日本サッカー協会は１１日、第２８回ユニバーシアード競技大会２０１５の代表メンバーを発表。２２歳以下の選手で構成される大会メンバーに、ワセダからはＤＦ奥山政幸副将（スポ４＝名古屋グランパスＵ－１８）が選出された。
安定感のある堅実な守備に定評もあり、ワセダのディフェンスの要を担う奥山。その守りと冷静な状況判断力で、神川明彦監督（現明大監督）がテーマとして掲げる「良い守備から良い攻撃」を体現してくれるに違いない。また攻撃においても正確なパスでＦＷ陣をサポートするなどチームに大きく貢献するだろう。３年時にはボランチを務めた経験もあり、ボールをさばく能力の高さにも注目だ。これらの持ち味を武器に奥山副将は、この夏世界へ挑む。
代表チームでも鉄壁の最終ラインを形成する
韓国の光州で行われる本大会の期間は６月２８日～７月１４日まで。「初戦のイランは全くデータが無く、不安もありやり辛い相手だ」と神川監督が述べるように、初戦から気の抜けない試合が予想される。ブラジルをはじめ多くの強豪国との対戦を経て、奥山副将のさらなる飛躍に期待が懸かる。
（記事 中澤奈々、写真 近藤廉一郎）