総勢8人が出場 本格シーズンを前にさらなる飛躍を目指す

フィギュアスケート

 7月29日と30日の2日間にわたり、関東学生有志大会が開催された。2回目の開催となる今年も、早大フィギュア部門から多数の選手が出場。観客と仲間からの温かい応援を受けながら、伸びやかに演技を行った。



※掲載が遅くなり、申し訳ありません

★5、6級男子

 出場を予定していた新入生の坂﨑愛介(基理1=東京・早大学院)の棄権により、早大フィギュア部門の選手は大会2日目の5、6級男子部門から登場。トップバッターで登場したのは、今年度フィギュア部門の主将を務める岡島右京(商4=東京・早大学院)だ。久々の試合だったが、直前の6分間練習からエレメンツをひとつひとつ確認し、本番に臨んだ。ゆったりとした曲が流れ始めると、身体を大きく使った伸びやかな滑りで、ジャンプの軌道へと入っていく。最初に挑んだ2回転アクセルは、着氷時に重心が後ろに傾いてしまうようなかたちで降りてきてしまったが、転倒せず次の3回転トーループへと向かう。その3回転トーループは両足で着氷し乱れたが、「3回転を回るというところを意識してできたというのは大きい」と、久々に試合で投入したジャンプから収穫を得た。直後の2回転アクセルは惜しくも転倒し、その後のジャンプやスピンでややミスが目立ってしまった。しかし、会場全体に伝わるようなダイナミックな動きや構成を上げたプログラムに果敢に挑む姿で、4年生らしさ、主将らしさが感じられる演技を披露した。
 ラストシーズンで3回転ジャンプを降りることを目標の一つとして掲げている岡島。練習であまり降りていなかったこともあり今回は完璧な着氷とはならなかったが、昨シーズンの後半戦で構成に入れていなかったジャンプに挑み、目標へと一歩一歩進んでいる。

演技をする岡島

★6級女子

 続いて行われた6級女子の競技には千葉紫織(文構3=東京・筑波大付)、妻鹿愛(政経2=大阪桐蔭)、栁田梨穂子(創理1=埼玉・川越女)が出場した。副主将の千葉は、淡いピンク色の衣装に身を包んで登場。昨シーズンから継続のプログラム、『オペラ座の怪人』を披露したが、この日はやや精彩を欠く演技に。冒頭、鬼門の2回転アクセルを回転不足で着氷すると、続く2回転ルッツも着氷時に沈み込むような体勢になり、ギリギリの着氷になる。その後も調子を取り戻すことができず、後半にも転倒などのミスが出てしまう。全体を通して優雅に演技を行い、曲調の変化に合わせた滑りでプログラムの世界観を描いたものの、終盤は疲れを見せるような場面もあり、演技後は肩を落とした。
「目標も全然達成できていない、課題しか残らなかった」と今大会の演技を振り返った千葉だが、まだシーズンは始まったばかり。「『オペラ座の怪人』を引き継いでいる分、(中略)昨年よりも良い点数、演技、順位を出せるように頑張りたい」と語るように、今シーズンへの気合は十分だ。秋に開催される東インカレ、そしてその先のインカレへ。『オペラ座の怪人』がどう磨き上げられるのか、楽しみだ。

演技をする千葉

 新入生の栁田が今シーズンのプログラムに選んだのは、『レ・ミゼラブル』。中学2年生の頃にも使用していたという曲を、大学生として臨む今シーズン、再び使用している。白とグレーを基調とし、繊細な装飾が施された衣装を身にまとって登場すると、仲間からの声援を受けながらゆっくりとポジションに着いた。壮大なメロディに合わせて跳んだ冒頭の2回転アクセルはステップアウトしてしまい、その後の2回転フリップも回転不足で着氷。後半のジャンプでは回転の抜けや転倒もあり、ジャンプは苦戦気味だった。しかし、スピードを落とさず演技を続けてプログラムを滑り切り、初の学生大会での演技を終えた。
 栁田が今シーズンの目標として掲げているのは、演技の完成度を上げること、中学生ぶりのノーミスの演技だ。その目標達成に向けて今大会でのミスを振り返り、「体力がまだないので、日々トレーニングからランニングなどを通して体力をつけて、頑張っていきたい」と語る。

演技をする栁田

 6級女子部門で最後に登場したのは、主務も務める妻鹿。披露したプログラムは昨シーズンも使用していた『Beethoven's Five Secrets』。大きな声援に送り出され、リンク中央に立った。「6分間練習のときにすごく緊張していたが(中略)、それまでに落ち着こうと思った」と話していた通り、落ち着いた様子で丁寧に演技を始める。序盤の3回転トーループは回転が抜けて2回転になってしまったものの、昨シーズンはあまり構成に入れられていなかったジャンプにしっかりと挑んだ。その後は後半のコンビネーションジャンプも含め、大きなミスなくジャンプを着氷。ジャンプやスピンなどのエレメンツの間も丁寧に、繊細な表現を見せ、最後まで滑り切った。得点は56・78点で全体の7位に入り、早大勢トップの順位で大会を終えた。
 妻鹿の次の試合は東インカレ。昨シーズンは出場することが叶わなかった大事な試合だ。3回転トーループ1本と2回転アクセル2本という構成で挑みたいと意気込むその試合に向けて、練習を積んでいく。

演技をする妻鹿

★7、8級女子

 7、8級女子の競技には4年生の馬場はるあ(社4=東京・駒場学園)、3年生の木南沙良(人通3=東京・日大一)、そして新入生の吉本玲(国教1=兵庫・芦屋国際中教校)が出場。夏の地方競技会、そしてその先の東京選手権(東京ブロック)を控える7級の選手たちが新しいショートプログラムを披露した。
 トップバッターで登場した木南はWASEDA ON ICEでも披露したプログラム、『Skyfall』に合うシックな衣装をお披露目。名前がコールされると笑顔を見せ、リンク中央で腰に手を当てるようなポーズを取った。ゆったりとしたリズムに合わせて滑り出し、ジャンプの軌道へと入っていく。最初のジャンプ、3回転トーループは転倒。次のジャンプにコンビネーションを付けなければ大きな失点に繋がってしまうミスだったが、切り替えて3回転サルコウ+2回転トーループのコンビネーションを決める。昨シーズンは構成に入れていなかったジャンプだったが、しっかりと余裕を持って着氷した。最後の2回転アクセルも、直前のハイキックから流れるように跳び、難なく決めた。「踊りの部分や、より表現できるようになったところなどが見どころ」と語ったように、WASEDA ON ICEからさらにパワーアップした『Sky Fall』で会場を魅了した木南。3回転トーループでの転倒というシリアスエラーがありながらも、得点は40・22点。「今年は(昨年を)超えていけるように」と意気込む木南の今シーズンの戦いに、期待が高まる。

演技をする木南

 続いてリンクに立った吉本は、昨シーズンまで西日本の選手だったが、今シーズンからは早大所属の選手として試合に出場。ショートプログラム、『展覧会の絵』の雰囲気に合う淡い色の衣装に身を包み、演技を行った。吉本が滑る『展覧会の絵』は、ピアノ曲にアレンジされたもの。ピアノの優しい音色に乗って、序盤から滑らかなスケーティングを見せていった。冒頭に跳んだ3回転トーループで転倒し、続くジャンプも2回転+2回転に。スピンは盛り上がっていく曲に合わせて美しく決めたものの、最後のアクセルジャンプも1回転になってしまった。得点源のジャンプでミスが相次ぐ結果となってしまったが、エッジが深く質の高いスケーティングや、丁寧で美しい所作を存分に見せた。最初から最後まで、一挙一動が美しい演技で魅了し、初めての学生大会を終えた。
 「頑張ろうと思っていた部分と、リラックスしようと思っていた部分があって、ちょっとその気持ちが絡まってしまった」とミスを振り返った吉本。課題が残る演技となり、点数も37・37点と伸び悩んだ。自身の強みと語るスケーティングが光る演技に、ジャンプを上手く組み込んでいけるか。「試合の雰囲気に慣れ、ジャンプを曲の中で決められるように練習を積んでいきたい」と次の舞台へ向けて意気込む。

演技をする吉本

 ラストイヤーを迎えた馬場はシーズン初戦。新しいプログラムに合わせた赤の衣装を纏い、リンクのショートサイド端に近い位置でスタートポジションにつく。曲が始まると、リンク中央に向かって直進する振り付けから演技を始め、ゆったりとした曲調に合わせたしなやかな動きでエレメンツに入っていく。最初のジャンプは回り切れずに降りてきてしまうようなかたちで転倒。しかし、その失敗を引きずることはなく、続くコンビネーションジャンプを落ち着いて決める。プログラム終盤の2回転アクセルは耐えるような着氷になったが、大きく流れを断ち切ることなくまとめた。ステップシークエンスでは、切ない曲調に合わせて上半身を柔らかく使った表現で、複雑なエッジワークも難しく感じさせずに見せていく。最後は、歌を残して消えるような音楽に合わせてスピンをほどきフィニッシュ。細かいミスはあり、本人も「練習の50パーセントくらい(の力)しか出ていない」と振り返るものの、点数は40点台に乗せ、地力の向上を感じさせた。秋のブロック大会では、1、2年次は東京選手権止まりだったが、3年次は東日本選手権に進出し、年々進化を遂げている馬場。「東京ブロック(東京選手権)までに試合に慣れるために出場した」今大会と、夏に出場予定の今後の大会で、良い感覚をつかんで秋以降の大会に挑んでもらいたい。ラストシーズン、悔いの無い結果を残せるよう願うばかりだ。

演技をする馬場

★7、8級男子

 期待のルーキーが大学デビュー戦を迎えた。国民体育大会入賞の経験もある山田琉伸(人通1=埼玉栄)は7、8級男子の第2グループ1番滑走で登場。主将岡島にグータッチでリンクへ送り出され、今季の新ショートプログラムを披露した。最初のジャンプは、練習中だという3回転アクセルに挑戦。回転が足りずに降りてきてしまい、惜しくも転倒となった。しかし、次の単独ジャンプは力感無く決め、基礎点が1・1倍となる最後の3回転ー3回転のコンビネーションジャンプも、やや堪えるかたちながらしっかり着氷した。キレのあるステップや長い手足を生かしたスピンなど、見せ場も多く、ポテンシャルを感じさせる演技。プログラム終盤に組み込んだレイバックイナバウアーでは、リンクサイドのチームメイトたちを沸かせ、表現者としての才腕も見られた。初めての学生大会を終え、「学生のみんなで楽しみながら試合することができる雰囲気が心地良かった」と振り返った山田。点数は49・66点にとどまったが、プログラムのジャンプ構成は全日本選手権出場経験のある他大の上級生たちよりも高く、エレメンツのブラッシュアップで更に得点を大きく伸ばすことが可能だろう。今季の目標に掲げる全日本ジュニア選手権への出場と、そこでの上位者に与えられる全日本選手権出場権の獲得へ向け、大会毎の進化が楽しみだ。

演技をする山田

 声援や拍手が響き渡り、和やかな雰囲気の中行われた今大会。学生大会ならではの空気感に、選手たちも笑顔を浮かべる場面が多かった。その中でも、残り少なくなった演技の場へ強い思いを持つラストイヤーの選手たちや、本格的に始まるシーズンに向けて更なるレベルアップを目指す選手たちの熱意や覚悟が感じられた。選手たちの思いや努力が実を結ぶシーズンになることを願うばかりだ。

(記事 吉本朱里、及川知世、写真 及川知世、髙田凜太郎、吉本朱里)

結果

▽5、6級男子


岡島右京

 

4位 54・99点




▽6級女子


妻鹿愛

 

7位 56・78点


千葉紫織

 

22位 45・44点


栁田梨穂子

 

29位 38・39点




▽7、8級女子


馬場はるあ

 

SP 8位 40・63点


木南沙良

 

SP 9位 40・22点


吉本玲

 

SP 12位 37・37点




▽7、8級男子


山田琉伸

 

SP 4位 49・66点




コメント

▽5、6級男子


岡島右京(商4=東京・早大学院)

――久しぶりの大会でしたが、どのような部分を重点的に練習されてきましたか

 久しぶりの大会だったので、とにかく良い演技がしたいということと、試合感を取り戻すというのを目標にはしていたのですが、もう少し良い演技がしたかったなというのが正直なところです。スピンで普段やらないようなミスをしてしまって、ジャンプもクリーンに降りられたものが少なかったので、そこは残念だなという感じです。

――構成を上げられたみたいですが、演技を振り返っていかがですか

 3回転ジャンプを入れたのですが、普段の練習でもそこまでたくさん降りているわけではないので、今日は少なくとも3回転を回るというところを意識してできたというのは大きいかなと思います。あとは、本番の2日前くらいに頑張って構成上げて出ようとルッツを入れてみて、結果的にエッジエラーにはなってしまったのですが、降りることができたのは良かったです。でもいかんせん全体的にミスが多くなってしまったというのは、まあ就活もありましたし、直前に腰もケガしてしまって練習もできていなかったので、東インカレに向けての危機感が出た大会になったかなと思います。

――今後への意気込みを教えてください

 最後の年で、出られる大会もスケートができる時間も少なくなってきているということで、1日1日を大切にしてやらなければならないというのを感じます。東インカレ以降はこれとはまた別のプログラムを滑ろうと思っているので、もちろん見ている人の印象に残るものを滑りたいなと思いますし、結果でも、このまま終わりたくないので上を目指していければなと思います。


▽6級女子


千葉紫織(文構3=東京・筑波大付)

――久しぶりの大会となりましたが、この大会に向けてどのようなところに重点を置いて練習されましたか

 今シーズン使っている『オペラ座の怪人』は、昨シーズンから引き続き滑っています。プログラムの完成度自体は昨年よりももっと高められるはずなので、エレメンツをしっかりこなして、完成度も昨年以上に高めるというのを目標として、通しの練習とかは意識的に行っていたかなと思います。

――今日の演技を振り返っていかがでしたか

 今日の演技はすごくバテバテで。「今までこんなにひどい演技をやったことがない」というくらいのものを試合でやってしまったので、原因は今は分からないのですが、自分で考えてこれから改善していかないとなと思っています。目標も全然達成できていない、課題しか残らなかったというのが感想です。

――今シーズンの目標を教えてください

 今シーズンは今大学3年で残り2年と(大学生活の)終わりが見えてきている中なの で、1年、2年とインカレに出れているから今年も出たいという気持ちもありますし、それこそ『オペラ座の怪人』を引き継いでいる分、昨年との比較もしやすいと思うので、昨年よりも良い点数、演技、順位を出せるように頑張りたいと思います。

妻鹿愛(政経2=大阪桐蔭)

――今大会の目標を教えてください

 久しぶりの試合だったので、落ち着いて集中することが一番で、その中で(3回転)トーループや(2回転)アクセルをしっかりと跳ぶことが目標でした。

――演技を振り返っていかがですか

 6分間練習のときにすごく緊張していて、私は最後の滑走だったので、それまでに落ち着こうと思って演技に入りました。トーループは(回転が)抜けてしまったのですが、今のコンディションでは一番良い滑りができたのではないかなと思います。

――今後への意気込みをお願いします

 次の試合が東インカレなので、今年こそ早稲田3人ともインカレに行けるように、トーループを1本絶対に入れるのと、アクセル2本入れるという高めの目標を持って日々練習していきたいと思います。

栁田梨穂子(創理1=埼玉・川越女)

――今大会の目標を教えてください

 5月にも1回大会に出場したのですが、その時はジャンプが全て入らなかったので、全部2回転(ジャンプを跳ぶ)というのと、滑り切るということを目標にしていました。

――演技を振り返っていかがですか

 最初のアクセルは2回転を入れることができたので、そこは良かったと思うのですが、そこから先はパンク・抜けが多かったですし、コンビネーションジャンプが入らなかったので、次は絶対にコンビネーションを入れたいなと思います。

――今後への意気込みをお願いします

 中学生ぶりのノーミスの演技を目指して、コンビネーションも全部2回転で入るようにしたいです。体力がまだないので、日々トレーニングからランニングなどを通して体力をつけて、頑張っていきたいなと思います。


▽7、8級女子


馬場はるあ(社4=東京・駒場学園)

――今大会の目標を教えてください

 私は試合で緊張して失敗することが多いので、東京ブロックまでに試合に慣れるために出場しました。あと、私はスケーティングが遅いのでそこを改善することを目標に今まで練習してきました。

――演技を全体的に振り返っていかがですか

 全体的に力が入ってしまったかなと思うので、それを改善したいのと、練習の50パーセントくらい(の力)しか出ていないなと今回学んだので、次に生かしたいなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 私は次はげんさんサマーカップに出場するので、それまでにスピンやスケーティングをもう一度確認して、次こそはリラックスしてできるようにしたいと思います。

木南沙良(人通3=東京・日大一)

――今大会の目標を教えてください

 今大会ではシーズンオフで取り組んできたこと、新しいプログラムがどこまで評価されるか、どこまで自分が練習してきたことが出せるかというところを目標にしていました。

――WASEDA ON ICEでも披露されていた今回の新しいSPの見どころや気に入っている部分はどんなところですか

 4月くらいからダンスを習い始めて、踊りの部分や、より表現できるようになったところなどが見どころかなと思います。

――今日の演技を全体的に振り返っていかがですか

 トーループは転んでしまったのですが、昨年よりは成長したところが見つかった、収穫のある試合だったかなと思います。

――今シーズンへの意気込みをお願いします

 昨年は、(昨年の自分の中では)満足のいくシーズンだったのですが、今年はそれを超えていけるように練習を頑張りたいと思います。

吉本玲(国教1=兵庫・芦屋国際中教校)

――今大会の目標を教えてください

 私は春から思うようにジャンプの練習ができないときがあって、その間スケーティングやステップを時間かけて練習したので、そこをプログラムで出し切ることと、今月入ってからジャンプやっていたので、練習で頑張っていた部分をプログラムで出せたらいいなと思い、試合に出場しました。

――演技を全体的に振り返っていかがですか

 頑張ろうと思っていた部分と、リラックスしようと思っていた部分があって、ちょっとその気持ちが絡まってしまったと自分で思います。これからも試合に出られる機会があるので、それまでに試合の雰囲気に慣れることと、ジャンプを曲の中で決められるように練習を積んでいきたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 次はげんさんサマーカップに出場するので、それまでにもうちょっとジャンプの練習をして、曲の中でのタイミングを自分の中でわかるようにして、納得のいく演技ができたら良いなと思います。


▽7、8級男子


山田琉伸(人通1=埼玉栄)

――大学の大会は初めてだったと思います。大会の雰囲気などはいかがでしたか

 大学生だけというのもあり、学生のみんなで楽しみながら試合することができる雰囲気が心地良かったです。

――今大会はどのようなことを目標にして臨みましたか

 あまり練習ができていない中の大会で、できることをやろうという目標だったのですが、できることはできたかなと思っています。

――今回の演技を全体的に振り返っていかがですか

 もう少しひどい演技になるかなと思っていたのですが、結構まとめられたかなと思います。

――次の試合とそれに向けての意気込みをお願いします

 2週間後に関東サマートロフィーという試合があるので、今回成功できなかった3回転アクセルや回転不足になっていた残りのジャンプも綺麗に回転を回り切って成功できるように頑張りたいと思います。