石川がインカレで堂々の2位入賞

スピードスケート

 学生スピードスケートシーズン最大の大会である日本学生氷上競技選手権(インカレ)が軽井沢で開催された。早大からは3名がエントリーし、石川将之(スポ2=山梨・北杜)、小竹瑠湖(スポ1=山形中央)はそれぞれ個人2種目に出場、由井直樹(スポ2=山形中央)は男子1500メートルに出場した。石川は男子1500メートルで2位と好成績を収め、来シーズンに向けて期待が持てる内容でインカレを終えた。

 わずか0.18秒差、惜しくも学生ナンバーワンの座には届かなかった。それでも2度目のインカレ出場となった石川は男子1500メートルで堂々の2位入賞を果たした。スタートで勢いよく飛び出した石川は順調に加速していく。残り2周となったところで同走の選手に先行されたが、今シーズン磨いてきたという終盤での持久力を発揮して最終コーナーで逆転してゴール。今シーズン、自己ベストを塗り替える成長をしてきた石川にとって学生スケートシーズンの集大成となるインカレで結果を残すことができたことは大きな自信となったことだろう。

男子1500メートルで力走する石川

一方、インカレデビューとなった小竹、悔しい思いをした前回大会の雪辱を果たしたい由井にとっては苦しい大会となった。小竹はシーズン開幕前の怪我もあり、まだまだ本調子とはいえない状態でのインカレとなり思うような結果を残すことはできなかった。「今後は氷を捉えるポイントをしっかり探していって進むスケーティングを確立していけるように頑張りたい」と語るように、来シーズンに向けて理想的なスケーティングを追求していく。由井は男子1500メートルに出場したが、持病の腰痛の影響もありなかなかスムーズな加速ができなかった。由井はエントリーしていた男子5000メートルを棄権し、来シーズンは万全のコンディションでの更なる活躍に期待したい。

女子3000メートルに出場した小竹

 平昌オリンピックで大きな注目が集まるスピードスケート。インカレでも将来のオリンピック選手候補となるであろう選手たちがしのぎを削った。早大のスピードスケート部門は決して大きな規模であるとはいえないが、選手たちは大学の名を背負って少しでもワセダに貢献したいと全力を出し切った。来シーズン早大が学生スピードスケート界でより大きな成績を収めるために、選手たちはそれぞれの場所で自らのスケーティングを磨き続けていく。

(記事、写真 吉田寛人)

結果

▽男子1500メートル

石川 1分50秒86 2位

由井 1分57秒64 27位

▽女子1500メートル

小竹 2分15秒01 18位

▽女子3000メートル

小竹 4分41秒43 15位

▽男子1000メートル

石川 失格

コメント

石川将之(スポ2=山梨・北杜)

―― 大会前の調子はどうでしたか

自己ベストが出た大会、年末のオリンピック選考会と上手くインカレにつなげてくることができたので、調子も崩れず臨めたと思います。

――今大会はどのような意気込みで臨まれたのでしょうか

やはり学生の大会で一番大きな大会なので、1500メートルで優勝を狙っていたんですけど、やはり0.2秒差で負けるのは悔しいものですね。

――ショートトラックと同時開催のインカレはいかがでしたか

先輩が出ていたショートのレースを初めて見たんですけど、すごく気持ちの入ったレースをしていたので、自分もやってやるぞという気持ちで、チームワセダとして戦えるすごくいい大会だったと思います。

――男子1500メートルを振り返っていかがですか

優勝ができなかった点は悔やまれて、レース中に頭が真っ白になってしまい考えて滑ることができなかった中で、姿勢が高くなってしまったりしたところがわずかな差で勝ちきれなかった部分かなと思います。滑る気持ちとかはいい感じで、順位もワセダに貢献できたのでその点は良かったかなと思います。

――タイムについてはいかがですか

8位ぐらいの選手のタイムを見ると(1分)49秒台が出てもおかしくなかったんですけど、やはり天候の影響もあったりするので、50秒台というタイムは納得のいく結果だと思います。

――1000メートルのレースでは失格となってしまいました

調子が良かった分、自分が体感したことがないスピードが出てしまって、コーナーが曲がり切れなかったです。順位を取らなければいけない中でもう少し冷静に滑ることができれば変わった結果になったかなと思います。

小竹琉湖(スポ1=山形中央)

―― 大会前の調子はいかがでしたか

調子がいいわけではないのですが、シーズンの最初よりは上がってきている感じはあります。

――今大会はどのような意気込みで臨まれたのでしょうか

入賞を狙えるレベルではなかったんですけど、今の自分の実力を知るために全力で臨みました。

――ショートトラックと同時開催のインカレでしたが

個人で出る大会とは違って、早稲田大学という名前を背負って出ているという意識が強かったです。

――1500メートルを振り返っていかがですか

色々と良くなかった部分もあるんですけど、実力不足でワセダに貢献できなかったことが悔しいです。今後は氷を捉えるポイントをしっかり探していって進むスケーティングを確立していけるように頑張りたいです。