第24回東京都トーナメント学生系の部予選 | ||||
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早大 | 1 | 0-1 1-0 0-0 0-0 5(PK)4 |
1 | 青学大 |
【得点】 (青学大)29’西羽 拓 (早大)89’大桃 海斗 |
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※延長=10分ハーフ |
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 16 | 山田 晃士 | 社3 | 浦和レッズユース |
DF | 5 | 杉山 耕二 | スポ3 | 三菱養和SCユース |
DF | 17 | 工藤 泰平 | スポ3 | 神奈川・日大藤沢 |
→76分 | 11 | 蓮川 雄大 | スポ4 | FC東京U18 |
DF | ◎3 | 大桃 海斗 | スポ4 | 新潟・帝京長岡 |
DF | 2 | 牧野 潤 | スポ4 | JFAアカデミー福島 |
→延長HT | 19 | 田部井 悠 | スポ2 | 群馬・前橋育英 |
MF | 4 | 鍬先 祐弥 | スポ3 | 東福岡 |
MF | 7 | 金田 拓海 | 社4 | ヴィッセル神戸U18 |
MF | 14 | 田中 雄大 | スポ2 | 神奈川・桐光学園 |
→59分 | 15 | 坂本 寛之 | スポ3 | 横浜Fマリノスユース |
MF | 20 | 山崎 昂 | スポ3 | 松本山雅FCU18 |
→HT | 8 | 栗島 健太 | 社4 | 千葉・流通経大柏 |
MF | 10 | 梁 賢柱 | スポ3 | 東京朝鮮高 |
FW | 9 | 武田 太一 | スポ4 | ガンバ大阪ユース |
◎=ゲームキャプテン 監督:外池大亮(平9社卒=東京・早実) |
コメント
外池大亮監督(平9社卒=東京・早実)
――今シーズン初の公式戦でしたが振り返っていかがでしたか
チームが新体制になり、新4年生を中心にもう一度変化し続けることを意識して試合に挑みました。学生コーチや学生審判が入るなど新な取り組みをして外側に変化が生まれる中で、それをピッチ上のパフォーマンスの中にどう落とし込むかという意味でいくとまだまだ過渡期というか、それに対しての課題や色々な葛藤が実はチームの中にあります。今回はそれを物語るような試合だったかなと思うのですが、ホームの東伏見で試合ができて、苦しんでやった中でもそれをもみんなが乗り越えて得た勝利だったのは非常に大きかったです。
――勝ち切ることができました
格下のチームにセットプレーでやられて攻めているけど最後決められずに終わってしまうのはサッカーでは良くあるシーンです。最後まで攻め続けて決められた、PK戦もキッカーを決めるところも含めて覚悟を持っていたので試合を経て大きく成長したという実感があります。やっぱり公式戦は大事で、チームにとってこういう場が必要だったのかなという気がします。
――「圧倒しろ」と何度か試合中に言っていましたが
なんとなく攻めているとか、なんとなく自分たちがやっていることはいい感じ、なんとなくうまくいっているように見える。このように主語が自分ではなくチームになってすぐ逃げたくなってしまうが、一選手として迫力をもって相手に圧倒しにいくという気持ちがないとビハインドは越えられません。いつか追いつく、誰かがやってくれる、というのが起きてしまうかもしれない状況でした。まだまだチームが全体のコンディションだと思うのでもう一度、特に公式戦で選ばれているメンバーたちはそれを乗り越えていくという姿勢を見せる、見せられるメンバーだと思って送り出しているので、そこに灯をともし続けるということ意識してほしいです。
――セットプレーなど課題も残りました
セットプレーは肝だと思っていて、色々工夫してチャレンジもあったのですが、最後ちょっとしたズレがあったりしたのが見えたので、これは年間を通じて取り組んで行くことです。機会は多くあったので、それをどう次につなげていくか。90分でなく120だったこと、それによって生まれた場面というものを今後に生かせればと思います。
――次戦への意気込みをお願いします
相手が国士館さんで向こうはチャレンジャー精神で来るだろうし、いい意味で受けてたてるように取り組んでいきたいです。今年は本物を目指すということをしているので。リーグ戦チャンピオンというポジションにいる中で、それを本物にしていくためにはそういう標的にされることを真っ向から受け止めて、その上で何ができるかをチャレンジしてやっていきたいですね。また、リーグ戦の一週間前になるのでいい準備をしてやります。新しく蓮川、山崎(MF山崎昂、スポ3=松本山雅FCU18)、山田など昨年苦しんでいたメンバーがピッチに立てたという事実もあるので、大きな一歩を踏み出せたと思います。新星2019のア式としていいスタートを切れました。
DF大桃海斗主将(スポ4=新潟・帝京長岡)
――新体制初の公式戦となりましたが、どのような意気込みで臨みましたか
昨年(関東大学リーグで)優勝しているということで、追われる立場であるというのは全員で理解して臨んだ試合でした。自分たちの謙虚に戦う姿勢がすごく大切になるかなと思っていました。
――下のカテゴリーに位置するチームを迎え撃つという構図になりました
相手が引いてくることで、押し込んでいるのだけれど点が入らないという展開が最近の練習試合などで多かったので、まだまだ自分たちに課題は多くあります。昨年とは違ってリーグ戦でもそういう試合が増えてくると思うので、そこはまだまだ足りないところですし、突き詰めていかないとこの先勝っていくことは厳しいかなと思います。
――きょうの試合もまさにそのような苦しい展開となりましたが、振り返っていかがでしたか
ハーフウェーラインを越えて押し込んではいるものの、どうやって崩すか、フィニッシュまで持っていくかというところに課題が多く出ました。そこは選手の中でもっと意思疎通を図るだけで解決するところもあると思いますし、本当に細かいところだと思うので、もう一回トレーニングから見つめ直していかないといけないなと思います。
――後半に入ってからはフォーメーションを流動的にするなどして、相手を翻弄(ほんろう)する場面が増えたように見えました
複数のポジションに対応できる選手が多いので、3バックにしたり4バックにしたり、フォーメーションを細かく変えたりできることは今年の強みというか特徴だと思います。自分たちから変化することで有効性が生まれるはずなので、スタッフから言われたことをやるのももちろんですが、そういう場面を自分たちから作り出して、試合中に変えるということはすごく大切なことだと思います。
――試合終了間際に大桃選手のパワープレーで同点に追いつきました
あの時間帯はきれいに崩すというよりも、前に人数をかけて結果にこだわることが大事ですし、勝たなければ来週の試合もなかったので。正直僕の中では狙い通りというか、まさにああいうゴールを狙っていたという形でした。
――来週の試合に対する意気込みをお願いします
勝てるか負けるか分からない、どっちに転んでもおかしくない試合がもう一回できるのは良い経験になると思います。今年のチームにとっても真剣勝負の場がもう一つ増えたのはすごく良かったと思いますが、勝ちながら成長していかないと意味はないので、もう一回週明けのトレーニングで自分たちの振り返りからしっかり入っていきたいです。次当たる国士舘大は今年カテゴリーが違うため、公式戦で戦うのもこれが最後かもしれないので、しっかりたたいてリーグ戦に向けて弾みになる試合にしたいと思います。