次の舞台はJリーグ!松澤、上形、近藤貴の入団記者会見を開催

ア式蹴球男子

 13日、GK松澤香輝副将(スポ4=千葉・流通経大柏)、FW上形洋介(スポ4=東京・早実)、MF近藤貴司(教4=三菱養和SCユース)の『Jリーグ入団内定選手による記者会見』が行われ、それぞれヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎、愛媛FCに入団することを報告した。会見には選手のほか、古賀聡監督(平4教卒=東京・早実)、岩井方男部長も同席。3選手は報告とともに入団に向けての抱負を述べ、駆け付けた応援部からは熱いエールが送られた。

肩を組み笑顔で撮影に応じる近藤貴(左)、松澤副将(中央)、上形

 松澤副将、上形、近藤貴はア式蹴球部での4年間を振り返り、支えてくれた方々への感謝の意を表した。そしてこれからの意気込みについて、口をそろえて「開幕スタメン」と力強く答えた3人。プロ入り1年目からその存在感をいかんなく発揮してくれるだろう。古賀監督は各選手の入部当初の印象とそこからの成長を語り、それぞれの今後の成功を祈った。新天地での活躍を誓った3選手。Jリーグに舞台を変えて、いま再び新たな挑戦が始まる。

(記事 佐藤凌輔、写真 桝田大暉)

 

◆松澤香輝(まつざわ・こうき)

1992(平4)年4月3日生まれ。182センチ、80キロ。千葉・流通経大柏高出身。スポーツ科学部4年。ポジションはGK。

◆上形洋介(かみがた・ようすけ)

1992(平4)年9月25日生まれ。180センチ、76キロ。東京・早実高出身。スポーツ科学部4年。ポジションはFW。

◆近藤貴司(こんどう・たかし)

1992(平4)年4月26日生まれ。167センチ、63キロ。東京・早大学院高出身。前所属・三菱養和SCユース。教育学部教育学科教育心理専修4年。

会見コメント要約

松澤

松澤 このたび、J1・ヴィッセル神戸に入団することになりました松澤香輝です。幼いころからの夢であり、大学1年生のときからプロになることだけを考えて取り組んできました。4年生になってプロになることを常に考えているなかで、プロになるという気持ちからプロにならなければいけないというふうに変わりました。そういった気持ちが今回ヴィッセル神戸というチームに入れたことにつながったと思いますし、またそこに向かうにあたり、古賀監督をはじめとする多くの方に指導していただいたことで、J1のチームに入ることができたと思っています。そういった感謝の思いをしっかりと背負って、J1の舞台で試合に出られるように開幕スタメンを目指して、1年目から頑張っていきたいと思います。

上形

上形 J2・V・ファーレン長崎に入団することになりました上形洋介です。古賀監督をはじめとする指導者の方々や、共に戦ってきた仲間、苦しい状況の中でも明るく支えてくれたファンの方やサポーターの方に対して、長崎で活躍することが恩返しだと思っています。自分はFWというポジションなので、いち早く試合に出場して点を取って、まずは長崎の勝利のために精一杯やっていきたいと思います。Jリーグに臨むにあたって、自分自身上を目指してやっていきたいので、将来は日本代表に入って日本を勝利に導けるようなFWになりたいと思います。

近藤貴

近藤貴 J2・愛媛FCに入団することになりました近藤貴司です。本日はお忙しい中、このようなすばらしい会を開いていただき、ありがとうございます。幼いころからの夢をかなえることができたのも、ア式蹴球部での4年間がなければ成し得なかったと思っています。古賀監督をはじめ、たくさんの方に支えられて4年間過ごしてきましたけど、関東大学リーグ戦であったり全日本大学選手権、総理大臣杯であったり、支えをいただいていながらも悔しい思いをたくさんしてきました。なので、愛媛FCにおいては開幕スタメンというのを目標に、最初から自分自身の力でチームを勝利に導けるような選手になれるよう頑張りたいと思います。