【連載】インカレ直前特集『CLIMAX』 【最終回】DF金澤拓真主将×DF奥山政幸副将

ア式蹴球男子

 本連載の最終回を飾るのはもちろんこの2人。DF金澤拓真主将(スポ4=横浜F・マリノスユース)とDF奥山政幸副将(スポ4=名古屋グランパスU-18)。コンビでセンターバックを担い、チームのリーグ最少失点に大きく貢献。その守備力と統率力はまさしく関東一だ。しかし、まだ終われない。今度は『日本一』の主将、副将、そしてチームになるために、最終決戦へ挑む。

※この取材は12月8日に行われたものです。

「自力優勝がずっとあった状況で、だからこそやるべきことはハッキリしていた」(金澤主将)

試合中に泣いてしまう機会が増えたと恥ずかしながら話した金澤主将

――まずはリーグ戦の振り返りからお伺いします。見事19年ぶりにリーグ戦優勝を果たして、実感などは

金澤 自分はあまり実感が湧かなかったというのが正直な感想です。次の日とか、オフだったんですけど意外に達成感とか残っているうれしさとかは一時的なものだったというか。もちろん優勝した瞬間やその後は大きかったですけど、少し落ち着いて考えてみると意外とそういった気持ちが無かったというのが素直な感想です。それよりは早く試合がしたいっていう感情とかがあったので、欲深いのか、まだ満足できていないのか、そういったところですかね。

奥山 自分も拓真(金澤主将)と一緒であまり実感がなくて。終わった瞬間が失点して終わりだったので、それで素直に喜べないところもありましたし、周りからおめでとうとか声を掛けてもらって時間が経って優勝を再確認できましたけど、それでもやはりギリギリでの優勝だったので、手放しでは喜べなかったのが正直なところでした。

――打ち上げがあったそうですが

金澤 自分が1年生の時、インカレ(全日本大学選手権)を優勝して祝賀会があったので、リーグ戦優勝できそうってなった時に、じゃあ(打ち上げ)やるかみたいな感じでした。最悪負けても「インカレ頑張ろうぜ」みたいにやればいいかなと(笑)。

一同 (笑)。

――リーグ戦では最少失点を記録しましたが、これについてはいかがですか

奥山 一つ目標にしていたのでうれしさはありましたけど、でももっと減らせた失点もあると思います。それと自分たちだけで守り切ったわけでなくみんなでつかんだ最少失点だと思うので、自分たちの力というよりかは周りに助けられたのが大きかったです。うれしさもありますが、自分たちは守備の時は周りを動かす側なので、それに従ってくれたというか、うまく動いてくれたので感謝の気持ちですね。

――全試合を終えて、主将副将としてチームに何かお話はされましたか

金澤 自分は毎日しゃべらなくてはいけないので(笑)。練習前後など毎回自分が発言しているので、伝えていることはたくさんありますけど、自分がオフ明けの練習で最初に伝えたのは、自分は優勝の実感がないということ。なんでそうなったかっていう理由を話した時に、自分の考えとしては、やはり失ったものが多すぎたことだと言いました。総理大臣杯を逃して、Iリーグも降格してJr.リーグも目標に掲げていた完全優勝もできませんでしたし、一つ大きなタイトルは獲ることはできましたけどその過程でチームとして失ったものが大きすぎて多すぎました。自分としてはそれが清算し切れていないなと考えとしてあったので、それをなくすためにもインカレでは本気で(結果を)獲りに行かなくてはいけないんじゃないかなと話しました。

奥山 僕は特には言葉では言っていません。

――後期開幕戦で専大を破ったことがかなり良い流れになったのではないでしょうか

金澤 確かに最初の専大、明大に勝てたというのがチームが前向きにいった要因だと思いますし、あそこの二つでギリギリ勝てたのはターニングポイントなのかなと。ただ例年に比べて専大の力も低く、明大も本調子じゃなかったとは思います。

――これまでのリーグ戦で一番印象に残っている試合はありますか

金澤 多いな。

奥山 いろいろあるな。

金澤 マイナスな方だったら前期の中大戦かな。4失点したからへこみました。自分がワセダに来て4失点したことないんですよ。だから正直かなりへこんだというか。

奥山 しかも俺ら2人のところでやられてたしね。

金澤 完全にFW矢島輝一(中大)に打ち負けてって感じで。いまでもあの失点シーンを含めて覚えていますね。

――ではプラスな意味で一番印象に残っているのは

奥山 そうなると前期の早慶戦だけど、いつもこの話だよね(笑)。

金澤 毎回この話してるからな(笑)。

奥山 でも俺後期だったら順大戦かな。ああいう試合で去年まではあのまま負けていたと思うんですよ。点を取り返せずに。そこで踏ん張れたというか、左サイドバックのDF八角大智(社4=千葉・流通経大柏)がペナルティエリアまで入ってPKをもらってっていう、普通じゃありえないことですけどそんな普通じゃありえないことを起こせたっていうのがことし大きかったと思います。ある意味奇跡だとは思いますけど、そういう土壇場で追い付く力があったからの優勝だとは思うので、その試合が印象に残っています。

――首位争いが激化してきた中で、どのような心境でしたか

金澤 でもプラスには捉えていましたね。優勝争いしているチームと直接戦えるのは、他力じゃなくて勝ち点奪えると思っていたので。その意味では目の前の一試合一試合勝つしかないっていう気持ちでやっていました。

奥山 神奈川大に負けたときも、かなり勝ち点落としたのは痛かったけど、「この後で勝てばいいんでしょ」みたいに強気だったよね。

金澤 自力優勝がずっとあった状況で、だからこそやるべきことはハッキリしていましたし、自分たちは勝つだけしかない、だからこそ一日一日準備して戦っていこうよ、と毎週サイクルとしてできていました。最終的には、逆に優勝争いをするチームと直接戦えたのは良かったんじゃないかなと思います。

――リーグ戦を通して一番成長を感じる選手は

奥山 んー、後藤(GK雅明、スポ3=東京・国学院久我山)?

金澤 後藤かもね。

――どういった面でそう感じるのでしょうか

金澤 自信が付いたと思います。前期の数試合は彼自身、自信を持って臨めていなかったと思うのでなかなか自分の強みを体現できず、チームにもプラスになるようなプレーができていなかったと思います。ただどっかからか吹っ切れて自信を持ってプレーしてくれて、ああいった活躍を見せてくれました。能力的にもともと持っていたものを存分に発揮できるようになって、メンタル面での成長を遂げたなと思います。

奥山 あとは堀田(MF稜、商4=浦和レッズユース)かな。前期は自分を見失って自分がなにをやっていいか分からなかったみたいなんですけど、天皇杯東京都予選のFC町田ゼルビア戦くらいからハイパフォーマンスを示していますね。そのFC町田ゼルビア戦も、古賀聡監督(平4教卒、東京・早実)が「過去で一番のパフォーマンスだった」みたいに評価していて、自分の強みとかを整理して何をすれば活躍できてチームに貢献できるかをまとめられたからこそ、そうやって軸ができたのかなと思います。

金澤選手について「ボールに当たることができる」と評した。隣にいて単純にすごいと思いましたし、頼もしい。

――ことしのお互いのプレーを評価するならいかがですか

奥山  拓真はボールに当たれるんですよね。一試合に最低でも一本はシュートを止めますし。あれは隣にいて単純にすごいと思いますし、頼もしいです。

金澤 成長したっていう意味だったら、ことし初めて点を取ったっていう(笑)。

奥山 確かに(笑)。

金澤 守備に関しては昔から秀でていて、それに関してはチーム内でもリーグ戦においても圧倒的なものを示していたと思います。その中で彼自身も思っていたと思うのですけど、得点を取れなかったっていうのがいままであったので、後期の慶大戦でしかも押し込まれつつあった重要な場面で得点を取れたっていうのは成長かなと思います。

――優勝が決まった瞬間は古賀監督も喜ばれていましたが

金澤 実はその瞬間見れていないんですよ。自分たちもワーイってやっていて(笑)。

奥山 そうなんだよね。でもやっぱりあとで映像で確認しちゃうよね、監督どんな感じで喜んでいるんだろうって。

――自分たちも古賀監督と金澤選手のどちらを追えばいいんだろうとなりますね

奥山 確かに試合終了時点ではどちらかですよね(笑)。

金澤 まさか自分があれだけ泣くとは思わなかったよね(笑)。

奥山 リーグ戦終盤は会場中が注目してましたよ。きょうも金澤は泣くのかーって。

一同 (笑)。

一心同体

優勝が決まった瞬間は2人で天を仰いだ

――お2人は4年生ということで、卒論の進捗具合はいかがですか

金澤 卒論ね、いままさに佳境だよね。

奥山 やばいよね。

――計画的に進められるタイプなのですか

奥山 自分は全く計画立てられませんね。

金澤 楽観的なんですよ。

奥山 「なんとかなるっしょ!」って。でもなんとかなってないです。

金澤 自分そういうの不安なんでちょいちょい進めていたんですけど。まあでも彼はなんとかしてきた人間だから大丈夫です。

――学部も一緒ですが、お2人だけのエピソードは

金澤 なんかあるかなー(笑)。

奥山 ゼミも一緒なんですよ、だから本当にいつも一緒にいて。

――では一緒にいる時間もかなり長いのでは

金澤 最近減りましたけど、1、2年の時は本当にずっと一緒にいましたね。部屋も隣ですし、一緒に練習上がって一緒にご飯食べて一緒に風呂入って・・・感じで。

奥山 そうなんだよね!(笑)。サイクルが全く同じなので、寝る時以外は本当にずっと一緒にいました。

――お互いにせっかくだから言いたいことなどは

金澤 実は・・・みたいな?(笑)。

奥山 ないないない(笑)。

一同 (笑)。

――2人で出かけることはあるのですか

金澤 2人はないかな。

奥山 誰かしらいるね。

金澤 MF川井健吾(創理4=東京都市大付)かな。ちょっと前はこの3人で一緒にいるみたいな感じだったよね。

――4年生同士の仲は

金澤 4年生同士・・・。

奥山 仲悪くはないよな・・・?どう?マイナスではないよね?

金澤 仲は良いんですけど、自分たち結構個人単位だったりしますね。他の学年はバーベキュー行ったりしてますけど。

――学生生活で思い残したことややっておきたいことはありますか

奥山 絶対ある、絶対なんかある。

金澤 旅行とかしてみたかった気持ちあるよね。

奥山 なるほどね、確かに。

――卒業旅行などは行かれるのですか

金澤 あ、ちょうど彼が考えてくれています。(隣のGK中村大志選手、法4=東京・早大学院、を指さして)

奥山 ただちょっと実行できるかどうか・・・。

金澤 みんな口には出すんですけどね。

――予定している場所などは

中村 最初はノリでグアムでした。

一同 (笑)

奥山 ただ全然無理だったね(笑)。

中村 なのでいまは日本国内で考えています。

奥山 でもそれもどうなるかだよね。

――逆に実現した企画は

奥山 いや、学年ではないよね。

金澤 八角ん家のバーベキューも日程が合わなくて結局できなかったしね。

――でもなにかしたいという気持ちはあるのでしょうか

奥山 あるある、それはある(笑)。

金澤 本気になれないんだよね。

奥山 人任せだからなあ。

――やはり4年生はすごく真面目なのですね

金澤 悪く言えばつまらないと先輩からも言われます。

奥山 騒いでもあまりハメ外さないからね。

中村 トップがこの2人なので。

奥山 おい、なんだよそれ(笑)。

金澤 別に俺らなんも言ってないじゃん(笑)。

一同 (笑)。

――奥山選手はMF平澤俊輔(スポ3=JFAアカデミー福島)選手と仲が良いと聞いていますが、後輩との関係性は

奥山 出た!出ました!基本彼の部屋にいて、ちょっと前はピクミンをしていて、いま何して遊んでるかなあ。

金澤 マリオサッカーじゃない?

奥山 それだ。あとはあいつアイドルが好きなんで、テレビに録画したやつ一緒に見てもう3ループくらいしてます。

金澤 俊輔きっと来年やばいですよ。心の拠り所なくなっちゃうんで。

「後輩に何かを伝えられるような戦いをしたい」(奥山副将)

インカレへの意気込みを真剣に語る奥山副将

――いま流行りのルーティンなどはありますか

金澤 あ、自分試合の2日前に銭湯に行きます。疲れを取るために水風呂と交互に入るんですけど、筋肉が緩んじゃうので前日だとフワフワしちゃうんですよ。だから2日前です。

奥山 えーなんだろう。

金澤 カステラとかそばは?

奥山 いや、いまどっちも食べてない。アンパンは食べるね。でもルーティンでアンパン食べるってなんか嫌だよね。

金澤 やべえきょうアンパン無い・・・!とかね。

奥山 でも普通にアンパン忘れることあるから(笑)。だからルーティンにはなってないよね。あ、でも試合前に聞く音楽は5月頃からずっとsuperflyの『Beautiful』です。

――ではリラックスして試合に臨んでいるのですね

金澤 そうですね。試合前のハイタッチもね、そろそろ最後です。

奥山 八角とやってるやつね。

金澤 エアハイタッチね。あいつがツンデレで俺とは(ハイタッチ)しないよ、みたいな感じなんですけど、俺がちょっと忘れていると「拓真、拓真」って小声で確認してくるんですよ。

奥山 (笑)。

金澤 でも直接はしない。ぜひ見てください、円陣終わって散らばった後にハチ(八角)とやっているので。

――先日、流通経大と練習試合をされたということで、そちらでの手応えはいかがですか

金澤 相手もちょっとリーグ戦とは違うというか、あまりリアリティがある感じじゃなかったので。流通経大と言えば守備固くてチャンスはほぼないみたいなイメージだったんですけど、ボールを奪いに来ない割にはチャンスが多くて、あまり参考には・・・と感じました。ただ守備の面ではもろさというか、リーグ戦では守り切れていたところが守れないという課題も出たので、意味のある練習試合でした。

――チームの雰囲気は

金澤 いいとは言えないかな。誰もが思っていると思うんですけど歯車がかみ合っていないというか。やろうとしている気はあるんですけど、プレーで表現し切れていなくて、きょうはまだ良かったんですけどきのうまでは物足りなさがありました。

――そういう時は声掛けを積極的に行ったりは

金澤 それこそそういう時は政幸(奥山副将)と練習後に話し合ったりしていますね。

――インカレに向けて新たに取り組んでいることは

金澤 新しく何かをやろうっていうのはないですね。いままでやってきたことの精度、質を上げるとかです。一つ高麗大とやって刺激を受けて、攻撃面では個人の意識として新たな認識が生まれたのかなと思うので、そういう意味では変化もありつつバリエーションも少しは増えたかもしれません。

――本当に目前にまで迫っていますが、プレッシャーは

奥山 プレッシャーはないですね。どちらかと言うと楽しみです。

金澤 でもリーグ戦とかもこんな感じだった気がする。当日になるとさすがに「よしっ」ってなるけどね。

奥山 始まるなーってね。

――前日は寝られるタイプですか

金澤 大丈夫なんですけど、自分たまにハマって寝られないですね。

奥山 ハマって(笑)。

奥山 これは試合に限らず練習の後でもなんですけど、布団に入ったのに全然眠れなかったり。それが重ならないよう祈っています(笑)。

――初戦が高知大に決まって、こちらの印象は

金澤 見たことある?

奥山 ないね。

金澤 俺も無いんだよね。でもこないだ聞いた話では、割り切っているというか、現実的な戦いをしてくると聞いたので、ある程度リスクを犯さないで戦ってくるチームなのかなと思っています。あと高知大はトーナメント形式で戦っている経験があるチームで、自分たちと違ってトーナメント慣れしていると思うので、そういうところでトーナメント特有の怖さが出ないようこのあとしっかり準備したいなと思います。

――やはりワセダはトーナメントに慣れていない部分があるのでしょうか

金澤 そうじゃない?きょねんもことしも総理大臣杯に出ていないですし、特に下の学年は慣れていないんじゃないかなと。そう考えると流通経大とかはかなり安定感があるかもしれません。

――お2人ともラストイヤーで、このメンバーで戦うのも最後になりますが思うことはありますか

金澤 あまり最後だから最後だからって考えるわけじゃないけどね。

奥山 でも最後なんだよね。

金澤 何かを残したいなと思いますね。結果もそうですけど、4年生として取り組み方とか姿勢とか、自分も先輩方から教えてもらったことは記憶に残っていますし、そうしていまは後輩に伝えなきゃいけないと思っています。結果も伴わせないといけないですし一試合でも多く戦って、自分を表現できるなら表現して。もちろん最後だから笑って終わりたいっていう気持ちもありますけど、最後だからこそ自分が残せるものは残し切って組織を去りたいので、そういったところは突き詰めてやっていきたいです。

奥山 単純に後悔をせずに終わりたいなと。ワセダに対して育ててもらったとか、そういった気持ちもありますし、ほかの部活動の試合を見ても、ワセダのプライドというか、ワセダを背負って立つ重みとかを感じてきました。ア式蹴球部も伝統のある部活の一つだと思うので、そういうところで自分たちがその一員なのだと意識して、それと拓真も言っていましたが、後輩に何かを伝えられるような戦いをしたいです。

――インカレで活躍を期待している選手は

奥山 宮本(FW拓弥、スポ4=千葉・流通経大柏)で。ポテンシャルはすごいものがあるんですけど、どこか出し切れていないというか、宮本自身パフォーマンスには納得いっていないところがあると思いますし、俺から見てもあいつはもっとやれると思うので。本当に期待されている分だけ活躍してほしいですし、あいつが活躍することがチームの成績にも直結してくると思うので、とにかく暴れてほしいです。

金澤 じゃあ堀田で。堀田も自分や政幸のように、チームにエネルギーを注いでくれた、思いを表現してくれた人間ですし、彼がケガしてラスト数試合出られなくて彼自身不完全燃焼な思いがあると思うので、それを結果で示してくれると思います。どういったかたちで試合に出るか、そもそも試合に出られるかもまだまだ分からないですけど、ピッチに立つことができれば絶対に強い気持ちを持って表現してくれると思うので、そんな彼の出すエネルギーに期待しています。

――最後にインカレに向けて改めて意気込みをお願いします

金澤 優勝します!

奥山 一言だな(笑)。でもそうだね、優勝します!

金澤 します!!

――ありがとうございました!

(取材・編集 佐藤凌輔、中澤奈々)

主将と副将で『自撮り』していただきました!

◆奥山政幸(おくやま・まさゆき)(※写真左)

1993(平5)年7月23日生まれ。身長173センチ、体重69キロ。愛知・中京大中京高出身。前所属・名古屋グランパスU-18。スポーツ科学部4年。今季、念願の自身リーグ初得点を記録した奥山選手。劇的ゴールに驚いてしまい、さらには初めてのことだったので喜び方が分からなかったそうです。インカレでは今度こそゴールパフォーマンスを決めてほしいですね!

◆金澤拓真(かなざわ・たくま)(※写真右)

1993(平5)年5月3日生まれ。身長173センチ、体重72キロ。神奈川・法政二高出身。前所属・横浜F・マリノスユース。スポーツ科学部4年。試合前は多くの選手が音楽等を聞いている中、金澤選手はスマホでゲームをされているそうです。聞くと「試合を意識しすぎてモチベーションを上げ過ぎると、試合中に足をつってしまう」からだとか。試合中も時折、足を伸ばしてストレッチをしているそうなので、そんな場面も要チェックですね!