終始主導権を握る試合となった。慶大戦をまさかの引き分けで終えた早大は、中1日あけて日大と対戦。FW金子立樹主将(スポ4=北海道・駒大苫小牧)不在という不安要素を抱えながらも、得意のチームプレーで大量得点を挙げる。中でもFW青木優之介(スポ4=埼玉栄)は4ゴールを決める大活躍。得点直後の失点に注意するなど前節で得た課題を生かし、9—1で日大に圧勝した。
試合開始から10分が経過しても、なかなか連携を図ることができない。この日も苦しい展開になるのかと予想された直後、その考えを払拭したのはFW飛田烈(商2=東京・早実)のプレーだった。11分44秒、ディフェンディングゾーンでパックを得た飛田は、一気にゴールまで駆け上がると、敵を引きつけてから逆サイドの青木優にパス。青木はこれを力強く確実に押し込み、先制点を挙げた。この1点からワセダは面白いようにパスが回り始める。数的有利のパワープレー終了直後、FW寺井敏博副将(国教4=米国・チョートローズマリーホール高)のゴール右裏からパックを受け、合わせたのはまたも青木優。追加点を挙げ、第1ピリオド(P)を2−0で終えた。
この日4得点と大活躍した青木優
続く第2Pも、猛攻は止まらない。早大らしい連携プレーが発揮されたのはDF格地龍太郎(スポ3=埼玉栄)が決めた5得点目だ。寺井からの好アシストを冷静に流し込み、格地は公式戦初ゴール。早大ベンチからも歓喜の声があふれていた。試合の主導権を握る早大に、日大も黙っているわけにはいかない。第3Pに失点してしまうが、1分後に青木優が得点し、相手に傾きかけた悪い流れを断ち切る。また、FW瀬戸公大(スポ3=北海道・白樺学園)が試合時間残り8秒で駄目押しの1点を決め、日大を完全に封じ込めた。
初ゴールを決めた格地(右)がアシストをした寺井と言葉を交わす
この日は攻守の切り替え、気持ちの切り替えが見事であった。チーム内では『とにかく足を動かすこと』を意識して望んだ一戦。その心掛けが功を奏した。守備では相手に速攻をさせないことで日大に流れを渡さず、攻撃ではパワープレーの好機を確実なものにした。しかし油断は禁物。「反省点はかなり多い試合」と寺井が語るように、課題はまだ残されている。慶大戦の反省が日大戦で生かされたように、次の試合までに進化を遂げてほしい。次戦の相手は強敵・明大。早大らしいチームプレーで白星を勝ち取りにいく。
(記事 中澤紅里、写真 杉山睦美、冨田千瑛)
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関東大学リーグ戦 | ||
---|---|---|
早大 | ピリオド | 日大 |
2(15) | 1st | 0(8) |
3(16) | 2nd | 0(5) |
4(13) | 3rd | 1(6) |
9(44) | 計 | 1(19) | ※( )内はシュート数 |
得点経過 | |||||
---|---|---|---|---|---|
チーム | 時間 | ゴール | アシスト1 | アシスト2 | PK/PP |
早大 | 11:44 | 青木優 | 飛田 | 瀬戸 | - |
早大 | 16:28 | 青木優 | 寺井 | 新井 | - |
早大 | 24:24 | 青木優 | 新井 | 寺井 | PP |
早大 | 33:05 | 寺井 | 青木優 | 瀬戸 | PP |
早大 | 34:51 | 格地 | 寺井 | 青木優 | PP |
早大 | 41:30 | 矢島 | - | - | PK | 日大 | 46:33 | 高橋 | 虎 | - | - | 早大 | 47:35 | 青木優 | 飛田 | 瀬戸 | - | 早大 | 48:08 | 鈴木 | 青木孝 | - | - | 早大 | 59:52 | 瀬戸 | 青木優 | - | - | ※PKはキルプレー、PPはパワープレー、PSはペナルティショットを指す なお、PK/PPの表記は早大にとってPKに当たるかPPに当たるかを表記するものとする |
早大メンバー | |||||
---|---|---|---|---|---|
セット | FW | FW | FW | DF | DF |
1 | 飛田 | 瀬戸 | 青木優 | 坂本 | 新井 |
2 | 鈴木 | 青木孝 | 寺井 | 堰合 | 大崎 |
3 | 田中 | 高橋 | 矢島 | 松本 | 羽場 |
4 | 佐藤 | 小澤田 | 加賀美太 | 格地 | 志村 | GK遠藤 |
コメント
工藤哲也監督(昭63社卒=青森・八戸)
――きょうの試合の感想をお願いします
きょうの試合はおとといのケイオー戦の反省があって、まず失点しない、守りを重視するというテーマでやりました。結果として(失点を)1点に抑えられたことは良かったと思います。
――満足のいく試合運びはできましたか
上位校との試合であれば失点しているケースがあったと思うので、50点くらいだと思っていますけど、おとといよりは良かったと思っています。
――前回のケイオー戦と比べ守備が安定しているように感じました。守備の面で意識して臨んだことはあったのですか
攻めだったり点を取るというよりも、ロースコアで勝つというホッケーをやっているので、きっちり集中して、シンプルでやるべきところはシンプルにやるということを意識してやった結果、良かったのだと思います。
――金子立樹主将(FW、スポ4=北海道・駒大苫小牧)がいない中、チームの雰囲気はいかがでしたか
彼はけがをしてしょうがなかったのですが、彼がいなくても他のメンバーでやることは一緒なので、そこは意識してやってくれたと思っています。
――強豪校との試合に向けた意気込みを聞かせてください
これから上位校との戦いが続くので、それに関しては先ほど言ったロースコアな展開に持ち込まないと駄目だと思っています。もう一回守りの面を強化することを共有した上で、チャレンジしていきたいと思います。
FW寺井敏博副将(国教4=米国・チョートローズマリーホール高)
――金子立樹主将(FW、スポ4=北海道・駒大苫小牧)が不在の中、副将としてどのような意気込みで臨みましたか
慶大戦で引き分けてしまったので、とにかく切り替えるという部分を意識して、最初から足を動かしていこうという話をしていました。
――終始ワセダペースでいい展開だったように感じましたが、試合全体を振り返っていかがですか
点差は最終的に開いたんですが、反省点はかなり多い試合かなと思いました。次の試合に向けて、練習で修正できればいいかなと思います。
――今日の9―1というスコアについての印象はいかがですか
最終的に点差は開いて良かったんですけど、この試合の1番の目標として無失点で終わろうということを話していたので、1失点してしまったのが痛いです。
――次回から続く強豪校との対戦への意気込みをお願いします
トップのチームとの試合が続くと思うんですけど、1試合1試合大事にして絶対勝ちにいきたいと思います。
FW青木優之介(スポ4=埼玉栄)
――きょうの試合の感想をお願いします
前回のケイオー戦が納得できる試合じゃなかったので、きょうはスタートから行こうということで第1Pから足を動かせました。結果的に勝つことができて良かったです。
――ケイオーとの試合が引き分けとなりましたが、そこからきょうの試合に向けてどのように切り替えましたか
もう終わってしまったことはしょうがないので、次の試合に向けてみんなでできることをやろうということを話し合いました。
――金子立樹主将(FW、スポ4=北海道・駒大苫小牧)が不在ということで、セットメンバーも変わりました。チームとしてどのように試合に臨まれましたか
やはり主将の立樹がいないというのはチームにとってもマイナスですが、そこを4年生が中心となってみんなを引っ張っていこうとしました。結果として勝つことができて良かったです。
――きょうは4得点を決めるなど大活躍でした。それぞれのゴールを振り返っていかがでしたか
自分一人の力じゃなくてみんなが一生懸命やってくれたので点を取ることができました。周りの選手に感謝したいと思います。
――これから強豪校との試合が続きますが、どのような意気込みで臨まれますか
きょうの試合みたいに最初から一生懸命走って、勝てるように頑張っていきたいなと思います。
DF堰合芳貴(社4=青森・八戸工大一)
――きょうの試合を振り返っていかがですか
2か月くらいチームから離れていたので、足を引っ張らないということと、DFなのでまずはDFの役割をしっかりまっとうしようということを心掛けてプレーしていました。
――練習に合流されたのはいつ頃ですか
練習はまだしていないのですが、前回の慶大戦の第3Pの終わりくらいにチームに合流して、そこからきょうに至ります。
――きょうは突然の第2セットで起用と言われたのでしょうか
そうですね。前々からコーチから準備しておくようにと言われていたので。それに慈英(DFハリデー慈英、スポ2=埼玉栄)がチームから離れることは知っていたので、それなりに準備はしてきました。
――チームに戻ってチームの状況についてどのように感じましたか
いいところは変わっていないし、悪かったことろも改善されてどんどん良くなっていたので、それに合わせて流れを崩さないようにしていこうと思いました。ワセダのチームメイトとして一緒に頑張っていきたいと思えるようなチームになっていました。
――きょうのゲームを終えて、DF面における良かった点や悪かった点はありましたか
良かったところは、結構DFから何本かシュートを打っている選手もいたので攻撃の意識は良かったと思います。悪かったところはやはりコーナーの1対1とか、ゴール前バトルとかそういったところでまだ勝てていない部分があったので、そこをしっかり力強くやっていく必要があるなと思います。
――現在勝ち点が全て取り切れていない状況ですが、次戦から上位校との試合が続きます。次戦以降どのように戦っていきたいですか
優勝するにはこれから全勝していくしかないので、1試合1試合確実に勝てるように相手を見ながらそこに合わせて、自分たちでしっかり調整していきたいです。頑張って全勝し、リーグ戦(関東大学リーグ戦)優勝したいと思います。
DF松本逸輝(商3=滋賀・光泉)
――今回の試合に向けて、チームで共有したことはありますか
前の試合のケイオー戦があまり良くない結果だったので、まず無失点で、第1Pから守りの姿勢をしっかりしていこうという話はチーム全体でしました。
――前回の試合から日が浅かった中、気持ちの切り替えはうまくいきましたか
試合が終わった後にビデオミーティングを各自でしたり、ビデオを見たりとか個人で振り返る時間は結構多かったと思います。
――前回の試合では守備が課題として挙がっていました。守備陣で共有したことはありますか
ゴール前の失点が多くなってしまうとチームの雰囲気が悪くなってしまうので、ゴール前はしっかり強く当たっていこうというのをDFは意識して、チーム全体でもそれは共有していました。
――守備面に関してご自身で意識されたことはありますか
コーナーの1対1でしっかり抜かれないことと、コーナーでパックを出された後入ってきた相手をしっかりケアして、ゴール前を強くしていくということを意識してやっていました。
――春からセットが大きく変わったと思いますが、第3セットの雰囲気や連携はいかがですか
セットによって役割が決まっているので、その役割をしっかりまっとうするというところでは、しっかり共有できてると思います。
――きょうの守備陣の動きはいかがでしたか
守りから意識できていたんですけど、パック離れが遅い場面とかピンチをDFからつくっていた場面がありました。次のメイジ戦になってくると、少しのミスでも得点されてしまったりするので、そこはもう一度修正していきたいなと思っています。
――次戦に向けて意気込みをお願いします
負けられない戦いなので、しっかり勝ち切って。来週にもつながるような試合をまず1試合しっかり戦って、メイジに勝っていきたいと思います。
DF格地龍太郎(スポ3=埼玉栄)
――試合を全体的に振り返っていかがですか
チームとしては目指していたホッケーの完成形とまではいくことができなかったです。次戦からは相手のレベルも一つ変わってくるということで、良いスコアでしたが不安が残る試合だったかなと思います。
――前回の慶大戦では引き分けということで、どのように気持ちを切り替えて試合に臨みましたか
慶大には勝ちたかったですし、引き分けではあまり良くない結果だということはみんな感じていました。同じミスは2回できないという気持ちで日大戦に挑みました。
――守備陣で共有していたことはありますか
慶大戦では5失点してしまって、5失点というのは普通の試合でも失点が多い方なので、ゴール前の守りを固めることと自分のマークをしっかりと確認しようということは、きょうの試合やおとといの試合後にDF陣で話し合いました。
――9ー1ということでしたが、9点取れたことに関してはどうお考えですか
決定機をきちんと的確にみんなが決めることができたという点で、今後につながるポイントになったかなと思います。
――格地選手自身の得点シーンを振り返っていかがですか
寺井さん(FW寺井敏博副将、国教4=米国・チョートローズマリーホール高)からすごく良いパスがきたので、ありがとうございますという感じで、最後入れさせていただきました。
――ここから強豪校との対戦が続きますが、そこに向けての意気込みをお願いします
これまでの4試合とはまた違った戦い方になってくると思うので、しっかりと気を引き締めて勝ち点3を取っていけるように、毎試合毎試合気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。
FW瀬戸公大(スポ3=北海道・白樺学園)
――第1セットでの起用を伝えられたときの心境を教えてください
自分はセットに固定された使い方をされていないのですが、DFもできるようにみんなとコミュニケーションを取りながらやって、良いプレーができました。
――金子立樹主将(FW、スポ4=北海道・駒大苫小牧)が不在の中でしたが、意識することはありましたか
金子さんの存在感は大きいと思うので、その穴を埋めなければというプレッシャーはありました。
――実際に第1セットでプレーしてみていかがでしたか
周りが助けてくれたところがあって、最初は慣れないところもあったのですが、後から自分のプレーができるようになって良かったです。
――今シーズン初ゴールも生まれました。その場面を振り返っていかがですか
ずっと得点を狙っていたのですが、最後は青木さん(FW青木優之介、スポ4=埼玉栄)がいいパスをくれたのでそれをただ決めるだけでした。
――瀬戸選手は開幕から多くシュートを放っている印象があります。ご自身の調子はいかがですか
元々パスが多くて、コーチからも積極的に打つように言われていたので、そう見えたなら良い感じでできているのだと思います。
――チームとしては9得点を挙げましたが、チームの状態はいかがですか
向こうの反則で長くパワープレーの時間があったので、多く得点できました。最初は前の試合を引きずっていて流れが悪かったのですが、みんな足を動かそうという意識でやっていたので、それが得点につながったのだと思います。
――これから強豪校との対戦が続きますが、今後の意気込みを聞かせてください
次はメイジで、メイジには前の試合で負けているので、まずそこで勝って勢いをつけて、その後の強豪校にも勝てるように頑張りたいです。
FW鈴木ロイ(教2=北海道・苫小牧東)
――きょうの試合を振り返っていかがでしたか
前回の慶大戦でワセダのホッケーが全然できてなくて、その点では少し修正はできたワセダのホッケーができたと思います。
――引き分けに終わった前回の試合から何か気持ちの切り替えはされましたか
前回の試合はみんなが「攻めよう攻めよう」という攻めの意識が強すぎて、守りの意識持ってプレーをした選手が少なかったです。きょうは守りからしっかり入ってシンプルなプレーを続け、流れになったらワセダのホッケーをやろうと話をしてから試合に臨みました。
――ご自身の得点シーンを振り返っていかがですか
僕らのセットで組織的なチェッキングができて、8番の青木選手(FW青木孝史朗、スポ1=埼玉栄)がいいチェッキングからパックを取ってのゴールでした。ゴール前にいる僕にいいパスをくれて、あとは決めるだけだったので決められて良かったなと思います。
――第2セットのメンバーは連係プレーをすることが多い印象でしたが、意識されていますか
僕らのセットを組んでからまだ日にちはたっていないのですが、だんだんコミュニケーションが取れるようになってきて、アタッキングゾーンでも(パックが)つながる場面が増えてきました。もっと連係を高めてコミュニケーションをたくさん取って、組織的にプレーして得点に結びつけたれたらいいと思います。
――次戦から上位校との試合が続きますが、どのように調整していきたいですか
これから3試合上位校との試合が続くのですが、今までの試合とガラリと変わってプレースピードが格段と速くなると予想しています。なので、次の明大戦に向けてプレースピードを高いことをイメージして練習していきたいと思います。
FW飛田烈(商2=東京・早実)
――慶大戦の引き分けを受けて、チーム内で共有したことはありますか
慶大戦は悔しくも引き分けてしまったので、チーム内では話合わなかったのですが、セットごとで反省点を出し話し合った結果がしっかりつながったと思います。
――個人的にどのように気持ちを切り替えましたか
慶大戦は全体的に足が動いてなかったので、きょうは難しいことは考えずに、シンプルに足を動かして、どんどん走っていこうということを心掛けました。
――きょうは先制点を取ることができましたね
慶大戦は序盤失点してしまいましたが、きょうは失点せずに先制点を挙げることができたので、それは大きかったと思います。
――先制のアシストの状況を振り返っていかがですか
運良く人数的に2対1になれて、青木さん(FW青木優之介、スポ4=埼玉栄)がフリーなのは見えていたので、そこにパスをして青木さんが決めてくれるだけでした。
――きょうの9―1という結果をどのように受け止めますか
慶大戦から振り返って、チーム全体が切り替えられた結果だと思うので、この良い調子のまま明大戦に臨みたいです。
――次戦から続く強豪校との戦いへの意気込みをお願いします
プレースピードも変わると思うので、またみんなで気を引き締めて、明大戦に臨みたいです。
FW矢島雄吾(スポ2=北海道・駒大苫小牧)
――試合全体の振り返りをお願いします
前節の慶大戦と比べて出だしは良かったのですが、攻めの姿勢になりすぎていて、守りでは不具合が出ていたので良くなかったです。第1Pと第3Pは点が取れていたので流れとしては良かったのですが、ピンチもありました。次の明大戦のことを考えると、改善する点はあると思います。
――前節の課題からチームとしてはどのようなことが意識されていましたか
まず最初に挙げられたのは準備不足という点で、気持ちの準備だったり、身体の準備もそうです。朝が早いということが1番注意する点だったと思います。
――準備不足という点は改善することはできましたか
前節の引き分けという結果はみんなショックというか、重く受け止めていました。選手それぞれが早く起きて動いたりとか、朝ごはんを早めに食べたりとか、アップも多めにやったりとかして、それぞれがいい準備ができたのではないかと思います。
――ご自身のシュートシーンを振り返っていかがですか
キルプレーということもあり、相手が前がかりになっていたので、その隙をつくことができたと思います。
――きょうはペナルティーが多かった印象がありました
そうですね。その点にも対応できるようにしないといけないのかなと思います。
――これから強豪校との対戦が続きますが、意気込みをお願いします
もう負けられない試合が続いていくので、1試合1試合を全力で戦っていきたいと思います。
DF大崎大祐(先理1=青森・八戸)
――きょうはどのような意気込みで試合に臨みましたか
前の試合のケイオー戦で反省点がたくさんあって。ワセダのホッケーは守備から攻撃につなげるというホッケーなので、まずは守備からチームでやろうと言って試合に臨みました。
――反省点はどういったことが挙げられたのですか
前回勝てた相手ではあったんですけど、そこを勝てなくて。ワセダのチームの雰囲気がちょっと下がっていた部分があったので、いつものワセダらしいホッケーをしようということで、一回(結果のことは)忘れて反省したことはしっかりチーム内で共有し、士気を高くして試合に臨みました。
――きょうの試合は満足のいく出来となりましたか
満足という訳じゃないんですけど、チームの目標はほとんど達成できたと思います。
――第2セットの雰囲気はいかがですか
いいと思います。4年生から1年生まで学年が幅広いので4年生が盛り上げたり2年生が盛り上げたりと個性豊かなセットだと思います。
――特に1年生として意識していることはありますか
遠慮しないで思い切りやることを意識しています。
――自身のプレーの長所を教えてください
自分はスケートの使い方を得意としているのでそれを生かしています。相手との距離の縮め方や、戻るときの速さなどが長所です。
――次から続く強豪校との試合への意気込みをお願いします
夏合宿を通して成長したと思っているので、それを自信にして弱気にならずにいきたいです。自信を持っていきたいと思います。