各々が手ごたえを感じる 伊藤主将は大会新記録

スピードスケート

 11月27・28日に群馬県伊香保スポーツリンクで行われた第41回全日本学生選手権。早大からは、伊藤誠悟主将(スポ3=長野・屋代)、篠原孝尚主務(人3=長野・佐久長聖)、鈴木柊香(スポ1=北海道・帯広三条)が出場した。昨年までと形態が変わり、今年からは自分の希望の種目にのみ出場できる形に。伊藤は男子1000mと1500mに出場し、1000メートルは2位、1500メートルは大会新記録を出して優勝した。篠原は男子10000mに出場し、5位。鈴木は女子3000mと5000mに出場し、ともに3位となった。当日は、外のリンクで試合が行われる中雪が降りだすなど、万全の状態とまではいかないながらも、それぞれ自分の目標はクリアすることができた。

 短距離のほうが得意だという伊藤は、1日目に1500メートル、2日目に1000メートルに出場。「体の調子はそこまでよくなかった」と語るも、ラップタイムはほぼそろっており、順位を上げていくことに成功した。

大会2日目、1500メートルに出場する伊藤主将

 一方、長距離が専門種目だという篠原は、1日目の10000メートルに出場。滑走順の直前の製氷時間が雪の関係で延長され、なかなか試合が開始しないという不測の事態に見舞われつつも、「滑ってみるとさほど状態は悪くなかった」と、自身の目標である6位以内に入ることは、無事達成した。

雪に見舞われながらも滑りきった篠原

 そして、ルーキー鈴木は、1日目に5000メートル、2日目に3000メートルに出場。「3000メートルに力を入れたいので、5000メートルを一度滑っておけば3000メートルはこれよりはきつくないだろう」ということで、今回は5000メートルにも出場した。本人は順位にこだわる気はあまりなかったようだが、それでも目標とした順位を勝ち取ることができた。

女子3000メートルを滑る鈴木

 各々が自分の良さを確認し、また、課題も見つけることができた今大会。皆が目標を問われた際に口にした全日本学生氷上競技選手権(インカレ)までに更なる調整をし、自分の力を最大限に発揮してくれる未来に期待がかかる。

(記事、写真 紀洲彩希)

結果

▽男子1000メートル


伊藤 1分12秒67 2位


▽男子1500メートル


伊藤 1分50秒78 1位


▽男子10000メートル


篠原 14分38秒48 5位


▽女子3000メートル


鈴木 4分40秒92 3位


▽女子5000メートル


鈴木 8分02秒84 3位


コメント

伊藤誠悟主将(スポ3=長野・屋代)

――1500メートルでは、大会新記録の優勝、おめでとうございます。どのような調子でしたか

 11月に入ってからずっと調子は良くて、スケーティングの調子は良かったのですが、体の調子はあまりよくなかったのでこんなにタイムが出るとは思わなかったです。

――今大会の収穫や課題はありますか

 収穫としては一周一周のラップが落ちなかったというのが一番大きなもので、課題としては最初のスタートのところでもうちょっと早くできればもうちょっとタイムが伸びていくと思います。

――今後の意気込みを教えてください

 まだ大会も続きますし、1月に入ってからはインカレもあるので、そこで上位に食い込んで少しでもスケート部のポイントに貢献できればいいなと思っています。

篠原孝尚(人3=長野・佐久長聖)

――試合中にかなり雪が降っていました。リンクが外なこともあり、状態が良かったとは言えませんが、10000メートルの結果は、個人的にはいかがでしたか

 もともと順位を目標にしていて、6番以内に入ろうと思っていました。直前で製氷時間が10分延びるなどいろいろな状況があって、正直どうなるかわからなかったのですが、滑ってみたら雪と風以外は、氷の状態はさほど悪くなかったのである程度いけるだろうということで精いっぱいやったという感じです。

――今大会の収穫や課題はありますか

 収穫としては、10000メートルの前半の5000メートルより後半の5000メートルのほうが、タイムが上がっていたので、最後ちゃんと粘ることができたというのが収穫ですが、上位とは20秒近く差があったので、1周換算すると1秒近く差があったので、そこをどれだけインカレとかまでに詰められるかというのが課題です。

――今後の目標を教えてください

 インカレというのが一番大事になってくると思うのですけど、今回出ていなかった選手が出たとしても順位をキープするのが目標なので、それに向かって頑張りたいと思います。

鈴木柊香(スポ1=北海道・帯広三条)

――今大会はどのような意気込みで臨まれましたか

 順位を意識していたわけではないのですけど、外でのリンクだったのでそんなに記録は期待していなくて。持っている力を全部出せればいいかなと思って滑っていました。

――3000メートルでは、3位を目指していたと聞きました。実際にとることができましたが、その時のお気持ちを聞かせてください

 3位はあのメンバーの中だったらいけるかなと思っていたので、実際にとれて素直にうれしかったです

――今後の目標を教えてください

 今後はインカレなど大きな大会もあるので、そこで成績を残せるようにしっかりと調整して一つ一つの大会でベストのタイムと滑りができるようにがんばります