関東大学リーグ戦(リーグ戦)後期の開幕戦で順大を下し(第12節〇2-1)、9位から7位に順位を上げた早大は今節、法大と対戦した。法大はリーグ戦で現在2位につける強豪校。厳しい戦いになることが予想された。ここで勝って上位浮上の足掛かりにしたい早大は立ち上がり、ポゼッションを高めゲームを支配していく。11分、ゴール前のFKからMF相馬勇紀(スポ2=三菱養和SCユース)が直接決め、先制に成功。52分にはカウンターからFW中山雄希(スポ4=大宮アルディージャユース)が追加点を挙げる。守っては押し込まれる時間帯もあったが要所、要所を締め、ゴールラインは割らせず。結果、2-0と無失点勝利を収め、後期開幕2連勝を飾った。
激しいプレスで相手に自由を与えない早大が立ち上がりから試合の主導権を握った。前線の守備から良いリズムをつくると、7分にはセンターサークル付近でボールを奪い、FW飯泉涼矢(スポ3=三菱養和SCユース)が相手GKの意表を突くロングシュート。これは好セーブに阻まれたが、その4分後、セットプレーから法大ゴールをこじ開けた。11分、ゴール前の良い位置でFKを獲得すると、キッカーを任されたのは相馬。「FKは自分の長所」(相馬)。精密なキックが持ち味の背番号7が壁の大外を抜けるシュートを放つと、ボールは左ポストを叩き、ネットを揺らした。その後も走力で勝る早大がゲームを支配する時間帯が続いたが、30分を過ぎたあたりから3-6-1と前に枚数をかける法大のフォーメーションに苦しみ、自陣に釘付けとなる。中央への楔(くさび)からサイドに振られ、クロスからPAへの侵入を許す場面が何度もあった。それでも、懸命の守備で法大の攻勢を水際ではじき返し、無失点で前半を終えた。
得意のFKで先制点をもたらした相馬
迎えた後半。追い付こうと前がかりになる法大を立ち上がりの早い時間帯にカウンターで仕留めた。52分、飯泉からスルーパスを受けた相馬がカットインからシュートを放つ。これは相手GKにはじかれるが、「こぼしてくれるかなと狙っていたところにちょうどボールが来た」とこぼれ球に反応した中山がたたき込み、追加点を獲得。2-0とし、さらにリードを広げた。そこからはパスを回して隙をうかがう法大に対し、カウンターでチャンスを狙う早大という構図に。57分にはCKの流れからPA内でシュートを許すがこれはGK後藤雅明(スポ4=東京・国学院久我山)がセーブ。対する早大は59分に中央からサイドを経由し、MF鈴木裕也(スポ3=埼玉・武南)がゴール右を狙う強烈なグラウンダーシュートを放つが得点には至らない。その後は、粘り強いディフェンスで決定的な場面をつくらせることなく試合終了のホイッスル。今季3度目となる法大との戦いは、手堅いプレーで要所を締めた早大に軍配が上がった。
中山の追加点が相手に致命傷を与えた
「この一戦を勝てたことは非常に大きい」と勝利を喜ぶDF新井純平主将(スポ4=浦和レッズユース)。しかし、「自分たちの目標を考えたら過程の一つに過ぎないので、次の日体大戦で3連勝できるかが全て」(新井主将)ときょうの勝利に満足することなく、その視線はすでに次の日体大との戦いに向いている。日体大は総理大臣杯全日本大学トーナメント3回戦で0―3の零封負けを喫した因縁の相手だ。「日体大の名前を聞いた瞬間、悔しさがにじみ出てきます」(新井主将)、「何としても勝ちたい」(相馬)と選手たちはリベンジに燃えている。次戦はきょうの試合から中3日というタイトな日程だが、雪辱を果たすため、エンジイレブンは準備を怠らずに勝利を目指す。
(記事 佐藤諒、写真 寺脇知佳、大森葵)
スターティングイレブン
関東大学リーグ戦第13節 | ||||
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早大 | 2 | 1-0 1-0 |
0 | 法大 |
【得点者】(早)11相馬,52中山 |
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 1 | 後藤雅明 | スポ4 | 東京・国学院久我山 |
DF | 2 | ◎新井純平 | スポ4 | 浦和レッズユース |
DF | 3 | 熊本雄太 | スポ3 | 東福岡 |
DF | 5 | 鈴木準弥 | スポ3 | 清水エスパルスユース |
DF | 12 | 木下諒 | 社3 | JFAアカデミー福島 |
MF | 13 | 今来俊介 | 商3 | 神奈川・桐光学園 |
MF | 14 | 鈴木裕也 | スポ3 | 埼玉・武南 |
MF | 7 | 相馬勇紀 | スポ2 | 三菱養和SCユース |
MF | 8 | 秋山陽介 | スポ3 | 千葉・流通経大柏 |
FW | 9 | 中山雄希 | スポ4 | 大宮アルディージャユース |
FW | →62分 | 山内寛史 | 商4 | 東京・国学院久我山 |
FW | 4 | 飯泉涼矢 | スポ3 | 三菱養和SCユース |
FW | →80分 | 西本八博 | スポ4 | 岐阜・多治見北 |
◎はゲームキャプテン 監督 古賀聡(平4教卒=東京・早実) |
関東大学リーグ戦1部リーグ順位表 | |||||||||
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順位 | 校名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 得点 | 失点 | 得失差 |
1 | 明大 | 30 | 13 | 9 | 3 | 1 | 31 | 12 | +19 |
2 | 法大 | 21 | 13 | 6 | 3 | 4 | 15 | 12 | +3 |
3 | 筑波大 | 20 | 13 | 5 | 5 | 3 | 19 | 11 | +8 |
4 | 日体大 | 20 | 13 | 6 | 2 | 5 | 18 | 22 | -4 |
5 | 早大 | 19 | 13 | 5 | 4 | 4 | 16 | 14 | +2 |
6 | 慶大 | 18 | 13 | 5 | 3 | 5 | 22 | 24 | -2 |
7 | 順大 | 17 | 13 | 5 | 2 | 6 | 24 | 22 | +2 |
8 | 桐蔭横浜大 | 16 | 13 | 4 | 4 | 5 | 19 | 21 | -2 |
9 | 流通経大 | 16 | 13 | 4 | 4 | 5 | 16 | 20 | -4 |
10 | 駒大 | 15 | 13 | 4 | 3 | 6 | 18 | 19 | -1 |
11 | 専大 | 13 | 13 | 3 | 4 | 6 | 17 | 22 | -5 |
12 | 国士舘大 | 10 | 13 | 3 | 1 | 9 | 14 | 30 | -16 |
※第13節終了時点※下位2チームは2部自動降格 |
コメント
DF新井純平主将(スポ4=浦和レッズユース)
――法大を相手に快勝となりました。試合を振り返っていかがでしょうか
相手にボールを持たれる時間が長く、厳しい状況が多い試合でしたけど、結果として無失点かつ2得点で勝てたことは良かったと思います。
――上位との差を詰める貴重な勝利となりましたね
そうですね、この一戦を勝てたことは非常に大きいと思います。ですが、自分たちの目標を考えたら過程の一つに過ぎないので、次の日体戦で3連勝できるかが全てだと思います。
――法大の攻めに対する守備に関して、センターバックやサイドハーフとの連携面でどのようなことを意識しましたか
相手の前線に人が多い中で、前を向かれてスピードを出されるシーンがよくありました。その中でまずは中を締めようと言い続けました。1人がボールに寄せて、他がカバーに回るという意識は良かったと思います。
――前半は縦パスを通されてからサイドを打開される場面が目立ちました
相手の人数が多い中でどうしても隙ができてしまい、サイドから中に上げられてピンチになることがいくつかありました。クロスを上げさせないという部分はこれからの課題ですが、最後のところで体を張って守って失点しないという本質の部分はきょうはよく集中してできていたと感じています。
――お話にもありましたが、久々の無失点での勝利は大きいですね
そうですね、最近は失点が多かったので。この無失点をいかに継続できるか、きょう以上の集中力を90分間を通して継続できるかがカギになると思います。きょうで満足せずに次につなげていきたいと思います。
――前節、順大戦(◯2-1)の勝利が自信になっている印象を受けましたが
そういった話を自分からしました。一戦一戦を勝ち進んでいく上でも、きょうの粘り強い守備から攻撃で点を取り切れたことも自信にして良いと思います。それが過信にならないように自分から促しつつ、自信にして良い部分と課題の部分をしっかり突き付けて次につなげることができればもっと成長できるなと思います。
――次の日体大戦は総理大臣杯のリベンジマッチとなります。意気込みをお聞かせください
日体大の名を聞いた瞬間、あの悔しさがにじみ出てきます。あの敗戦からどれだけ自分たちが成長できたか、あの悔しさをどれだけぶつけられるかが次の勝敗に関わってくると思います。連戦で体はきついのはお互い変わらないので、思いの部分で上回った方が勝てると自分から促して次の試合必ず勝利できるようにやっていきたいです。
FW山内寛史副将(商4=東京・国学院久我山)
――前節から出場時間が伸びましたが、これから徐々に伸ばしていくのでしょうか
それは自分はわからないですけど、きょうの試合の流れ的にはFWは最初からプレスをかけていて、消耗も早かったので、早い時間帯にいくっていう話はありました。それできょうは出場時間が伸びたのかなと思います。
――調子はいかがでしたか
時間が伸びた分、まだコンディションの上がっていない部分がわかったので、そこは今後上げていくのと、技術的にもまだまだ思うようなプレーをできていないので、そこら辺をしっかりコンディションと共に上げていければなと思います。
――本日は安定した試合運びを見せました
最初に1点取れたこと、後半にもう一回点を取れたことは良かったですけど、失点してもおかしくないシーンが何度もありました。しかし、ディフェンスラインが集中して守り切れた部分は前期にはなかった部分だと思うので、その部分は良かったと思います。
――この勝利は、上位との差を詰める大きな勝利だったと思います
自分たちはまだ優勝目指しています。メイジが勝っているのでその差は埋まってないですし、自分たちの目標のためにはまだまだ足りないなと思っています。
――次は総理大臣杯で敗れた日体大との戦いです
リベンジもそうですし、自分たちの目標のためにも一戦一戦勝っていくっていうのはみんな認識していると思うので、あとは準備して臨みたいと思います。
FW中山雄希(スポ4=大宮アルディージャユース)
――2ー0での大きな勝利となりましたが試合を振り返ってみていかがですか
法大相手にボールを支配される時間が続くということはわかっていたので、支配される中でも勝ち点3を取ったことを含めて自分たちが勝利できて非常にうれしく思います。
――前後半共に立ち上がりに得点を取ることができましたが、それによって試合を優位に進めることはできましたか
そうですね。きょうは決め切るところで決めることができたことが勝因の一つだと思いますし、ディフェンスの選手たちが体を張って守ってくれたことが勝利に結びついたと思っています。きょうの得点は相馬に感謝したいですし、ディフェンス陣や中盤の選手たちがアグレッシブに守備をしてくれたからこその勝利だと思っているので、本当に良かったなと思います。
――ご自身の2点目は相馬選手のこぼれ球を押し込むかたちとなりました
相馬があそこでシュートを打つことは最近の練習でも分かっていましたし、イメージ通りでした。相手のGKがこぼしてくれるかなと狙っていたところにちょうどボールが来たので、そこは慌てずにしっかりとゴールに流し込むだけでした。慌てずに決めることができて良かったです。
――序盤は特に前線からのプレスが効いていた印象がありましたが意識はしていましたか
きょうの勝利のカギとして自分たちフォワードの守備が重要になることはミーティングでも話をしていました。自分たちが守備で相手にプレッシャーをかけられなければ試合に負けると言っても過言ではないと話していたので、そういう点ではかけ切れていない時間帯もありましたが、ある程度かけることができたからこそチャンスに結び付いたと思います。プレスに関してはきょうの試合だからというわけではなくて、次の試合にもつなげていきたいです。
――今節の勝利によって上位との差が縮まったと思いますがいかがですか
そうですね。ただ、明大が勝っているということで9試合で勝ち点で11もの差があります。(自分たちは)勝ってはいますけど、むしろ状況は難しくなっていると感じています。やはり優勝しか目指していない中で、明大が勝ち点を取りこぼすことを狙って自分たちは勝ち続けるしかないと思っているので、上位との勝ち点が縮まっているというよりも明大を意識して、何もおごらずに向き合って、あすからも取り組んでいきたいです。
――次節は総理大臣杯で敗れた日体大との試合となりますが意気込みをお願いします
総理大臣杯では後半開始直後に自分のところに決定機がきたところを決め切ることができませんでした。あそこで決めていれば1ー1でしたし、それが負けにつながったと感じています。そこで決め切ることができなかった悔しさは今でも鮮明に覚えているので、次の日体大戦ではそういった思いもぶつけて勝てるように頑張っていきたいと思います。
FW西本八博(スポ4=岐阜・多治見北)
――ついにリーグ戦デビューとなりました。今のお気持ちをお聞かせください
ずっとチームに貢献したいという思いで4年間やってきました。やっと自分が出ることができて、それで勝てたのが本当に良かったです。
――リーグ戦のピッチはいかがでしたか
少し緊張はしました。ですが自分がやってきたことにはすごい自信を持ってましたし、前線からボールを追う部分で自分の色を出せたらなと思いました。
――交替の際、ベンチではどのような話がありましたか
緊張するだろうけどまずは落ち着いて、強みである競り合いや前線からボールを追う部分を出そうと声を掛けてもらいました。
――上位との差を詰めたという点でも貴重な勝利となりましたね
最初から試合に出ていた11人が2-0というかたちをつくってくれて、自分はそれほど貢献はできていないのですが、今後上位との対決が続いていくので、そこで自分が貢献していけるようにやっていきたいと思います。
――具体的にどのようなプレーを見せていきたいですか
自分もFWなのでゴールを決めたいというのがありますし、それが一番です。ですが、何よりもチームが苦しいときに途中交替からチームを元気付けて、救うプレーをしていきたいですね。
――次の日体大戦に向けて意気込みをお聞かせください
本当に勝たなければいけないと思うので、チーム一丸で勝利を目指してやっていきたいです。
DF木下諒(社3=JFAアカデミー福島)
――きょうの試合を振り返って、久々に0点で抑えることのできた良い試合でしたがいかがでしたか
立ち上がりから自分たちの強みを出して前からボールを奪いに行くというチーム内の共通認識でプレーをしたんですが、前半でプレッシャーがうまくかかり、後半もそれに伴って良い感じの準備することができたのでうまくプレッシャーかけれたのかなと思うんですけど、後半は自分たちの足が止まってしまったときにピンチも何度か作られてしまいましたし、まだまだ甘いところがあるんじゃないかなと思います。
――試合前はチーム内でどのようなことを話し、試合に臨みましたか
自分たちは優勝を目標にしているので、そう考えたときに後期は11連勝しなければいけないということを共通認識として持っていて。こないだの順天戦で後半のロスタイムで点を決めて勝ちましたけど、あの勝ちは勝ちでまた勝ちを積み重ねなければならないということでアグレッシブな姿勢で自分たちのサッカーをしていこうという意識を持って試合に臨みました。
――今回で上位との差が縮まり、順位争いという点でも重要な試合となったと思いますが、いかがですか
法政が2位ということでその差は縮まったんですけど、明治も勝ってしまったので1位との差は縮まっていないというところで、やはり後期の開幕のときは11試合をひっくり返せば良いという感じでしたけど、2試合が終わって残り9試合で11試合をひっくり返さなければいけない状況になってしまったので、厳しい状況になっているというのは変わらないですね。ここから明治が後期の後半で前期の上のほうの順位の大学と戦っていく中で絶対に取りこぼしがあると思うので、それまで自分たちは負けないように一試合一試合勝ち点を積み重ねていけたらなと思います。
――相手の人数をかけてくる攻めに対し、ディフェンス間の連携で意識したことはありましたか
一つはシャドーで、相手の選手がボール受けたときにクマ(DF熊本雄太、スポ3=東福岡)とチャレンジとカバーをはっきりさせるということと、相手は広げて勝負を早くしてくるんでそういったところで横とのつながりを意識して、自分がクマと距離を離れないようにしたりとか、ボランチのプレッシャーに対して自分が狙ったりサイド側のプレッシャーに対して前向きに狙ったり、ポジショニングの部分ではそういう点を意識しました。
――前半の最後で攻められた後のハーフタイムではチーム内でどういったことを話しましたか
攻められた要因として、奪ったところでそこからショートカウンターで自分たちが押し込んでいけば相手の陣地で一回入れるんですけど、奪ったところで奪っただけになってしまって自分たちの陣地に張り付けされた状態になってしまったので、監督(古賀聡、平4教卒=東京・早実)のほうからも奪ったところで満足するんじゃなくてそっから一歩二歩出ていって自分たちの速さを追求しよう、ということをハーフタイムで言われましたね。それは本当にその通りだと思いましたね。奪ったところで一歩出せるかということを意識した部分が後半のカウンターでの二点目につながったと思うので、その点は良かったと思います。
――次戦は総理大臣杯で負けてしまった日体大とのリベンチマッチとなりますが、意気込みをお願いします
日体も上手いチームですが、だからといって自分たちのやり方は変わらないですし、前から能動的にプレッシャーをかけてボールを奪って早くつなげるということを意識してやりたいなと思いますね。屈辱的な負け方をしていて同じチームに二度負けれないので、より気合いの入る試合になるのかなと思います。
MF相馬勇紀(スポ2=三菱養和SCユース)
――この試合を全体的に振り返っていかがですか
やっぱり法大はうまくて、回される時間が多かったんですけど、自分たちの決めるべきところで決められて良かったと思います。
――無失点というかたちで勝利できました
順大戦で先制された分、守備のところでしっかりポジション修正するということは全員で話していました。そういった面では良かったと思います。
――FKで先制点を決められていました
仲間がしっかり良い位置でフリーキックをもらってくれました。自分は天皇杯予選決勝(明学大戦、◯2-1)で決めてからキッカーとしての責任を感じるようになって、いつも練習していて、その通りに蹴れて良かったと思います。
――FKのかたちが天皇杯東京都予選決勝と同じでした。意識していた部分はありましたか
蹴るときに相手GKから「天皇杯も左に蹴っていたからきょうも蹴るぞ」ということを言われていてちょっと蹴りにくかったので、その分早いボールを意識しました。取れないボールを蹴れたら良いコースにいきました。
――相手が前に人数をかけて攻めをしているのに対し、チームではどういったことを意識していたのですか
前半は守備ではめることを意識していました。後半は相手が攻めてくる分絶対に空いてくるという話をしていて、カウンターで2点目は取れたのでその点に関して良かったのかなと思います。
――特に相馬選手のようなサイドの守備はどのようなことを意識していましたか
結構オフシーズンのところで自分と純平くん(新井主将)の右サイドで崩されるシーンがあったので、ちょっと話したりして相手にちゃんと寄せるようにしました。多少はあったにしても、崩されるシーンがそこまで多くなくなってきたので良かったのかなと思います。
――次の相手は総理大臣杯で屈辱を味わった日体大です。意気込みをお願いします
本当に悔しい思いをして、あそこから自分たちが成長しようという話をして始まっているので、本当に何としても勝ちたいと思います。