早大ラグビー蹴球部が年に一度開催する北風祭が今年も早大上井草グラウンドにて開催された。最高気温30度を超える暑さのなか、子供から大人まであらゆる世代のファンの方々が早大上井草グラウンドへ来場。選手たちが普段使用する練習器具の体験やラインアウト、コンバージョンキックの体験といったラグビーを実際に体験できる企画や、ラグビー部員と子供たちによる運動会など選手たちと触れ合える催しなども開催され、選手たちとファンの皆様が一体となって盛り上がりを見せ、北風祭は大成功に終わった。
昨年までの2年間はメインイベントとしてラグビーの試合が行われていたものの、今季の北風祭は試合は行われず、学生が主導となって様々な企画を行う形となった。開会式では松嶋敏泰部長、相良南海夫監督(平4政経卒=東京・早大学院)などの挨拶があり、今年の北風祭はスタート。各選手たちが地域の商店街の方々の出店やパートナー企業のブースの手伝いを行ったり、特製のインスタグラムのパネルで参加者と写真撮影を行うなど、選手たちは様々なブースで地域の方々やファンの方々と交流を深めた。
バイクを漕ぐ子供にやさしく教える安部勇佑(スポ2=東京・国学院久我山)
その後は、学生団体によるパフォーマンスが行われ、各団体が会場を盛り上げた。前半、後半合わせて6団体のパフォーマンスが行われ、早稲田大学バンザイ同盟のパフォーマンスの際には淺沼黎(政経1=東京・青山学院)もパフォーマンスに参加すると、会場は大きな盛り上がりを見せた。他にも、来場者も参加したラグビー部員との綱引き対決や3チームに分かれての玉入れなどのミニ運動会で交流を深めたり、ラグビー部員による演芸も行われ、普段は見られない選手たちの一面も垣間見えた。そして、閉会式では選手たちと参加者が一体となって輪をつくり、部歌『北風』を斉唱して今年度の北風祭は終了した。
学生団体とコラボレーションしてパフォーマンスを行った淺沼
例年以上に学生が主導となって様々な企画が行われた今年の北風祭。これも今季のチームの特徴の一つである選手たちに判断させることが反映されているといえよう。そして、グラウンドの多くの場所で選手たちと来場者の交流が多くの場所で行われ、選手たち、来場者ともに多くの笑顔が見られた。この北風祭でファンの方々などステークホルダーの方々とより絆を深めたラグビー蹴球部。勝負の夏、秋へ向けて一体となって『荒ぶる』へ向けて動き出す。
(記事 新開滉倫、写真 石名遥、新開滉倫)
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最後は参加者全員で記念撮影が行われた