特別国民体育大会冬季大会（国体）、アイスホッケー競技会４日目は準決勝と順位決定戦が行われた。ＦＷ木綿宏太（スポ４＝北海道・駒大苫小牧）ＦＷ鎌田悠希（スポ３＝北海道・駒大苫小牧）を擁（よう）する東京都は決勝に駒を進めた。ＤＦ務台慎太郎（スポ４＝北海道・駒大苫小牧）ＦＷ大塚鵬蓉（スポ３＝埼玉栄）ＦＷ共田野安（国教１＝カナダ・ジョージエリオットセカンダリースクール）の長野県は準決勝で破れ、３位決定戦に望む。ＤＦ棚橋俊太（スポ２＝愛知・東海）が所属し、７ー８位決定戦に臨んだ愛知県は７位となった。
★長野県代表（ＤＦ務台、ＦＷ大塚、ＦＷ共田） 対北海道代表
大会６連覇中の強豪・北海道と対戦した長野県。第１ピリオドは互いに譲らず、シュート数は少なく、得点も動かなかった。しかし、第２ピリオド、長野県のペナルティーが相次ぐ中、ついに北海道が流れをつかんだ。３点を連取し、第３ピリオドへ。反撃を試みる長野県が１点を返すが、さらに北海道が２点を奪い、得点差は広がっていく。試合終盤、ＦＷ共田の得点で長野県の得点を２に伸ばすが、逆転勝利には届かなかった。長野県はあす、３位を埼玉県と争う。
| 結果 | ||
|---|---|---|
| 北海道 | ピリオド | 長野県 |
| ０（６） | １st | ０（７） |
| ３（17） | ２nd | ０（８） |
| ２（13） | ３rd | ２（15） |
| ５（36） | 計 | ２（30） |
| ※（ ）内はシュート数 | ||
ＦＷ共田を称えるＤＦ務台
★愛知県代表（ＤＦ棚橋） 対京都府代表
愛知県は京都府との対戦。開始早々１点を先制すると、着々と得点を積み重ねていく。振津青瑚、勝見斗軌の慶大同士の連携も輝き、大量の９得点で大会を勝利で締めくくった。ＤＦ棚橋はアシスト２。
| 結果 | ||
|---|---|---|
| 京都 | ピリオド | 愛知 |
| ０（16） | １st | ４（13） |
| １（21） | ２nd | ０（８） |
| ０（14） | ３rd | ５（3） |
| １（51） | 計 | ９（34） |
| ※（ ）内はシュート数 | ||
吠えるＤＦ棚橋
★東京都代表（ＦＷ木綿、ＦＷ鎌田） 対埼玉県代表
東京都は埼玉県と対戦した。勝利を渇望し、果敢に攻め入る埼玉県が先制点を獲得する。しかし徐々に東京都の歯車が噛み合いだし、勝利。４点目はＦＷ鎌田がＧＫと１対１の場面を落ち着いて制し、ＦＷ木綿も大きく手を上げて喜んだ。ＦＷ鎌田は１得点１アシスト、ＦＷ木綿は１アシストを記録した。決勝は北海道と対戦する。
| 結果 | ||
|---|---|---|
| 埼玉 | ピリオド | 東京 |
| ２（17） | １st | ２（22） |
| ０（９） | ２nd | ２（23） |
| １（7） | ３rd | ３（23） |
| ３（33） | 計 | ７（68） |
| ※（ ）内はシュート数 | ||
得点するＦＷ鎌田
（記事・写真 田島璃子）
| 現役部員の所属 | |
|---|---|
| 所属 | 選手 |
| 長野県 | ＤＦ務台慎太郎（スポ４＝北海道・駒大苫小牧） ＦＷ大塚鵬蓉（スポ３＝埼玉栄） ＦＷ共田野安（国教１＝カナダ・ジョージエリオットセカンダリースクール） |
| 東京都 | ＦＷ木綿宏太（スポ４＝北海道・駒大苫小牧） ＦＷ鎌田悠希（スポ３＝北海道・駒大苫小牧） |
| 神奈川県 | ＦＷ林風汰（教４＝東京・早実） ＦＷ林幹汰（文２＝東京・早実） |
| 栃木県 | ＦＷ金井真（スポ３＝北海道・苫小牧東） ＦＷ清水朝陽（社１＝北海道・武修館） |
| 愛知県 | ＤＦ棚橋俊太（スポ２＝愛知・東海） |