今季初陣で力の差を痛感

スピードスケート

 10月25~27日にわたって、全日本距離別選手権が長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)で行われた。W杯の出場権がかかるこの大会はオリンピック出場経験のある加藤条治や長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)のほか、代表クラスの社会人や学生なども参加し、多くのメディアが注目する大変レベルの高いものとなった。大会初日は男子1500メートルが実施され、早大からは3人の選手が参加。記録のでやすい室内リンクで行われたにもかかわらず、全員が昨年よりタイムを落とし不本意な結果に終わった。

早大勢でトップバッターとして出走する三村

 この種目は、2人一組で走行し、そのラップタイムで競われる。早大勢で最初に登場したのは三村亨太(スポ2=北海道・釧路北陽)。インナーレーンでのスタートとなったため、序盤こそ相手選手に先行を許したが、徐々に距離を縮め、最後には大差をつけてフィニッシュした。しかしタイムは1分55秒07と振るわず。最終順位35位となった。続く組では由井大陽(スポ3=長野・佐久長聖)が出走。1周目こそ相手についていくが、2周目以降で大きくタイムを落としてしまい、こちらも昨季のタイムを下回りまさかの49位でこの種目を終えた。

 早大の中で最後に登場したのは、同大会で優勝経験もあり次世代のエースと目される小田卓朗(スポ3=山形中央)。1周目の第1コーナーで早くも相手を抜かすとその後直線でどんどん差を広げていく。3周目までは見事な走りで好タイムが期待された。しかし、最終周で痛恨の失速。1分51秒62で試合を終え、14位となった。

満足のいく滑りができなかった小田

 今季初戦となった今大会だったが、初日は強豪選手との力の差を痛感する結果となってしまった。しかし一方で、この試合で得た反省点や収穫も多かったはずだ。これらを生かし、残りの種目では次戦へ弾みをつける結果を残したい。

(記事 辻玲乃、写真 増山祐史)

コメント

▽1500メートル
14位 小田
35位 三村
49位 由井

コメント

小田卓朗(スポ3=山形中央)

――今大会にどのような準備をして臨みましたか

まずは自己ベストを出すことを心掛けて、そのうえで上位に食い込んでいきたいと思ってたんですけど、スピードがいまいち上がらず結局そのまま終わってしまったという感じです。

――1500メートルのレースの振り返りをお願いします

序盤から思ったようにスピードが出ず、終盤に入ってもスパートをかけられませんでした。タイムも自己ベストをねらってたので悔しいです。

由井大陽(スポ3=長野・佐久長聖)

――今大会にどのような準備をして臨みましたか

昨年のこの大会で自己ベストを出したのですが、後半は熱で出られませんでした。なのでことしは出来るだけベストに近いタイムで滑れればと思っていて、きょう(5000メートルで)優勝した山形中央高校と練習をするなど、練習自体はできていたと思うのですが、なかなか調子が上がりませんでした。気持ちだけでも頑張りたかったのですが。

――1500メートルのレースの振り返りをお願いします

300メートルで相手選手に加速され、そこでスピードを緩めてしまいました。そこから粘れればと思ったのですが、気持ちが切れてしまいました。滑りよりも気持ちが切れてしまったことち、あとあと悔しさを感じました。

三村亨太(スポ2=北海道・釧路北陽)

――きょうの試合に向けて何か意識したことはありますか

自分の得意種目ではなかったので、とにかく自己ベストが出ればいいかなと思ってました。ただ思うように体が動かず、あんまりタイムが伸びなかったので残念です。

――タイムが伸びなかった原因はなんだと思いますか

自分でもよく分からないくらい体が動かず、調子は良い方だと思ってたんですけどいまいちタイムが出ませんでした。練習では自分でもそれなりに良い感触だったので期待してたんですけど。