチーム力は向上していくに違いない。現に今節は加藤や杉田といった選手がスタメンの座を勝ち取りピッチに立った。「気持ちだったり、目的地の認識というところで、ゴールに向かっていかなければならないというのを全面的に出そうと杉田と話していました」と加藤が話したように、強い気持ちでゴールに向かう迫力は十分にあったはず。次節は少し間が空いて迎え撃つのは同じくリーグ下位で苦しむ東洋大。リーグ戦未だ勝ちなしと依然厳しい状況であることには変わりないが、今回踏み切ったこの「競争」という大きな変化がきっかけとなって、流れを手繰り寄せたいところだ。
スターティングイレブン
(記事 堤春嘉、写真 大山遼佳、森迫雄介)
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 16 | 山田 晃士 | 社3 | 浦和レッズユース |
DF | 17 | 工藤 泰平 | スポ3 | 神奈川・日大藤沢 |
→HT | 15 | 坂本 寛之 | スポ3 | 横浜F・マリノスユース |
DF | 5 | 杉山 耕二 | スポ3 | 三菱養和SCユース |
DF | ◎3 | 大桃 海斗 | スポ4 | 新潟・帝京長岡 |
MF | 2 | 牧野 潤 | スポ4 | JFAアカデミー福島 |
MF | 7 | 金田 拓海 | 社4 | ヴィッセル神戸U18 |
MF | 34 | 山下 雄大 | スポ1 | 柏レイソルU18 |
MF | 12 | 大里 優斗 | スポ4 | 鹿島アントラーズユース |
→72分 | 33 | 西堂 久俊 | スポ1 | 千葉・市船橋 |
MF | 4 | 鍬先 裕弥 | スポ3 | 東福岡 |
MF | 39 | 杉田 将宏 | スポ2 | 名古屋グランパスU18 |
FW | 38 | 加藤 拓己 | スポ2 | 山梨学院 |
→58分 | 9 | 武田 太一 | スポ4 | ガンバ大阪ユース | ◎=キャプテン 監督:外池大亮(平9社卒=東京・早実) |
関東大学リーグ戦1部 順位表 | |||||||||
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順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 |
1 | 明大 | 15 | 6 | 5 | 0 | 1 | 12 | 2 | +10 |
2 | 筑波大 | 14 | 6 | 4 | 2 | 0 | 11 | 4 | +7 |
3 | 立正大 | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 16 | 5 | +11 |
4 | 駒大 | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 10 | 9 | +1 |
5 | 中大 | 11 | 6 | 3 | 2 | 1 | 8 | 6 | +2 |
6 | 桐蔭横浜大 | 9 | 6 | 2 | 3 | 1 | 7 | 6 | +1 |
6 | 順大 | 9 | 6 | 3 | 0 | 3 | 7 | 6 | +1 |
8 | 法大 | 9 | 6 | 3 | 0 | 3 | 5 | 6 | -1 |
9 | 専大 | 4 | 6 | 1 | 1 | 4 | 6 | 16 | -10 |
10 | 東洋大 | 3 | 6 | 1 | 0 | 5 | 4 | 7 | -3 |
11 | 早大 | 1 | 6 | 0 | 1 | 5 | 2 | 10 | -8 |
12 | 流通経大 | 1 | 6 | 0 | 1 | 5 | 6 | 17 | -11 |
※第6節終了時点 |
コメント
外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)
――きょうはどういったメンバーで試合に臨みましたか
試合については先週の天皇杯予選があって、一度リフレッシュというか、チームの中にしっかりとした競争を生み出しました。その競争が個人としての挑戦でもあるし、チームとして前に進むための要素だと思うので、そこをこの1週間しっかり取り組んだ結果のメンバーでした。
――鍬先選手をを前にいれていました
まずは当然ロングボールが多くなると分かっていたので、チャレンジとカバーをしっかりするということですね。もう一つは入れられたボールを回収した後にしっかり中盤で落ち着きどころをつくるのを狙いにしていたので中盤を4枚、ボランチとシャドウを2枚ずつにしてゲームを進めようとしました。前半はいくつかいいかたちでボールを動かせている場面では杉田のランニングだったり1トップ2シャドウができていたのですが、相手のボールに対して受けてしまったときにどうしても合わせてしまって耐える状況も長かったです。その中で失点した後のように、勇気をもって自分たちでボールを動かせるようにということがそもそもの狙いでした。
――きょうのテーマは何でしたか
自分たちの試合を通じての競争という部分と、きょうみたいな試合はなんとかなる、誰かが守ってくれる、ではなくて一つ一つの競り合いだったり、セカンドボールだったりのチャレンジアンドカバーの部分をしっかり個人でやり切る、というのをテーマにしていました。あとはセットプレーのところですね。実際にやられそうなシーンもありましたが、そこをテーマにしていたのでね。でも失点もそこからの流れだったので、そこをしっかり守り切るのは我慢はしてはいたけれど、あれを跳ね返すのはセットプレーを乗り越えるだけでなくて、いかに自分たちのリズムにゲームをもっていけるかです。そのためにはセカンドボールをしっかり回収して自分たちのボールにするという状況をもっと作ってリズムを引き戻したかったです。
――なかなか決定機まで持ち込めませんでした
縦にもボールは入っていたのでビルドアップのところは勇気をもってやっていたとは思うのですが、1枚はがすとか(相手DFの)ラインを超えていくところのパワーが足りなかったかなと感じています。杉田のシーンだったり、牧野がクロスを入れたりとかはあったのですが、さらにもう一個前に進まないとゴールが見えてこないと思います。
――6節終えて、総得点が2ですが
相馬くん(相馬勇紀、平31スポ卒=現名古屋グランパス)が来ていましたが、相馬と岡田(岡田優希、平31スポ卒=FC町田ゼルビア)が抜けたところの部分の改善ができていないですね。やっぱり、いかに自分たちでかたちをつくって攻めたとしても最後は個人みたいなところがあって、個人としてどう向き合っていくかがたぶんサッカー選手として、チームとしても向き合っていかないといけないところです。よりその辺をテーマにしている競争のところでのし上がっていくメンバーが出てくることを期待しています。
――Iリーグや社会人リーグでも勝てていませんがチーム状況はいかがですか
雰囲気的には悪くないと思いますし、状況をしっかりと受け止めた上でそれぞれが自分たちの良さを出そうとはしているのですが、もっとバチバチというか競争が欲しいですね。よく捉えば雰囲気はいいですが、悪く捉えるとそこに生き残りというか競争というか、選手としての自分をもっと表現したいという欲がもっと出せるんじゃないかと思います。そういった能力をもったメンバーも当然集まっていると思うので、そこを引き出せるような環境をもっとつくっていかないといけないな、と思います。
――勝つための課題は何でしょうか
やっぱり競争ですね。今週やっただけでもこれだけそういうメンバーが出てきたし、怪我人ももどってきたのがあるし、そういった中で皆が向き合って質の高い競争をしていけるようなそういう時間を過ごして次の試合を迎えたいと思います。
DF牧野潤(スポ4=JFAアカデミー福島)
――きょうに向けてどのような準備をしてきましたか
今までリーグ戦で勝ってきてない中で、チーム内でいい競争をしようという所で、自分自身に挑戦して、チーム内で誰が試合に出るのか分からない状況でいい雰囲気で練習して、この試合に臨むことは出来ていたと思います。
――今節フォーメーションの大幅な変更がありましたが、ご自身のポジションに関してはいかがでしたか
僕は右のウイングバックで出場させていただいて、攻撃の時は前線に関わることであったり、守備の時は他のDFメンバーが競ったカバーという役割をバランスを見てやろうと思っていました。
――監督からは何か声は掛けられましたか
主に攻撃の時なのですが、相手の状況だったりバランスを見てポジションを取れということと、守備の時は3バックでやっていて、1人が競ったときのカバーというのを意識しろと言われていたので、そこは自分の中で意識していました。
――きょうの試合を通してご自身のプレーはいかがでしたか
自分自身もうちょっと自分で一人相手選手を剥がしたりだとか、もっとクロス上げるという結果に結びつくプレーを自分のところで出来ていれば、もっと前線に良いボールが供給出来ていたり、クロスを上げられることは出来たと思います。自分が何か変化を加えられる選手にならなきゃいけないなと感じました。
――90分の中で相手に押し込まれる時間が多く耐えていた印象でしたが、どのように感じましたか
相手に身長の高いFWが2人いて、サイドからシンプルにクロスを上げてくる中で、本当に真ん中の3枚の選手が体を張って、GKも含めて守れていたと思ったのですが、押し込まれる時間帯が続いて1つ相手の特徴というか、そういう形で失点してしまったので、それはDF全員で耐えないといけなかったと思います。
――現在リーグ戦6節を終えて、攻撃では2得点と苦しい状況ですが、どう捉えますか
まずは後ろの選手が0で抑えて、いいかたちでFWに繋げるということを考えないといけないですし、FWの選手はどんどん自分の特徴を出してゴールに結びつくプレー、例えばシュートだったりだとか、そういうゴールを目指すプレーを本当に意識していかないと、こういう状況は改善できないかなというふうに思います。
――次節は少し間が空いて東洋大戦となります。意気込みを聞かせてください
チーム全体で勝つために準備をして、リーグ戦で初勝利できるように頑張りたいと思います。
MF杉田将宏(スポ2=名古屋グランパスU18)
――今季初出場でした、監督から何を求められていましたか
ずっとケガで苦しんでいて、チームも勝てない状況の中で、きょう加藤と2トップを組めました。僕たちに求められているところは当然ゴールだったのでそこは強く意識していたんですけれど、果たせなかったのが自分の課題かなと思います。
――加藤選手との連携で意識していたことは
あいつはデカいので、そのおこぼれを自分が拾う関係を意識していたのですが、今回はそれだけになってしまったなと感じています。次はそれも入れつつ、ちゃんとつなぎながらサッカーできれば得点に結びつくんじゃないかなと思います。
――ポジション的には鍬先選手と並ぶかたちでしたが、どういった関係性でしたか
僕はどっちかと言えば加藤と上手く(最前線で)関係性をつくり、クワくん(鍬先)はビルドアップに関わって守備面でもハードワークしてくれていたので、そこが役割の違いではありました。
――ハーフタイムではどんな指示がありましたか
相手がロングボールを蹴ってくるのに対して、こっちも蹴り返してしまっていたので辛い時間帯が長くなっていましたし、チャンスがつくれない状況でした。でもその中でも無失点に抑え、少しはチャンスもつくれていたので、ボールを回して人数をかけて攻めようというのはハーフタイムに全員が共有できたことですし、それを後半続けていこうという感じでした。
――全体的にシュートまで行けるシーンが少なかった理由は
攻撃の枚数が少なく、ゴール前まで行けないままボールを取られる場面が多かったからですね。最後らへんはビルドアップしながら全体が押しあがった上で攻撃できていたので、そうやって攻めていけばシュートも増えるのかなと。なのでそこもトレーニングしていけたらなと思います。
――終盤の攻撃の部分は今後の糧になりそうですね
そうですね、そこはチームとしてもできた部分なんじゃないかと思うので、そういった練習を増やせていけたら良いですね。
――次節に向けてどういった準備をしていきたいですか
今足りていないのは絶対に得点なので、自分はそこだけに集中していきたいと思います。
FW加藤拓己(スポ2=山梨学院)
――きょうは早大入学後初出場を果たしました、監督から求められていたことは
自分が起用されたのはポストプレーも含めてたくさんの理由があると思いますが、結局得点の部分(を求められていた)だと思います。それを果たせなかったのが反省点です。
――ピッチの上で表現したかった攻撃のかたちは
自分に当ててもらって杉田が抜け出したり、後ろを鍬先さんがカバーして杉田が裏に抜けるというかたちは紅白戦からやっていましたし、何本かそういう思い描いた通りの展開もありましたけど、DFがいるぶんできない時もありました。
――プレーしてみて、ご自身のコンディション面は改めてどう捉えましたか
ケガから戻ってきたとか入部したばかりというのは言い訳にならないですし、出場した以上結果にはこだわらなければダメなので。仮にコンディションが悪いと言ったからといって自分への評価が変わるわけでもないですし、(コンディションが)良かろうが悪かろうが、それは自分自身が試合に向けて100%の準備をできたかどうかの問題だと思っています。僕自身コンディションのせいにはしたくないですし、ケガ明けを言い訳にはしたくないと思っているので、そこに関してはもっと良い準備ができたんじゃないかなと思います。
――チームとして得点が挙げられない状況が続いていますが、きょうの出場で何か原因のようなものは見えましたか
気持ちだったり、目的地の認識というところでゴールに向かっていかなければならないと紅白戦から感じていましたし、そういう部分は全面的に出そうと杉田と話していました。そういう気持ちの部分はこれまでの試合と比較しても出せたのではないかと思いますし、ゴールに向かっていく迫力は出せていたと思います。思わないことにはかなわないし、気持ちには引力があるとも言うので、気持ちが一番先に来なければいけない、という部分を自分が示さないといけないというのはチームの現状を見た上で感じています。
――次は同じく下位に沈む東洋大との一戦です、どのような準備をして迎えたいですか
お互い良くない状態ですが東洋さんの方が上にいるので僕たちはチャレンジャーですし、相手がどうであれ自分たちのやることは変わらない。残り10日間で100%の状態にするためにも、監督やスタッフ陣を信じて1試合に対して向き合っていきたいです。