早大として臨む最後の舞台で意地の5位入賞!

スピードスケート

 前日に行われた男子5000メートルのレースでは思うような結果が残せなかった三村亨太主将(スポ4=北海道・釧路北陽)。早大として臨む最後のレースで好成績を残すため、この日は男子10000メートルに出場した。「最後の最後に、最高に良いレースができた」と振り返るように、結果は堂々の5位入賞。完走後には目に涙を浮かべながら声援に応えるなど、自身の引退レースを最高のかたちで締めくくった。

積極的なレースを展開した三村

 「攻めのレースをしていこう」。三村はこのレースプラン通り、距離の長い10000メートルでありながらも序盤から積極的なスケーティングで好ラップタイムを記録していく。また、レース中には周りにいた他大学の選手たちも大きな声援を送り、三村を後押しした。普段のレースでは後半に入るとペースが落ちてしまうという三村。しかし、この日は違った。「気持ちを強く持って最後までいこうと思っていた」と、レース終盤になってもラップタイムを大きく落とすことなくフィニッシュ。その時点で入賞が確定し、声援を送っていた多くの人たちと共に喜びを分かち合った。

レース終了後、涙をこらえきれなかった

 今大会をもって早大スケート部スピード部門から引退する三村。レース後に早大での4年間を振り返り、「本当に早大を選んで良かった」と語った。今月末に岩手県で行われる国体への出場が決まっているが、早大としてレースに出場するのはこれで最後。そのような舞台で最高のレースを見せた三村はまさに有終の美を飾ったといえるだろう。

(記事、写真 進藤翔太)

賞状を手に笑顔を見せる三村

結果

▽男子10000メートル

三村主将 14分35秒12 5位

コメント

三村亨太主将(スポ4=北海道・釧路北陽)

――5位入賞おめでとうございます!いまの気持ちを聞かせてください

ありがとうございます!すごくすっきりした気分で悔いもないですし、最後の最後に最高に良いレースができたかな、と思います。

――レース中から三村選手への声援が一際大きかったように思いますが、どのように感じていましたか

今までスケートで出会ってきたいろんな人たちみんなから最後に応援してもらえて、すごく感慨深いというか、スケートやっていて良かったなと思いました。そんな舞台で良い結果を残すことができて自分としては本当に満足です。

――レースを終えた際に涙ぐんでいましたね

そうですね。引退レースだったので、今まで19年間スケートをやってきたいろいろな思いが込み上げてきて…。最後は我慢できませんでした。

――レース全体を振り返ってみていかがでしたか

きょうのレースでは最初から攻めのレースをしていこうと思っていて、思い通りの展開にできたので良かったと思います。

――きのうはリンクのコンディションがあまり良くなかったとおっしゃっていましたが、きょうのリンクの状態はいかがでしたか

きょうは氷の感じが良かったですね。自分のコンディションとマッチした感じがしました。

――後半に入ってもなかなかタイムが落ちませんでしたね

そうですね。そこがいつもとは違うところでしたね。いつもは後半に(タイムが)落ちてしまったりするんですけど、きょうは気持ちを強く持って最後までいこうと思っていたので、そこが他のレースとは違った点だと思います。

――後輩に向けてのメッセージをお願いします

来年は新しく2人のルーキーを迎えて3人になると思うのですが、最後まで4年間悔いのないように、みんなで協力して、人数は少ないですけど、少人数でも他のチームに負けないようなチームを作っていって欲しいと思います。

――最後に、早大での4年間を終えての思いを教えてください

ワセダに入っていろんなものをもらいましたし、たくさんの思い出もできましたし、本当に早大を選んで良かったな、と思います。