春の関東大学選手権(選手権)を終え、現在陸上トレーニングに励む早大スケート部ホッケー部門。オフアイス期間に何に力を入れ、秋の関東大学リーグ戦(リーグ戦)、冬の日本学生氷上競技選手権(インカレ)につなげていくのか。FW金子聖(スポ4=埼玉・立教新座)、FW佐藤秋都(教4=北海道・駒大苫小牧)、DF松本逸輝(商4=滋賀・光泉)の三選手にお話を伺った。
※この取材は5月10日に行われたものです。
「お互い指摘し合えるチームなった」(金子聖)
金子聖
――選手権を振り返ってみていいかがですか
松本 トーナメントのノックアウト方式で2敗し、4位になったことは、今の自分たちのそれ相応の結果だなということを真摯(しんし)に受け止めています。
佐藤 日体大戦は準備していったのにも関わらず、5失点してしまいあまり良くなくて。そこから切り替えて臨んだ明大戦は、少し違うタイプの相手で、チームの総合力としては僕的には五分五分だと思っているのですが、最終的には個の力でやられてしまった印象でした。4試合目の東洋大戦は、もともと苦手としていて、それがもろに出たなと感じました。正直第1ピリオド(P)で試合が決まったと言っても過言ではないと思います。そこに関してはチームの総合力の差が出たのかなという印象です。
金子聖 すべてのセットが得点を求められる試合だったと思うのですが、日体大戦などでは一つ目(第1セット)の5人が得点を取ってきて、それ以外の2セット目3セット目が得点を取ることができなかったというのは、チーム全体の総合力としては課題になってしまったかなと思います。最終の東洋大戦でも、一つ目の調子が悪かったら、二つ目三つ目で得点力を補うが必要があったと思うのですが、そこがなかったから挽回ができなかった、結局粘り勝ちできなかったという結果になってしまったと思います。
――昨年と同じ4位という結果になりましたが、その中でも違いは感じましたか
松本 3位決定戦においては、昨年は大敗だったのですが、ことしは最後に追い上げ、第3P自体は勝つことができました。負けたので結果としては良くはないのですが、昨年培ってきた第3Pが調子のいいワセダといったところを、ことしも引き継いでいるので、その点に関しては良かったと思います。
佐藤 相対的に見ると、雰囲気的には昨年より他と力の差がないかなという印象があります。戦い方も、昨年は凌いで凌いでチャンスがあれば点を取りに行って、それでいい試合になるかならないかというところだったのですが、ことしは普通にやってもいい試合だなと感じました。引かないで、戦い合っているような印象はあります。
金子聖 チーム全体としては、試合に出ていないメンバーも一緒になって、一つの勝利という目標に向けて一致団結しているのがベンチの中でも見えました。声を掛け合ったり、失点した後も鼓舞したりしている部分では、昨年度よりは一丸となってできているように感じました。
――内容としては悪くはない試合が多かった中、勝ち切れなかった理由は考えられますか
松本 ワセダは個人で言ったら4強の中に入れるか分からないというチーム状況なので、そこでいかにコミュニケーションを通して守れるかといったところが、僕たちのセットの課題だったのですが、明大戦も1失点してしまったのでそこがうまくいかなかったのかもしれないです。
金子聖 ワセダは個人個人の能力が高くないので、全員で攻めて全員で守るようなプレースタイルをやっていかないといけないのですが、攻めだけだったり守りだけだったりと両極化にこだわってしまっているところが多く見られたかなという部分があります。そこをしっかりどのセットもまとまってできていれば、守りの部分でも失点を少なくできたり攻撃でも得点を取れたりして、総合的にもバランスのいいチームにはなっていたかなと。そこが他のチームとの違いですかね。
佐藤 自分たちのミスからなんとなく失点してしまうことが多く、そういうところをもう少ししっかりやっていけたら試合展開も変わってきたかなと思いました。
――良かった点はありましたか
松本 個人としては課題が見つかって、今後秋に向かって取り組まなくてはいけない目標や課題を明確にできたかなと思います。チームとしては、このままではいけないという気持ちを全員が感じ取ってくれたら、それは成果なのかなと思います。
――課題が見つかったことが、良かった点ということでしょうか
松本 自分としてはそうです。チームとしては、勝てなかった理由というのは、細分化していったら個人レベルにまで落とし込めるので、それを個人がどう感じて、その課題に対して自分がどのようにアプローチしていけるかというのを、陸トレ期間でやっていけたらと思います。負けてしまいましたが、そのことをそれぞれが感じ取ることができていたらそれは良かった点なのかなと思います。
佐藤 DFの要が昨年抜けたのですが、新しく入った大崎くん(DF大崎大祐、先理1=青森・八戸)や坂本くん(DF坂本之麿、社2=青森・八戸工大一)が穴を埋めるというか、活躍してくれたので、それはポジティブな要素だなと思います。FWも1年生で2セット目に入った青木孝史朗くん(スポ1=埼玉栄)が頑張っていたので、そこは個人的にはすごくうれしかったです。2セット目は一生懸命自分たちで考えてワセダのホッケーをしようという意志は見て取れたので、ことしだけでなくらいねん以降も、こいつらならワセダを任せられるなという印象はあります。
金子聖 今回、最後の2試合で負けが続いたということで、改善しなければいけない点はたくさん見つかったのですが、そこで時間をつくってみんなでミーティングなどしたことは今までなかった動きだったので、何が悪かったのかということを自分たちで反省して、次に生かそうとするのが良かったですね。切り替えの行動、次に生かしていこうという姿勢が一番良かったかなと思います。
――チームや個人としての課題は見えましたか
松本 個人としては春大会(選手権)一試合を通して試合に出るというのが少なすぎたので、1月の引退のインカレと早慶戦まで、最後まで氷の上で戦っていきたいという気持ちがすごくあります。チームとしての課題は、4年生は10人と多いので、4年生の良さも出しつつ、それを見てくれた下級生がもっと自分たちの色を出してくれたらさらに良くなっていくだろうなと思っていて。自分たちでもっとコミュニケーションを取ってやっていくことを、僕たちが先導してやっていきたいなと思います。
佐藤 最終的に明大に負けたのは僕たちのミスからもありますけど、向こうの個の力があると思っていて。もう少しその差を埋めてあげると、これからの戦いが楽になるのかなと思いますし、そこの部分をこれから長い期間があるので、陸トレなどで少しずつ積み上げていき、秋シーズンに入るまでには、絶対にいいかたちで臨んでいきたいなと思います。個人としては4年生にもなったので、ベンチに入るというのもそうですし、あとは試合に出ていない人たちや4つ目というところをまとめて、頑張らなければいけないなという意識はあります。
金子聖 個人としての課題は、東洋大戦で負けてしまったのは自分たちのセットが得点を取れていないというのがあると思うので、秋リーグ(関東大学リーグ戦)以降もう少し得点を重ねられるようにしていきたいなと思っています。チームの課題としては、練習のための練習になってしまっているかなという気がしていて。一人一人が競争心を持ち、ライバル意識を持ってやることで、もっと練習に活気がつくと思いますし、実際の試合では相手と戦うわけであるので、フィジカル的な部分のプレーでも、練習でももう少し体をぶつけ合ったりとか、本番を意識した練習ができればもっともっといいチームになるのかなというのは思いました。
「上のセットにも刺激を与えられるように」(佐藤)
佐藤
――お互いの印象について教えてください
金子聖 1年の当初は、まだお互いの間合いが分かっていなかったので結構好き勝手にやっていたと思うのですが、4年目ともなると付き合いも長いのでお互いの限界も分かるようになってより接しやすくなって。特に松本くんとかは1年生のとき、すごくはっちゃけていて明るい子だったので、まさに関西人という感じでした。今はもう真面目というか責任感が芽生えてきているというか。すごく大人っぽくなった印象です。佐藤くんは、相変わらず元気ですね。でも後輩の面倒とかも見ていて、頼もしい兄貴的な存在ではありますね。後輩からしたらそういう風に見えていると思います。
――では、佐藤選手から見たお二人の印象はいかがですか
佐藤 まっちゃん(松本)は大人になったね。でも核心というか本心はやっぱ関西だね。波があるよな。
松本 せやな。
佐藤 だから好きだ、俺。
松本 タジタジやわ(笑)。
佐藤 聖くんは小学生でホッケーを始めたときからずっと一緒にやっていて。僕の中で、彼はずっとFWで、第一線で引っ張ってきているイメージがあるのですが、その印象は大学に入ってからも相変わらず変わっていないです。キャラも相変わらず。聖くんもはっちゃけているんですよね(笑)。
金子聖 ここでは隠してますけど(笑)。
佐藤 人外というか(笑)。人の考えを超えてきているというか。想像つかない。まあ普通じゃないよね。
金子聖 まあ、そうっすね。
――具体的なエピソードはありますか
佐藤 言えないことが多いからやばいのかな(笑)?何だろう、聖は土方のバイトとかやったりしてたから。いっぱいやってるよね。
松本 なんだっけ。土方のバイトがつらすぎて、泣きながら映画見に行ったんだっけ。
一同 (笑)。
金子聖 おじさんたちにすごく怒られるし。初めて泣きましたね(笑)。そこでお金のありがたさが本当に分かって、社会勉強になりました。
佐藤 そしたら半年後にはウエイトトレーニングに精を出したり。
一同 (笑)。
佐藤 長かったね。積もる話あるな、ってとこです(笑)。
――松本選手から見たお二人の印象はいかがですか
松本 さとしゅう(佐藤)は変わってないですね、良くも悪くも。もう小学校からの付き合いなんですけど、「まっちゃんまっちゃん!」みたいに、いつも楽しく話しかけてくれます。フラットに話せるいいやつなんです。こいつも頭おかしいんですけど。本当に全員頭おかしくて。こいつもやばい話いっぱいあるんですよ(笑)。
一同 (笑)。
佐藤 最近分かったんですけど、話を聞いていると人と違う捉え方をしている。「そこじゃない!」「そういうツッコミ待っていたんじゃない!」みたいな。ボケに対するツッコミが違う。だいぶトリッキーだよね、言うたら。
松本 自己分析始まったな(笑)。
佐藤 そうなんだよ、面接でも言葉のかけ違いになっちゃうんだよ。
一同 (笑)。
松本 聖は、最初ちょっと怖いやつだなと(笑)。でも同部屋になって、考えがしっかりしていることに気がついて。昨年からホッケーに対する意識というのが積極的になって、その姿勢を見ていると自分のモチベーションも本当に上がりますし、同部屋になって良かったなと思いました。他己分析・・・、聖は本当にまじめ。まじめ・・・ですか?
金子聖 じゃないっす。
一同 (笑)。
金子聖 でも、やんなきゃいけないときは、やる。やるときはやるし。朝4時からはさすがにまじめ。
松本 自分もそうなんですけど、怖く見えるときがあって。たぶん、すごい考えてるんだろうなという。ああ、聖もこういう一面あるんやな。怖いという印象ではなくて、すごく思い込んで考えているというところもあるのかな。なんだろう・・・、そんな印象です。明るいときは明るいし。
金子聖 今全体的な話を聞くと、情緒不安定みたいな(笑)?
一同 (笑)。
松本 まとめるとホッケー部全員が頭おかしい。それしか言えん。
――早慶戦のパンフレットの中に、メンバーの面白い他己紹介がありますが、どのような経緯で考えているのですか
松本 僕が聖のを考えて、聖が僕のを考えたんですけど(※松本選手→金子聖選手への紹介は『埼玉県上尾市が産んだフィジカルオバケ』)。フィジカル中心だよな。僕が聖のこといじる目で見てないからかもしれないですけど、意外といじるところがないんです。昨年も聖の早慶戦の他己紹介を考えたんですけど、なかなか思い浮かばなくて。聖、2年生,3年生のときにめっちゃウエイトをしていて、本当に体つき変わったんですね。たぶんそのイメージで書いたんですけど・・・。それ全然面白くないですよね(笑)。
金子聖 確かにそうだよね(笑)。
佐藤 これから俺も聖をいじっていかないといかんなと思う(笑)。いじってほしいんだよね?
金子聖 ジョークを言いあえる人間になると、対等な人間と分かる(笑)。ジョークを言ってくれる人の方がありがたい、どっちかというと。
佐藤 ジョーク、言ってないか?
金子聖 ジョーク言ってないというか・・・。トシ(FW寺井敏博副将、国教4=英国・チョートローズマリーホール校)はめっちゃいじる(笑)。
――佐藤選手の紹介はどなたが書かれたのですか
佐藤 芳貴(DF堰合芳貴、社4=青森・八戸工大一)じゃない?
松本 同部屋紹介で。
佐藤 堰合芳貴くんも頭おかしい。彼は人じゃないからね。
――先ほど行われた主将×副将対談で、佐藤選手と堰合選手の部屋には誰も入れないというお話が挙がりました
一同 (笑)。
佐藤 人入ってこないもん(笑)。
金子聖 だって扉見えないからナルニア国物語って。
一同 (笑)。
佐藤 ジャンバーとジャンバーの間くらいから扉が。あれ、雪降ってね?みたいな(笑)。入ってすぐ洗濯物で。
――物理的に入れないということですか
佐藤 そうです(笑)。
――今堰合選手のお話が出ましたが、4年生の印象をそれぞれ教えてください
佐藤 俺、同部屋紹介しよう。堰合芳貴は、人の皮をかぶった化け物ではないけど・・・、雲みたいなかんじですね(笑)。つかめない。つかんだと思ったら、ぱっと消えてるっていう人間。
金子聖 繊細だよね。
佐藤 そう、繊細。
松本 あれ、ポジティブなのかネガティブなのか分からんな。
佐藤 こないだ練習で、芳貴があんまりよくない反則をしたんですけど、聖がそれで少しケガしてしまったんです。その日の練習だけ出れないくらいだったんですけど。あいつ、若干おじけついてちゃって(笑)。申し訳なさと、次聖に復讐されんじゃないかなという背徳感で、練習中そわそわしていました(笑)。
金子聖 繊細だから、全部もろにきちゃうんだよね。
佐藤 雲って刺さりやすいから、ぐさって(笑)。
金子聖 本当に繊細。でもプレーはね、頼りになる。
佐藤 繊細なうまさがある。引き立っているから、彼は。
金子聖 褒められると伸びるタイプだと思います、本当に。褒めるとすごく喜びます(笑)。動物の扱い(笑)。
金子聖 俺はDF志村慎次朗(社4=東京・早実)いこうかな。彼は猫ちゃん。距離感をうまくつかめる相手とだけ、深く接してくれる。仲良くなるまで結構大変なんですけど、お互い本音を話せるとすごく仲良くなるというか、懐いてくる。あとは、しっかりしていて真面目です。やることもきちっとしていて、朝起きる時間とか、夜お風呂入る時間とかまで決まっているんですよ。6時にお風呂入って、7時にご飯食べて、10時か9時には布団入って寝る。徳の高い坊さんみたいな生活(笑)。真面目できちっとしています。
松本 志村が猫なら、優之介(FW青木優之介、スポ4=埼玉栄)は犬じゃない? ほんと寂しがり屋で、絶対一人でいないんですよね。一人でいるとしても誰かの部屋で、誰かが返ってくるのを待っているんです。のくせしてめっちゃ生意気(笑)。
金子聖 結構いじりやすいというか、ムードメーカー的な。
松本 裏表ない、素っ裸あいつは。
金子聖 素直だよね。
佐藤 かわいい体型してるもんな。いじりやすいよな。いいんですよ、かわいい。
松本 まとめるとかわいい。
――チームの中の推しメンはいますか
金子聖 キャラが濃すぎて、どれ選んでも問題ない気がする(笑)。
松本 王道ネタで攻めるなら、ロイ(FW鈴木ロイ、教2=北海道・苫小牧東)は本当に面白いです。本当にぶっとんでるんですよ。期待を超えちゃうんです。例えばなんだ・・・、説明できひんよね。
金子聖 難しいね。じゃあ草島くん(GK草島邦彦、社3=東京・早実)いこうかな。彼はいつも食堂で、忍者のインナーを着てます。忍者が着てそうな、アミアミっぽい素材のやつです。それ、1枚かと思ってたんですよ。そしたらほぼ毎日着てくるから、「何枚持ってんの?」って聞いたら「5枚くらい持ってる」って(笑)。すげえ気に入ってる。
松本 肌触りなんかな?
金子聖 こだわりがすごいんですよ、彼は。あと、ピンクのシャツが好きです。
佐藤 色が介護士さん系の服が好きです(笑)。淡い色が大好き。
松本 あと、めっちゃ歩き方いかついよな(笑)。馬場歩きですぐ分かる。
佐藤 DF青木孝史朗(スポ1=埼玉栄)は面白いかもしれないですね。これから掘り下げていくには面白いかも。何にも考えてないです、彼(笑)。
松本 兄弟そろって?
佐藤 優之介のほうが考えているかな、ぎりぎり。孝史朗はなんだろう、いつもぼーっとしてて、「孝史朗きょうどこ行くの?」と聞くと、「・・・学校。」みたいな(笑)。彼からは母の愛を感じるね。青木ブラザーズは推しメン。母の愛を感じる。
松本 青木ブラザーズにしとこうか。まとめると、僕は全員が推しメンです。
一同 (笑)。
松本 やっぱり絡んでみないと分からないし、かめばかむほど分かるので。みんなスルメということで、まとめてもらえたらと思います(笑)。
「最後まで全員で戦っていきたい」(松本)
松本
――新体制となって、チームの変化を感じることはありますか
松本 雰囲気としては、全員が試合に起用されるチャンスがあるんじゃないかと思います。そういう雰囲気があるので、全員が練習中に、モチベーションの低い行動とかはないのかな。
佐藤 陸トレのときは、昨年1年生だったということもあったと思うのですが、今の2年生はそんなはっちゃけていなかったんですけど。2年生になったからか、ばかみたいに元気出し始めて、そこは変わったなと思います。2年生がすごく元気になった印象があるので、一皮むけてくれるんじゃないかということは感じていますね。
金子聖 昨年と比べて違うのは、みんながお互い指摘し合えるチームなったのかなと思います。トレーニングでも、誰かがサボってるわけじゃないですけど気が抜けていたりしたら、4年生や3年生がビシッと言って。もう一回がんばろうよ、と。お互いを助け合えるようになったのかな。昨年はどちらかというと、やってる人はやっていたのですが、ふざけていたりする人もいたと思います。ことしはあんまりそういうのがなくて、みんな同じ方向に向かってできているなという印象が強いです。
――最高学年としてのご自身の役割は何だと考えていますか
松本 役職としては寮長なんかな。寮の平和を守っていきます(笑)。自分はちゃんと言えるタイプではないので、取り組み方で見せていくのが僕の役割かなと。それを最後まで続けていけるようにしたいです。
佐藤 まず自分は部のブログですね。そこをしっかりやることと、僕は下のセットをまとめて、上のセットにも刺激を与えられるように、下のグループを作っていく役割は認識してます。今季はそこに力を入れていきたいです。
金子聖 僕は、1年から4年に至るまで、試合に出れない時期もあれば、出ていた時期もあって。色んな人の境遇を知っていると思うので、下の人の意見をより吸い上げて、上級生へのパイプ役ができたらと思います。
――ラストイヤーに懸ける思いを教えてください
松本 最後まで全員で戦っていきたいです。それだけです。4年生が納得して、「このチーム良かったね。」と言えるようなチームをみんなでつくっていきたいです。
佐藤 僕は優勝するにしても、負けるにしても、みんなが泣けるようなチームができたらいいなと思います。
金子聖 もちろん、みんなの意見もその通りなのですが、結果が出ないと本当に意味がないなと。やはり結果で後輩たちにいい思いをさせたいな、結果を残していきたいなと思っているので、何としてでもサマーカップ、秋リーグ、インカレと残っている3つの大会を制覇して、最後に笑っていられるようなチームをつくっていきたいと思います。
――ありがとうございました!
(取材・編集 加藤佑紀乃、中村ちひろ)
色紙の使い方がとてもユニークですね!
◆松本逸輝(まつもと・いつき)(※写真左)
1995(平7)年2月16日生まれ。163センチ、61キロ。滋賀・光泉高出身。商学部4年。部の全員が推しメンだと語ってくれた松本選手。関西人らしい冴えたツッコミで対談を盛り上げてくれました。信頼するメンバーと一緒に、リーグ戦、インカレの優勝を目指していきます!
◆金子聖(かねこ・ひじり)(※写真中央)
1994(平6)年11月26日生まれ。174センチ、74キロ。埼玉・立教新座高出身。スポーツ科学部4年。たくさんの面白いエピソードを教えてくれた金子選手。トークの引き出しの多さは、多くの社会経験が理由にあるのかもしれません!
◆佐藤秋都(さとう・しゅうと)(※写真右)
1994(平6)8月5日生まれ。170センチ、75キロ。北海道・駒大苫小牧高出身。教育学部4年。知識豊富で『歩く辞典』とも呼ばれているという佐藤選手。対談ではアイスホッケーへの熱意が伝わってきました。これからのブログの更新がとても楽しみですね!