関東覇者であるワセダは『二冠』を掲げて全日本大学選手権(インカレ)に挑んだ。初戦の相手は、四国代表の高知大。序盤からボールを支配すると、15分にインカレ初出場となるMF秋山陽介(スポ2=千葉・流通経大柏)がネットを揺らし、先制する。その後も続けて2点を奪い、3点差で前半を折り返す。後半にも、FW宮本拓弥(スポ4=千葉・流通経大柏)が本日2得点目となるゴールを挙げ、さらにリードを広げた。押し込まれる時間帯もあったが、DF金澤拓真主将(スポ4=横浜F・マリノスユース)を中心に堅守し、ゴールは割らせず。4-0で高知大を下し、インカレ3回戦に駒を進めた。
初戦ということもあり、慎重な立ち上がりを見せたワセダ。しかし、徐々にペースを握り始めると、16分、MF田中太郎(商4=静岡・藤枝東)のクロスに秋山が走り込み、先制弾を叩きこむ。29分にもMF平澤俊輔(スポ3=JFAアカデミー福島)からのパスを受けたFW山内寛史(商3=東京・国学院久我山)が左足を振り抜き、1点を追加。さらにはその直後、ロングボールから飛び出した宮本がループシュートを沈め、3-0に。守っては競り合いに強い金澤主将やDF大丸瞬(教4=東京・早実)が接点で相手を封じ込め、シュートを許さない。3-0と大差を付け前半を終えた。
秋山の先制ゴールを喜ぶ選手たち
迎えた後半。この日絶好調のワセダの『怪物』が高知大に襲い掛かる。52分、山内の楔のパスで抜け出した宮本が相手GKの頭上を越すロングシュートを放ちダメ押しのゴール。「キーパーの動きをしっかり見ることができました」(宮本)。と、『怪物』はまだまだ止まらない。その後も絶妙なスルーパスで次々にチャンスを演出。得点にこそ結びつかなかったものの、相手DF陣に多大なプレッシャーを与えた。試合終了間際、高知大の猛攻を受けるも、GK後藤雅明(スポ3=東京・国学院久我山)の好セーブが光る。最後までゴールを許さず4-0で完封。快勝を果たし、3回戦に向け弾みをつける結果となった。
2得点を挙げ好調をアピールした宮本
大量得点かつ失点0で初戦を制したワセダ。攻撃陣のみならず守備陣にとっても自信につながる試合となった。しかし、クロスへの対応やDFとGKの連携の甘さなど、反省点が散見したことも事実。「勝つことはできましたけど、物足りなさというか危機感のほうが多い」(金澤主将)。次戦まで中2日というタイトな日程だが、修正は不可欠だ。続く3回戦の相手は関東勢の国士館大。関東大学リーグ戦では白星(第1節;〇1-0、第21節;〇2-1)を収めているものの、その卓越した攻撃力は脅威と言うほかない。「次からが本当の勝負」(宮本)。各選手が気負うことなくワセダらしく粘り強く戦うことができれば、強敵にも打ち負けることはないはずだ。
(記事 佐藤諒、写真 桝田大暉)
スターティングメンバ―
全日本大学選手権2回戦 | ||||
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早大 | 4 | 3-0 1-0 |
0 | 高知大 |
【得点者】(早)16秋山、29山内、30、52宮本 |
早大メンバー | ||||
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ポジション | 背番号 | 名前 | 学部学年 | 前所属 |
GK | 1 | 後藤雅明 | スポ3 | 東京・国学院久我山 |
DF | 5 | 大丸瞬 | 教4 | 東京・早実 |
DF | 3 | 奥山政幸 | スポ4 | 名古屋グランパスU-18 |
DF | ◎4 | 金澤拓真 | スポ4 | 横浜F・マリノスユース |
DF | 12 | 八角大智 | 社4 | 千葉・流通経大柏 |
MF | 6 | 平澤俊輔 | スポ3 | JFAアカデミー福島 |
MF | 14 | 小林大地 | スポ3 | 千葉・流通経大柏 | MF | 7 | 田中太郎 | 商4 | 静岡・藤枝東 |
MF | →70分 | 鈴木裕也 | スポ2 | 埼玉・武南 |
MF | 8 | 秋山陽介 | スポ2 | 千葉・流通経大柏 |
MF | →58分 | 堀田稜 | 商4 | 浦和レッズユース |
FW | 9 | 宮本拓弥 | スポ4 | 千葉・流通経大柏 |
FW | →63分 | 武颯 | スポ2 | 横浜F・マリノスユース |
FW | 10 | 山内寛史 | 商3 | 東京・国学院久我山 |
◎はゲームキャプテン 監督は古賀聡(平4教卒=東京・早実) |
コメント
DF金澤拓真主将(スポ4=横浜F・マリノスユース)
――全日本大学選手権(インカレ)初戦を勝利で飾ることができました。いまのお気持ちは
勝つことはできましたけど、物足りなさというか危機感のほうが多いなというのが素直な感想です。スコアを見れば大差ですが、内容を見ればチャンスは突かれたし決定機は相手にもありましたし、もし自分たちが前半の時間帯にポンポンと点が取れなかったら厳しい試合になっていたと思います。しっかりと決めてくれたからああいった結果になりましたけど、まだまだ厳しい試合を想定したら優勝には到底遠いチームなのかなと思います。
――では、手放しでは喜べないということでしょうか
そうですね。まだまだ満足できるような内容ではなかったかなと思います。
――スカウティングではどのように見ていましたか
全員で映像を共有する時間も無かったので、古賀聡(平4教卒=東京・早実)が見た感想を伝えてくれたりとか、自分自身は少し他から聞いていたのでそれを話したりだとか、その程度しかスカウティングを知る機会がありませでした。ある程度は初めてというか、共有したものはいつも以上に少なかったとは思います。
――では、そういった中で上回ったのは個の力だったということでしょうか
要所要所個人で上回っていたからこそ、得点に結び付いたと思いますし、0失点にもつながったと思います。そんな中でも相手のアクションの質や数を見ると、自分たちも参考にしなくてはいけない部分もあったので、そういうのは自分たちに落とし込んでいかないといけないなと。
――4得点はアミノバイタルカップ2015(アミノバイタル杯)での5得点(城西国際大戦、〇5-0)以来の数字ですが、この点数についてもまだ甘い部分があると考えますか
相手も隙が多かったと思いますし、厳しい試合の中これから戦うような相手にはこういった隙はないと思うので、あまり参考にはならないのかなと。アミノバイタル杯においても、その後に筑波大(●1-2)に敗れていますし、そういった後の試合でどれだけ危機感を持ってやれるかが大事だと思います。
――失点数0は今大会でも意識していますか
トーナメントになればその1失点の重みはリーグ戦以上にあると思いますし、失点は全て0で抑えられるくらいの気持ちでやっていきたいなと思います。
――次戦に向けての意気込みをお願いします
国士舘大はタフに戦ってきて、トーナメントに強いチームだと思います。自分たちはまだまだトーナメントの中で甘さがあるので、もう一度しっかりと修正して戦っていきたいなと思います。
DF奥山政幸副将(スポ4=名古屋グランパスU-18)
――無事に3回戦へと駒を進めることができましが
大差での勝利となりましたけど、まだまだ課題の多い試合だと思いました。一試合も無駄にできないと思いますし、とりあえずは安心しましたが次に切り替えて準備していかないとだと思いました。
――4得点と大量得点だと思いますが、その要因は
チャンスの数自体はそこまで多くなかったのですが、その少ないチャンスを確実に決めることができたのが大きいと思います。また中盤のMF平澤(俊輔、スポ3=JFA福島アカデミー)が走り込んで生んだチャンスもあったので、自分たちの色がうまく出せた結果だと思います。
――相手の印象はいかがでしたか
スカウティングの段階よりも縦に速くシンプルにロングボールで攻撃をしてくる印象が強かったです。相手のFW2枚とも対戦していてやりづらさもあり、全員が流動的に動いていてマークしにくいと思いました。
――無失点で終えました。相手に与えたチャンス自体も少なかった印象ですが
ピンチは少なかったのですが、決定機の数でいえば五分五分だったと思います。最初に点を取られていたらどっちに転ぶかも分からない試合でした。もう一度反省する必要もありますし、次の国士舘大はそこを決めてくる相手なので見つめ直していきたいです。
――次節の国士舘大はリーグ戦でも渡り合い、お互い知り尽くした相手となりますが
非常に力のあるチームだと思いますし、ハードワークであったり球際での強さを特徴としているチームなので、リーグ戦同様に厳しい戦いになると思います。チーム一丸となって勝つだけなので、しっかりと準備して臨みたいです。
DF大丸瞬(教4=東京・早実)
――4-0でしっかり勝ち切ることができた試合を振り返っていかがでしょうか
相手も前に人数を掛け、勢いを持って仕掛けてくる中で、自分たちはそれを冷静に止めることができました。危ないシーンも何度かありましたが、落ち着いて対応できたのはよかったと思います。決定力という面では前半に少ないチャンスを三つとも決められたのが勝因だと思います。
――DF新井純平(スポ3=浦和レッズユース)選手の欠場もあり先発出場となったこの試合、どのような意気込みで臨まれましたか
直前に純平がケガして自分が出ることになったんですけど、特別に変な緊張はありませんでした。いつも通り練習でやってきたことを出そうとして臨みましたし、純平とも話し合ってサイドバックでの守備の仕方や攻撃でのポジショニングを相談しながら模索することができました。もちろんまだまだですけど、それがきょうの試合に落ち着いて入れた要因だと思います。
――攻守にわたって安定したプレーを見せていたのはその部分が大きいのですね
まだまだバタついている場面はあったと思うんですけど、DFラインの選手として(失点を)0に抑えられたこと、目立つミスなくやり切れたことは次につながると思いますね。
――いいクロスを何本も供給していた攻撃面を振り返っていかがでしょうか
練習のときからクロスをいい感覚で上げられていて、実際の試合でも練習通りに中を見てそこに合わせることができました。キックは自分の強みで長所を試合でどんどん出していこうと思っていましたが、ゴールにつなげることはできなかったので、もう少し精度を高めていきたいです。
――チーム全体で無失点で試合を終えられたのは一つ大きいことではないでしょうか
危ないシーンはありましたが、それでも無失点で乗り切れたのは間違いなく次につながります。中2日できょうの反省点や次に向けてのことをしっかり話し合って、また無失点で終えられるようにしたいです。
――試合を優位に進め、後半はフレッシュな選手を投入することができました
トーナメントということで途中交代のカードを自分たちで有効的に使っていかなきゃいけない中、裕也(MF鈴木裕也、スポ2=埼玉・武南)や颯(FW武颯、スポ2=横浜F・マリノスユース)は練習中からアグレッシブにプレーしていて、それを試合でも出してくれたことはチームのプラスになったかなと思います。
――関東勢対決となる次戦の国士舘大戦に向けて意気込みをお聞かせください
(関東大学リーグ戦の)後期では勝つことができました(○2-1)が、非常に苦しい試合をさせられた相手です。苦しい時間が長く続く試合になると思うんですけど、ワセダらしく自分たちの戦い方を貫き、最後のホイッスルが鳴ったときに勝っていればいいので、どんな状況でもじれずにしっかりと戦っていきたいです。
MF田中太郎(商4=静岡・藤枝東)
――インカレ2回戦突破おめでとうございます。いまのお気持ちをお聞かせください
勝てたということは率直にうれしいです。
――インカレ初戦ということでどのような入り方を意識されましたか
インカレだから特別に何かやろうということではなくて、リーグ戦から引き続き相手を圧倒するような運動量やプレッシャーをやっていこうというチームでの共有はありました。
――1点目の好機をつくりだしていらっしゃいましたが、振り返って
ボールが入ったときに二人か3人くらい動き出しているのが見えたので、速いボールを上げれば誰か触ってくれるかなと思ってGKとディフェンスの間にボールを上げました。
――4-0という大差でしたが、原因は何だったとお考えですか
自分たちのチームが何か良かったというわけではなく、相手のディフェンスラインと自分たちのFWの間で能力の差が出たというのが率直に感じるところです。チームとして大きく上回ったという感覚はなくて、個の対決で勝てたことが一番点差が開いた要因なのかなと。
――本日の試合も無失点でしたが、ディフェンスを振り返って
結果的には無失点でしたが、セットプレーやクロスからの対応が甘かった部分があり、失点してもおかしくないような場面も多かったので、無失点だからいいという訳ではなく多く課題が出たという認識でいます。
――本日の試合で見えた反省点は
サイドバックに大丸(DF瞬、教4=東京・早実)が入ったり、交代が多いことでいつもと違う環境でプレーすることがインカレでは多いと思います。そこでのコミュニケーションや一人一人が出すエネルギーなど、プレーの面ではないですがそういうところが課題になると思います。
――次戦へ向けての意気込みをお願いいたします。
何か特別なことや新しいことをやるということではなく、目の前の試合、国士舘大に勝
つということをチーム一丸となってつかみ取りにいきたいと思います。
MF堀田稜(商4=浦和レッズユース)
――きょうの試合はいかがでしたか
前半は自分たちの強さというか、チャンスをものにできたことで、楽になったのかなと思います。ただ後半1点だけで終わってしまったことは物足りないですし、自分を含めた途中出場の選手がもっと勢いをつけられればよかったなと思っています。
――久しぶりの公式戦出場となりましたが、ご自身のパフォーマンスに関しては
全然だめですね。もっと決定的な働きをしないといけないと思いますし、守備の部分でも相手に先手を取られて、ピンチになりかけた場面もあったので、もっとクオリティーにこだわりを持っていきたいと思います。
――試合途中からの出場はこれまであまりありませんでしたが、いつもと気持ちなどの違いはありましたか
そうですね。途中からということでフレッシュだということもありますし、立ち上がりのところはガンガンいこうと意識していました。あと試合の流れに乗ることの難しさを感じましたし、慣れない部分もけっこうあったかなと思います。
――次戦の相手は同じ関東大学リーグ所属の国士館大です。意気込みをお願いします
前回リーグ戦で対戦した時はリーグ優勝に向けてすごく重要な試合だったのですが、自分は怪我で外から見ることしかできなくて、あの試合に出られなかったことで、正直優勝に貢献できたという実感も湧いてこなかったです。ただ今回もう一度対戦するチャンスが来たので、自分としては勝利につながるプレーをしたいですし、きょうのようなふがいないプレーではなく、アグレッシブなプレーをしたいと思います。
FW宮本拓弥(スポ4=千葉・流通経大柏)
――まずは、きょうの結果についていかがですか
とにかく勝利できてよかったなと思います。
――トーナメントの出だしとしてはいかがですか
勝てたので次につながったのは良かったんですけど、追求すれば内容はそこまで圧倒していたとは思わないですね。決めるべきところで決められたので4-0という結果だと思いますが、反省すべきところは反省して次に生かさないといけないなと思います。
――きょうの試合は2得点を挙げる活躍でしたが
2得点取れたことは自信につながりますし、次の試合もいいモチベーションで臨めると思います。ただ、欲を言えばハットトリックができたと思いますしそれを逃してしまったので、そこはもっと追求してやっていきたいなと思います。
――両得点共に、キーパーを落ち着いて見れていた印象もありますが
2点ともキーパーの動きをしっかり見ることができましたし、気負いせずに落ち着けたのが良かったと思います。
――次の相手が国士舘大に決まりましたが、お互いに手の内を知っている相手だということになりますが
そうですね。国士舘大はリーグ戦でやっていますし、(自分たちの戦い方は)読まれるだろうし自分たちも慣れているので、次からが本当の勝負になるかなと。次の国士舘大に合わせてしっかりと準備をしていきたいです。
――次戦に向けての意気込みをお願いします
僕自身また点を取って3回戦も勝利に導きたいなと思います。
MF小林大地(スポ3=千葉・流通経大柏)
――きょうはインカレの初戦でしたがチームの雰囲気はいかがでしたか
トーナメント初戦ということで選手一人一人どんな相手でも難しい戦いになることは自覚していたので、別に関東チャンピオンというおごりなどもなくチャレンジャー精神で立ち上がりから入れたと思います。
――小林選手は初めてインカレのピッチに立ったと思いますが
いつもの試合と変わりはないのですが、いつも戦う相手ではなくて、地方から来た高知大学との対戦でした。いつもと戦っているようなチームじゃなかったので少し新鮮な気持ちはありました。
――高知大と戦ってみた印象は
現実的な戦い方をするチームで、わりとワセダに似ているようなサッカーをしていると思います。一人一人が献身的にプレーしていてすごく良いチームだなと感じました。
――試合は早い段階で先制点が取れたことで流れ的にも良かったですね
そうですね。先制点がカギになってくると思っていたので、早い時間帯に取ることができて、なおかつ追加点や3点目を取れたということは、そのあとの試合を優位に進める良い要因だったかなと思います。
――後半には多くの選手が交代していろいろな形を試すことができたと思いますが
中2日で次の試合があるというのもあると思うのですが、交代枠を全部使い切っていましたね。きょうは代わりに入った選手に際立った活躍があまりなかったなと思っています。でも、この2日間でさらに高めて、次、試合に出てくれたときに結果を残してほしいと思います。
――結果的には4―0となり、久々に大量得点となりましたが
4―0という大差で勝つことができましたが、内容を見てみれば全然満足のできるものではなかったと思います。次に向けて課題がしっかりと見つかった試合だと思うので、この2日の短い間ですが、そこをしっかりと修正していきたいです。
――特に修正したい部分は
きょうの相手は中盤の選手やFWの選手がどんどんアクションを起こしてきて、ボランチを含めた自分たちのディフェンスラインのラインがバラバラになってしまったという反省点があったので、そこは話し合って修正していきたいです。
――次の国士館大戦もリーグ戦同様厳しい戦いになると思いますが意気込みをお願いします
国士というと関東(関東学生リーグ戦)の後期にやった国士舘大戦(◯2―1)が思い浮かんできます。あの試合は終盤に勝ち越しゴールを決めて、勝つことができたのですが、次の試合も同じように最後の最後までどっちに転ぶか分からないような試合になると思うので、最後まであきらめずに戦いたいと思います。
FW山内寛史(商3=東京・国学院久我山)
――きょうはインカレの初戦でしたが意気込みのほどはいかがでしたか
気持ちをしっかりつくって入れましたし、初戦ということで硬さとか身体の重さとかもありましたけど、4点差付けて勝てましたしそこに関しては良かったと思います。
――高知大の印象は
正直関東リーグ(関東大学リーグ戦)に比べて守備のタイトに来るところだったりっていうのはあまり感じられなかったんですけど、チャンスは試合の入りから多く来るなっていうのは思っていたので、そこに関して少ないチャンスを決め切れて試合を有利に運べたので良かったと思います。
――おっしゃった通り、終始圧倒した展開となりました
あくまで自分たちは優勝を目指しているので、ここに満足することなく切り替えて良い準備してまたやっていきたいと思います。
――山内選手自身も得点を果たしました
俊輔(MF平澤、スポ3=JFAアカデミー福島)がいいドリブルで入ってきてくれたのでそこに走り込んで合わせるだけだったので、それに関してはあの時間帯で取れたのは良かったと思います。
――4点目は山内選手のパスを受けたFW宮本拓弥選手(スポ4=茨城・流通経大柏)が決めました
あそこに宮くん(宮本)が走っていたことは分かっていたのでスペースに蹴りましたけど、あんなにスペースが空いているとは思ってなかったので感覚的に蹴ってああいうふうになったので良かったと思います。
――次戦は国士館大との戦いになります
関東のチームということで守備もきょうより厳しくなると思いますし、きつくなるとは思いますけど、リーグ戦のチャンピオンとして負けられませんし、そこに関しては良い準備してやっていきたいと思います。
――関東で何度も当たっている国士館大に対して対策などはありますか
キーマンとなる人がいるのでそこをしっかり押さえるのと、あとは自分たちのサッカーができれば勝てると思います。