春季オープン戦 6月14日 対帝京大B 早大・上井草グラウンド

宿敵・帝京大との3連戦の締めくくりとなった早大B対帝京大Bの一戦。前半は両者譲らず、得点に繋がらない時間が続く。試合が動いたのは開始17分、早大Bが待望の先制点を奪う。その後も得点を重ねるも、前半終了間近に帝京大Bに初トライを許し、12ー7で試合を折り返す。迎えた後半、逃げ切りを図る早大Bだったが、帝京大Bの猛追を受け逆転される。早大Bも食らいつきトライを返したものの、終盤に突き放され17ー35で敗北を喫した。

相手を引きずりながら前進するCTB藤井
前半戦から早大Bが果敢に攻め込む。開始2分、CTB藤井雄⼠(社3=北海道・札幌⼭の⼿)が鋭いランで大きくゲイン。テンポよくパスを展開し、敵陣22メートルラインまで迫ったもののグラウンディングには至らず。先制点の好機を逃した。続く前半5分、敵陣ゴール前で帝京大Bボールのスクラムを迎えるが、相手のプレッシャーに大きく押されてしまう。しかし前半6分、敵陣で早大Bボールのラインアウトを確実に成功させ、再び絶好の先制機が到来。早大Bは攻め続けたものの、ノットリリースザボールの反則を取られ、このチャンスもものにできず。今度は帝京大Bに攻められる展開となる。ディフェンスラインを突破しかけた相手選手を、N O・8狭間⼤介(スポ4=福岡)やSH渡邊晃樹(スポ3=神奈川・桐蔭学園)が果敢なタックルを披露。今試合は序盤から激しい攻防が続く中、要所で早大Bの守備力が光る。試合が動いたのは前半17分だった。敵陣でのアドバンテージから早大ボールのラインアウトで確実にボールを獲得。モールを形成し、そのままHO丸橋怜央(商4=埼⽟・早⼤本庄) が上手く押し込み、待望の先制トライを奪った。勢いに乗る早大Bは前半23分、敵陣で相手ボールスクラムを組む。先ほどは大きく崩されたものの見事な修正力を見せてコラプシングの反則を誘い、一気にチャンスとなる。小刻みにパスを右サイドに展開する。藤井、SO⽵⼭史⼈(スポ1=神奈川・桐蔭学園)最後はWTB髙野恵次郎(スポ1=福岡・⼩倉) と繋ぎ、追加点を挙げた。前半終了間際に、ここまで阻んできた帝京大Bに意地の初トライを許すものの、12ー7と5点のリードでハーフタイムを迎えた。

ギャップを見つけて走りこむSO竹山
迎えた後半戦、逃げ切りを図る早大Bだが、帝京大Bがそのまま終わるわけもなかった。後半開始早々、帝京大Bに猛攻を仕掛けられすぐさま逆転を許してしまう。何とか食らいつきたい早大Bは後半8分、FB松本桂太(スポ2=神奈川・桐蔭学園)からWTB⻄浦岳優(社3=東福岡)へとパスが繋がり、見事にトライ。再び、逆転に成功する。ここから突き放したい早大Bは攻め続けるものの、強靭なディフェンスに阻まれ追加点が奪えない。すると後半23分、帝京大Bに逆転トライを許すと、そこから立て続けにトライをあげられる展開に。終盤勢いに乗る帝京大Bを止めることが出来ず、17ー35でフルタイムを迎えた。

ライン際を駆け抜けるWTB西浦
宿敵を相手に17ー35と悔しい敗北を喫したものの、随所に今後に繋がる収穫と課題が見えた一戦だった。一番の課題となったのは、敵陣深くへ攻め込みながらもグラウンディングに至らないシーンが再三見られた決定力の不足だ。好機にトライを決め切れなかったことが、終盤の試合の行方を左右しただろう。しかし、前半5分に大きく押し込まれたスクラムを前半23分には反則を誘うまでに立て直した修正力は見事だった。さらに、1年生の竹山や髙野など、要所で光ったルーキーたちの活躍はチームの大きな活力となる。何より、相手の猛攻に対して何フェーズも耐え抜いたディフェンスは早大Bの意地を感じさせるものだった。今試合で得た収穫と課題を糧に、次戦での白星を掴み取ってほしい。
(記事:飯塚咲 写真:髙木颯人、木田翔子)
コメント
◆WTB⻄浦岳優(社3=東福岡)

ーー帝京戦への想いはいかがでしたか
春先からなかなか上手くいってなかったので、帝京戦を挽回のチャンスと捉えて挑みました。
ーー今日の試合の個人的なコンセプトを教えてください
ディフェンス面に課題があったのでタックルでしっかり止めるということ、またウィングとしてトライをしっかり決めることの2つを意識していました。
ーーラインブレイクをするシーンが多く見られましたがいかがでしたか
FWが中で競って頑張ってくれていた分、空いたスペースを上手く攻めることができました。
ーー今後の意気込みをお願いします
来週はラスト1試合、関東大学戦があるのでしっかり戦って、全試合勝てるように頑張りたいと思います。
◆PR前⽥麟太朗(スポ3=神奈川・桐蔭学園)

ーー今日の試合の個人的なコンセプトを教えてください
半年ぶりくらいに試合に出るので、怪我の期間で準備していたことと今までのことを継続して成果を出せるように初心にかえって臨もうとしました。
ーー帝京戦への想いはいかがでしたか
帝京さんはずっと強いというイメージがある相手ですし、自分達がターゲットにしている相手でもあるので意識するのももちろんありますが、しっかり自分のパフォーマンスを出すという部分では相手を意識しないで、自分にフォーカスをして試合に臨もうとしました。
ーー復帰後初めての試合でしたが、手応えはいかがでしたか
スクラムは何本かいいのが組めたり、キャリーだったりいいところもありましたが、まだ試合慣れなどの課題があるのでしっかり修正して夏合宿、春シーズンの残りの試合を頑張っていきたいです。
ーー今後の意気込みをお願いします
まだアカクロを今シーズンは着れていないので、アカクロの3番に戻れるように頑張りたいと思います。
◆SH渡邊晃樹(スポ3=神奈川・桐蔭学園)

ーー帝京戦への想いはいかがでしたか
帝京という多分今春シーズンやる中で1番強い相手に対して、個人としてどこまで通用するかっていうのが自分のチームのここからAチームに食い込めるかどうかっていうのに関わってくると思うので、この試合は勝負どころだなというふうには思ってました。
ーーディフェンスに絡むシーンが多く見られましたが、いかがでしたか
春シーズンこれまでの試合で個人的に体を当てられてないと思うことがあったので、最近は練習から体当てるようにしたのと、あとは気持ちの部分だと思うので。ちゃんと気持ちを前面に出して体ぶつけようと思ってやりました。
ーーディフェンスラインのコントロールはどのようにしていましたか
ボールだけを見るのではなくて、なるべく全体を広い視野で見るように意識していました。
ーー今後の意気込みをお願いします
春シーズンはアカクロを1回も着れてないので、秋の公式戦で9番を着れるように日々頑張っていきたいと思います。
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